さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

チキンタツタの食べたあとの血は、そんなにおいしいのか!

2009年09月27日 01時51分50秒 | ハンバーガー

…かゆい。

なんだ、この痒さは。

知らない間に、何か所もかゆくなっている。
なんだろう、しばらく掻いて、腫れて真っ赤になって
痒みが落ち着くと、また別のところが痒くなる。


あー部屋の中になんかいるのかな。
それとも帰り道に刺されたのかな。

昔、ブログに蚊もHIVに感染すればいいのにと書いたら、
シュールだとコメントをもらったことがありました。

でもなー、蚊だって、そんなに沢山血吸ったら、お腹一杯だろう。

そんなわけで、画像は、マクドナルド中野坂上店でチキンタツタ。
バリューセットに単品でチキンタツタをオーダーです。

8月10日から始まったプロモーション「NIPPON ALL STARS!」
日本生まれのあのおいしさが次々登場と銘打って、
人気メニューが期間限定で登場していますね。

でもですね、マクドナルドユーザーならすぐわかってもらえると思うのですが、
月見バーガーやグラコロバーガーは、
今回のキャンペーンと同じような時期に毎年、登場するじゃないですか。
第1弾の「たまごダブルマック」だって、
毎年、どこかで期間限定で登場しますよね。

そういう意味で今回のプロモーションは、
大々的な割には、これまでの限定メニューの焼き直しに過ぎず、
純粋な意味で「目玉」なのは、
9月25日からのチキンタツタだけだと思うんですよ。

でも、そのチキンタツタが、帰ってきてくれただけでも、
僕は、うれしくてたまりません。
昨日の発売当日に食べられず、昨日から、うずうずしていたので、
今日は最寄駅の一つ手前の駅で降りて、
マクドナルドに寄って食べてきました。

独特のふわっとしたバンズ。
醤油と生姜が効いた竜田揚げ。
そしてシャキシャキのキャベツ!
口の中で噛むとクシュ、クシュと一体になり、
あっという間に胃袋に入っていきます。

これですよ、懐かしの味!
たしか鳥インフルエンザかなんかで原材料の安定供給ができなくて、
販売が終了してしまったかと記憶しています。
2004年に販売が終了して、すでに5年も経っているのも驚きでしたが、
発売も1992年からと、そんなに昔から発売していたものでは
なかったことに、また驚きです。

今回は復活しませんでしたが、昔、限定メニューであった、
「マック牛なべバーガー」みたいなのも、好きだったなあ。
「エビフィレオ」も案外よかったかも。
ウィキペディア見ていたら、子供のころ食べた
「パイナップルチーズバーガー」なんてのも好きだったかも。

2個分のチキンタツタとフライドポテトと、
QOO白ブドウの影響で上がった血中の血糖値に反応して
蚊も、次々と俺を刺しに来たのであれば、
まあ、君たちと一緒にチキンタツタの復活をお祝いする気にも、
ちょっとなります。

大方の料理がジャンクフードになってしまう人生。

2009年09月25日 08時39分44秒 | 食べ物の話
ブログを書く意味ってなんだろう?


食べ物のことばかり書いていますが、
それをどうこうではなく、
自分は、やはりHIV感染者の普段のことを書きたかったのが一番かな。
どんな風に感じているのか、毎日病気のことばかりじゃないことや、
いろんな制度にささえられて生きていられることを、
ストレートの人たちにも理解してもらいたかった。
その結果の食べ物ネタや旅行ネタという位置づけです。

それは自己満足なのでしょう。
でも伝えたいという強い気持ちと、
深いところで共感してもらいたいという思い。
そして、そこから始まる出会いや交流が、
ブログを書き続けさせているかもしれません。

最近、自分のまわりでブログを始める人が、
ぽつぽつといます。
生きてきた過去と今。気持ちと言葉。
平たんではない僕らの人生のバックボーンから、
どんな言葉が紡ぎだすのか、ちょっと楽しみな日々です。


