さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

岡田斗司夫におけるダイエットの価値とは?

2007年08月31日 01時50分23秒 | 食べ物の話
自分の仕事を片付け、
バイト君に引継ぎをして、
クタクタに疲れて倒れるようにして乗った
帰宅途中の地下鉄車内。

中吊り広告を見上げると、
一人の男が、自慢げな顔して、
ウエストサイズが一周りも二周りも大きいズボンをはいて、
自分のウエストサイズの差をこれみよがしに強調しています。

よく見れば、岡田斗司夫。
1年で50kgのダイエットに成功したとかしないとか。

「いつまでもデブと思うなよ」(新潮新書)

詳細はこちら

ムカツク。
なんだろう。
岡田斗司夫はタレントか。
アニメなどのサブカルチャーに造詣が深い評論家とか作家という
ポジションだったのに、ダイエット本とは!
「究極のダイエット法を公開」だと!

岡田斗司夫氏について、
何も知っていることはないけれど、
なんだか、勝手にムカツいているのは、
「痩せること」だとか「痩せている」ことに
価値を見出せない種類の人間だと思っていたのに、
自分が痩せたことに価値を見出して、
自分のダイエットを「本」という商品にしてしまったこと。

生活習慣病に無自覚で
太っていることに必要以上にポジティブなのも
自意識過剰で好きではないけれど、
痩せていることだって同様に自意識過剰でそんなに偉いことではない。
そりゃ、痩せれば健康上のリスクが減らせるのはもちろん判っているが、
自分の心の中で満足すればいいことだ。

そもそも、彼に「痩せて欲しい」などと、これっぽっちも思っていないし、
いつまでもデブでも全く問題ない。

だからこそ、女優だとか、元アイドルだとか、
そういう類の人間でない岡田斗司夫のダイエット本と、
そのポスターのこれみよがしのポーズは、
どうしても受け容れることができない代物だ。

彼が、何をダイエットで悟ったのか。
少し気になることは、気になるが、
それは、あの微笑みを認めたことになる。
それは絶対に…。

てなわけで、画像は、千葉県船橋市
ヤマザキデイリーストアで、フランクフルト。
電車の中で、食べて帰りました。以上。

巨乳狩りではなく、巨峰狩り。

2007年08月29日 00時38分31秒 | 食べ物の話
てなわけで、画像は、山梨県笛吹市「浅間園」で、
ぶどう狩りです。

今日は、相方さんと同居人さんと相方さんの友人の4人で、
山梨県までドライブです。

この「浅間園」は、今年三回目。
一回目は、4月上旬に桃の花見(これは無料)。
二回目は、7月中旬に桃狩り(1200円)。

そして今回のぶどう狩りです。
客が言う言葉じゃないですが、一年に3回も同じ農園へ行くというのは、
なかなかの上得意客に違いありません。

ぶどう狩りと言っても、巨峰とそれ以外に分かれていて、
8月上旬から始まったぶどう狩りは、時期によって品種が変わりますが、
2~3種類ずつ楽しめて600円。
でも巨峰は、8月下旬から始まり、お値段も1200円です。

入り口でチケットを買い、売店の裏手から農園へ。
看板の案内にしたがって、開放されている区画へ向かいます。

農地の一角にテーブルが用意され、
桃狩りの時のナイフに変わり、
鋏が用意され、種と皮入れ用の皿を渡されます。

係員「冷えた巨峰もありますが木に生っている巨砲の方が甘いですよ。」

ここから、40分間、「巨峰」との格闘が始まります。

桃狩りをしたときは、
「もしかしたらスーパーで1200円分桃を買ったほうがいいかも…」
と感じたのですが、でもですね、巨峰狩りは、
「スーパーで1200円分巨峰を買うよりも、沢山食べられるかも!」ってくらい
甘い巨峰をパクパクと食べられます。
ビニルハウスの中を一方通行でしか歩けなかった2月の伊豆での
「いちご狩り」と比べても、そのお買い得感の差は歴然です。

もちろん、桃は桃なりの楽しさがあり、苺は苺なりの楽しさがあり、
「苺」「桃」「ぶどう(巨峰)」で言えば、桃が一番好きなのですが、
巨峰甘かったなー。一体、何房分食べたんだろう。
冷えたのも美味しかったし、木に生っていた巨峰も、なかなかです。

そんなわけで、
40分の格闘時間は、
最後の最後まで諦めずに食べ続けて終了。

帰りに、今日明日で、今シーズン最後を迎えるらしい「桃狩り」の木の前で
係員さんがいたので、いろいろ話を聞くと、
「ぶどう狩り」の方にある、ニューヨークマスカットという品種が
金平糖(←若い人は知らないお菓子)のように甘く好評なのだとか。

