さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

新作牛めしの評価は?

2005年09月30日 01時58分42秒 | 食べ物の話
というわけで、画像は松屋フーズの「新作牛めし」

インターネットのニュース配信で、
「吉野家・豚丼値上げ」の記事を読んで、
なぜか松屋の牛丼を食べたくなりました。何故かはよくわかりません。

久しぶりに、牛丼を食べたのですが、
これは、どうだ?
決して、まずくはないです。むしろおいしいです。
肉も柔らく煮込まれています。
でもね、煮込みすぎなのかな。
牛肉がまっ茶色なんですよね。そして、たまねぎも、あめ色。
牛丼を食べているというよりか、
ご飯のうえに牛肉のしぐれ煮を食べているような感覚。
牛丼とという意味で評価が分かれるのではと思うのですが、どうでしょう?

おいしいけどさ、吉野家にも戻ってきて欲しいですな。

毎日、槇原敬之に会ってます

2005年09月30日 01時46分07秒 | いろいろ
タイトルにつられて来た人、ごめんなさい。

仕事場が変わって、まだ慣れない職場で、疲れ切ってるんですけれど、
帰り道に、東京メトロ丸ノ内線大手町駅の荻窪方面行きのホームで、
必ず槇原敬之のニューアルバムのポスターと遭遇するんですね。

男前とはとても言いがたいのに、ああ、また笑顔で跳ねてるな~と思うと、
今日もようやく大手町まで帰ってきたなと、心がほっと和みます。
なんていうんですかね、
いい意味で、テレビや雑誌に出る人としては、結構、ブサイクで。
そこが、ツボといいましょうか。
セレブレーションのDVD見ていても、一生懸命に歌う姿が、
ちょっと好きです。

今度、初めて武道館のライブ見に行きます。
凄く、席悪いけれどね、うん、楽しみです。
アルバム買わなくちゃ。

スーパーのうなぎが苦手なら…

2005年09月29日 02時03分53秒 | 食べ物の話
新しい職場のことも、いろいろ書きたいのですが、
一応コンセプトが「食べ物ブログ」なんで、あまり外れないよう、
今日は食べ物の話でも。
というわけで、画像は、浅草「小柳」のうな重。

先日、友達と浅草で天丼を食べようと思って、
「まさる」という店に行ったのですが、その日は祝日で、あいにくの休み。
でも休みでよかったのかもしれません。
なんと車海老の天丼が4500円するんですよ。
ふつうのやつでも3500円くらいだったかと。
俺は一度食べたことがあったのですが、こんな値段なのに
そのときのメニューには、「おいしいお味噌汁はいかがですか」と、
味噌汁が300円、別料金になってるじゃないですか。

天丼に何千円って出す奴しか来ないんだから、
天丼の値段に上乗せしとけよ~と思ったのをよく覚えています。
今はどうなんだろう?

じゃあどうしようかと悩んで向かったのが、画像の「小柳」のうな重。
とても古い店構えですが、気取るところなく、
敷居も低く、とても入りやすい浅草らしい店の一つです。
以前にも一回記事にしたことがあります。

身が細く、脂ぎって、濃い味のスーパーのうなぎとは正反対!。
画像は2100円なんですけれど、この2100円は上等です。
だって、平気で3000~4000円のあたりの
値段を出してくるうなぎ屋も多い中で、
上品でふっくらした味わいで、かつ香ばしく焼けたうなぎが、
2100円で食べられるのだから、
これで満足しないといっては罰があたります。

でも、沢山食べる人は、おなかいっぱいにならないかも。

まあ、そんな時は、下の画像にあるような、
サイドメニューで焼鳥でも注文してください。
まるでみたらし団子のようなとろっとしたタレは、
なぜか鶏肉と相性ピッタリ。
奥のテーブルで食べている人を見て、すかさず注文してしまいました。