まあ、そんなわけで、画像は、焼きチーズ…でいいのかな。
mixiで、仕事帰りが遅くなって、
さらに電車が事故で遅れている深夜の電車の中で
会社でもらった賞味期限の過ぎた古いチーズを
電車の中で食べながら帰っているという内容の日記をリアルタイムで書いたら、
マイミクさんが、小麦粉でまぶしてフライパンで焼くと
美味しく食べれると、教えてくれました。

以前にも、北海道で買ったカチョカヴァロチーズに、
パッケージに「スライスしてフライパンで焼いて」と書いてあったので
挑戦したことがあったのですが、
この時は小麦粉なしだったので、フライパンの上で、
雪崩が起きて、悲惨なことになってしまいました。

今回も、ちょっと雪解けしてますが、
小麦粉のコーティングがバッチリで、
オリーブオイルで軽く揚がっている感じ。
まわりはさくっ、中はとろっ…
とてもおいしくいただけました。

パンやワインを用意して盛りつけの見栄えをちゃんとしたら、
立派なオードブルなのでしょうが、
僕の前ではどんな料理も大方ジャンクフードになってしまうかもしれません。
そう、そんな人生です。

立ち食いが許される範囲は、一体どこまでなんだ?

2009年09月18日 03時13分15秒 | 食べ物の話
そーいえば、先週の話題ですが、全国のペッパーランチで
食中毒騒ぎがあったとか、なかったとか。

ペッパーランチは、こしょうがたくさんかかったご飯と、
コーン、牛肉、バターを
アツアツの鉄板の上で自分で焼いて
混ぜて食べるという独特のメニューとスタイルで、
一時期急成長を遂げた外食チェーンですね。

自分が最初にペッパーランチを見たのは、
渋谷区のJR渋谷駅のガード下だったかな。
あっという間に、全国にお店が出ているようです。

食中毒の原因は、O-157に汚染されていた形成肉を使った
サイコロステーキを、お客がよく焼かずに食べたからということで
出荷した会社が業務停止になりましたね。

この件で初めて知ったのは、
形成肉以外にも、脂肪を注入して霜降りっぽい食感を楽しめる
インジェクション加工というものがあるとか、ないとか。

自分は食い物のことについては、ある程度、
知識があるつもりだと自認していたので、
まだ知らないことが多いんだなと、恥ずかしく思ったのと同時に、
今はそんなこともできるのかと、ビックリもしました。

思い出せば、「とろける食感」と謳ったステーキ定食を出す店で
ステーキを食べたときがあったのですが、
とろける反面、肉の食べ応えみたいなものが今一つで、がっかりしました。
その店も牛脂や調味料を注入した肉を
焼いてステーキで出していたのかもしれません。
まあ、実際はどうなのか不明ですが…。

そんな形成肉の話題とは、全く関係なく、
今日は立ち食いステーキ店の話。
画像は台東区上野7丁目「ステーキカウンターポパイ」で、
ポパイセット250g。

上野駅付近の昭和通り沿いにある「立ち食い」のステーキ店です。
自分は、昔から見かけてはいましたが、入るのは2回目かな。
グルメ番組で何回か放送されたようなので、
ご存じの方も多いでしょう。

店内はカウンターのみで狭く、椅子もありません。
あるのは、カウンターとコンロのみ。
そこで、自分で肉を焼いていきます。
自分で焼いて食べるというスタイルは、
それこそ、「ペッパーランチ」をはじめ、
「肉屋の正直な食堂」など、結構メジャーになりつつあると思いますが、
さすがに椅子がないというのは、ビックリでしょう。

自分は、形成肉は味の違いに敏感に反応しますが、
それ以外の精肉って、あまり味について、価値基準がないんですね。
でもグルメ番組などで道場六三郎さんが訪れているようなので、
味は保証されているはずです。

