あけましておめでとうございます。
早いもので、今年は厄年。。。数えで42歳になります。子供のころ、数え歳は、なんとなく成長した気分でうれしかったのですが・・・地元の神社で、元日に厄払いしてもらいました。お蔭様で、今日も元気です。
さて、会社はというと、今年で創業9年目(1998年7月創業)を迎えます。
9割以上の会社が、創業10年を迎えることなく倒産すると言われています。その中で、何とかもってきました。
私の会計士のかつての同僚でも、独立した後、経営がうまく行かず、監査法人に逆戻りした人も何人かいます。経営とは、甘いものではありません。今のままでよいと思った瞬間から業績は悪化します。一度、悪化しだすと持ち直すのは至難の業です。業績を上げることも大変かもしれませんが、悪化した経営を立て直すことと比較すれば、なんてことはありません。
つまり、経営では、業績を上げ続けることが、『最も楽』と思う方がよいのです。
さて、この正月休み、寝ている間に、『自分が新年の挨拶をしている夢』をみました。その内容もかなり正確に覚えていたので、本当に今日、スタッフにその内容を話しました。まさに、【正夢】となりました。
さて、その夢なのですが・・・・ 具体的には、『石の上にも3年』『守破離』の解説をしていました。
その解説とは・・・
結果=考え方×判断 によって表される。
①正しい考え方を持った人が、正しい判断を行う・・・よい結果となる
②正しい考え方を持った人が、誤った判断を行う・・・悪い結果となる
ここまでは、誰でもわかります。
では、
③誤った考え方を持った人が、正しい判断を行う・・・悪い結果となる
④誤った考え方を持った人が、誤った判断を行う・・・論理的には、不明
ポイントは、何かというと、我々は、常に自分が正しいと思う判断を下していると思っているのですが、結果として過ちを繰り返します。
それは、自分が①のつもりになっているが、本当は、③なのです。
なぜ、『石の上にも3年』なのか??
誤った考え方を持った人間は、自分が判断を下す前に、考え方を修正する必要があるからです。そのためには、3年かかるという意味です。
我々のスタッフでも、直ぐに仕事に飽きてしまったり、隣の芝が青く見えて転職したくなる人が多々います。しかし、重要視しなければならないのは、自分がいかなる判断を下したかではなく、考え方を正しいものにすることです。
『守破離』も全く同じ意味です。自分の形を作るためには、伝統的な教えを守り抜くことが重要という意味です。
つまり、自分の形ができないうちに自分流を作ろうとすれば、それは、『形無し』となります。『型破り』とは、基本がしかっりできている人のみできることです。
少なくとも、3年間自分と向き合い学んでみましょう。焦っても、同じ過ちを繰り返すのみです。決して、よい結果は得られません。