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さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

私はこの頃本気でとんかつの衣になりたい12

2012年06月04日 00時30分16秒 | とんかつ

んなわけで、もう6月です。

約8年ブログを続けてきて、ブログを書くペースとしては、この数カ月はもっとも遅いペース。

それは、まあ、いろいろ仕事のことが気になって、メンタル面が絶不調なのも一つの原因。

とはいえ、仕事もまだ出来ているし、ご飯も食べているし、寝ることもできているんで、

第一、こうして冷静に書くこともできるんで、本当に鬱で悩んでいる方々からみたら、

まったくもって、正常なうちに入るかもしれません。

しかし、若いころは、考えたって仕方ないことは考えないようにしたり、

食ったり笑ったりして、忘れる方法が身についていたはずですが、

歳をとって、いろいろな経験が蓄積されて、頭の中の思考回路がうまく切り替えられなくなっているのでしょう。

こんなにネガティブな気持ちに大きなエネルギーを割けるのなら、

そのエネルギーを、2~3年で10億円くらい稼いで、あとは一生仕事しなくてもいいようなアイデアを考えることに、

全力を捧げてもよさそうなのに、結局、それもできない自分。

やはり、自分は結局、ネガティブ発想から逃れられないのでしょう。

じゃ、どうにかして向き合わなくては。

 

んなわけで、画像は、埼玉県所沢市中新井1丁目「とん平」で、ひれかつ定食と生姜焼き定食。

西武新宿線新所沢駅から歩いたら15分くらいでしょうか。

米軍所沢通信基地の近くになります。

とんかつの美味しい店と言って連れて来てくれたのにもかかわらず、

「生姜焼きとシェアしよう」と言われるままに、アレアレと動揺したのですが、

出てきたお皿を見てビックリ、生姜焼きは、とんかつ用のロース肉の厚さをそのままに、

すりおろしたての生姜と醤油で焼いてくれます。

こんなに厚いけど、肉は柔らかく、じゅわっと肉の豊かな旨みが広がります。

千切りキャベツは、タレが浸み込み、ご飯がどう考えても足りません。

大きなご飯茶碗二杯分食べてしまいました。

ヒレはヒレで、淡白とかあっさりではなく、ロースのようにボリュームがあって、非常にうまい。

肉食べるって、幸せになるよなあ。

肉食って、いろんなこと話して。

そんな幸せな時間を繰り返し思い出しながら、ネガティブ発想から脱出して、明日から頑張らなくては。


私はとんかつの衣になりたい11

2009年03月08日 02時12分16秒 | とんかつ

えーとですね、日本にはいろんな飲食店のカテゴリーがあると思いますが、
このブログの食い物の話題で、
一番紹介が多い店は、「ラーメン店」でしょうか。
ラーメンの記事のすべては、ラーメン店で食べています。当たり前のようですが、
料理としてはカレーも紹介が多いはず。
でも店のカテゴリーで言えば、
「カレー専門店」もあれば、「洋食店」もあれば、いろいろ。
ハンバーグは「洋食店」とか「定食屋」が多いでしょうか。

以前頻繁に紹介していたデニーズは「ファミリーレストラン」。
ハンバーガーも「ファーストフード」と「ハンバーガー専門店」
ステーキも提供するような「アメリカンレストラン」など。

ケーキなどはデパ地下などの「洋菓子店」。あとは
「喫茶店」だったり「ホテルビュッフェ」だったり。


丼ものは、「定食屋」や「魚料理専門店」とか、いろいろかと。

そんないろんなカテゴリーに店が分けられる中、いままで、
このブログで書いた記憶があまりなかったのが、
「和風レストラン」という店のカテゴリー。

チェーン店では「和食さと」だとか「夢庵」「とんでん」みたいなところ。
料理で言えば刺身やてんぷら、丼にとんかつにエビフライに鍋料理、そば、うどんに
和風ハンバーグや和風ステーキあたりまでカバーしているでしょうか。

都内だと、和食は専門店が多いので、あまり見られない業態かもしれませんが、
ちょっと街道沿いに行けば、大きな駐車場と看板、和風の外観は、
よく見けますよね。
ただ、自分はロードサイドの和食レストランは、なんでもあるけれど、
味もそれなりイメージ。高くてまずいなんてイメージはないけれど、
とびきりおいしいものが食べられるイメージもありませんでした。

