さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

その買い物に、プライスレスな夢を見る男。

2013年10月02日 21時33分39秒 | いろいろ

外国のことはよくわからないのですが、

日本人は、家電製品好きが多いような気がします。

自分が上京した1994年当時の新宿の家電量販店は、ヨドバシカメラとさくらやだけだった気がしますが、

ヨドバシカメラは、フロアを広げ、近隣の雑居ビルにどんどん売り場を広げて、

最近では、スマートフォン売り場と関連グッズ、アウトレット商品を売る売り場が、

新宿西口の京王百貨店の向かい側のビルにオープン。

さくらやは、つぶれてしまいましたが、さくらやも一時は新宿西口思い出横丁横にある商業ビルに大型店をオープン。

その向かい側の小田急ハルクには、百貨店部分を縮小して、ビックカメラがオープン。

ビックカメラは、潰れたさくらやの店舗の一部を引き継ぎ、最近では、新宿東口の三越だった建物に、ユニクロとともに入居し、オープン。

そして、ヤマダ電機は、新宿東口の青梅街道大ガードそばの、銀行などがあったビルの跡地に、でっかくオープン。

もうおなかいっぱいなのに、ヤマダ電機はヨドバシカメラの目と鼻の先、新宿西口の甲州街道沿いにも、オープン。

新宿だけでも、売り場面積だけでいえば、数倍にもなっているような気がします。

…あっ、そういえば、一時期ベスト電器も新宿タカシマヤ内に出店していましたね。

 

同じ1994年当時の新宿と今の比較でいうと、書店は、新宿タカシマヤの並びにある新南口の紀伊国屋書店や、

新宿西口の東京モード学園のビルの地下にあるブックファースト以外には、

目立った売り場増加はないと記憶しています。むしろ、新宿三越の建物に入居していたジュンク堂書店は、

ビックカメラとなってしまったほどです。

自分としては、もうこれ以上新宿に家電量販店はいらないのですが、それだけ、ニーズがあるってことでしょう。

 

新宿に家電量販店はもういらないと言いつつも、自分も、家電を買うときは、じっくり比較し、

納得のいくものが買えるまで、いろいろ調べたり実物を見て回ることが多く、

時に今年は、冷蔵庫や洗濯機の買い替え時期を迎えたので、

休日は必ず家電量販店で、どんな機能があると、どのくらいの価格になるのか、品定めしながら、ブラブラしています。

 

んなわけで、パソコンを買い替えました。

今のパソコンを買ったのが2008年7月だったかな。5年2か月での買い替え。

1996年に初めて買ったWindows95搭載マシンから数えたら、5代目のマシン。

デスクトップが3台続き、ノートパソコン、今回買ったウルトラブックと、性能もよくなり、ずいぶんと軽くなりました。

最初にパソコンを買った時代と比べると、パソコンを取り巻く環境はずいぶん変わり、

デバイスでいえば、スマートフォンやタブレットもあるし、パソコンの重要性は低下気味。

とはいえ、文章作成や表計算処理、画像や動画の加工、グラフィックを多用するゲームなどには、

処理能力の高いCPUやメモリがあり、キーボードやテンキーが使えるパソコンのほうが便利。

自分も、たまに職場から持ち帰ってやらなくちゃいけない仕事や、一眼レフで撮った大量の画像を処理するには、

今のパソコンでは動作が安定せず、今年の夏に旅行に行った八重山の写真の1/3ほどは、

メディアから外付けHDDにコピーする際に、消えてしまっていました。

そんなわけで、「新しいパソコンがほしい」熱は、夏過ぎから、急速に高くなっていて、

家電量販店に、これでもかといる、光ファイバー回線のセールスからの声掛けを巧みによけながら、

毎週のように、新宿、池袋、秋葉原、有楽町と、大型家電量販店のパソコン売り場を、見て回っていました。

 

今どきの若者は、買い物に執着がなく、商品が売れなくなっている原因になっているとかいないとか。

それに対し、まだ自分は、買い物欲があるほうで、

物が日常を豊かにしてくれたり、プライスレスな何かがあるのではと、買い物に希望というか、夢というか、

ある意味、勘違いをしていたりします。

新しいパソコンだって、これをきっかけに、趣味が広がったり、新しく出会いができて転職できたりとか、

鬱々とした日常から解放されて新しい世界が開けるのでは?と、夢見てしまうわけです。

 

世の中には、そんなミラクルはなく、どんなに新しくてスマートな家電に囲まれても、

ゲイ的にどんなにかわいい服を着飾っても、どんなにおいしいものを食べても、

自分が変わらなくちゃ、毎日は何も変わらない。

それはわかっているのだけど…しばらくは新しいパソコンと一緒に、

どうしたら、仕事から解放されて、沖縄に移住できるか、一所懸命考えることにしましょうか。