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できる若者は3年で辞める! 【書評3】 小林幸司様 (東京都)

2007年03月30日 | 出版物

 仕事の本質、人生の本質が学べました。

 今までいくつものビジネス本や経営本を読みましたが、ためになる情報やキーワードも多く、図があったりで一番わかりやすくまとめられている本だと思います。

 いつも気になるページを折り返すクセがあるのですが、ほとんどのページが折り返っています。

 たくさんの気付きを与えていただきました。

 

【著者 : 久野からのメッセージ】

 仕事の本質は、まさに人生の本質につながります。

 1日8時間労働で、往復の移動時間2時間、また、睡眠に8時間使うと考えれば、現実に自分自身が使うことができる時間は6時間。

 (残業の多い昨今の労働環境を考えれば、実質的にはもっと少なくなることでしょう。)

 つまり、人生の大半は、『仕事』で満たさせているのです。

 このように考えれば、『仕事がつまらない』と思う人は、すでに『つまらない人生』を送っている人になってしまいます。

 仕事を楽しくできるかどうかは、自分の意識で変えるしかありません。

 会社や他人の責任にすれば、自分の人生が一生他人にコントロールされてしまうのです。

 『自立』とは、自分の足でたち、自分で人生をコントロールすることです。

 このスパイラルに入れば、決して、自分の軸がずれることなく、心の平静(幸福感)を得ることができると思います。

 

 私は、大学受験に失敗し、大学4年間は暗黒の日々でした。この頃、自分が不幸と思っていたので、たくさんの哲学書を読みました。アリストテレスが、人生の目的は、幸福になることといっていたので、幸福の本質は何かを探求したかったのです。

 幸福の本質を知ること(=自分の哲学を持つこと)は、非常に困難な道のりでした。これ自体が、自分を内省し、苦しいことなのです。

 あるとき、ふと、自分を見つめ続けるのは、もうやめようと思いました。
 外に目を向けようと思ったのです。

 そして、公認会計士の受験勉強に集中しました。私の心の悩みは、徐々に解消されていったのです。


  悩んだとき、いたずらに時間が浪費されることがあります。私は、この時間が何年にも及びました。

 1冊の本を読んで、大きな気づきが得られれば、時間の浪費につながるリスクが少なくなります。

 そんな思いもあって、この本には、私自身のすべてをぶつけました。

 私は、これ以上でも、これ以下でもないのです。

 

 『気づき』があれば、後は、行動するのみです。がんばってくださいね。

 

 

 


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