さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

こんにちは、ボーナス。

2008年06月30日 03時51分49秒 | 食べ物の話
今年のボーナスは、真夜中にやってきた。
それは、インターネットバンキングにログイン中のことだった。

ある時は、賞与明細の紙に記入された形で。
ある時は、銀行ATMの画面に残高の形で。
そして、ある時は借金のかたとなって、もらったことも気づかずに。

テレビに映るショップチャンネルからは、
この真夜中を狙って放たれた、
飛騨牛の牛丼や、ほたて貝柱の缶詰など
絶品グルメの数々が僕を誘惑する。

負けるな。自分。
今年こそは、大切に使おう。
額は少なくても、粗末に扱わないようにしよう。
物欲と食欲の支配から逃れよう。

こんにちは、ボーナス。
そして、どうか少しでも
僕のそばに長く居てくれますように。

そんな決意の午前二時。

画像は、文京区湯島3丁目「つる瀬」で、氷しるこ。
きめの細かいかき氷に、上品な餡のさらっとして滑らかな食感。
お団子や、豆大福もおいしいそうです。
白玉つけておけばよかった。

誰がスパゲティ一人前を100gと決めたのか。

2008年06月28日 01時24分27秒 | 食べ物の話
文化系デブ専ゲイの方には、多分、ファンが多いでは?と思うのですが、
「安うまグルメ評論家」の柳生九兵衛さんっているじゃないですか。

「山本益博」や「岸朝子」みたいに、
本物の味を広く紹介する職業が料理評論家だったところに、
芸名のような名前に和服のビジュアルイメージで、
間隙を突いた形で、マスコミに登場してきた感があって、
独特のポジションを築いていますよね。

ただ、とても気になっていたのが、
雰囲気からして、もともと専門的に食の勉強を
してきているわけではなさそうな感じがするじゃないですかー。
「この人はどうやって、この仕事をするようになったのだろう?」と
すごく興味があったんですね。

今日、ブログに書く店のことを調べていて、
彼のことがネットで出てきたので、プロフィールとか調べてみたら、
学生時代に「欽ちゃん劇団」一期生として「はしのえみ」などと
一緒に活動していたとか。
その後、お笑いコンビを結成し、解散の後、
突撃系のルポタージュや体験ライターをしていて、
その頃から「食いしん坊」系の仕事をするようになったのだとか。

なるほど!

その後の「TVチャンピオン」(テレビ東京)の
B級グルメ選手権で2連覇したあたりから、
回転寿司などB級グルメ専門の評論家としての仕事が中心になって
今に至っているようで、
あの風貌だとか、雰囲気に、ようやく納得。
しかも、今年で40歳だとか。
もっと若いかと思っていました。

人生って、いろいろだなあ。
人生やり直すなら、やはり学生時代に戻りたい。
たとえ、きっと同じ過ちを繰り返すとしても…なあ。

てなわけで、画像は中野区中央2丁目「パスタキッチン」で…
正式名称を忘れてしまったのですが、ジェノベーゼ。
1200円のW盛で1500円。

場所は中野駅南口のティップネスの入っているビルの地下。
JR中野駅を利用するゲイの方の中には、
ご存知の方も多いかと思います。

この店も、その柳生九兵衛さんが、
とあるFMラジオ番組で紹介していたようです。
「安ウマ」をモットーとする彼の評論ですが、
女性向けの番組を意識してか、この店はちょっとおしゃれな感じ。
照明も落ち着いた雰囲気で、カウンターのガラス越しに
キッチンを見渡せる作りです。
カウンターがあるので男一人でも飯が食えますが、
女性一人でも、グループでも入れる感じの店です。

本格的なイタリア料理店かと思いきや、味は本格的ですが、
メニューはサイドメニューを除いては、スパゲティのみ。
ピザはもちろん、ラザニアとかペンネもありません。
「海老とベーコンのガーリッククリーム」だとか
「ベーコンとなすのトマトソース」、
「ツナの醤油バター風味」など
おいしそうなメニューから
「ペペロンチーノ」や
「ミートソース」など
ベーシックなメニューまで、何十種類もあり、迷ってしまいます。

