言われたことは、きちんとこなしていると発言する部下がいますが、上司の真のニーズは、言われなくてもできる人を望んでいます。
言われたことは、きちんとできると思っている人は、言われたことしかできない人という評価を受けることとなります。
自己評価が高いのに、他者評価の低い人は、ここに原因があるのです。
Subordinates who can do exactly as they are told are people who can only do as they are told.
There are subordinates who say that they are working properly, but the true needs of their bosses desire those who can do without being told.
People who think they can do it correctly if they are ordered by their boss will be evaluated as those who can only be told.
Even though self-evaluation is high, people with low evaluations of other people have a cause here.
方向性がきちんと社会のニーズに合っているものであれば、自由な発想で企画し、実践、検証までさせてもらえるTCGの環境は、望んでもなかなか得られるものではありません。
組織という枠組みに守られながらも、新たな挑戦をしていける、このチャンスは生かさないことには本当にもったいないと、つくづく感じます。
相手が何を価値と感じるのか?
言った事だけをやった部下をほめる上司は、言った事
だけを行うということを容認したのと同じになる。
上司は、顧客の価値を常に考えなければいけない。
より良い価値を生み出す、という自分の哲学があれば、
言った事だけを行うよりも、相手の意図を汲んで
言われた事以上の事を行えれば、それは相手にとって
より高い価値と認識される。
言われたことも出来ないのは、出来ない人。
言われたことが出来るのは、普通の人。
言われないことまで出来るのが、出来る人。
自分の目標設定を常に高みに置いて行動する
ことで、おのずと他社評価も上がっていくのではないか。
一方、言われない事まで出来る人は物事を自分事と捉えられる人と感じます。
なぜなら自分事と捉える事ができるから、上司の意図を汲み取る事ができるからです。
自分事と捉えることができれば、成長速度は速くなり誰からも頼られる存在になるでしょう。
つまり、他者評価が高い人になります。
指示を受けた際に、上司の意図を明確に感じ取れるか。
時に的を外していることがあっても、そうやって同じ方向を向こうとしている部下はとても貴重です。
そのため、部下は上司の言っていない部分も理解しようとする必要があります。
部下が上司を理解するためには、責任範囲を上司に合わせることが重要です。
この過程の中で、上司の考え方への理解が深まると考えています。