そんなわけで、今日は、
文通欄が友達作りのメインの手段の一つとして機能していたころに
知り合った古い友人で超セレブ美食家・蘭丸君に教えてもらった、
こんな「和食レストラン」の、こんな厚切りとんかつの話題で。

画像は小田原市扇町4丁目「和風レストラン㐂左衛門(きざえもん)」でとんかつ定食(大)。

この日は、昼過ぎから、小田原・箱根のうまいものめぐり。
グルメ番組のロケかと思うほど、次から次へと食べ、
懐かしい話に花を咲かせ、そして、
「もう結構食べたけれど、すごく分厚いとんかつならば、頑張れる!」と
ロケ(?)の締めに食いに行った店です。

どんなとんかつが出てくるのだろうと待つこと約20分。
えー、でてきました…見た瞬間にわかる、その厚さ。
あんなにお腹いっぱいだったのに、なんだろう、このやる気は。

そして、まな板の上でサクサクと包丁を落とされたであろう分厚いとんかつの切れを
箸で持ち上げると現れる、その美しい断面…
明らかに柔らかいと思われるきめのこまかそうな、その断面に自然と笑みがこぼれます。

絶対においしいであろう、その感触は、
すり鉢の上で香るゴマの上から注いだ、
甘めのとんかつソースにどぶんとつけて、
滴るかどうかぎりぎりのところで、口に運んだ瞬間、
感触から確信に変わります。

kumazzzo「うまい!」

値段は1500円くらいだったかと思いますが、
自分が味音痴でなければ、その値段ではありえない上質な豚肉のようです。
ロースなのに、とても淡白でやさしい触感。
いやー、これは大変!やっつけるとか、闘志ではなく、
味わってゆっくり食べたい、そういう雰囲気です。

注文した時には、ちょっと無理かもと思っていたら、
最後には、見事、お皿がまっ平らに。
頑張らずに、完食です。

場所は、東名高速道路太井松田インターもしくは小田原厚木道路小田原東インターを出て
国道255号を小田原市街方面に向かい、酒匂川を越えてすぐの右側。
たしか、通りからちょっと奥まった処にあるので見つけにくいかもしれませんが、
一度、食ってみる価値アリ。食べてから何ヶ月か経っても忘れられない味です。


私はとんかつの衣になりたい10

2009年01月20日 02時11分27秒 | とんかつ
さてさて、画像は、静岡県静岡市葵区呉服町2「蝶屋」で、
上ロースとんかつ定食(って名前だったかは、ちょっと不明)。

いやあ、懐かしかったなー14年以上食べていなかった、
自分の思い出の味です。

このお店は、自分が中学生のころから知っている店で、
静岡市内では、古くから営業しているそうです。
老舗の部類に入るのでしょうが、
だからと言って敷居が高いわけでなく、
カウンターしかないような狭い店です。
カウンターの客席と壁の間には、
従業員さんがへばりつくように立っていて、
もちろんお茶を出したり料理を運んだり下げたりする役目なんですけれど、
それはそれで、食事を見られているかのようで、ちょっとプレッシャーです。
しかし、このお店は、そのスタイルを僕が中学生のころから崩していません。

その崩さないスタイルの一つが、ケチャップをかけて出すというところ。

ケチャップって珍しくないですか??
お店の従業員さんは、出すときに、
「ソースをかけて食べるとおいしいですよ」と言って勧めてくれます。
ソースとケチャップを混ぜながら食べるわけですね。
ソースとケチャップの組み合わせは、ちょっと洋食風です。

そして、もひとつ崩さないスタイルが、
お箸のほかに、フォークとナイフも並べて出してくれること。
これも洋食を意識しているのでしょう。
でも、ちょっと他のお客さんの様子をみていると、
やはりお箸派が、かなり多いようです。

自分は、昔は、上ロースとんかつなんて食べていなかったんでしょう。
この日、出された上ロースとんかつ定食は、とっても分厚い!
あれ、こんなに厚切りだったんだと、ビックリ。