珍しい品種なので、売店では販売しておらず、
味見も、買って帰ることも出来ませんでしたが、
まだまだ、知らない品種があるものだと、
係員さんの説明に、聞き惚れてしまいました。

ビュッフェと組合員4

2007年08月27日 11時22分44秒 | 食べ物の話
てなわけで、画像は、新宿区西新宿・ヒルトン東京2F
「チェッカーズ」で、デザートビュッフェ。

ヒルトン東京のデザートビュフェは昔から組合の方の間では有名ですね。
こうして書いていて、思い出したのですが、昔は、
「男だけで、デザートビュッフェに行くなんて恥ずかしくないのだろうか?」
と思ったものですが、随分と神経が太くなったってことでしょうか、
最近は、そんなことちっとも考えることなく、
堂々と食べることができます。

普段、デザートビュッフェは、1階のマーブルラウンジで
営業するらしいのですが、今は改装中です。
マーブルラウンジも、チェッカーズも、
ランチでの利用は何度かありますが、
デザートビュッフェは、自分にとって初めて。

開始時間の少し早めに到着。
相方さんと西新宿で少し時間をつぶして、ホテルへ向かいます。
席へ案内され、ドリンクを注文した後、数分。

「ケーキのご用意が出来ました。どうぞ。」

店員さんが各テーブルを回って、
そのスタートの合図は告げられます。

ピザやサンドイッチやパスタなどの軽食から、
プリンにタルト、ムース、ロールケーキ、ゼリー、アイスクリーム…
すべて、問題なく、うまいです。けちのつけようがありません。
サンドイッチとか、もうハムの味が全然いいし、
チーズクリームのパスタは、とろとろ。
チョコレートケーキなんかも、凄く味が濃厚。
アイスクリームも甘さはさっぱりしているけれど、しっかりコクのある後味。

前にも書いたけれど、
デザートビュッフェで、良し悪しは、
ずっと食べ続けても、飽きないということ。
いい材料でないと、生クリームやカスタードクリームのくどさで、
すぐにギブアップしてしまいますが、
ここのケーキは、カスタードクリームだけでも
食べ続けていても、ずっと舐めていられます。

一番ビックリしたのは、チョコレートフォンデュ。
普通、串カツにソースをつけるような感じで、
器にチョコレートソースを入れてあるレベルなら何度か経験しているけれど、
ここでは、なんと、チョコレートが滝のように流れる噴水があるじゃないですか。
串指しにしたフルーツにチョコレートを突っ込むのですが、
結構な高さから、チョコレートが噴出し流れて落ちてくる様子に圧巻。
そして周囲に漂うチョコレートの香りに、ノックダウンです。
何度も来店している相方さんは、なんともない様子ですが、
ほら、自分は、もう、目を奪われっぱなしです。

そして最後にビックリなのは、「フルーツガーデン」と名づけられたジャンボタルト。
パイナップルやマンゴー、スイカ、キウイ、グレープフルーツ、ストロベリーなど
さまざまなフルーツが、
見た目もカラフルで、1メートル以上ある巨大な台の上に、とっても贅沢にちりばめられていて、
もう、これは大変。今日のお客さんだけでは、とても食べきれない大きさです。

もちろん、カスタードクリームやフルーツも旨いのですが、
これだけでかいのに、タルトの台がサクサク!これは、感動です。
一度には作れないだろうから、作り置いて合体させるのだと思うのですが、
このサクサクなタルトの台が、いつまでも、サクサクだから不思議。

最初から最後まで、驚きっぱなしのデザートビュッフェでした。


中央線ハンバーガー独り占め32

2007年08月24日 23時09分40秒 | ハンバーガー
バイオ燃料ブームやオーストラリアでの干ばつが影響しているとかで、
輸入小麦が、10月から10%上昇するとかしないとか。

小麦は輸入自由化されているとてっきり思っていたのですが、
輸入小麦は政府が輸入し、経費を上乗せし
業者に売り渡しているのだとか。
ビックリでした。

ニュースでは、
「讃岐うどんが高級品になるかもしれません」と
大げさなことを言っていましたが、
零細な業者さんにとってみれば、
ちょっと困った話。
みんな頑張らないと、生きづらい世の中です。

そんなわけで、ハンバーガーの旨い店を食べ歩く旅の32弾。
画像は、千代田区新丸ビルB1「One's Drive」で
ワンズバーガー。追加でチーズトッピングです。

One's Driveは、文京区白山にあるハンバーガーのお店で有名だとか。
今年4月にオープンした、新丸の内ビルディングには、
そうした知る人ぞ知る的なお店が、何店舗か出ていて、
One's Driveの2号店として、新丸ビルにオープンしたようです。