有名なパスタメーカー、ディ・チェコを使用した、
手打ちとはまた違う、スパゲティ本来のアルデンテな食感も本格的だし、
バジルソースの香りも豊か。
ガーリックとオリーブオイルとバジルが溶け合い、
チーズが深いコクを与えます。
そして松の実のアクセント!もー、ジェノベーゼ大好き!
ミートソースよりもナポリタンよりも、一番好きかも。
皿のそこに残ったソースを大切にスパゲティに絡め、
フォークの最後のひと舐めができるまで、頑張ります。

これで、W盛なんですけれど、
スパゲティの一人分って、みんな普通、おなかいっぱいになるのかな。
自分にとっては、この量がデフォルト。
W盛にしておいてよかったと思わずにはいられない、
おいしいジェノベーゼでした。

ラブリーというべきか、スイートというべきか。

2008年06月24日 02時47分21秒 | 食べ物の話
てなわけで、画像は、新宿区新宿三丁目
「カフェべローチェ」で、コーヒーゼリー。
これで、280円。

なんっつーかですね、
自分は、食べ物において、
その形を見ただけで、欲情するものがいくつかあるんですね。

たとえば、まい泉のカツサンド。
あの断面といい、形といい、
パーフェクトとしか言いようがない。
なんで、かつは形がいびつなのに、それをはさむパンは
ちゃんと衣と密着しながらも、美しい直方体を保つことができるのか。

ほぼ一口サイズに切りそろえられた三個のカツサンドが
きれいにパッケージされている、そのシルエットは、
美術館とかに飾られてもいいくらいだと俺は思うんですよ。
たぶん、だれも賛成しないと思うけれど。
いや、デパ地下の「まい泉」のコーナーだけ、
まさに博物館でガラスケースの中を見ているような錯覚を起こします。

そして、もうひとつが、
ベローチェのコーヒーゼリー。

このコーヒーゼリーの器の形といい(ありふれているけれど)、
ゼリーの、どこまでも吸い込まれそうな深い黒といい(コーヒーだから当たり前だけれど)、
ソフトクリームの巻きといい(アイスクリームくらいなら他にもあるでしょ)、
見ただけで、その美しさにうっとりし、
愛くるしい思いになるわけです。

そしてですね、ベローチェのソフトクリームっておいしいくないですか?
コーヒーのほろ苦さとソフトクリームの冷たい甘さ。
ソフトクリームの温度と柔らかさとゼリーの柔らかさ。
これは、味もパーフェクトとしか言いようがない。

それでいて280円。すばらしいじゃないか。
油断すると、毎日食べてしまいそうになるくらい。
いや、毎日食べてしまったら、こんな感動はしないのでしょう。
でも、カフェベローチェの前を通るたびに、
あの愛しく、美しい姿に会いたくなります。


ひとりで過ごす休日に選んだ、この映画。

2008年06月22日 00時41分55秒 | 映画
そんなわけで、うちの相方さんは、
友達とちょっと遠いところへ旅行に出かけております。

どんな景色を見てくるのか、
いろんな写真や土産話を聞けるのが楽しみなんですけれど、
ここのところ、週に一回ペースで会っていたので、
こんなに会えない期間が空くのは、ちょっと久しぶりです。

今日は、梅雨空の中、副都心線に乗って
おすぎがCMで宣伝していた、あの映画を見たくて、
出かけてきました。

画像は、渋谷区宇田川町・シネマライズで、「ぐるりのこと。」
監督はゲイの方にはおなじみの橋口亮輔監督。6年ぶりに撮った作品だとか。

靴の修理屋だったカナオ(リリー・フランキー)と
子供を身ごもりながら出版社に勤め続ける祥子(木村多江)。
カナオは先輩の勧めで法廷画家に職を変えることを勝手に決めてしまうが、
それでも、二人の生活は、ささやかな幸せに包まれていた。

しかし、祥子は、身ごもった子供を流産し、次第に精神のバランスを崩していく。
カナオは社会で次から次へと起きる事件の裁判の法廷画を書き続けながら、
祥子のそばで、幸せの意味、生きる意味を問い続ける…

