さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

菓子パンとスイーツの、その間にあるもの。

2011年02月27日 22時12分02秒 | デザート

えーとですね、「パスタ」なんて言葉は昔はなかったように、

「スイーツ」なんて言葉も、昔は使われてなくて、いつのころからか、使われるようになりましたよね。

ティラミスが流行り始めた頃にはあっただろうか?とか、いろいろ考えたのですが、思い出せません。

パスタは、スパゲティという言葉に代わって、イタリア料理の世界が広げるのに役立ったような気がしますが、

さて、スイーツは何の言葉と置き換わったのかと言えば、洋菓子?それともデザート?どちらも、いまひとつピンときません。

スイーツが甘いもの一般を指すとしても、果物はスイーツよりもデザートのほうがピタッとくるし、

いくら甘いからと言って、菓子パンやコンビニアイスをスイーツと呼ぶには乱暴で安直な気がします。

スイーツが指すものと、とそうでないものの間には、違いがないようで、でも、決定的な違いもあるようでもあり、

そんな、スイーツという言葉の持つ、どことなく、ふわふわとした感じは、

インターネット上で、女子の事を指して「スイーツ」と呼んだりすることと、どこか結びつくような気がします。

 

なわけで、画像は、千代田区神田佐久間町「八天堂 秋葉原メトロピア店」で、

とろけるくりーむパンほか、生クリーム、抹茶、小倉、チョコレートぱんなど。

昨年から、メディアでの露出が増えた、話題の「スイーツ」です。

パッケージもレトロ風で、すごくかわいいですよね。

広島・三原市に本店をもつ、この会社のクリームパンは、

常設店舗を持たずに、駅構内やデパートでの期間限定の催事の手法で、

徐々に人気を集め、同時にプレミアム感も保ってきましたが、

さすがに、昨年後半からは常設店が、いくつか誕生しているようです。

 

話題なのは、そのクリームの食感。

それは、ふわっとした口どけは、洋菓子のクリームか、それ以上。

言い換えれば、これは、和風のシュークリームということでしょう。

常温ではなく、要冷蔵であることも、菓子パンとは、決定的な違いとも言えますよね。

菓子パンは冷蔵したら、乾燥してパサパサになってしまいますよね。

でも、パンとは思えないほど、しっとりとした薄皮の生地の内側に、下手するとこぼれてしまうほどたっぷりのクリーム。

でも、食べると、やはり、パンなんですよ。もちっとした食感の小麦の生地。

でも、ひんやりとしたクリームは、スイーツそのもの。

菓子パンだとしても、スイーツだとしても、いずれにせよ、ぺろっと食べられちゃうことには変わりありません。

菓子パンとスイーツ。改めて、その線引きの曖昧さを認識させられるような、

秀逸なスイーツでした。


ハロウィンもクリスマスも、目の前を通り過ぎて行くだけなのさ。

2010年10月24日 15時06分04秒 | デザート


そんなわけで、世の中は、そろそろハロウィンですね。
クリスマスは、自分も物心ついたときから、そこにあるものだったので、
普通に、宗教性のないイベントというか、風物詩だったわけですが、
ハロウィンはさー、大人になってから、突然そんなこと言われても、
困るわけですよ。

最近では、ハロウィンのオーナメントをスーパーでも扱うところもあり、
ハロウィンをモチーフにした商品がだんだん増えてきて、
メディアでも扱う情報量が増え、
近頃では、10月31日の夜はパーティ帰りなのか、
仮装して地下鉄に乗っているお客さんも見かけるようになり、
定着してきた感がありますね。

そんな自分は、「カラーチャイルド」のお芝居を見てきました。
「パティおばさんの大切なトランジスタラジオ」というタイトルで、
おばあさんが持つトランジスタラジオから聞こえる
不思議な声が、草野球チームを栄光に導くお話。
会場を「パンプキンスタジアム」というスタジアムに見立て、
舞台は、決勝戦を迎えた球場のダッグアウト。
サインボールがつなぐ野球への思い、そしてトランジスタラジオから聞こえたおばあさんへのメッセージが、
時を超えて、再び、元メジャーリーガー「パンプキンズ」の選手だった、おばあさんの介護士を
バッターボックスへ立つ勇気と奮い立たせてくれます。
そして迎えるクライマックスは…。

