『実践する経営者』P・F・ドラッカー久しぶりにドラッカーを読みました。改めて基本の確認ができ、先週の旅行中に一気に2回読んでしまいました。スタッフには、3部作の『プロフェッショナルの条件』を最初に読むように薦めております。プロを目指すのも(プロ・サラリーマンを含めて)全ての人のバイブルと思っています。
ここで、改めて気づいたことは『リーダーシップ』に関してです。リーダーの条件は、一言で言えば、経営者の条件と同義語です。以下は私の気に入ったドラッカーの言葉です。
①リーダーシップは手段に過ぎない。リーダー的資質とは関係ない。カリスマ性とはさらに関係ない。本質は行動である。リーダーのカリスマ性は、リーダーを破滅させる。柔軟性を奪い、不滅性を妄信させ、変化不能とする。
②リーダーシップとは仕事である。効果的なリーダーシップの基礎は、組織の使命を考え抜き、それを目に見える形で明確に定義し、確立すること。リーダーとは、目標を定め、優先順位を決め、基準を定め、それを維持するもの。リーダーと似非リーダーの違いは目標にある。
③リーダーシップとは責任である。優れたリーダーは常に厳しい。失敗を人のせいにしない。真のリーダーは、自らが責任を負うことを知っているがゆえに部下を恐れない。また、自らの退任や死をきっかけに組織が崩壊することがもっとも恥ずべきことと知っている。
リーダーと似非リーダーの違いの明確化は非常に重要です。往々にして、似非リーダー(クラスの人気者・ガキ大将・カリスマ性で引っ張る人など)をリーダーの特性としている本が良くありますが、ドラッカーは、きっぱり否定します。
リーダーを非常に単純なものとして表してくれました。簡単に言えば・・・
①目標を設定し、②目標を共有させ、③実現に向けて導く人です。
ドラッカーから私は、経営の体系を学ぶことができました。本当にオススメなのでぜひ読んでみてください。
先日、頂いたコメントを読み、書籍名を御聞きしようと思っていた所だったので、タイムリーでした。
探して読んでみたいと思っています。
有り難うございました。
②気付き・・専門知識が足りていない。
③教訓・・どうにか知識を増やさなければならない。
④宣言・・とにかく、専門知識を増す為、勉強します。
②気付き・・ドイツ語だけでなく、英語もそうだ。
③教訓・・語学力が必須。
④宣言・・少しずつでも、語学力を上げる為、努力します。
リーダーとは導くべき人、もしくは導かなければいけない人、又は導くことを使命としている人であると思います。そこには相当な覚悟が必要です。生半可な気持ちでは人を導く資格などありません。
リーダーがリーダーとしての仕事をまっとうするときそこには突き破るには困難な壁に連続してぶち当たることでしょう。
しかし、リーダーはその壁を突き破って道を開かなければならないのです。それがリーダーの使命だからです。
リーダーのみなさん、覚悟してください、あなたの命はあなたのものではないのです。
僕も覚悟を決めています。