特徴は、どちらかと言うと、お酒を楽しむ大人向け。
ビールやワイン、カクテルなどを楽しみつつ、
ハンバーガーをどうぞってことなのでしょう。

このワンズバーガーも、サルサソースとミートソースをミックスした
ワンズソースと呼ぶ、ピリッと少し辛めなオリジナルなソース。
そんな辛さも、600円と控えめなお値段も、
すべては、おいしい酒と一緒にいうコンセプトなのでしょう。

自分は辛いのがちょい苦手なので、
チーズをトッピングしたのですが、
それがまたいい!
画像見ていただければわかるかもしれないけれど、
厚めのパティに溶けて、トロトロ。
ホワイト&レッドチェダーチーズと二つの種類をつかっているそうです。
どう違うのか、よくわからないけれど、
それぞれの良さが、コクだとか、クリーミーだとか、
味わいに反映されているのでしょう。

そして、厚めのトマト、レタス、つなぎがちょっと多めなパティに
溶けて流れてどこかに行ってしまいそうなチーズとオリジナルソースを
ぎゅぎゅっと頑張って、かぶりつけば、
幸せの瞬間が、体中を駆け抜けます。

このメニュー以外にも、
手作りのタルタルソースをタップリ使った
ベーコンエッグバーガーもあるそうで、絶対に旨そう!
新丸ビルにはお値段高めの店が多そうですが、
お手軽値段で本格的な味を楽しめそうです。

古今東西あんみつめぐり8

2007年08月23日 00時16分51秒 | あんみつ
高校生の頃、
高校野球なんて、大嫌いでした。

そんなに野球が偉いのか。
どうして野球ばかりが人気なのか。
世の中には、いろんなスポーツがあるのに。
全然、意味がわかりませんでした。

そんな、高校生の頃から、約14年経った、
今年の高校野球の決勝戦の様子を
ニュースで見ました。

今年優勝した高校は無名の県立校だったとか。
試合開始の頃には、街から消えた人影。
3点をリードされ、追う展開。
そして、満塁ホームランによる逆転劇。
湧き上がるスタンドに、地元の歓声。
そして、試合終了。
ナインが全速力でマウンドに駆け寄って
優勝の喜びを分かち合います。

「がばい旋風」に思わず泣きそうになりました。
弱くなった涙腺からこぼれそうになった涙に気づいて、
ぐっとこらえました。

だって、あんだけ高校野球嫌いだったのに、
なんで、泣きそうになってるんだろう。自分。
こういうわかりやすい感動ネタには、
安易に迎合しないのが、自分のよいところのはずだったのに。
歳取ったんだね、たぶんね。
そんな32歳です。

そんなわけで、ほぼ11ヶ月ぶりの「あんみつ」のお話。
画像は、新宿区高田馬場「甘味茶寮 夢々(むむ)」で、
ソフトクリームあんみつ。

最近は、携帯電話でのインターネット検索が便利になって、
出先でも、いろんなことが検索できるじゃないですか。
この日は、池袋から部屋へ帰ってくるときに、
ちょっと甘いものが食べたいなと思って、
検索しながら移動…すると、「高田馬場 甘味」
でヒットしたのが、このお店。

高田馬場駅戸山口から1分の、この店は、
駅から近いのに、考えられない広さとゆったりした座席配置。
時間が止まったようなアンティーク調の内装で、
反対側の早稲田口の喧騒がウソのように、とても落ち着きます。

そして、なんといっても、ソフトクリームですよ。
まず先に口へ入れると、
不二家ミルキーをずっと口の中で溶かしているかのような
甘く、濃厚な味が何処までも続く錯覚に陥ります。
そして、黒蜜を掛ければ、ソフトのうずの上に
その優雅な模様を描きながら、寒天、求肥、豆へと落ちて流れていきます。
匙ですくって口に運べば、
ぷちっと豆が崩れ、はるか向こうにほんのりと塩味を感じながら、
圧倒的に濃厚なソフトクリームの洪水に
寒天、黒蜜が、巻き込まれていきます。

上野公園前の「みはし」もそうだけれど、
ソフトクリームの旨い甘味処に、外れなしです。

パフェにホットケーキに、あんみつ、ぜんざい、
ところてん、かき氷、手作りもなかと
古今東西の甘いものを基本網羅。
オーナーの理想形がここにあり!といったところでしょう。

帰ってきてPCで調べてみると、
岸朝子の本で紹介されているようです。
お立ち寄りできる方はぜひ。

三角というか、へなちょこというか。

2007年08月22日 01時15分07秒 | 食べ物の話
てなわけで、画像は、おにぎり。

セブンイレブンの「銀しゃり」同様に、
塩だけのシンプルなおにぎりが食べたかったんですね。

炊き立てのご飯をちょっと冷まし、
手を濡らし、塩をまぶし、ごつごつとご飯を握っていきます。

ほどなくして、できあがり!
三角形のおにぎりを作ったつもりですが、
見た目は、丸かったり、四角だったり、ボコボコです。

まあ、見た目はよいとして、
ごそごそと海苔を取り出して、挟んで、
さあ、いただきます。

が、しかし!
もしかしたら、セブンイレブンの方がうまい?