きっととり重もおいしいんだろうな。



僕はここにいる

2005年09月28日 00時33分27秒 | いろいろ
会社の人事異動があって、今の職場は、今日が最後。

「kumazzzo君がいなくなると、寂しくなるよ。」
そんなふうに言ってくれる同僚の言葉がとてもうれしい。

でも、みんなここに残るじゃないか。
楽しい仲間がいるじゃないか。
寂しいのは、俺だよ。

温かい言葉をかけてもらい、暖かい握手を交わし、
そして深々とお辞儀をして、外へ向かいました。
まるで、小船で海に出るかのようです。
職場を背にして歩き出したら、もう二度と今の職場に
戻ってこれないような不安に襲われました。

新しい職場へ行っても恥ずかしくないよう、
出勤前に、吉祥寺のユニクロとGAPで服買ってきました。
今の職場ではウエストが10cm以上減ったからね。
随分、服も買っていなかったな。

明日は、また新しい人間関係を織り成していく一番最初の日です。
がんばらなくては。


外科のノリの耳鼻いんこう科

2005年09月27日 01時44分11秒 | HIV
というわけで、今日は、月一回のHIV診察です。
今日、どうしても主治医に伝えたかったのは、鼻炎のこと。
12月から鼻の調子が悪く、
最近では、蓄膿の症状のように、頻繁に鼻をかむことが多く、
またたんが気管に入り、それを出そうと、息ができないほどの咳をするのです。

いままで我慢してきたのですが、
そろそろ自分の許容範囲を超えてきたような気がして、
症状を主治医に話したところ、
「それでは耳鼻科で診てもらいますか…」
ということに。

耳鼻いんこう科の外来で待っていると
「kumazzzoさん!4番の診察室にはいってください~」
とマイクで呼び出しです。
まあ、それは仕方ないにしても、
カーテンで仕切られた診察室に入ると、
医者がまた大きな声でしゃべります。
「えーと、じゃ、ちょっと鼻を見せてください…そんなにひどくないね~
先生のコメント見ると、まあ、薬のんで様子見て、
それでも悪かったらもう一度検査しましょう」

…え、それだけですか。
あの、患者の話とか、まず聞かないのか、とてもビックリです。
「12月くらいからずっとひどく、蓄膿っていわれるような症状では…」
と食い下がってみると、
「まあ、そうだと思いますよ。でも、このくらいなら、開業医に通っている方も、
みなさん2~3週間で治りますし、まずは薬で様子診ましょう」
の一点突破です。

HIV外来が個室で丁寧でゆったり時間をとった診察と比べ、
あまりにも大雑把な雰囲気だったことを、
HIV外来に戻って主治医に話すと、
「特に大きい病院の耳鼻科は外科のノリだからね~」
などというじゃないですか。

なんだ?外科のノリって。
たしかにそうなのかもしれないけれど、
そういう傾向が、大きい病院になればなるほど
あるというのが、とても不思議。
主治医の言った意味深長な理由を知りたくて仕方ありません。

というわけで、画像は、
俺と同じ病院へ通う人は、たぶん、一度は気になっていると思う、
グアバの自販機。ガラナだのスコールだの、
変な飲み物ばかりがラインナップされてます。
それに混じって、ちらほらコカコーラ製品も。
飲んでみる勇気ないな~。

人事異動ですか?誰が?

2005年09月27日 01時03分24秒 | いろいろ
というわけで、私事ながら、
会社で自分の人事異動があり、かと思いきや、
後任の方が突然退社されて一週間延期になったり、
いろいろドタバタしていて、じっくりとパソコンと
向き合う時間もなかった一週間でした。

自分はへなちょこサラリーマンなので、どちらかというと
仕事の出来は自慢できませんが、アルバイトの男の子達やおばさんたちと、
どうやって楽しく仕事するかは、随分長けていると思います。

上司からすると、俺の仕事はいつもポイントがずれていると、
随分、気を揉んだことと思いますが、
自分の意に沿っているわけでない、今回の自分の異動は、
今思えば、自分の思うままに仕事をしすぎていた結果なのかもしれません。