注文をすると、店員さんが鉄板を準備してくれて、
コンロに火をつけます。
焼き方については、ちゃんと店員さんの案内があって、
もちろん、メニューにも書いてあります。

焼けた頃を見はからって、ごはんやお味噌汁を運んで来てくれます。
そしたら、もう食べごろです。

お値段が安いからと言って、筋ばかりとかそんなことはなく、
牛肉そのものの、食べ応えのある食感がしっかりと楽しめます。
たぶん、余計な加工がない、牛肉でしょう。

コース(肉の量)によっては、ご飯やみそ汁がお代わり自由!
これはうれしい!
飯があと何杯食べられるかをイメージしながら、
肉に箸を伸ばしていきます。

この250gで、ご飯がついて、お値段1380円。
肉食ったなあという充実感に浸れます。
ただ、本当に立ち食いなので、食べ終わったら、すぐに出なくては、
ただの迷惑な客になってしまいます。

一体、どんな食べ物まで立ち食いがオーケーなのでしょう。
そば・うどんはもちろん、回らない寿司屋にも、
立ち食いで食べさせるところがあるし、
立ち飲みも、最近人気のスタイルですよね。

いろんな店が出ては消える外食業界。
きっと、これから先、驚くような立ち食い店が
現れるかもしれませんね。

「すた丼」と「セブンイレブン」の、通りを挟んだ戦い。

2009年09月15日 02時01分00秒 | 食べ放題
そういえば、昨日、奥穂高岳付近の吊尾根と呼ばれる登山道で、
男性2人の遺体が収容されたとか、されないとか。

yahooのニュースサイトで見ていて思ったのですが、
この場所って、つい数日前に、動けなくなった登山客を救助しようとした
ヘリコプターが墜落した事故現場から離れていないところなんですよね。

「じゃ、奥穂高岳ってどんなとこ?」

そう思ってネットで検索してみたら、相当の難所じゃないですか。
左右が何百mとスパッと切れている岩だらけの稜線を、
体四つん這いにして上ったり下りたと、
それはそれは、人間が行くところじゃない。

吊尾根、ジャンダルヌ、ロバの耳といったキーワードで検索すると、
この厳しい山岳コースの全容がわかると思うのですが、
上高地に行ったことのある方は、河童橋から
その稜線を一望できるようですね。

こんな場所、行く方が悪いと言って切り捨ててしまうのは簡単ですが、
それでも、山頂を目指して尾根伝いに縦走するのは、
山頂の魅力に取りつかれたり、制覇するすることに意義を感じたり、
人それぞれなんでしょう。

でもなー、危険だわ。本当。

そんなわけで、画像は、「伝説のすた丼」。
セブンイレブン中野新橋店にて。

この「伝説のすた丼」、東京の西側から多摩地区にお住まいの方なら、
ご存じの方も多いかもしれませんが、
最近、人気がある「伝説のすた丼」という名前の店のメニューを
そのままセブンイレブンのお弁当にしたものです。
製造は、武蔵村山のイオンモールの近くにある、わらべや日洋東京工場です。

実は、この中野新橋のセブンイレブンの目の前には、
「伝説のすた丼」そのものが出店しています。

似たような例で以前、JR中野駅北口にある「青葉」のカップラーメンを
青葉のある通り挟んで反対側すぐそばにある
ファミリーマートで売っていたことが、ありました。

実際のラーメンとカップラーメンでは、さすがに味が違うのは納得で、
競合しないのは明らかなわけですが、
今回のように、「すた丼」屋の目の前のセブンイレブンで売られる
「すた丼」とは、どういうものか?
わざわざ店内に発売前の告知でA4サイズのポスターが貼ってあり、
発売日の今日は、たくさん発注したらしく何段も重ねて並べられており、
気合の入れ方を含めて、味が気になっていました。

