久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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私の来年のテーマは、調子に乗りすぎないこと

2011年11月14日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)

占いによる星周りでは、今年は、何をやってもうまくいく年であり、リスクを恐れずに15か国以上に投資を行いました。

来年の私の年は、調子に乗りすぎて足元をすくわれる年です。

私は、12年間の自分自身の星回りをみて、十二周期長期事業戦略を構築してます。

 

実際にこれを作ると、長期ブランが螺旋階段になっていて弁証法によるアウトへーベンを繰り返しかながら、また、同じ場所に戻ってきます。

 

同じ場所とは、同じフィールドという意味で、螺旋状に成長軌跡を描くので、上から見れば、同じ場所に見えますが、横から見ると、明らかに上位のレベルに昇華したことがわかります。

 

私は、12年周期ビジネスプランを作ってから、自分のビジネスが大きくぶれることがなくなりました。

経営者にとって最も怖いリスクは、現状のビジネスに飽きてしまい、新しいことを始めることです。(たとえば、飲食業とか・・・)

 

これは、多角化経営といえば、聞こえが良いですが、悪く言えば、場当たり経営です。

自社の培った強みを生かしシナジー効果を発揮させられることが弱いので、成功率も低くなります。

多角化は、成長するうえで、非常に重要ですが、シナジーを絶対に使わなければなりません。

自分の事業定義が非常に重要です。事業定義が明確になっている人は、事業ドメインを外れる事業に投資を行いません。

 

私は、あくまで公認会計士です。これが私の強みで、すべては、会計業務を基盤として、発展させることが、業務効率性、比較優位性をもたらすもと思います。

どんなに事業家になったとしても、自分自身の原点を忘れてはいけません。

私は、日本の公認会計士であり、しかし、職業的専門家としての仕事にこだわることなく、顧客のニーズにこだわり、サービス業としてのあり方を極めていきたいと思います。

この作業は、非常に平凡なもので、会社が作ったベストプラクティスをひたすら繰り返し行うことになります。

ここでは、愚鈍さが要求されます。

最高のストラクチャーができれば、後は、繰り返すだけす。

それが、「当たり前のことを・バカにせず・ちゃんと行う」ことにつながるのだと思います。

経営者に必要なのは、先見の明と同時に、愚鈍に繰り返すことも要求されます。

ベストプラクティスが、見つかれば、それを繰り替えし続けることが、最も効率的だからです。

だめな経営者は、ここで忍耐力がなく、すぐに飽きてしまって、別のことをやりたくなります。

派手で、目立つような飲食業界、不動産業界などに参入したくなります。


海外不動産業務は、実際、私は参入してますが、これは、業務上のシナジーがあるからです。

 

ただし、飲食業界は、全体に参入しません(私の遺言に入れておきます)

 

自ら飲食業界を行うのではなく、飲食業界を支えることを仕事にしなければならないからです。

 

来年は、足元をすくわれる年になるので、クオリティーを落とすことなく、急がず成長します。

 

このためには、出版業務が最も重要で、来年は、後、10冊の海外投資本を出します。たくさん勉強し、海外の専門知識を身に着けることを最初に十分行わなければいけません。

外注先にのみ頼ることなく、日本のサービスを日本の顧客に提供するためには、すべての手続き一巡を自ら学ぶ必要があり、そこに集中してこそ、真のコンサルタントになれると思います。

 

成功するコンサルタントになるためには、決してショート・カットはありません。

 

愚直に仕事をするしかないのです。

 

愚直さを失った経営者は、足元をすくわれます。
勉強を忘れた経営者もまた、足元をすくわれます。

 

誰よりも勉強することが、私に課せられていることです。

グローバルゼーションは、地球を小さくさせています。

 

常に世界レベルでの最適な意思決定をするため、当社は

さらに国際化を進め、実際に住んで見て、肌で感じる情報を集めたいと思います。

 

日本復活は、グローバリゼーションを脅威ではなく、機会ととらえるつかありません。

 

この流れを変えることも、逆らうこともできません。

我々ができる唯一のことは、この波のトップに乗ることだけです。