いや、たしかに、
セブンイレブンの「銀しゃり」みたいに、
いいお米じゃないかもしれないし、
精米してからず、随分と経っているだろうし、
水加減だっていい加減だし、
お米を炊くときに一緒に入れようとした昆布は、
はるか以前に賞味期限が切れていて残念。

でもね、
「やはり、炊き立てのご飯で手作りのおにぎりはうまいねー」的なところを
狙っていたのに、どうも、よろしくない。

いや、決して不味いってことでないし、
それなりに、おいしくて、
3合炊いたうち、半分食べたのだけれど、
あのセンブンイレブン謹製の「銀しゃり」とは、別のおいしさいです。

それよりも、海苔がまたおいしい!
相方さんが「余った」と言って持ってきてくれた、近鉄特選味海苔。

…近鉄?味海苔!駅とかで売ってんの?

よくみれば、パッケージの裏側には
近鉄百貨店の文字。
あーそういえば、昔、吉祥寺にお店があったなー。
近鉄ブランドにちょっとビックリしたけれど、
パリッ、サクッ、ジュワっ、で、控えめな甘辛味。
久しぶりに、いい海苔食べたなー。

いつもは、うまいだの、まずいだのうるさいですが、
いざ、自分の作るものは、こんなレベルってことですね。

セブンイレブンという磁場。

2007年08月20日 00時56分47秒 | 食べ物の話
てなわけで、画像は、「銀しゃり」。
セブンイレブン中野新橋店にて。

今回は随分前から発売されているし、期間をおいて
度々「新発売」しているので、すでに食べた方も多いかと。
具は全くなく、塩味が効いた普通のおむすびなんだけど、うまい!
そこには、何の工夫もないようでいて、
「板昆布と一緒に炊き込み、赤穂の海水塩をまぶしました。」と、
セブンイレブンならではのこだわりと、
製造会社の米飯の製造技術のレベルの高さを示しているわけです。

プチプチと舌で感じる塩味は、
ご飯の甘さをさらに引き立たせて、
シンプルなのに何個食べても食べ飽きません。

でもね、
このくらいシンプルなものだったら、
炊き立てご飯でおにぎり作って、家で食べたら、
さほど変わらなく、おいしいおにぎりになるはずなんですよ。

よし、明日の夕飯は、おにぎりにしよう…
と思ったけれど、帰ってからご飯炊くとして、
出来上がりは深夜1時半すぎ。
だから、手軽にセブンイレブンになってしまうんだよな。
「買う気」にさせる磁場に負けないためには、
近寄らないのが唯一の方法かもしれません。

うずら卵フライの相場。

2007年08月19日 02時57分44秒 | 食べ物の話
そんなわけで、ちょっと気になった、こんな話題から。


「秋からゴールデンで“おかま番組”」(日刊ゲンダイ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070818-00000003-gen-ent

すぐに、ピンと来る方も多いのかと思いますが、
土曜午後5時半から放送されている「おネエ★MANS」が、
ゴールデンの枠でレギュラーになるのだとか。

みんな本物のゲイの方が、オネエ丸出しでキャッキャと騒ぐ番組ですよね。
自分は、土曜午後五時半なんて、
もりもりと仕事していて、殆ど見たことがないのですが、
相方さんの録画してある番組を何度か見せてもらったことがあります。

動物園みたいな「ひな壇」を仕切る司会が、
山口達也って、すごくすばらしいと思うんですね。
どうしたって、司会者として考えられないようなタレントだと思うのですが、
だからこそ、すごく番組が引き締まる感じがします。

記事の内容は、
視聴率不振の日本テレビで、異例の番組抜擢ということと、
ホンモノが出てしまうとうことで、上層部が難色だったこととか
地方局との折衝が難航したことと。
そしてなによりも、出演者の間に「派閥」があって、
席の配置やロケに、とても気を使うと記事を〆ていました。

あーなんか大変そう!
ゲイという生き物は、難しい生き物だなあと、思わずにはいられない記事でした。

そんなわけで、画像は、千葉県船橋市
「ヤマザキデイリーストア」で、うずら卵のフライ。

うずら玉子のフライって、おいしいですよね。
「コレステロールって、何ですか?」って逆ギレするくらい、
何本でも食べられます。

職場の近くのスーパーでは1本105円なんですね。
本当は10本くらい食べられちゃうのですが、
「おやつ以上、おかず未満」に1000円も使うのは、どうだろう??