で、実際のお味なんですが、
すた丼そっくりのニンニクたっぷり味濃い目のしょうゆだれで炒められた
豚肉ののったどんぶりですが、
やはりですね、目の前の「すた丼」屋で食べる方が断然うまい。

「すた丼」の味を知らなくて食べる分には問題ないと思うのですが、
弁当にするには必要な添加物が、味を微妙に変えている気がします。
いわゆる「コンビニ弁当」の味から抜け出せないわけですね。

でも実際のすた丼をご存じでない方は、
ぜひチャレンジしてみてください。
実際のお店の味は、さらにおいしいこと、確実です。

ひとりラーメン博物館46

2009年09月14日 10時01分47秒 | ラーメン
そういえば、のりピーの弁護士が、保釈申請をしたとか、しないとか。
奄美大島の件で起訴して、捜査終結ということですね。
もし申請が許可されて、保釈金が納付されれば、
本日中に保釈されるかもしれませんね。

今夜あたりはのりピー一色になるのかな。
保釈後、すぐに、記者会見するのかな。
「のりピーより押尾だろっ」とか、「もう飽きた」とも思うけれど、
衆人環視の中、どんな言葉を絞りだすんだろう。
こんな騒ぎになってしまった母親を息子は許すだろうか。

何が大切で、何が必要のないものか。
のりピーに、ゆっくりと時間かけて自分自身と対話する時間が
生まれることを願うばかりです。


そんなわけで、画像は、新宿区住吉町「麺匠克味」で、
特濃味噌ラーメンNEO特製海老マー油で、チャーシューのせ。

場所は、都営新宿線曙橋駅近くです。
地下鉄の入口付近の路上に、看板が出ていたので
気になって入ってみました。

最初に行った時は、どうやら、グルメレポートのロケがあるようで、
「このあとテレビの取材が入りますが大丈夫ですか?」と
一声かけられました。
後から、ブランチレポーターっぽいオーラをまとった女子2人が、
スタッフと入ってきて、
「♪よろしくおねがいしまーす」と言って席に座った後、
あーでもなくこーでもないおしゃべりをしていたのが、印象的でした。


そんな印象よりも強烈だったのが、この店のスープ!

特濃という言葉ではすでに語りつくせないほどの濃さ。
麺を箸でかきまぜ、持ち上げると、重たいんですよ。
これはですね、ポタージュです。
そのくらい、どろっと濃いスープで、これは、ビックリです。

その肝心のスープの味はというと、
味噌とんこつに生クリームと海老マー油をかけてあり、
味噌の風味を残しながら、基本はクリーミー。
マイルドな装いで、でも本当はガツンとくる重たいスープです。
そういう意味で、胃腸が弱っていると、ちょっと大変です。

でもですね、トッピングのねぎやもやし、
本来ならメインになるチャーシューも、
そんな重たいスープの箸休めになり、
麺と絡んで、ずるずると音を立てながらスープは天に登り、
麺やスープで一杯だったどんぶりは、貯水率ゼロのダム湖に。

ただ、本当に重たいスープなので、
体調があまりよくない時には、注意を。
でもチャレンジしてあまりある食べ応えと充実感です。

JALのこれからと、コンソメスープ。

2009年09月13日 05時16分32秒 | 食べ物の話
そういえば、日本航空がデルタ航空と提携交渉をしているとか、いないとか。

日本航空は、2002年に当時の日本エアシステムと統合して以来、
あまりよいニュースが聞かれることがありません。
統合後、相次ぐ運航トラブルで、顧客離れを引き起こし、
また会社内部の派閥抗争なども起きてしまい、
かなり業績が悪くなってしまっていました。

社長が交代し、一時期、リストラが功を奏し、
業績が上向いていたはずだったのですが、
燃料費の高騰にリーマンショック以降の旅客減少や新型インフルエンザが
さらに需要を冷やしてしまったということでしょうか。