揚げる時間も随分とかかりますし、
上がったとんかつをザクザクと切り、
キャベツが盛られたお皿の上にのせるわけですが、
きれいに整列できず、きゃべつ山から、ごろんごろんと、
転がり落ちる様子が、画像でよくわかっていただけると思います。
そして、ケチャップ!いやいや、とんかつにかけられたその様は、まさに
とんかつという名の、谷深い岩山に囚われ、
天に昇ることができず暴れ回っている龍がごときです(なんじゃ、それ!)。

がつんがつんと満足な食べ応え。
がむしゃらに龍をやっつけ、岩山を鎮めていると、
きゃべつのおかわりが有無を言う前に、カウンターの中から、
お皿の上に乗せられます。
有無を言う前にきゃべつが再び山積みになるのも、蝶屋スタイルです。

昔と同じスタイルを、これからもずっと続けてほしいし、
静岡に帰ってくるたびに、寄る場所が残っていてほしいと
思わずにはいられませんでした。


私はとんかつの衣になりたい9

2008年12月15日 01時48分25秒 | とんかつ
画像は、文京区湯島3丁目「とんかつ井泉 本店」で、
上ロースとんかつとご飯と豚汁など。

この日は、上野集合で、会社のゲイの先輩社員と昼飯を食べたんですね。

世の中の人たちは、何時に昼飯って食べるんだろう?
自分の勤める会社の自分たちの部門も、
どちらかというと出勤時間が昼前から午後にかけてが多く、
この日の上野集合時間も午後2時と遅め。

するとですね、
昼の営業時間が終わってしまったり、
店に入れてもすぐに休憩時間になってしまったりと、
なかなか、世の中の人たちの昼飯タイムに、ごはんが食べれません。

上野周辺には、「上野御三家」と呼ばれるとんかつの名店があるそうですが、
そう、この3件とも、昼の営業時間が終わってしまっています。
でも「井泉」だけは、休憩なしでずっと営業しているとか、いないとか。

自分も初めて行く店だったので、
携帯片手に、御徒町経由で店に向かいます。

「井泉」は、昔…昭和5年からあるお店で、
「お箸で切れるやわらかなとんかつ」というキャッチコピーというか
謳い文句は、誰も一度はどこかで聞いたことがあると思います。
初めてのお店でしたが、昔見た店名とキャッチフレーズで
ずっと頭の隅っこに記憶として残っていたのでしょう。

中央通りからそれほど離れない場所の路地にある店は、
歴史のある店ですが、敷居が低く、こじんまりとした雰囲気。
古さは感じますが、それも、また良し。
カウンターに座れば、オープンキッチンで、
調理の様子を楽しみに眺めることができるし
お座敷に通されるととても落ち着いた感じで、
落ち着いて話をしながら食事をするのには、ちょうどよいです。

お食事の準備に続いて運ばれてきたとんかつはですね、
ちょうど、家庭的で上品な感じ。
すごくあっさりしていて、でも家庭的だからと言って素人じゃなく、
ちゃんとおいしいものをおいしくつくって出してくれる感じです。

箸で切れるかどうかは…どの切れも、箸で切らずにぱくっと口に
入れてしまったので、わからないけれど、
やわらかいことは、間違えありません。

とんかつは全部食べてしまうのがもったいなくて、
少しずつ食べていたのですが、
御飯がお代りかどうかが、店内にもメニューにも表示がなくて、わかりません。

別代金でもいいから、ご飯の「追加」を頼もうとしたら、
店員さんが「お代りですね」と。
どうやら、ご飯はお代り大丈夫でした。

そしたら、残りの3切れをとんかつソースと、
たっぷりのご飯で、もう、心行くまで堪能。
舌の上で、胃袋で、お腹周りで、胸の中で、
「とんかつ」という名前の満足感が満ちてゆきます。

とんかつ専門店として、そんなに値段も高くないし、
店の雰囲気も含めて、とてもリーズナブルな感じがした、
上野の老舗の味でした。

私はとんかつの衣になりたい8

2008年08月28日 01時01分11秒 | とんかつ
携帯電話が修理中です。

えーとですね、今の携帯電話は、去年の10月に機種変更したものですが、
どうも、この携帯、自分と相性が悪いようで、
買って間もなくして、ネットにつながらない症状で、
修理に出し、基盤を取り替えています。