なんて、寄せ集めの言葉で文章を書いてしまっていますが、
自分の足りない言葉で感想を書くには失礼なくらい、よい映画でした。

先ほど死刑囚の死刑が執行された東京・埼玉幼女連続誘拐殺人事件や
地下鉄サリン事件、大阪池田小児童殺傷事件など、
実際に起きた事件を連想させるような映画の中の事件の裁判の様子と
一人の女性が自分の流産によって、苦しんで壊れていく様子が
10年という長い時間軸でシンクロしていきます。
法廷で行われるやりとりから、夫は生きることや、幸せの意味を考え、
それが彼女の支えとなり、妻は明るさと希望を取り戻し、立ち直っていく様子が
コミカルだけれど、とてもリアルな夫婦の会話の中で鮮やかに描かれています。

あーごめんなさい、こんな感想しか書けなくて。
リリー・フランキーさんと木村多江さんの二人の感情が交わる長いシーンは
多くの観客は、涙を流していました。
ほんと、夫婦の幸せだとか、スクリーンから醸し出される空気が
とてもすばらしい映画でした。
これを読んだ人も、読まない人も、ぜひ、劇場へ。

ほろ酔い「山田ルイ53世」気分。

2008年06月21日 03時03分35秒 | 食べ物の話
てなわけで、画像は、新宿区新宿4丁目新宿PAXビル4F
「富春飯店」で、麻婆豆腐…じゃなくて、見て欲しいのはビールグラス。

新宿南口から程近い、このお店。
本当の、お勧めは、シュウマイです。
自然の材料を使って着色された色とりどりのシュウマイの皮の中には、
「えび」「干し貝柱」「春菊」「セロリ」など、
バラエティ豊かな具材が、肉汁いっぱいに包まれていて、
セイロのふたを開けるとぷはーっと香り立って、
もーそれはアツアツで、ジュワーっとおいしい、
横浜崎陽軒とかとは、また違うおいしさのシュウマイなんですけれど、
そーいうこととは別に、ちょっとびっくりな、こちらのビールグラス。

ワイングラスみたいな、こんなグラスで、
ビールを飲むんですよ、ここのお店。
しかも、めちゃくちゃ重い!しっかりとジョッキの重さです。

このグラス見たとたん、やはり思い出すのは、
こちらの芸人さん…髭男爵。

公式ホームページは、こちら。
http://www.sunmusic.org/get/profile/profile_hige.html

自分よりも、ご存知の方が多いかと思うので、
あまり詳しい解説もいらないかと思いますが、
「山田ルイ53世」という貴族と「ひぐち君」という召使いによる、
掛け合い漫才が売り(?)で、
ワイングラスを持ちながら、「乾杯」の「パイ」で韻を踏むたびに、
テンポ良く乾杯しながら掛け合い漫才するじゃないですか。

このビールグラスが運ばれてくるたびに、それぞれのテーブルから、
「すごーい」とか「髭男爵みたい!」という
歓声が聞こえてきます。

普通のビールジョッキなら、
ただの「乾杯」だけれど、
このジョッキならば、テーブルに出された瞬間に、
みんな乾杯したくなる雰囲気に変わる、そんな個性的なビールジョッキです。

F!東京メトロ副都心線とダイヤ乱れの混。

2008年06月16日 23時16分11秒 | いろいろ
てなわけで、画像は、埼玉県和光市で、副都心線10000系車両。

東京都心で最後に残った未開業の鉄道路線だった
東京メトロ・副都心線がついに、先週6月14日に開業しましたね。

この路線の工事が始まったのが、2001年だというから、
ほぼ7年の歳月をかけて竣工し、開業にこぎつけたということになりますね。

東京の皇居を中心として環状に走っている道路の一つ、
「明治通り」の西側の真下を通るこの路線は、
池袋、新宿、渋谷という山手線のターミナルを結ぶということと、
それこそ、7年前から、伊勢丹や新宿三丁目交差点という、
ゲイにとっても、出没頻度の高いエリアで、
ずっと工事をしていたということもあって、注目度はもちろんのこと、
自分も、開業がとても待ち遠しい路線でした。