でも、このヤマザキデイリーストアでは、
一本63円くらいだったかな。
どちらも、同じような商品で100円と60円って、どうなんだ?
どっちかがぼったくっているか、
それともどっちかが出血大サービスしているか、
俺は、どうみても、100円の方が高いなーって感じです。

もしかしたら、うずらの数が一個少なかったかもしれないけれど、
それにしたって、
うずら卵のフライなんて60円ぐらいで食べたいじゃないですか。

60円のうずら卵のフライを見つけたときは
もーそれはそれは、うれしくて、
夜見かけるたびに買い占めては、
電車を待つホームで、人目を憚らず食べています。
そんな32歳です。

自分のHIVの話もたまには「ちゃんとします」12

2007年08月18日 02時48分51秒 | HIV
てなわけで、今週の月曜日は、HIV診察の日。
あまり体重が落ちていないことを気にしながら
病院に向かいます。

診察内容は、いつものように、
検査結果の報告と、喉の奥を観察したり簡単な聴診です。
あとは、本当に、世間話。
数値も安定しているし、患者さんの中では、問題のない部類に入るのでしょう。
自分は、今の病院にすでに3年半お世話になっていて、
まあ、なじみの床屋で交わすような話で盛り上がります。

自分は前回の診察から一日2回の投薬から、
エプジコムとビラミューンの一日一回の投薬に変更。

すると、あら不思議!
なんと、この一ヶ月間、飲み忘れゼロ!
これはですね、快挙です。

今日は映画「RENT」をDVDで久しぶりに見たんですけれど、
当時の患者も時間どおりに薬が飲めるように、21世紀の今なら
携帯電話のアラーム機能とかちゃんと使って
きっちり同じ時間に飲むように普通努力しています。

でも、自分はだらしない人間で、
仕事でもプライベートでも、すぐ忘れてしまう人間なんで、
そのくせ、ちゃんとメモしたりしない悪い性質なんですね。

投薬が始まった頃は、
すぐに飲み忘れてしまう自分がなさけなくて、
医者に「ちゃんと飲めてます」と嘘ついたり、
飲めてないことが耐性がついていないか不安になって、
病院の診察をすっぽかしたことも。
それでも、20万近いウイルス数が実際に3桁台まで減り、
実際によい結果が出て、ほっと一安心したことも。

そんな自分でも、一日一回なら、
大体の時間を決めれば、忘れず飲めるということですね。

よい時代です。
よい時代すぎて、大変だった時代を忘れてしまいそうなくらい。
本当に偏見や差別がまだあるんだろうか?
自分にとっては医療も充分充実しているのに、他に
何かを強調して世の中に訴えることってあるんだろうか?

自分はそういう啓発活動の先頭に立った経験がないからわからないけれど
よい時代すぎて大切なことを忘れないための
啓発活動だったりするのかもしれませんね。

真夏のバーベキュー

2007年08月16日 01時07分14秒 | 食べ物の話
「白い恋人」の石屋製菓が、
賞味期限改ざんや製品の自主検査の結果を受けて
結果を公表せずに商品を回収していたとか、してないとか。

北海道土産で「白い恋人」がなくても、
自分は、六花亭やROYCEで充分かと思うんだけれど、
やはり「白い恋人」人気なんだろうなー。

ミートホープの事件と時期が重なっていたのかどうか
判らないけれど、
雪印の食中毒事件は、北海道が舞台になったじゃないですか。
何を見ていたんだろうなっといったところです。

てなわけで、画像は、某海岸にて。
ゲイが集まるという、人気の海岸です。
この日は、相方さんの友人達と、海水浴です。

朝6時出発。
相方さんの友人さん達が迎えが来て、
さらに、もう一組が泊まる相方さんの友人宅でピックアップし、
計7人で、買出しと朝食を済ませ、車2台で海へ向かいます。

朝6時と聞いて、その勢いに圧倒なのですが、
渋滞とか、休憩なんかで、結局到着するのは午前11時。
早朝に出かける気持ちもわかります。

到着すると、すでに、こちらの組合の方が
多くいらっしゃっていて、
賑やかに遊んでいるグループもいれば、
獲物を狙う、ふんどし姿の色黒のガタイのいい兄さんが
うろうろしていたりと、バラエティ豊かです。