そして、沖縄旅行中には、水没事故。
帰ってきて1カ月ほどして、
今度は電波の受信感度が著しく悪くなってしまい、
二度目の修理中ですが、ソフトバンクショップの店員さんいわく、
「もう基盤がないようです。」

修理もできず戻ってきて、かつ同じ機種がもう販売終了になっていたら、
機種変更しか道は残っていないのですが、
旅行記でも書きましたが、分割払いの料金が、まだまだ残っています。

代替機が、初代アクオスケータイで、
通勤中に普段見れないニュース番組なんかが
ワンセグで見られて、ワンセグ携帯もいいかななんて
思ってしまっているのですが、パソコンも買い換えたばかり。
あまり余計な出費はしたくないのも本音かな。

画像は、千代田区外神田1丁目「丸五」で、特ロースかつと、ごはんセット。

秋葉原にあるとんかつの名店ということで、
とんかつマニアだけでなく、アキバ系のみなさんにも
人気のお店のようです。

賑やかな電気街のはずれにある、小さな建物のお店。
狭い店内には、カウンターにずらっと難しそうな店員さんがずらり。
テーブル席もありますが、携帯カメラでパチリと余計な音がしようものならば
怒られてしまうんじゃないかと思うほど。
反対に言えば、それだけ本格的な老舗の雰囲気が漂っています。

ごらんのとおり、特ロースかつは、
その厚さも素敵なのですが、
やはり、特筆なのは肉の味!
いい品種の豚肉を使っているのでしょう。
脂身がおいしいのはもちろん、
上質な豚のとろける脂が程よく
赤身にさしが入っているからかな、
食べるほどに肉のうまみが、口の中に広がり、
オリジナルのとんかつソースが
ごはんへと誘います。

ただ、あまりにも上品な豚の肉質で、
ご飯をがっつくのではなく、反対に、ごはんが、
おいしく豚肉を食べるための添え物のような存在にさえ感じます。

キャベツの千切りには、青じそが入っており、
これがまた風味が最高!
口がさっぱりとして、最後までおいしくとんかつが食べられます。
赤だしの風味も完璧、すべてはパーフェクトです。

帰りに「ごちそうさまでした」というと、
厳ついカウンターの揚げ職人さんたちも、
笑顔で「ありがとうございました!」。

連れて行ってくれた相方さんのオーダーしたエビフライも
ぷりぷりして、とても、うまかったとか。

味も一流ならば、接客もすばらしいと、唸った秋葉原の夜でした。

私はとんかつの衣になりたい7

2008年05月07日 02時31分20秒 | とんかつ
てなわけで、画像は、八王子市めじろ台1丁目
「とんかつ 赤尾」で、ロースとんかつ。
場所は京王線めじろ台駅から、歩いて1分くらいかな。


話を遡れば12月の話。
ブログつながりのプチ忘年会で、東京に上京してきてから、
どんな所に住んだのかという話題になったときに、
台吉君http://daikithi.blog10.fc2.com/が大学時代に過ごした街と、自分が過ごした街が、
なんと同じエリアじゃないか!
しかも、時期が少し重なっている!
これは、いつか一緒に、学生時代を過ごした街を巡ろうと
盛り上がったのが、事のはじまりでした。

自分は、大学生時代の4年間を東京の多摩地区にある、
西八王子と言う街で過ごしていました。
どちらかというと、入りたい大学と言うより、
入試日程と偏差値で選んだ大学・学部だったので、
入学手続きをしてから、実際に大学に行くと
大学のキャンパスがあまりにも田舎でショッキングだったのをよく覚えています。

そこで、なんとか、夜でも人の気配を感じられる中央線沿線の駅前で
物件を探して、キャンパスの周辺よりも若干割高な
15㎡1Kユニットバスの5万5千円の物件で一人暮らしをスタートしました。

そんな大学時代は…自分は夜勤のバイトに明け暮れていました。
ちょうどゲイを自覚したて…て言うか、
ストレートとして生きるのを諦めた頃で、
大学の勉強はそこそこに、バイトで稼いだお金で、
ゲイ雑誌の文通欄で知りあった友達達と一緒にあちこち遊びに行ったり、
地元のハッテン公園をうろうろしたり、
都心の成人映画館やハッテンサウナに入り浸ったり、
バイトで貯めた金で買ったwindows95マシンを電話回線につないで
パソコン通信でセクフレつくったり、
堕落とまでは言わないけれど、
まあ、学生の本分をずいぶんと外れて、過ごしていたと思います。