そんな今の職場で送別会を、昨日、開いてもらったら、
パートのおばちゃんにアルバイト、取引先さん含め、
なんと40人以上も集まってもらいました。

…そんなにうれしいことはないよ。みんなありがとう。
30歳を過ぎて、まさか泣くとは思いませんでした。ただしトイレですが。
そして、今日は、午前中HIVの診察を受けてから、
アフター6パスポートで、会社の仲間が待つ東京ディズニーランドへ。

自分にとって、楽しく働く仲間がいることが、いかに重要か、
改めて自覚した一週間でした。
ただ、転勤したら、少しは気合を入れ直して仕事しなくちゃ…。
自分の人生は、どこまで行っても正念場です(泣)。

大人の買い食い4

2005年09月24日 09時36分29秒 | 食べ物の話

というわけで画像はファミリーマートのフライドチキン。
店頭に掲げられた「飛ぶように売れて、一億本突破」
というキャッチコピーにつられて買いましたが、
じゃあ、ケンタッキーフライドチキンは何本突破したのか、
一億という数字はたいした数じゃないのかもしれません。
最近、ケンタッキー以外のフライドチキンも悪くないなというのが流れとしてあって、
このフライドチキンもそのひとつ。ただスパイスに関してはケンタッキーの上をいく
ところはないように思えます。
一本だけ食べたいときにはお手軽なフライドチキンです。

機内食タイムは給食の思い出(2)

2005年09月23日 03時07分31秒 | 食べ物の話
というわけで、私事ながら、
ハワイまでビジネスクラスで往復できる無料航空券ゲットを目指しているのですが、
俺が貯めているJALのマイルは貯めたマイルに3年という有効期限があるんですね。
今年の年末が有効期限のマイルが18000マイルあるんですね。
それまでに全部で60000マイルを貯めないとビジネスクラスの無料航空券が
もらえないということで、いままで一生懸命貯めて、
60000マイルまで、あと8004マイルまで貯まりました。

が!あと2ヶ月で8000マイルって、かなりハードル高く、
またビジネスクラスとはいえ機内食も作っているところは同じだし、
座席が広いだけ(いや、それが重要!)の
ビジネスクラスに乗るのを目指すよりも、
40000マイル使って、エコノミークラスでハワイ行こうか、
それとも50000マイルで同じくエコノミークラスでメキシコに行こうか、
非常に悩ましいところなのですが、
とりあえず、年末ギリギリまでポイントを貯めようかと。

ということで、画像は、4年前、
2001年に初めて海外へ行ったときの機内食ですね。
ANA成田-ホノルル間で出たものです。

これが機内食初体験だったのですが、
俺はアップダウンクイズ(毎日放送)が放送されていた頃から、
ずっと飛行機の食事には憧れがあったものですから、
もう、それはすんごい期待だったわけですが、
ホノルル行きだから、おばちゃんや子供も沢山いる乗客に、
少ない客室乗務員でカートをひいて効率よく配る様子や、
アルミやプラスチックのトレーやカトラリーに、
とりたてておいしいとも思えない味は、
まるで学校の給食の時間を思い出しました。

このご時勢、ただでもらえるものに期待してはいけないってことですね。

デニーズのデザートは出来がいい!8

2005年09月21日 10時26分20秒 | 食べ物の話
というわけで、こないだ、日比谷の帝国劇場で「エリザベート」を観た帰りに、
銀座(!)で「銀座コージーコーナー」の喫茶店みたいなところに
寄ってきました。コージーコーナーはシュークリームやプリンが
安くておいしい、有名な洋菓子チェーンですね。
銀座コージーコーナーは、銀座に3店舗ほどあるみたい。
全国には、あんなにたくさんお店があるのに、銀座には3つしかないのか…
いや、3つあれば充分ですね。

そこで、フルーツパフェを食べたのですが、
グレープフルーツと生クリームの組み合わせに多少がっかりしました。
柑橘系と生クリームってあまり相性よくないですよね。
オレンジはともかく、グレープフルーツってどうだ?

まあ、それはいいとして、画像は、
デニーズの「巨峰とフルーツの彩りサンデー」680円です。
やはり、ポイントはシャーベットで、フルーツとの相性が抜群です。
もちろん、生クリームやアイスクリームも使っているけれど、
大切なのは、バランス。そう、デニーズのパフェはバランスがいいのです。

秋だけのお楽しみ。この次は、梨のサンデーになるかな?

