さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

NHKをスタジオジャックした名女優達の爆笑アフレコ挑戦。

2009年11月28日 03時58分02秒 | ゲイ
そういえば、こないだの月曜日、
紅白歌合戦の出場歌手が発表されたとか、されないとか。
60回のメモリアルな紅白ということで、
出場歌手を減らして、企画を充実させたとか、しないとか。

「聖子ちゃん」(松田聖子)のカウントダウンライブなど、
大晦日には、いろんな年越しイベントが充実する昨今、
紅白歌合戦なんて、誰も興味ないかと思いきや、
ゲイバーで話題を振ると、
「ジャニーズ枠は2組で嵐はどうなるのか」とか、
「のろま大将が当落線上」だとか、
「安室奈美恵はスタジオライブを希望している」とか、
なんだかんだと、とても興味津々の様子。

結果、ふたを開けてみれば、レミオロメンや嵐の初出場の一方、
ジャニーズ枠は、一挙4枠に増えるし、
その影響か、のろま大将は落選するし、
「GIRL NEXT DOOR」や「NYC BOYS」など、
期待されてなかった(と思われる)グループが出てるし、
期待されていた安室ちゃんや井上陽水は、出ないし。

そんな芸能界の一大イベント「紅白歌合戦」の出場歌手発表と
初出場組の記者会見がNHK放送センターで行われていた、ほぼ同時刻、
同じ渋谷のNHKスタジオパークでは、
名古屋からやってきたジュノンスーパーボーイ
静岡からやってきたセクシーダイナマイトの2人が
日本中が涙した、朝のテレビ小説「おしん」の名シーンのアフレコに挑戦し、
スタジオパークを爆笑の渦に巻き込んでいました。

そんなわけで、画像は渋谷区神南「NHKスタジオパーク」で、
アフレコスタジオ。

この日は、上京してきた2人が前日のブロガーオフに引き続き、
東京観光するということで、オフに参加できなかった自分も、
お付き合いさせてもらいました。

午後に訪れた「NHKスタジオパーク」は、テレビの仕組みや最新の技術、
懐かしいNHKの番組をわかりやすく展示、紹介するテーマパークですね。
このスタジオパークからは、平日の昼間1時5分から、生放送もしているので、
ご存知の方も多いでしょう。

テレビカメラによるお出迎えに始まり、
地上デジタル放送の解説、NHKWORLDなど、NHKから放送されている各放送の解説、
実際の海外へのラジオ放送のスタジオやテレビスタジオの収録風景、
ニュース番組のアナウンス体験ができる「体験スタジオQ」
画面合成の仕組みがわかる「デザインランド」、
メガネなしで立体映像を見ることができる最新の技術を駆使した映像を流す
「飛び出すハイビジョンシアター」や、
懐かしい「みんなのうた」のライブラリーや「おかあさんといっしょ」歴代キャラクター紹介など、
子どもから大人まで楽しめる仕掛けでいっぱいです。


画像のアフレコスタジオは、
NHKの人気アニメのアフレコが体験できるスタジオ。
小さいスタジオが2つ並んでいて、
スタジオの中には、マイクが2つとモニターがあります。
始める前に体験したい映像を選ぶことができますが、
名女優の2人は、もちろん、あの「おしん」が船に乗せられて奉公に出るシーンを熱演。
さらに、このスタジオの中の熱演の様子は、ガラス越しのスタジオの外に、生中継。
隣でアニメのアフレコをしている、くまごろーさんや熊蔵君、写真撮影している台吉君、
DASS君、KENさんほか、
ガラス越しにアフレコ体験を待っているお客や通り過ぎる客に向けて、
「おし~ん」「とーちゃーん」の絶叫が流れ、爆笑の渦が広がっていきます。
一通り終了すると、画面は、「試写会」と称したリプレイ。再び大爆笑です。

待っていた家族が、スタッフに「これ、スタジオ選べないんですか?」と
困った顔をしていましたが、
セクシーダイナマイトが、「これ以上恥ずかしいことはないから大丈夫ですよ」とダメ押し。
いい歳した大人でも、爆笑体験が出来た楽しいひと時でした。

この日は、他にも、東京タワー観光に、ババガンプシュリンプのランチ、
アメ横散策にBIGGYMでのお買い物、くまごろーさん手作りスイーツなど、盛りだくさん。
まだまだ、楽しく遊べる30代と再確認した、晩秋の休日でした。

am/pmでもなく、ファミマでもなく、ましてやセブンでもなく。

2009年11月14日 04時15分14秒 | 食べ物の話
そんなわけで、事の成り行きが気になる、こんな記事から。

「ファミマ、am/pm買収を正式発表」(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091113-00000635-san-bus_all

am/pmについては、以前から売却の話が出ていて、
数か月前にはローソンが買収する話が日経に出ていましたが、
am/pmの商標を持つ海外の会社が、
店名が残らない形の合併に難色を示して、
結局、破談になったばかり。