そんなわけで、今日は、無駄に副都心線を乗り倒そうという趣旨で、
地下鉄で、副都心線探検をしてきました。

丸の内線新宿三丁目で乗り換え、まずは渋谷を目指し、
そしていったん降りて駅の構造をチェックしてから、
渋谷・新宿三丁目・池袋・小竹向原しか停まらない「急行」で和光市へ。

和光市から今度は「各駅」で地下鉄成増駅で降りて、
昔住んでいたアパートや駅前の散歩をしてから、今度は、
有楽町線に乗って要町駅へ。
要町駅構内で、有楽町新線から副都心線に名称変更となり、
ホームが新設されたその状況を確認のために副都心線に乗り換え、池袋駅へ。

池袋駅でも、丸の内線と副都心線で
改札内乗換え通路が新設されたというので、
歩いて乗り換え通路を確認し、
また副都心線池袋駅に戻り、新宿三丁目へ。

新宿三丁目の駅の出入り口など構造のチェックをして、
丸の内線で帰宅という、副都心線に乗りたいが為だけの、
ぶらぶら散歩です。

ただ!

皆さんも夜のニュースでご存知かもしれませんが、
今日の副都心線は、ダイヤが大混乱しておりました。

つまづきは、朝7時頃に起きた小竹向原駅での電車の遅れだったようですが、
自分が副都心線に乗った午後2時になっても定時運転に回復しておらず、
和光市に向かった時には、終点に近づくにつれ、何度も停止信号待ち。
自分が乗った電車は乗客を降ろした後、待避線(?)に動けず、
後続の電車がホーム手前で入線待ちを食らっていました。

そして夕方には、混乱に拍車がかかり、
「小竹向原」では和光市行きが駅のホームの途中で
停止信号で動けなかったり、
乗り換えた要町駅の案内表示板には、
「通過」列車が二本続くはずだったのに、なぜか一本目が「停車」。
池袋駅では案内板には「調整中」の張り紙がされ、
そして新宿三丁目へ到着するころには、
ついに池袋と渋谷の折返し運転となってしまいました。

2ちゃんねるに書き込まれた話では、
駅の案内では「各駅」だったはずなのに、乗ったら「急行」で、
降りるつもりの駅で通過してしまったとかしないとか。
あの混乱ぶりでは、ありえない話でもないでしょう。

やはり、複雑な運転系統に問題があるのでは?
小竹向原で4方向の路線が相互に乗り入れちゃうから、
ちょっとの遅れが、取り返しのつかない遅れになったのでしょう。
これが慣れていれば運転指令所も適切に指示が出せるのでしょうが。

NHKニュースによれば、小竹向原ではダイヤ改正で
運転本数が一時間に45本と大幅に増えてしまったとか。
東武東上線・西武池袋線・東京メトロ有楽町線のダイヤ改正を
先行してしておいてあとから副都心線を開業したり、
または副都心線の東上線方面と西武池袋線への乗り入れは、
開業半年後からにするとか、
方法はあったかと思いますが、どうなんだろう?

やはり、安全運転と定時運転は、鉄道事業の要。
明日以降、混乱が残らないように、
東京メトロの威信にかけて、
頑張って走らせてほしいところです。

なんだかんだと言って、
丸の内線沿線の住人にとっては便利な副都心線。
夕刻には多くのお客さんでにぎわっていました。
今まで貯めていたクレジットカードのポイントも、
JR東日本とJALが提携した「JAL Suicaカード」から
東京メトロとANAが提携した「TokyoMetro ToMeカード」に
変えようかと本気に悩む今日この頃です。

自分のHIVの話もたまには「ちゃんとします」19

2008年06月16日 11時21分40秒 | HIV
てなわけで、先週の「とくダネ!」(フジテレビ)は、
フジテレビで行っているチャリティキャンペーン関連の
エイズについての特集ウィークでした。