ちなみに、コージーコーナーの画像は、この下↓



この夏最後のかき氷 

2005年09月20日 10時36分18秒 | 食べ物の話
というわけで、画像は港区麻布十番「浪花屋総本店」のかき氷。
2つ前の記事に書いた、今一番古いゲイの友人と昼間会うことに。
東京食い倒れツアーの記事の中のたい焼きが凄く気になっていたとかで、
浅草で食事のあと、急遽、麻布十番に向かうのでした。

ただ、この日は、祝日ということもあって、超人気!
「たい焼き」に1時間待ちです。みなさん予約して帰るから
行列こそないけれど、まるで愛知万博です。

ということで、たい焼きを予約し、お店の中では待ち時間ナシで
「白玉あずきかき氷」をいただいてきました。

優しい甘さで炊かれた小豆が、つややかに、盛られています。
たい焼きがおいしいのだから、もうこの餡は、言うことなし!
口にした瞬間、幸せが口いっぱいに広がります。
しかも、餡の量たっぷり!でもしつこくないし、優しい甘さだから、
こんなにたくさんでもくどいということはありません。
で、もっとすばらしいのが、氷の細かさ。
真綿のような氷が、口の中ですっーと溶けていきます。
こんなに細かく、口当たりのいい氷は初めてです。
例えるならば、パウダースノーです。

この夏最後かもしれないかき氷を、こんなにおいしい店で
締めくくられたことが、とてもラッキーです。

静岡で失敗しない、このスパゲティ

2005年09月19日 10時26分10秒 | 食べ物の話
静岡に帰省したときに食べた食事の画像が残っているので、ご紹介を。
というわけで、画像は、静岡市・紺屋町「キャット&ボア」の
キャット風スパゲティです。
ちょうど、静岡駅から伸びる地下街の一角にあります。

キャット風というのは、この店のオリジナルで、
カツレツとミートソースの組み合わせです。
俺が、この店の味を忘れられないのは、このミートソースです。

ねっとりと絡みつく濃さは、もちろん自家製で、10日間ほどかけて
作ったものだとか。まるでデミグラスソースのような奥深さです。
そして酸味よりも甘味が効いているのも、このミートソースの好きなところ。
ミートソースが甘いって、ちょっと想像できないでしょ?
でもですね、この甘さはたぶん、野菜の旨味が凝縮している証拠かと。

ミートソースだけじゃなく、カレーやピザなども充実していて、
地方の喫茶店の王道みたいな雰囲気の店です。
でも、この店も2年後をめどに、再開発で移転してしまうとか。
これからも、この味が継承されて残ることを、応援せずにはいられません。



ブログで出会うということ

2005年09月18日 23時46分57秒 | 食べ物の話
今、一番古いゲイの知り合いは、
10代の頃、当時、山梨に住む友人に紹介された一つ上のデブです。
当時は文通欄でお互いやり取りして、やっと本人に会うことが多く、
会わずに終わってしまった手紙も、まだたくさんとってあります。

大学を卒業するまでの自分は、その山梨の友人を軸に、
いろんな人と出会い、遊びに行きました。
二丁目なんかも、本当は、あの独特な人間関係やお約束事の中で
随分背伸びして行っていたと思います。

遊んでいた仲間は同世代が多く、時は前後しますが、
みんなが同じように就職していき、社会に出ると、
なかなか集まる機会が少なく、疎遠になっていきました。

とても好きだった年上の男とも音信不通になり、
東京を離れ横須賀で生活も始まり、
出会いの中心もインターネットになり、いまひとつ馴染めずに、
当時の出会いといえば、サウナやハッテン場でのやりとりの中で、
電話番号を交換したりするだけで、なかなかその先には進めません。
でも、出会いの場所が原因ではなく、
俺が交友関係をつくっていこうとすることに、
とても面倒になっていたのかもしれません。