そんなam/pmが、ファミリーマートに買収され、しかも
店名を「ファミリーマート」に統一するというじゃないですか。

コンビニの出店はフランチャイズの形態をとっている会社が多く、
そのために、合併しても、なかなか効果を上げるのが難しいとか。
しかも、am/pmは、コンビニエンスストアの中でも、最後発のため、
かなり無理な出店を重ねて採算が悪い店が多いのだとか。

最近でこそ、セブンイレブンも、あれっと思うような所に出店していますが、
以前からam/pmは、入口にいきなり階段があって、
商品の搬入がしにくい店舗や、
L字や台形など変形した敷地だったり、
狭小でかつ二階があるような店舗や、
道路に面してなく、奥まっている敷地だったり、
かなり大変なことになっていました。

商品開発も、どことなく独自な方向を向いていて、
冷凍した弁当を店舗で解凍し、保存料ゼロの弁当を売りにしたり、
さくら銀行(現・三井住友銀行)と共同でコンビニATMをいち早く導入したり、
オフィスビル内など向けに、無人店舗を開発したり、
いろいろ頑張っていたはずですが、
経営環境の変化の速さに、
共同石油→ジャパンエナジー→レックスホールディング(牛角)と、
いずれも流通大手でない親会社の下では、
企業体力が持たなかったということでしょう。

ただ、ローソンの買収が破談となった理由の「am/pm」の名前を残すという条件が
どれだけクリアになって今回の買収になったのか。
とても不思議なのですが、
ファミマの親会社、伊藤忠商事の強力なバックアップで、
どんな風にam/pmが変わっていくのか。
おにぎりやサンドイッチなども、具材などでちょっと風変わりな商品が光り、
たまに寄るならam/pmは、結構好きなコンビニだっただけに、
気になるところです。

そんなわけで、今日ははam/pmとは関係ない、
サンクスで買える、アイスの話。

ロントロワ株式会社「たっぷリッチ果実バー いちご」。
サンクス中野新橋店にて。190円くらいかな。

友達に「イチオシ」と教えてもらった、このアイス。
アイスというよりか、イチゴです。
パッケージには、

「苺果汁と果肉を80%使用しました」

ダイスカットしたイチゴを砂糖など甘いシロップで固めているだけ。
封を切った時点で、甘酸っぱい香りが広がり、
このごつごつした姿にノックダウンです。

友達が、仕事先などで、このアイスを食べていたら、
周りの人も食べたくなって、次々とコンビニに行き、
いつの間にか、みんな食べていたのだとか。

今までにないタイプの商品のように思えるけど、
「ガツンとみかん」(赤城乳業)みたいな商品を
果肉を味わうという方向でとことん突きつめて作ると、
こんな感じになるのかなと思うと、思わず、納得。
でも、イチゴをこれだけの量を確保するのは、
なかなか大変だと思うし、これで約190円というのは、
とても良くできた商品だと思います。

ロントロワという会社の名前も初耳。
アイスメーカーとしては、見たことがないのですが、
サークルKサンクスのホームページのニュースリリースを見ると、
今後、巨峰やマンゴーなども、発売予定なのだとか。
どんな商品ができるのか、これは楽しみです。

えせセレブでも「ベンツに乗りたい」とちゃんと言える男でありたい。

2009年11月07日 02時54分42秒 | 食べ物の話
そんなわけで、画像は、神奈川県箱根町宮ノ下「富士屋ホテル」ザ・フジヤで
アメリカンブレックファースト。
富士屋ホテルは箱根を代表するホテルの一つですね。
創業は明治11年。海外からのゲストをもてなすためのホテルの必要性を
感じていた創業者が当時存在していた旅館を買い取って開業したのが、
そもそもの始まりだとか。

その創業の理念だとか意志が実り、実際にヘレンケラーやインドのネール首相、
ジョンレノンなどの著名なゲストの他、皇室の方々や鳩山首相をはじめ、
日本の政治家たちにも多く利用されているようです。

建物は、明治から昭和の初めにかけて建てられた、
クラシックな和風建築に内装外装いたるところに施された洋風の意匠。
まさに和洋が溶け合った、異次元の空間。
もうそれを眺めるだけで、満たされる気分です。