「とくダネ!」では、フジテレビで行っているチャリティと絡めた形で、
海外のエイズ感染の現状を、以前からずっと追っていました。

たしかに海外では、
国家や地域によるエイズ感染防止の取り組みの濃淡が、
感染拡大に大きく影響していて、
一部地域ではとても深刻だったりしますが、
感染者として、報道のバランスについて、
ちょっと違和感を感じていました。

くまぞー「国内のエイズ感染については、報道しないの?」

報道してくれってつもりはないのですが、
「エイズは海外の話」という間違ったサインを送ることにならないか。
薬害による感染者の方はもちろん、ゲイのエイズ感染など、
地味だけれど、確実に存在している問題は、取り上げないのかなと。

そんな中、国内でエイズ・HIVの感染防止の啓蒙活動や感染者のケアの
ボランティア活動をしている「ぷれいす東京」さんの活動報告会に
「とくダネ!」に出演されているフジテレビアナウンサーの佐々木恭子さんが
ゲストでいらっしゃったとか。


「ぷれいす東京2007年度活動報告会にお邪魔しました-明日はもっといい日に」

http://blog.goo.ne.jp/dass0811/e/6cbdd82b1517fc76f02f01c43806e16f

報告会の中の佐々木恭子さんの話によると、
6月の「とくダネ!」のエイズ特集で
国内の患者さんについても取り上げるということで、
どんな特集になるのか、とても楽しみにしていたわけです。

秋葉原の事件によって、一日ずれ込んだ、その日のエイズ特集の内容は

「佐々木HIV報告『高齢化する日本の感染者』」

都市では若者・ゲイを中心としたエイズ検査の関心の高さに反して、
地方では偏見などによって検査への関心が低く、
年をとってからエイズへの感染・発症が発覚することが問題になっており、
とある感染者の例を取り上げて、介護福祉施設を利用を断られ、
一人暮らしを余儀なくさせられる患者を取材していました。

介護保険を使って、ヘルパーに身の回りの世話をしてもらっているそうですが、
一番大切なのは、薬の飲み忘れが無いか、
ヘルパーさんにチェックしてもらっているとか。

番組が行った介護福祉施設へのアンケートでは、
多くの施設でHIV患者の受け入れができない、
もしくはどちらともいえないと答えていました。

ヘルパーさんも、インタビューで、
最初は感染するんじゃないかと思っていたけれど
実際に接することによって、怖さがなくなったと話していました。


自分も今は、普通に働き、普通に暮らすことができています。
でも、もしも痴呆が進んだり、手足が不自由になって、
さらに自分にパートナーがいなかったら、
その時、ちゃんと薬を飲み続けることができるのだろうか。
どれだけ、周囲に協力してくれる人たちがいるだろうか。

「ゲイの老後の生活」という問題とも重なるんじゃないかな。
今の僕らにできることはないのか、
大きな問題を喉元につきつけられたような気持ちでした。


そして、番組を見ていて、別に疑問を持ったのは、
僕たちの、この病気は、老化によって免疫力が下がって、
薬を飲み続けていても、
結局最後は、エイズを発症して死んじゃうじゃないかということ。

それを、こないだ、主治医に聞いてみたら、
年をとってからの治療ではCD4(免疫力を示す値ですね)が
なかなか上がらないらしいのですが、
ウイルスを押さえ込んでいれば、
CD4が200以下には下がらないし、
200あれば、日和見感染症(免疫力が低下することによって発症する病気の総称ですね)
にはかからないとのこと。

僕らの老後がより幸せなものになるためにも、
なにかみんなで協力してできることはないのかなと
思わずにはいられませんでした。

もしも、今、「ナンシー関」が生きていたなら。

2008年06月14日 00時14分28秒 | いろいろ
そんなわけで、6月12日の日本経済新聞1面のコラムから。

紙面「ナンシー関さんが存命なら、現政局の主人公二人の似顔を彫ってどんなセリフを加えるか」


…昨日、6月12日は、ナンシー関さんの命日だったそうです。もう7回忌になるとか。
当時、彼女は、週刊誌の連載を何本も持つ、売れっ子コラムニスト&消しゴム版画家でした。
しかし、2002年6月12日の夜、飲み会帰りのタクシーの中で、
心不全により、突然、天国に旅立っていきました。

