さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

ひとりラーメン博物館54

2012年03月25日 23時40分02秒 | ラーメン

前田敦子が、AKB48を卒業するとかしないとか。

いまどきのアイドルについて、どうこう書けるほど引きだしはないのですが、

社会現象になるほどの人気を集めたグループから、エース級の脱退は、

大手新聞社も、ネットのニュース配信のヘッドラインに、速報で流すほどのニュースバリューということでしょう。

今回は不祥事で脱退ではないので、今後、卒業にむけて、いろんなプロモーションが組まれるのでしょう。

これまでのアイドルユニットには、必ず、その人気の盛衰がつきもの。

ももいろクローバーZなど、次から次へと出てくる中、

どうやって人気をつないでいくのか、それとも、この卒業を気に、人気はピークを迎えて、いつかは、解散があるのか、

AKB48ウォッチャーではなかった自分も、

おニャン子クラブとAKB48と、頂点を二度見た秋元康の次の一手が気になります。

 

んなわけで、今日の話題はラーメン。

画像は、東京都丸の内1丁目東京駅一番街B1ラーメンストリート内「六厘舎TOKYO」で、

味玉つけめんに豚ほぐしトッピング。

久しぶりに、行列に並んでラーメンを食べてみました。

言わずと知れた、あの有名店「六厘舎」の支店。すでに本店は、あまりにも人気で、

周辺住民への影響があり、数年前に閉店してしまったので、ここが本店になるのでしょうか。

本店の店主が、ゲイ視点でとってもかわいかったので、一度本店に行ってみたかったのですが、

有名になってしまった今では、現場に立つこともあまりないでしょう。

 

昔は、1時間半なんて行列も、よく並んで食べたのですが、かつての行列の名店は、今は並ばずに入れる店も多く、

ある意味、栄枯盛衰を見るようです。ただこれは、客からの視線で、

店側からみれば、利益がちゃんと出るほどにお客さんが入ってくれれば、

異常な人気は、かえってマイナスになってしまうのかもしれません。

この「六厘舎TOKYO」は、東京駅八重口地下という事もあり、地方からやってきたお客さん達からの支持があるようで、

ディズニーランド帰りとみられる家族や、キャリーケースを持って列に並ぶお客さんも多く見られ、

この日も、約50分並びました。

 

濃厚なつけ汁は、がつんと出汁が効いていて、

太麺によく絡んで、大盛りの麺も、つけ汁と一緒に瞬く間に胃袋に消え、

また食べたくなるくらい、くせになりそうですが、

改めて感じるのは、このつけ汁の味に似たつけめんを、あちこちで食べているような気がすること。

もしかしたら、この店の人気を受けて、この味を真似るフォロワーが一斉に増えたのかもしれません。

そういう意味では、実は、期待値を大きく上回ることはなかったのですが、

もちろん、味は問題なく美味しいし、有名店まで行って、並んで、食べるという一連の行為は、

ひっくるめて、レジャーのひとつ。

また時間があれば、並んで食べてしまう事、間違えありません。

 

もちろん、この店以外にも、東京駅地下にあるラーメンストリートには、

僕が行ったことある店や聞いたことのある店が支店を出していて、

どの店に入っても、ハズレが絶対なさそう。

ラーメンストリートがオープンして随分経ち、こんなこと今更言うのもなんですが、

東京駅の地下という利便性と、ハズレがないという意味で、使えそうなことに、改めて気づきました。


往く冬を惜しむ。

2012年03月18日 23時35分39秒 | 食べ物の話

なんかですね、数週間前のブログでも書いたかもしれませんが、

仕事が忙しい時期を迎え、さらにその勢いが増しています。

残業こそ、まったくない職場なのですが、気持ちとしては、残業してでも、ひとつひとつ作業を確認し、

遅れ気味の作業を着実に進めたいところ。

しかし、時間に追われるように、一週間があっという間に過ぎて行きます。

気がつけば、金曜日…そんな日々がずっと続いています。

でも、憂鬱な月曜日のことを考えると、あっという間に金曜日が来ることは、

違う意味で、有難いことではあります。

気がつけば、3月も下旬に差しかかってるじゃないですか~

新幹線から見る車窓のように時間が流れ過ぎ去っていくような気分です。

 

昨日、水戸の偕楽園に梅を観に行く機会があったのですが、

今年の冬が寒かったのを証明するかのように、まだ梅は四分咲きくらいでしょうか。

例年なら、梅の季節も終盤でしょうが、梅の開花に合わせ梅まつりも延期したようで、

看板の上から、シールを貼って、期間を訂正した跡が残っていました。

実は、自分の実感としては、今年の冬が極端に寒かったとはあまり感じないのですが、

暖かい日がほとんどなかったという表現がしっくりくるかも。

この調子だと、桜が咲くのも、本当に予測通り、遅くなりそうです。

 

なわけで、画像は、荒川区西尾久6丁目「ふく扇」で、たこせん。

都電荒川線の荒川遊園地前近く、地元の人達には有名な、レトロ感あふれるローカル遊園地

「あらかわ遊園」へ向かう道路の脇、路地にある小さな店です。

 