演者が瞬時に様々な役柄で変化する舞台設定、そして演技やダンス、音楽も楽しく、
また、時空を超えて繋がるストーリーに泣き、
あっという間の2時間でした。

そんなわけで、かぼちゃつながりで、画像は、かぼちゃケーキ。
よく見ていただかなくてもわかるのですが、失敗作です。
最近流行りの「半熟カステラ」みたいな言い方をすれば、
「半熟かぼちゃケーキ」と言っておけば、まあ自分で食べるのには、
好都合です。

会社で、おすそわけで、かぼちゃケーキをもらったですね。
とても、おいしかったので、「炊飯器で焼ける」という、
そのかぼちゃケーキのレシピを教えてもらったのですが、
2回チャレンジして、2回失敗。
なかなか、中心まで固まらないんですね。
1回目はいい加減だったので、2回目はちゃんと分量も
守ったのですが…まあ、おいしかったので、よしとしましょう。

ケーキで、粉や卵など、材料を混ぜ合わせて行く作業って、
なかなか快感です。
混ぜて行くと、粉や固形物のボールの中身が、
なめらかな生地になっていく過程が、
ぞくぞうするわけですよ。
ぺロっと舐めても、甘くておいしかったりすると、
もうたまりません。

炊飯器じゃなく、オーブンでちゃんと焼いた焼き菓子に、
ちょっと挑戦してみたいな。

あいすまんじゅうは、まんじゅうを超えるか。

2009年08月06日 03時14分22秒 | デザート
のりピーが行方不明だ。

一体、どうしているのだろう。
夫が逮捕され、ショックを受けているとか、いないとか。
山梨県で携帯電話の電波が途切れたと、
ネットのニュースで流れていたから、
まさか…と思ったけど、身延山の周辺だったとか。
ともあれ、無事が確認されるまで、
どうしても気になってしまう。

まっすぐに生きることって、本当に難しいと思う。
騙されたり、誘惑に負けたり、欲望をむき出しにしたり。
犯罪を肯定するつもりはないけれど、
見え隠れする、自分の心の弱さ故に、
他人を律することも、僕にはできない。

自分だって人に言えないような秘密がたくさんありすぎる。
全部さらけ出していたら、きっと自分からも他人からも責められ、
生きていけないだろう。時には、隠したり、隠れることだって必要だ。

終戦記念日が近いからなのだろう。
遅く帰ってきてテレビのスイッチを入れると、
NHKでは、戦争の特集。
昔は、こういう番組は好きではなかったけれど、
戦場で壮絶な体験をした人の言葉から紡ぎだされる貴重な証言は、
心に響かないわけがない。

戦争で脳裏に焼き付けられた光景が忘れられず心に傷を背負っても、
苦しみながら、今を生きる強さに、
はっとされられる。

また頑張って、生きていこう。
もし、のりピーが、深夜のNHKを見ていたら、
そんな気持ちになるんじゃないかな。
きっと心配している人のすべての気持ちが、届いてほしい。

そんなわけで、画像は、
丸永製菓株式会社で、あいすまんじゅう。セブンイレブン中野新橋店にて。
発売は、10年以上前らしいのですが、
自分は今年、初めて食べました。

丸永製菓は、もともと九州の会社で、鹿児島名物の「白くま」など、
九州で有名な冷菓をテーマに商品を作っている会社のようです。

不思議なのは、まんじゅうでは、全くないのに、
柔らかく炊かれた小豆を、柔らかいアイスで包んであり、
食べると、まんじゅうを食べているような、少しもちっとした食感で、
これは、まさにまんじゅう!
びっくりです。

そんな明日は、HIV検査の日。てか、もう4時半か。
さあ、早く薬飲んで寝なくちゃ。

行ってきます

2009年06月18日 11時58分24秒 | デザート
フェリーターミナルでは、いつもより多く見送りが出てました。
某ホテルの紙テープに、某ユースホステルの踊りと掛け声。
自分も今日は、フェリーに乗って、見送られました。
遠くに去る島影を同じ宿の出発客と眺めていたら、
涙が頬を撫でてくれました。楽しい礼文でした。さあ、今から稚内です。

波の音と、静寂と、流れ星と。

2009年06月18日 05時37分57秒 | デザート
最後の夜、夜空に星が見えました。
宿泊客有志でライト片手に町の明かりが見えないところまで「星空観察ツアー」です。
鮑古丹(あわびこたん)に寄せる波の音。見上げたら北極星と天の川。
道路に仰向けになっていたら、
ほら、流れ星が見えました。
今夜の夜は、東京です。