僕は、すべてのコラムを読むほどの大ファンではありませんでしたが、
週刊文春の「テレビ消灯時間」が大好きで、
木曜日になると、必ず書店で文春を立ち読みしていました。
その鋭い観察力から書かれたテレビ批評や人物批評のいくつかを
いまでもはっきりと覚えています。

そんな彼女の作品展を、今週の日曜日まで開催しています。
てなわけで、画像は、渋谷区宇田川町、パルコ・パート1で
「ナンシー関 大ハンコ展 見た!彫った!書いた! 39年の人生と、全仕事」。

会場には、たくさんの消しゴム版画の原版が「圧縮陳列」され、
「女優」「アイドル」「スポーツ選手」などに分けられた作品の展示や、
彼女の遺品や仕事場を再現した展示、実際に週刊誌に掲載されていたコラム、
そして、えのきどいちろう、しりあがり寿、みうらじゅん、浅草キッド、清水ミチコなど
生前、彼女と交流のあった有名人が、彼女を偲んで、ビデオコメントを寄せて、会場で流しています。

消しゴム版画は、特徴をよく捉えた表情や絶妙な一言に、
唸ると同時に、噴出して笑わずにはいられない作品も。
細かい手仕事と、その量に圧倒です。

そして、有名人のビデオコメントや展示の解説を見たり読んだりして、
自分と共通して感じたことは、
「彼女の作品は、ワン・アンド・オンリー」であることと、
「彼女が今生きていたなら、なんて書くだろう」ということ。

彼女が亡くなってからも、
マスコミや、マスコミに登場する人物を批評するコラムは
たくさんあるわけですが、同じような批評であっても、
彼女と同じ視点を持つ文章を一度も読んだことが無いし、
これからも、彼女のようなコラムニストは現れないんじゃないかな。

だからこそ、亡くなって6年経った今もなお、
次から次へと新しいテレビスターが誕生し、世の中を騒がす出来事がおきる度に、
「もしナンシー関が今、生きていたら、なんて書くのだろう?」と
思わずにはいられないのです。

鋭いコラムニストというイメージの反面、
素顔の彼女はとても女の子らしく、かわいい人物だったとか。
素人の人物を彫った作品は、たしかにどれも、
素朴でほのぼのとした表情が多かったです。

開催場所の渋谷パルコという場所に反して、僕らもそうですが、
渋谷には似合わないような中高年のギャラリーもたくさん訪れていて、
とても賑わっていました。
彼女は多くのファンを引きつけて、みんなの心の中に生き続けているのでしょう。

最終日は、今度の日曜日。
彼女の生前の活躍を知っている人はぜひ。
昨日話して今日いきなり連れて行った相方さんも、
すごく楽しんで展示を見てくれていました。
詳細は、彼女のホームページまで。今もなお、ちゃんと残されています。

「NANCY SEKI'S FACTRY ボン研究所」
http://www.bonken.co.jp/

贅沢な昼飯、贅沢な空想旅行。

2008年06月10日 03時34分51秒 | 食べ物の話
なんだかんだといって、
中野区の時刻は、午前3時過ぎです。

この夏の楽しみ、久しぶりの一人旅。
今日は…というか、最近ずっとなのですが、
一日中、ネットや書店で、空想夢旅行です。

JALの空席情報を見たり、
格安ゲストハウスをネットで探したり、
旅行ガイドや旅行記を片っ端から立ち読みしたり。
なんだか、そうやって、あれこれ旅行のことを考える時間が一番楽しい。

そーいえば、小学生の頃は、時刻表をよく買っていて、
寝る前に、布団の中で、ひたすら鈍行列車や、
寝台特急や新幹線に乗って全国を旅行していたな。
まるで、パズルを解くような、でも正解が永遠に見つからなくて、
そして、いつの間にか、眠りにつく感じ。