先日、富士屋ホテルに、相方さんと、宿泊してきました。
格式あるホテルではあるのですが、いろんな競合与件や、折からの不況の影響からか、
このホテルにも格安プランがあって、かなりお得な価格で泊まってきました。
部屋的には「もっとも新しい」建物ではあるのですが、
さすがに眺望の点で難がある箇所で、
クラシックホテルという意味では、
内装も目を見張るほどではないお部屋での宿泊でした。
でもですね、ホテルの歴史を伝える資料館をはじめ、
庭や建物内を散策するだけで充分楽しめました。

メインダイニングである「ザ・フジヤ」は、
ホテル本館とは別棟となっており、こちらも本館からのアプローチをはじめ、
天井の高い店内は、和洋折衷の重厚なデコールが印象的なレストラン。
本来ならランチやディナーは、お値段もそれなりなのですが、
宿泊プランに付く朝食で、この「ザ・フジヤ」での洋食と
「ウイステリア」でのビュッフェが選べるということで
これはチャンスとばかりに「ザ・フジヤ」を選択。
料理の写真を撮るなんてことも、夜ではマナー違反になりそうですが、
そこは朝という時間とリゾートホテルというモラトリアムで、
朝から画像のような、贅沢な時間を堪能してきました。

クロワッサンもバターの香りが高く、サクサク。
ホワイトブレッドも、とてもふわっとし、
マーマレードにストロベリー、ブルーベリージャムを
たっぷりつけても負けません。

美しいシルエットのオムレツにナイフを入れれば卵は溶け出し、
ソーセージの重量感ある食べ応え。
紅茶の最後の一滴まで、充分な満足感です。

ワイキキでも、一番好きなホテルは、
モアナサーフライダーホテルというクラシックホテル
http://blog.goo.ne.jp/kumazzzo/e/e82eae1a7a57c9937317728bffe3b7a7
なのですが、
どうも、自分は、この手のホテルに弱いようです。

そんなわけで、今度はぜひ、富士屋ホテルの本館か花御殿に泊まってみたい!
こんな浮かれたことを書いていると、
「スリーポインテッドスターのエンブレムがついた車に乗りたい!」と
ブログに書いた、今話題の詐欺女と対して変わらないのですが、
彼女のように器用に男を騙せないので、
自分は自分のお金で気兼ねなく行けるよう、
頑張って働くこととしましょうかね。

飛ばない飛行場の、飲む事のできない幻のジュース。

2009年11月01日 03時17分48秒 | 食べ物の話
民主党の「郷ひろみ」こと、前原国土交通相の、
個人的には割り切れない、こんな発言から。

「地方路線維持へ支援策検討=日航再建問題で-前原国交相」(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091031-00000060-jij-pol

神戸市で日本航空の再建問題に関連し、

「一定の時限を区切って政府として何らかの支援をして、飛行機が飛ばない空白の空港がないような形にしていきたい」

と話したとか、話さないとか。

飛行機が飛ばない空白の空港なんて、すでにあるじゃないか!!
じゃ、前原さん、波照間空港や礼文空港に、
飛行機を飛ばすというのか、どうなのか。

この発言の部分だけをとりあげて、
どうこう言うのはアンフェアなのは判っているつもりだが、
定期便が飛んでいたのにもかかわらず、赤字によって廃止され、
波照間のように緊急時にしか離発着しない空港や、
礼文のように運用そのものを停止している空港も。

JALしか定期便の就航がない空港は、他の会社が路線を引き継がない限り、
空白になるのは判っていたことで、
「空白の空港がないようにしたい」というのは、
抜本的な再建策を自ら練ると、JALの自前の再建策を蹴って、
元産業再生機構のチームを自ら作って改革を迫っておきながら、
発言が軽すぎないかい?

そんなわけで、画像は、2006年7月、
波照間空港に定期便が就航していたころの、売店のメニュー表。
よもぎジュースなど個性的なジュース達は、
この日、いつもより閉店が早かったかなんかで、
結局、飲めずじまいでした。

その後、RAC(琉球エアコミューター)は、2007年12月に、
石垣-波照間路線を廃止し、その後、エアドルフィンによる不定期便が
就航したのですが、2008年11月、親会社の経営破綻に伴い、運休。
そして、会社も事業停止になってしまいました。

結局、あの幻のジュースも、きっと、もう飲むことができないのでしょう。
もちろん、そんな感傷的なことで路線が、
復活してほしいということではないのですが、
いつか観光客の増加や劇的なコスト構造の変化で、
再び定期便を飛ばしてもちゃんと利益が出るようになって、
船以外の交通手段の確保がかなう日が来ることを願います。