2~3人を中心にしたごく僅かなゲイの知り合いで、
俺はずっとひとりで過ごしていくのかな…と思っていたのですが、
その考えが少し変わったのは、HIVに感染した頃から。

家族関係みたいなものにすごく憧れるようになったんですね。
ストレートの友人が社会の中核を占めるようになり、
子供をつくり、育てていく様子をみていると、
子供も作らず好き勝手なことをしているゲイの自分は、
社会から認められる存在にはなり得ないんじゃないか。

すくなくとも、ストレートの人たちと同じような責任をもって、
生活をすることが、とても大切なんじゃないかと、ふとよぎるようになります。

ブログを始めた理由はいろいろあるのですが、
やはり、広がりを持った人間関係を築きたいと思ったからです。
ゲイだけじゃなく、いろんな人たちとの交流を期待していました。

最初こそ、カウントも少なく、誰が見ているのか判らない相手に、
記事を書くのはとても大変でした。
だけど、自然にポツリポツリとコメントがつくようになり、
また直接メールを頂くこともあり、
徐々に広がりをもったブログになってきたことを嬉しく思います。

ということで、画像は、
台東区・上野「ギャラン」のコーヒーゼリー。
もう東京では絶滅寸前の喫茶店で、内装も、店員の服装も、
垢抜けない感じですが、この店流行っていたなあ。

今日は、この垢抜けない喫茶店で、
ブログつながりのみなさん3人と会ってきました。
一番手前のコーヒーゼリーが、俺です。みんな飲み物なのに!
こういう出会いがあって、人生がまた楽しくなることに感謝です。

自然薯でつくる蕎麦ととろろ汁

2005年09月17日 00時26分39秒 | 食べ物の話
仕事の関係で、箱根に行って泊まってきました。
とはいえ、仕事ではないので、気楽なものでしたが、
夜は大宴会場で150人も集めて宴会なんかやるものですから、
接待でもなく、今時、社内向けのイベントで、
こんなことをやっているのは、自分の会社だけじゃないの?
などと思うのですが、どうなんでしょうね~。
時代は変わるというのに、相変わらずの無駄遣いでは…。

ということで、画像は、神奈川県箱根町・箱根湯本にある「はつ花」の
とろろそば。一緒に箱根に行った会社の先輩に、
「おいしいそば屋がある」と言われて、つれてこられたのが、この店です。
そば粉を自然薯と卵だけで練り上げたというのがこの店の名物だとか。

蕎麦はおいしそうだったのですが、やはり、自然薯と卵というのが
影響しているのか、喉越しと言う点では、いまひとつのような。
つるっと食べるという感じではなかったですが…

ただですね、つけ汁のとろろは本物の自然薯でとてもおいしい!。
実家に居た頃の話ですが、うちの祖母方の田舎が山の奥で、
山で取れたという自然薯をよく送ってきてもらい、
とろろ汁にして、ご飯にかけて食べたのですが、
これがとてもねばねばしていて、口の周りにつくと、
皮膚が痒くなるくらいの威力(?)のある芋なんですね。

最近とろろといえば、コンビニのとろろそばについてくるものは、
とろろ芋(長いもとか大和芋とも言いますね)から作られていて、
痒くもなんともないのですが、自然薯の粘り強さは、
とろろ汁にして食べたときの食感が違います。

子供の頃よく食べて、痒くなって嫌いだったとろろ汁ですが、
久しぶりに食べて、大人になったのに、口の周りについた芋で、
むずむずしてしまいました。自然薯の威力はいまでも違いますな。

静岡価格のどらやき

2005年09月13日 10時42分42秒 | 食べ物の話
というわけで、画像は静岡市・葵区浅間通りにある「河内屋」のどらやき。

実は、同じ浅間通りにあるおでん屋で、おでんが
食べたかったんですね。前回の静岡への帰省の時に、お店を見つけて、
今度は是非!と思っていた店です。

実家に住んでいた頃は、こんなことを言っている人は少なく、
とってつけたような名物で嫌なのですが、
最近では、醤油で味濃くぐつぐつ煮て、食べるときに鰹節と青海苔の粉を
振りかけて食べるスタイルのおでんを「静岡おでん」とか言うらしく、
町おこしで、いくつかのお店が取り上げられています。

その日は、都合により午後2時までの営業で、
俺が行ったときには、すでにシャッターが閉まっています。ん、残念!