時刻表はネットになり、
移動手段も飛行機だったり、
その旅行の目的に、ぼけっと風景を眺める時間もあったり、
いろいろ変わったけれど、
ワクワクする気持ちは、20年以上経っても、まったく変わりません。
少し違うのは、今は、それが…仕事を頑張れるモチベーションになるってこと。

相方さんには申し訳ないけれど…まあ、たまには。

そんなわけで、今日の昼飯は、まぐろ丼。
まぐろのぶつ切りはづけにして、ネギトロには、わさび醤油をかけて。

深夜遅くまで働いている一人暮らしのゲイの方なら
わかってもらえると思うんだけれど、
刺身って、なかなか自宅で食べる機会って、ないですよね。

おそらく、スーパーマーケットでは、早めに見切りされて、
自分が帰りに寄る頃には、売り切れか、
もしくは本当に鮮度の悪そうな商品しかありません。

だから、今日みたいに、自分は、お弁当など食材の買出しで、
午前中にスーパーマーケットに行ける時に、昼飯として、
まぐろの刺身を買って食べるパターンが多いかな。

買って帰ってきたのはいいのだけれど、
まぐろのづけにする、みりんが冷蔵庫に無くて、がっかり。
でも、しょうゆだけでも、充分です。

2合炊いたご飯が余るのでは?と思って買った惣菜が、
余分だったほど、ぺろっと、おいしく。

そんな、梅雨の東京の一日でした。

パソコン設定地獄と、黒糖かすてらの話。

2008年06月07日 04時28分37秒 | 食べ物の話
てなわけで、ちょうど、一週間前の話。
実は、パソコンが、急に立ち上がらなくなってしまいました。

電源は入って、ハードディスクも問題なさそうなのですが、
ファイルが壊れている云々で、
ディスクが必要だとか、必要でないとか、エラーメッセージが出てきて、
それはそれは、チンプンカンプンでした。

……

自分が始めて買った、初代のパソコンは富士通製で20万。
ウィンドウズ95ブームの頃、大学生で、
バイトで貯めた金で買ったものでした。

3年半ほど使ったかな。だんだん、調子が悪くなってきて、
たしか、BIOSの初期化をしないと、毎回立ち上がらなくなってきたので、
壊れる前に買い換えたのが、エプソンダイレクト社製のパソコン。
オンラインで注文できて、もちろんスペックを自由にカスタマイズできて、
たしか14万円くらいだったかな。

しかし、そのパソコンは、4年目を迎える寸前で
突然、ぷちっと、起動しなくなってしまいました。
プラモデル作りとか、そーいうのとは縁がなかった子供時代だったので、
そーいうのが好きならば、分解して、直してみたのでしょうが、
壊れた時点で速攻あきらめて、ヨドバシカメラへ直行。

3代目は、NEC社製で、現在のマシン。
さすが、大手は違って、いろんなソフトがついていて、
テレビも見れて録画もできちゃったりして、
すごいなーと感心し、びっくりしていましたが、
実は買って3ヶ月しないうちに、ハードディスクが壊れてしまい、修理へ。
ただし、サポート体制がよくて、一週間しない間に、
ハードディスクを交換修理して戻っていました。

……

そんな三代目だったので、今回も、NECのサポートセンターへ
電話し、あれこれ聞いて試してみました。

くまぞー「XPのCD-ROMって、どうも無くしてしまった様なんですけれど…」

実は、最初から添付されておらず、オペレータのお姉さんの指示通りに
いろいろ試してみましたが、どうも、うまく立ち上がってくれず、
泣く泣く、再インストールすることになりました。

さてさて、再インストールは、初めての経験で、
パソコンの説明書どおりに実行すると、まるで、買ったときと同じ状態に!
そして、サクサク動く動く!!