シートを広げ、まずは水遊び。浮き輪で波と戯れて、
そろそろ時間かなってところで、いよいよバーベキューです。

野外でバーベキューって、片付けや準備が
ちょっと面倒だけれど、楽しいじゃないですか。
海から吹く風がいい具合だったのか、
火力もばっちりで、肉や野菜が次々と網の上へ。
朝6時に買った肉は、あれ?大丈夫??って思うような変色もあるけれど
みんなお構いなし。
牛肉、ソーセージ、野菜、きのこ…色とりどりです。
みんなで協力して焼くから、一層美味しいというものです。
次から次へと焼いて食べて焼いて食べてを繰り返し、
網から鉄板に変えていよいよ、〆の焼きそば。

またこれが、うまい!
やはり、火力が強くてちゃんと焼けている!
みなさん腹いっぱいの様子です。

再び海で遊んだ後、
ちょっとビックリだったのが、なんとデザートで「かき氷」。

家庭用の手動かき氷器に、
クーラーボックスに入れた溶けかけた氷をつめて、
ガリガリとかきだします。

プラカップに氷が溜まると、すぐに
「イチゴ」や「メロン」など昔ながらのシロップをかけて
頂くのですが、30度を越す直射日光の下で頂く「氷点下」は、
ほんの一瞬の楽園を演出します。

朝6時に買った氷が、
午後2時に、解けずに残っているのもビックリですが、
クーラーボックスを開けたり閉めたりする動作には
細心の注意を払うと、結構、残っているものなんですね。

昔、真夏に、富士山の氷を藁などで来るんで
京都まで運んで将軍様に謙譲した話を、
たぶん「一休さん」で読んだ気がしますが、
当時の将軍も、さぞかし、極楽気分だったのでは??

遠くで群れるゲイの集団からも、
そのかき氷を食べる姿には羨望の眼差しだったような。
いや、どうだったのでしょうかね。

カレーだらけのプールで溺れたい4

2007年08月15日 00時15分27秒 | デザート
てなわけで、画像は、
東京プライドパレードで売られていたもので、
カレーのアイスです。カレーアイス。
ちょっと不安なんですが、隣の屋台と間違って看板を写してなければ、
「インド・パキスタン料理シディーク」というお店の屋台かと。

最近、東京はずっと暑いのですが、
この日も全く隙がないくらい暑く、
熱中症対策は必要だと思っていました。

がしかし!
帽子を、見事に忘れ、
日差しを避けるものがなく、
全身の毛穴から、じとーっと汗が噴出し、
水分補給レベルでは追いつきません。

とはいえ、ステージのイベントで、
ここだけは見ておきたかった「みんなでブラス」の演奏も終わり、
おなかが空いたので一息つこうということで、
向かったのが、この屋台コーナー。

カレーとナンで包んだ食べ物とか、
いろいろあったように思えますが、
自分が真っ先に目に入った看板が「カレーアイス」。
とにかく「氷点下」のものが欲しかったので、
飯はさておき、アイスです。

カレーアイスと書いてあるから、
カレーを凍らせて、シャーベット状になっているものを
売っているのかなと思いきや、
なんと、お味はカレー味のアイスクリーム。

微妙。
クリーミー。でもスパイシー。

ちょっと面白いけどね、
ちゃんとしたものを食べた上で、
冗談半分で買うつもりぐらいでよいかと。

でも、体を少し冷やす効果があったのは、事実。
その後も、何度か水分補給やちょっとした食べ物でエネルギー補給をして、
最後まで倒れず参加することが出来ました。

歩けばわかる。今年も歩いてわかった。

2007年08月13日 00時56分20秒 | ゲイ
てなわけで、東京プライドパレードの話です。
昨日は猛暑の中、とてつもなく疲れきっていたのですが、
その後、パレードに誘ってくれた伊右衛門さんと
一緒に歩いてくれたtakezzoさんと、
自分の相方さんと4人で居酒屋で、
自分としては凄い勢いでアルコールを飲み、ずっとおしゃべりしていると、
昨年と同じ充実感がじわじわと沸いてくるのと同時に
部屋に帰っても、そして夢の中でもパレードの記憶が体の中を漂い、
そして今日も何度も思い出され、
新しい一歩を踏み出す勇気が沸いてくるようです。

こうして書いている文章を、
こういうイベントに批判的な人たちが見れば、
たぶん「気持ち悪い~」とか「まるで宗教じゃん」みたいな
感想を持つ方もいるかと思います。

でもね、
ほんと、そうなんですよ。
みんな一生懸命にパレードでゲイとしての
自己実現を叶えようとしているんですよね。
ある人は、政治的なメッセージを。
ある人は、そのコスチュームで。
ある人は、ボランティアで。
ある人は、踊りで。

異性愛者の価値観が支配する普段の生活では、
どうしたって、無理じゃないですか。
イベントを通して、そしてパレードで街へ飛び出して、
それを今日だけは思いっきり表現する場なのでしょうね。