行ったのは、今年の1月。地方から出てきた友達を連れて東京を案内していて、

都電荒川線に乗って、あらかわ遊園に行ったのですが、

気がつけば、楽しんでいたのは自分のほうでした。

この日も、風がなければまあまあ耐えられる寒さでしたが、荒川付近だからか、特にこのあたりは寒かったなあ。

そんな寒い中、数名のお客さんがおじさんのたこやきを待っているのですが、焼くペースは、とってもゆっくり。

よくしゃべってくれるおじさんと、待つお客さんの子供が面白くて、なんとか待てましたが、

30分くらい待ったような気がします。でも、それでもいいと思えるのが、下町マジックかもしれません。

自分は、テレビでたこせんを紹介されているのを見て、この店を知っていたのですが、

たこやきをせんべいで挟む、このスタイルは、大阪ではポピュラーみたいですね。

寒い中待って、冷え切った体に、ほっと一息つく暖かさ。

iPhoneで撮った画像を見返していたら、そんな冬の出来事が、

根雪のように記憶となって、そっと積もっていたのに気づいた、3月の夜でした。


それは、生きている僕たちが、ちゃんと感じていかなくてはいけない幸せ。

2012年03月11日 22時00分14秒 | いろいろ

子供のころから、終戦記念日に毎年行われている黙とう。

目をつぶっている間、何を考えればいいのか、これはどうすればいいのか、

その意味が、大人になるまで、いまひとつ解っていませんでした。

阪神大震災のときだって、東京にいて、何も被害がなかった自分には、

本当の意味で、解っていなかったかもしれません。

震災から、一年を迎えた今日、震災が起きたあの時間、あの瞬間を迎えて、

戦後ずっと、あの日に、戦争で亡くなった多くの人の命のことを思って、黙とうする気持ちが、

本当の意味で、初めて分かった気がしました。

きっと当時の人達も、こんな風に、亡くなった人達への思いを馳せたんだなって。

 

一年前のブログを読むと、当時の緊張を思い出します。

なんかさ、ガソリンはなくなっちゃうし、食料品もなくなるし、街から明かりも人も、消えたんだよな。

電車は朝晩しか運転しなかったり、運転本数も減り、改札の外に長蛇の列が。

原発事故の行方が解らず会社から突然帰宅命令が出たり、ツイッターにはいい加減な流言蜚語が飛び交ったり。

東京にいた自分だって、そうなんだから、

被災地に近い人達は、もっと辛い思いを乗り越えて今日を迎えたはずです。

 

なわけで、画像は、北区赤羽駅東口。

今日の午後、カメラぶら下げて、ふらっと歩いていると、

商店街の外れにある肉屋の前で、焼き鳥を焼いている屋台が。

もくもくと煙る向こう側を良く見ると、焼いているおっさんが、とてもかわいい。

下心で、6本も買ってしまいました。6本買っても400円でした。

行儀は悪いけど、歩きながら食べていたら、なんか余計においしい気がしました。

白いボーダー入ったラガーシャツにタレがついちゃったけど。

あの日、日本はこれから、どうなっちゃううんだろうという不安が渦巻いていたのに、

こんな幸せを感じられる日が来たことを、感謝せずにはいられなかった、2012年の3月11日でした。


想像つかない世間がすごいのか、知らない自分が世間知らずなのか。

2012年03月06日 23時49分06秒 | いろいろ

4年に1度のうるう年の2月29日。

先日、そのうるう日に、会社の元同僚がたくさん参加する飲み会に参加してきました。

数年前、リストラがあって、その最終退職日が8年前の2月29日。

その仲間とは、自分の転勤で最後まで一緒に仕事出来なかったのですが、

新入社員時代から仲良くさせてもらっていて、

リストラ後も、僕のように残った人間も、新しく旅立っていった人間も、

立場は違えど、近況を確かめたり、昔話を酒のつまみにして、飲み会に度々参加させてもらっていました。

ただ、一昨年、ちょっとしたことから、自分が同性愛者ではと話題になって、

自分自身も、少し気持ちの距離が空き、足が遠のいていました。

もちろん、それで間違えないし、「ゲイだけど、何が?」と言ってしまうのが、楽なのは間違えありません。

ただ、いい仲間ではあったけど、本音というか、気持ちをペロッと言える、そういう仲間ではなかったので、

なかなか、こういうカミングアウトは、難しいものです。

 

ただ、久しぶりに集まりに行くと、テンション高い状態で、暖かく向かえてくれて、

緊張していた自分も、少し気持ちが穏やかに。

この仲間には、いつか話さなくちゃならない気がするけど、どうなんだろうな。そのままごまかしていいのかな。

この日のように、暖かく迎えてくれるかな、どうかな。

 

んなわけで、今日の本題は、干し芋の話。

画像は、茨城県ひたちなか市釈迦町「大丸屋」で「玉豊まるぼし」と「いずみ」。

茨城県は、さつま芋の生産が盛んで、干し芋は、冬の風物詩だとか。

こちらの「大丸屋」は製造から販売まで手掛ける干し芋専門店。

世の中に、干し芋の専門店と言うものが存在するというのもビックリでしたが、

こちらでは、切って平たくした状態で干したものや、まるごと干したもの、一度焼いたものを干したりと、

芋の製法ごと、芋の種類によって、さまざまなタイプの「干し芋」が売られています。

干し芋にこんなに種類があるなんて!

そのお値段は、2kg3600円など安くて大容量(!)のものから、200gで700円以上するものまで、さまざま。

売り場には、試食用の干し芋がたくさんあるのですが、

お買い得用の試食品と、いいお値段の試食品を食べ比べると、

柔らかさと、ねっとりした甘みは、まったく違い、

せっかく専門店まで来て買うならばと、かごに入れたお徳用は、売り場に戻してしまいました。

味わいは、言わば、上品な甘みのドライフルーツ。

太陽の恵みをたっぷりと浴びた、贅沢な甘みを、ぱくぱくっと食べてしまいました。

 

さて、こちらの専門店の一角では、さつま芋のジェラートも販売。

ジェラートの種類も、紅あずまや安納芋など、芋の種類ごとにあって、こちらも、なかなか珍しいのでは?

中には、まるでケーキのモンブランのようにクリーミーな舌触りと味わいのものもあり、

疲れた体に、優しい甘さでした。