なんども再建のチャンスはあって、
国内線ファーストクラスの導入などの施策が
当たっていた時期もあったわけですが(たぶん)、
やはり経営のスピードが遅かったのでしょうかね。

なんか、今思えば、あの頃から、もう違っていたのかなと思えば、
やはり象徴的だったのが、
北朝鮮から拉致被害者が帰国した際に、
テレビ各局が帰国の様子を平壌や羽田から生中継で伝えていた時、
画面に映っていたのは全日空機だったじゃないですか。

リアルタイムじゃないけれど、
ビートルズがJALの法被を着てタラップを降りたり、
また毎日放送のアップダウンクイズで10問正解者が、
一番上まで上昇したゴンドラから
JALのロゴのバッグとレイを肩にかけてタラップで下りてくる時代とは、
もう違うんだなと、直感的に思ったものです。

6月には、国土交通省主導で、政府保証がついた
日本政策投資銀行などの協調融資があって、
再建も、さあこれからというところで、
ダメ押しの提携なのか、それとも、この2カ月余りで
一段と苦しくなってしまったのか、よくわからないけれど、
ワンワールド陣営に加わったことを高らかに宣言していた日本航空が、
スカイチーム陣営に入るかもしれないという迷走。

JALの陸マイラーの自分としては、
早く再建の方向性が気になるところです。
これは!という方向性を早く示して、
業績回復につなげてほしいものです。

そんなわけで、画像はJALビーフコンソメ。
たしかコストコ入間店にて。
相方さんが購入したものをお裾わけしてもらったものです。

JALの国内線の機内サービスでおなじみのコンソメスープ。
あれって、なんかほっとしますよね。
国際線で出ないのは、エコノミーだからかな。
それとも宗教上の関係で出ないのでしょうか。
いつも疑問だったりします。

コストコは買い物楽しいけれど、
単価が高いのと、買ってから分けるにしても、
トータルで計算すると、安いのか高いのか、
よくわかりません。


前回のブログで登場したデミグラスソースも、
コストコで買ったのですが、840g×2という大容量。
もてあまし気味です。

でもコンソメスープは、ほら、調味料でも使えるから、
比較的便利で使い道がありますよね。
とは言えども、久しぶりに引出しから引っ張り出してみたら、
賞味期限まで、半年切っていました。
明日から、毎朝、自分で自分に機内サービスにしましょうか。

鉄板焼きハンバーグの付け合わせのスパゲティをエンドレスで。

2009年09月08日 02時12分23秒 | 食べ物の話
えーとですね、出版不況といわれる昨今、
自分もご多分に漏れず、書籍や月刊誌などは、滅多に買って読まないのですが、
実は少し前から発売が気になっていた雑誌があります。

廃刊した講談社の「月刊現代」の後継誌として創刊された
「g2」という雑誌が、今月発売されました。

月刊現代よりも、若い読者をターゲットとしたノンフィクション雑誌ということで、
単に雑誌のリニューアルではなく、「g2」は、
雑誌と単行本とネットの三位一体の新しいメディアブランドといった
位置づけのようです。

創刊号では矢野絢也氏の「先生」ネタや、
柳美里氏のルポに混じって、とても気になっていたのが、
石井光太さんという若いノンフィクション作家さんの書いた、
「感染宣告…日本人エイズ患者と性愛の連鎖」という記事。

実は、今年初め、この石井さんの取材をちょこっとばかり受けています。
石井氏の名前自体は、メールをもらった時に初めて知ったのですが、
アジアの貧困層について書いた単行本や、
「旅行人」というバックパッカー向けの旅行雑誌に連載があり、
もしかしたら、この人なら…と思って、
そしてどんな方なんだろうという興味もあって、自分のHIVの話を、
お話させてもらっています。

この記事、4人の患者のストーリーとしてまとめ上げていますが、
おそらく実際には、多くの取材対象者へのインタビューを通して、
プライバシーに配慮した形で、編み出したものと思われ、
そのあたりの苦労も充分に感じられる内容になっています。