だからこそ、ただ一緒に歩くだけでも、
そういうパワーを感じ、
自分も新しい一歩を踏み出そう!って気持ちにさせてくれるのだと思います。

政治的メッセージという意味では、
社民党党首として福島瑞穂が、
無所属で今回の参議院選挙に当選した川田龍平君が、
世田谷区議の上川あやさんが、
として落選した尾辻かな子さんも、
イベントの最後でスピーチしてくれました。

パレードを政治イベントだと揶揄する人もいるのでしょうが、
所詮なんだかんだ言って、政治力も必要。
後援には厚生労働省に東京都。祝辞には渋谷区長と新宿区長も。
青年の主張コーナーではサントリーの方もお話していましたよね。
応援してくれるなら、そんなに心強いものはないかと思います。

そして、民主党から比例区で立候補して落選した尾辻さん。
「落ち込んでいたけれど、(一緒に歩いて)勇気もらった」
って話していたじゃないですか。
その言葉が、パレードの本質の全てを表しているように
自分には思えてなりません。

来年こそ、パレードを作る側に回ってみたいなと。
いや、自分は土日仕事だからボランティアミーティングへの参加も
儘ならないから、自分には無理かもしれないけれど、
とにかく今年も何か新しい一歩を踏み出したい気持ちに
満ち溢れた2007年の夏でした。

いちゃりばちょーでー

2007年08月12日 02時44分31秒 | ゲイ
自分は32歳の男性同性愛者です。
その意識に目覚めるのは、人それぞれ。
自分は、他人とくらべ、遅くも早くもなかったってところでしょうか。

小学校、中学校と、周りの子供達が、異性への興味を示し始めるのに対して、
自分には、女性を好きになったりする気持ちがおきないことに、
とても悩んでいました。

そして、覚えたての自分のオナニーの時も
アダルトビデオの中や、エロ本の中の女性でなく、
一緒に描写される男性に興味があることや、
同級生の男性に言葉に表せないような「思い」を抱いていたことも、
少しずつ認識してきていたのですが、
「自分は男性の『性』にではなく男らしさに憧れているんだ」と、
同性愛に対する感情を押さえ込んでいました。

ただ、どうしてもその感情は抑えられなくて、
田舎から東京に上京したのを機に、
深夜のラジオで聞いて知っていた、「新宿2丁目」というところで、
ゲイ向けの雑誌をはじめて買いました。

中身を見た瞬間、電気が走るように、オナニーに耽ったのですが、
それでも、自分は、希望の大学に進学して地方に行けば、
同性愛をきっと忘れることが出来ると思いました。

ただ、希望大学への進学は見事に失敗。
東京の大学に進むことになって、
自分は、異性愛者として生きることをあきらめました。

19歳の自分は、自分らしく生きたいというよりか、
現状を仕方なく受け容れて、
どうして生きていけばいいのか必死だったかもしれません。

ただ、今振り返ると、
必死というよりか、時の流れに身を任せすぎで、
いい年をした大人になる最近まで
ふらふらと危なっかしい生き方をしてきたように思います。
だからこそ、自分はHIVなんてものも貰ってしまったわけですが、
同性愛者として、もっといい出会いだとか、いいチャンスを
ずっとずっと無駄にして生きていたなと。

同性愛者である自分のことを隠して生きていくことで、
心のバランスを崩したり、悩んだりする人も
多いと思います。
自分も、家族、会社には偽っているのですが、
それは、真実を知ることで傷ついたり嫌な気持ちになる人への配慮であって、
そうでないところで、自分を解放できる場所があれば、
充分だと思います。

今日は、東京プライドパレードに参加してきました。
性的マイノリティである自分達が社会の中で認知され、
ストレートの人たちと一緒に生きることを訴えること、
そしてゲイを中心として広がるHIVの予防、啓発活動が、
主な目的です。

代々木公園の出発時、公園通りに出る瞬間、
タワーレコード脇、宮下公園へ向かう交差点で、
明治通りから表参道へ曲がり、原宿駅前の交差点を潜る瞬間、
ゴールの代々木公園でレインボー色の風船アーチで、
目の前に広がる多くの観衆に迎えられ、歩く僕ら。
そして、その間ずっと演奏されるブランスバンドの音。
先頭で空中を舞うフラッグ。
手拍子と太鼓の音は、僕の中に、帰宅してもなお鳴り響いています。

僕らは、こういう時代に生きている。
一年に一度、こんな日があっていいじゃない。
それは、自分を解放する日。
誘ってくれた人、お疲れ様。
一緒に歩いてくれてありがとう。
そして会場でお会いした皆さんありがとう。
そして、この言葉を教えてくれた友人へ、ありがとう。

「いちゃりば ちょーでー」

一年前のブログと今のブログは、同じ自分ですか?

