草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

「白くま」考

2008-08-16 11:16:05 | 山の暮らし
 夏はやっぱり・・・・


ふるさと熊本の、
アイス大大大大大好き妹から、
アイス大大大大好きワタシのもとへ、
「氷白くま」が送られてきた。


___夏になると、熊本に帰りたくなる。
   そして、「白熊」が食べたくなる。___
以前、書いたブログを読んで?



何十年も前、熊本にいた頃良く食べていたなあ。。
受験生時の夏期講習の帰りには、必ずと言っていいほど同仁堂の2階で。
記憶に間違いがなければ上通り、下通りの洋菓子店スイスにもあったような。
高さが17,8cmもあろうかと思えるかき氷の山。
その頂には、ミルク色の練乳がたっぷりかかっていて、
5合目あたりはあずきに、缶詰のミカンやサクランボ、パインアップル。
山頂を崩しながら食べると、
ふわっと雪のように柔らかい氷が口の中で溶ける。
シロップの味がなんとも言えない。
次に、麓を掘ってみる。
あるある。
隠れていたあんことともに、ここにもとろ~り練乳。
クッ、お・い・しぃ。
途中、冷たさで頭がキーンとなりながらも、
最後の方はシャーベット状になったものをすくって、完食。



その「白くま」のカップ入りを、こちら群馬でも見つけたのは、
数年前の生協の共同購入。
その時の感激といったら・・・・
それからは、毎夏、ちらしに載ったときはまとめ買い。
というので、今年も冷凍庫にはたっぷり。
その上、今回送られてきたので、
どうしても、冷凍庫には入りきれない。
他の食材はほとんどなくして、アイスのみと言ってもいいくらいにしても。
これはもう、1日に2つも3つも食べるしかないだろう。
(冷たいものは控えていたのにぃ____まあ、いいか。今だけ目をつぶって)


送られてきたのは、本場鹿児島品。
やっぱり、豪華!?
フルーツの種類の多さに加え、金時も。
その上、なんと芋ようかんまでくっついている。
味のほうもより濃厚かな。
生協のものは、福岡品だった。
これは、これで美味しいんだけど。
スティック状のものもスーパーなどで見たことがあるが、
やっぱりカップだな。
なんといっても本家「かき氷白くま」に近いもの。




「白くま」の名の由来はいろいろあるようだ。
ワタシは、単に白いからだと思っていたが・・・・
白いかき氷の上に、フルーツやらあずきを乗せたその姿が、白熊の顔に似ているからだとか、
最初(1930年代)にかき氷に、練乳をかけて発売したとき、この練乳缶が白熊のマークだったからだとか。
いやあ、それにいても、びっくりしたのは、
世の中に、「しろくま同好会」なるものが存在しているらしいということ。




一度食すると、かき氷好きをとりこにしてしまう、この「白くま」。
歴史も古く、ただものではないな。
九州人の食文化の一つとして、末長く残ってもらいたいものだ。





      送られてきたものの中に、白みつ以外に、イチゴや抹茶味のもあった。
       画像右端が生協品。