…いやいや、再インストールなのですから、当たり前なのですが、
いままでのパソコンが、どれだけウイルスに感染していたのか、思いやられます。
さらに、自分でアンインストールしたソフトまでが、
そのまま復活しているのですから、
とても新鮮な印象です。

再インストールも一通り終わり、じゃ、インターネットの設定をしようと思って
控えていたIDやパスワードを入力するのですが、
どうも、ぜんぜん、繋がってくれません。

自分が覚えているパスワード、思い当たるIDを次から次へと入力していても、
ぜんぜん、繋がってくれません。

くまぞー「しまった…」

どうやら、IDもパスワードも、設定方法もわからなくなってしまったようでした。
こんなときのために、ちゃんとIDとパスワード、設定方法は控えておくべきでした。
重要な設定方法は、ぜんぶ、ウェブで確認できると、高をくくっていたんだな。

友達に、そんなトラブルの一部始終をメールで報告すると、

友達「サポートセンターの電話を調べてあげるよ」

これはありがたい!
ネットカフェで調べるしかないと思っていた、
サポートセンターの電話番号を調べて送ってきてくれました。


そんなこんなで、サポートセンターからIDとパスワードを郵送してもらい、
ようやくインターネットに接続…
一度はできたのですが、どうも、
良かれと思って、繋がった直後にネットで購入して
インストールしたウイルス対策ソフトが悪さをしたのか、
再び動作が不安定に。そして、再インストール、再設定で、現在、午前4時。

あー朝だ。

でも、ようやく、復旧いたしました。
どうも、今回のトラブル以前から、自分のPCメールアドレス宛てのメールが
はじかれて届かなくなってしまっていたりだとか、
すごく大切な連絡をしてくれていた友達にも失礼なことをしてしまったりだとか、
また「メールでご連絡します」と返事しておきながら、一週間くらい
ほったらかしになってしまったりと、
一部、迷惑をかけてしまいました。

たぶん、ネット関連は、メール設定もすべて大丈夫なので、
ご連絡取れると思います。
もし、俺から返事がないときには、ブログに書き込んでください(笑)。

そんなわけで、ちょっとだけ食べ物の話で、
画像は、「黒糖かすてら」。ローヤル製菓製。
セブンイレブン中野新橋店にて。

ローヤル製菓は、どうやら岐阜県の会社ですが、
自社のホームページもなくて、詳細はわかりませんが、
おそらく小さい会社なのでしょう。

黒糖カステラといっても、鈴カステラ。
鈴カステラの周りに黒糖をまぶしてあります。

鈴カステラ大好き!黒糖大好き!

どうして、いままでこういうアプローチがなかったのかと、不思議なくらい、
後引くうまさなんですけれど、
黒糖はやはり、かりんとう!という、声もちらほら。
でも、さすがセブンイレブン、バイヤーの目利きが違うと、
思わざるをえないチョイスです。

ふざけ気味の詐欺事件の話と、真面目な名古屋名物の話。

2008年06月03日 00時38分43秒 | 食べ物の話
今日の昼間のニュースで放送されていた、海老の養殖場への架空の投資話。
とあるテレビ局がヘラヘラした顔したほろ酔いの会長に直撃です。

記者「海老で鯛を釣ったんですかっ!」

…詐欺話の突撃取材にしては面白すぎ、ふざけてます。

続いて、夜のニュースで同じ詐欺話の被害者がテレビ局の取材に応じてます。

被害者の女「私、海老大好きだったんですよ。
も~海老チリ見ても食べられないです。」

…じゃ、食べるな。しかもプライバシー保護の為にふざけた声色で。

首謀者も被害者も報道関係者も、
すべてが漫画のようで、真面目な詐欺事件のように思えません。

そんなわけで画像は
港区西新橋一丁目「パスタデココ西新橋烏森通り店」でミラカン。
CoCo壱番屋が新しく出店しているあんかけスパゲティ専門店です。
東京ではこの店だけ。「新しく」と言っても、この店は2003年に開店していて、
付近のサラリーマンにはたくさん利用されている人気店のようです。
もちろん名古屋地区ではたくさんお店があるようです。
メニューは、あんかけだけに留まらず、
カルボナーラソースとミックスでかけたり、フライやハンバーグをトッピングしたり
名古屋らしい(?)メニューでいっぱいです。
ミラカンは基本のメニューで、自分はトマトベースに感じましたが、
ちょっと辛い感じ?不思議!なんだろう、この味は?おいしいです。
東京にいながら名古屋の味を味わいたい方はぜひ!