2007年08月11日 02時48分24秒 | ゲイ
自宅。
午前2時。

仕事が忙しい日々が続いていましたが、
今夜でそれもひと段落。
明日は、東京プライドパレード。
落ち着いてパソコンの前に座って、
こともなかったので、
なんとなく、去年の自分のブログを読んでいました。


初めて相方さんと会ったときの日記も、食べ物メインで書いてあるな…とか、
今年こそ、麻布十番商店街の納涼まつりに行ってみたいな…とか、
そういえば、そろそろ実家帰らないといけないな…とか、
いろいろ去年の出来事を思い出したのですが、
不思議なのは、今、自分が書く文章と、
少しばかり雰囲気が違うこと。

何が違うのか自分でもはっきり言えないけれど、
なんだろう、日常で自分が、見たもの聞いたもの、
どうでもいいレベルから、とても大切なことまで、
どんな風に感じているのかを、沢山言葉で拾っているって感じかな。

去年、初めてゲイ&レズビアンパレードに参加しました。
同性愛者として行動し生きていける『時代』に生きているのだから、
自分も参加してみようかな、と思ったことだとか
それでも、会場に行くまで、歩くのはやめようと思ったことや、
でも一緒に歩いてくれる人がいて、自分も歩けたこと。

参加した後の「なんともいえない爽快感」が、
自分の中にあったパレードに対する嫌悪感を吹き飛ばしたことや、
パレードが終わって数日たっても、
なんともいえない充実感に支配されていたこと。

去年の日記を読んでいたら、
いろんなこと、沢山、思い出しました。

あれから1年。
今年も、明日、代々木公園行きます。
ボランティアのみなさん、スタッフのみなさんの努力に
ただ乗りの形で申し訳ないけれど。
大きなアクシデント、トラブルがありませんように。

明日は、どんなことを感じ思うことが出来るのかな。
楽しみです。

さあ、そろそろ寝るか。

ビュッフェと組合員3

2007年08月08日 00時33分41秒 | 食べ放題
不二家の一連の不祥事に関連した「朝ズバッ!」(TBS)の報道と
みのもんたの発言に関して、
BPO(放送倫理・番組向上機構)から
「重大な放送倫理上の問題があった」との見解が出たとか出ないとか。

みのの発言は、
聞こえはよくて、テレビであそこまで一方的な見解を言い切る姿勢は、
すごく新鮮で、朝の情報番組の中では一際目立っていたと思うのですが、
なーんか、時々、使う言葉が厳しすぎというか、乱暴だなあと思うし、
あーんまり考えてしゃべってないんだろうなーって感じる時があるんですよね。

今回、指摘された、
「廃業してもらいたい」という発言も、
問題の本質に対してぜーぜん迫った言い方じゃないし、
その後の謝罪コメントとして
「スタジオのお菓子は全部不二家にしますから」
っていうのも、
あんだけ言っておいて、そんな軽い調子で翻しちゃうの?って感じ。

以前、ライブドア事件を受けて、みのが
「(ライブドアは)虚業だ!」と怒っているのを友人がテレビで見て、
その友人は、「お前の方が虚業じゃないか!」と
言わずにはいられなかったそうです。
みののしゃべりは、決して虚業だとは思わないけれど、
相手の立場とか自分の立場とかね、考えてしゃべらないと、だめさ。
俺も、そうだけどね。自分も反省するところ多いです。

そんなわけで、画像は、
港区汐留・三井ガーデンホテル汐留イタリア街
「イタリアンブッフェ アンド カフェ ラ・マレーア」で食べ放題。

イタリア料理をメインに、いろんな料理が
食べ放題です。
ピザ・スパゲティにリゾットやグラタン、牛肉や野菜の煮込みに
チキンのオーブン焼きみたいなものなど、
どれもおいしくいただけます。
値段は1700円くらい。飲み放題にしても、3000円で収まります。

この日は、ブログを通じて知り合いになったtakezzoさんと相方さんとお食事。
自分は3度目、相方さんとは2度目の食事です。
なんか、打ち解けていることをいいことに、
またいろいろしゃべってしまいました。

そして、なんと言っても、今日の話題の的は、
ゲイパレードのお話。
今年から名称を変えて「東京プライドパレード」として、
開催されるとかしないとか。

今年も運よく休みだったので、
イベントもパレードも、参加しようかなと。
今年もなんとなく、歩いてみたい、ただそれだけです。

イベント会場では「いちゃりばちょーでー」と書かれたTシャツ来て、
ふらふらと会場にいます。
シンポジウムとか、みんなでブラスなど、まったりと過ごすつもりです。
もし気がついた方がいたら、ぜひお声かけを。
いや、恥ずかしいな。