でもですね、その店の近くに、5~6人の行列が
できている店があるじゃないですか。
それが、画像のどらやき。店主が店頭で皮を焼いています。
でっぷりと太って、とてもとっつきにくそうなご主人で、
話しかけるなといわんばかりに、怖い顔してもくもくと焼いています。

壁には取材などでおとずれたと思われる芸能人や、
地元テレビ局のレポーターの色紙が沢山並べられていますが、
こんな怖そうなご主人では、取材が大変だったのでは?

が、しかし!
どら焼きを3つ買い、奥さんと思われる女性に支払いを済ませると、
なぜか、そのご主人、俺にだけ「ありがとうございます!」
って、無愛想だけど言うじゃないですか。
他の客には、まったく声もかけなかったのに…。
いや、なんだか、うれしくて、
「ごちそうさまです!」と返事して、東京へ持ち帰ったのでした。

皮おいしい!ふっくらとして食べ応えアリ。
皮がきれいな茶色に焼かれ、見た目もきれいです。
画像の撮り方が下手で、ボリューム感があまり伝わっていませんが、
これでお値段105円って、なかなかありあません。
東京なら157円か210円でしょうか。
「ひとり5つまで!」なのですが、5つ買っても惜しくないどらやきでした。

ゲイはやっぱり歌と踊りが好き

2005年09月12日 23時51分36秒 | いろいろ
というわけで、今年30歳のくまぞーですが、
30歳にして、初めてミュージカルというものを観てきました。

芝居自体、あまり興味がないから、もちろんミュージカルなんて、
見たことがありませんでした。
今回、友人のお誘いをうけて観に行ったのが「エリザベート」。
日比谷の帝国劇場で一ヶ月公演しているものですね。

俺、帝国劇場についてはよく知らなかったのですが、
ここで行う公演は全て東宝の製作か、協賛なんですね。
歌舞伎の松竹、ミュージカルの東宝ということなんでしょうかね。

エリザベートは人気の演目ということで、
チケットを取るのがすごく大変だとか。
でも、そんなありがたいものだとは知りませんでした。
ただですね、宝塚歌劇団の「エリザベート」の演出をしている人を
追っかけたテレビ番組を以前、たまたま見て演目を知っていたので、
まあ、それならば観てみようか…って感じですね。

実際に見ると、すばらしいですね。
ミュージカルでは当たり前のことにも
いちいち感動しているだけなのかもしれないのですが、
たとえば、歌いながら階段を降りる一路真輝演ずる
エリザベートが着るドレスの白が、
震えがくるほど美しく照らし出されたりだとか、
一糸乱れぬダンスが終わり、照明が消え行くスピードと
上に突き上げたこぶしを下ろすタイミングがピタリとそろっていたりだとか、
おもわず声を漏らさずにはいられません。

各キャストの歌声、コーラスもすばらしく、
そして驚いたのは、音楽はオーケストラピットで実際に演奏しているんですね。
オーケストラだけじゃなく、ドラムセットとかギターも聞こえるじゃないですか。
生演奏はオペラだけだと思っていました。

一流のキャスト、多くの出演者、舞台セットに照明、衣装、メイクに、
そして生演奏に、これで、A席8000円というお値段は、
とても納得がいきます。お金かかってるはずだよ。

一路真輝ファンだという友人は、エリザベートも今回の公演で4回行くとか。
ダブルキャストなどで、演じる役者が違うと
お芝居も全然雰囲気が変わってくるからだというのですが
一見、バカバカしく思えたそんな話も、一回見てみると、確かに。
違うキャストはどんな風に演じるのだろうと、俺も気になります。

そんなわけで、やっぱり踊りや歌に興味がいくということは、
俺もゲイの端くれだったんだなと、再認識した一日でした。