薬害エイズの時代ではない今、何がそこにあるのか、
HIVと患者がどう向き合っているのかを、
抑制の利いた文章で淡々と書かれています。

自分は、石井氏にとって「日本のHIV」という取材テーマが
本当に石井氏が興味がある内容だったのかという意味で、
納得のいく出来上がりになったかどうか、ちょっと気になるのと同時に、
HIV患者という意味でインサイドの自分は、
ストレートの読者は、どんな感想を持つのかなと、
さらされているような感覚だったりします。


記事は、これからネットでも読めるようになるということですので、
興味がある方は、会員登録みてはいかがでしょうか?

http://g2.kodansha.co.jp/?page_id=426

そんなわけで、画像は、スパゲティ。
ちょっと見た目がジャンキーな感じで汚いですが、
まあ、ひとりもんの食事なんでこんなものです。
見た目を汚くしている最大の原因は、
スパゲティに、ベーコン入りデミグラスソースがかかっているから。
最近のお気に入りのレシピのひとつです。

出来合いのスパゲティソースはミートソースやナポリタン、
ペペロンチーノや、たらこソースや和風ソースが定番ですよね。
でも、自分は、これまで、
ハンバーグの付け合わせのスパゲティはなんでおいしいんだろう?と
何度か書いたことがあるのですが、
それをハンバーグ抜きで実現させたのが、このソース。

缶詰のデミグラスソースをそのまま鍋へ。
ベーコンで少し煮込むことで肉の脂がプラス。
ワインがないんで料理酒でソースを緩めにし、
少し醤油を入れて、最後に卵黄を入れて、ねっとりコク出しします。

あの鉄板焼きハンバーグの付け合わせのスパゲティが
エンドレスで味わえる幸せ…
でも少し味付けが濃くなってしまうのが、難点。
もう少し工夫の余地があるのはわかっているのですが、
ちょっと病みつきになる味わいです。

カルビが、また食べ頃になるまでの間に話せる事。

2009年09月06日 02時29分39秒 | ゲイ
ブログを続けて書いている方なら、わかってもらえると思うんだけれど、
ブログやっていて、よかったなあと思う瞬間って、
みなさんにも何度かあると思います。

日常生活では、仕事や生活の上に成り立つ交友関係って、
絶対に限界があるじゃないですか。
でも、ネットはその限界をいとも簡単に超えてしまう。
行動だけじゃなく、言葉や距離も、いろんなものを
ひょいっと超えてしまう。

もちろん、そのことによる弊害だってあるのですが、
きっと、みんな、そのデメリットより、
SNSやブログなど、ネットを通じたコミュニケーションに面白さや
可能性を感じていることが多いでしょう。

同性愛者であること、HIVポジティブであること。
みんなそれぞれの普段の生活の中で、
どうでもいいことだったり、忘れたかったりして、
意識することすらないことが、
ふとした瞬間に心が開放されると、
それがどんなに心の中で重きをなしていたのか、ということに
気づくことがあると思います。

SNSやブログのコミュニケーションは、固く押し込められた、
その重きをなすものを解放するのに、一役どころか、
とても役立っていると思うんですね。

同性愛者として僕らの生きる道は、いろんなことがあって、
まっすぐに歩くのは、とても大変だけれど、
それぞれの紡ぐ糸が、交われば、僕らを暖かく包み、
生きる勇気に変わる。

…僕はそんな勇気をもらったり、共有する瞬間を、
ブログを通じて何度か経験してきました。

ブログをやっていて、よかったな。
自分の書くことなんて、大したことない内容なのは十分承知。
でも、書こうと思う気持ちが続く限り、続けていけたいと思います。

そんなわけで、画像は、焼肉。

うまかったなあ。
この日は、久しぶりに、そんな勇気をもらった日でした。