そんなどこまでも野放図な自分とは正反対に、
ちゃんと充実したキャンパスライフを過ごしていた台吉君と、
懐かしい思いいっぱいで、西八王子の町並みを巡ってきました。

銭湯、ゲーセン、よく通ったコンビニ、ゲイ雑誌の売っていた書店…
失われた風景に遠い想い出を重ね、
そして病院やアーケードの並び、通学路の歩道、踏切の音…
かすかに今も残る面影に、歓喜の声を上げてきました。

画像の、「とんかつ 赤尾」は、自分が大学時代に時々行った店。
とんかつ続きの台吉君には無理させてしまったかな。
お値段的には、そんな頻繁にいけるお店じゃありませんでした。
でも、それでも行きたい理由は、もう、見ての通り。
ご飯の盛りは、まるで上信越道・碓氷軽井沢インターチェンジ付近の
岩山を彷彿とさせる、孤高の境地に降り立った心境。
これ全てを今から食べなければいけない、緊張感さえ漂います。

そして、厚さ3㎝はあるかもしれないロース肉は
一瞬、気絶しそうなくらいの分厚さ。そして、断面の美しさ。
緊張感の前に、狂おしいほどの胸の鼓動が高まります。

一体、何処から食べていいのか判らないほどの、どっしりとしたその分厚い切れを、
すり胡麻の入った器に溜めた、とんかつソースの池に、
ダイビングさせ、そして、口へ運びます。

kumazzzo「うはー」

ロースと衣と、とんかつソースが奏でる、甘美な三重奏。
頭のはるか彼方でゴングが鳴り響きます。

あとは、もう食べるのみ。
自分と台吉君を除いて、まわりはみんな20歳前後の学生だらけ。
でも、そんなこと気にしていたら、
このご飯の盛りを克服できるはずがありません。

…最初は絶対無理かと思った完食も、テンポ良く食べ続けて、ついに完食。
学生にはまだ負けない食欲を自覚し、言いようのない自信がついた、
めじろ台の夜でした。


私はとんかつの衣になりたい5

2006年11月19日 01時59分56秒 | とんかつ
てなわけで、画像は、新宿区・新宿三丁目「とんかつ三太」で
ミックスフライ定食。

「とんかつじゃないじゃん」という突っ込みはなしにして、
ここのフライは、衣が特徴的です。
画像でわかるかな?
粗めのパン粉でサクサク感が楽しめます。
特徴的なパン粉と、新宿では昔からある有名な店ということで、
よくマスコミにも出ているようです。

今回は、海老2本にヒレカツ、帆立、コロッケ各1個という
内容。小さかったけれどヒレカツおいしかったなあ。
コロッケもタネがやわらか気味のクリームコロッケ。
はしで割ったとたん、中のたねが崩れて流れてきます。
エビフライも帆立フライも、プリプリでございます。

ただね、ちょっと衣が特徴的だったから、
食べ終わったときの重たい感じは、どうなのかな。
それともご飯をお代わりしすぎたからでしょうか。
でも、見た目ほど油っぽくなくて軽く食べられたという感想も、
インターネットにはたくさんありましたよ。

相方さんと一緒に食べたのですが、
何年ぶりかに久しぶりに入った店で、
自分も食べた印象を忘れていたので、
どんな反応か気になるわけですね。
食べ終わって感想を聞いたら、
また来てもいいと思ったとか。一安心です。

私はとんかつの衣になりたい4

2006年08月20日 02時56分25秒 | とんかつ
流行の曲をカウントダウン形式で紹介していく
「CDTV」(TBS)という番組を深夜に放送しているのですが、
そのスペシャルが放送されていたのですね。

13年続いている番組なので、さまざま画像が豊富なアーカイブから
テンポよく次から次へと紹介されていきます。

昔のユニコーンの映像や、
篠原涼子がwithTだった頃の様子、
小室プロデュースでメガヒットを連発していたアーティストの面々、
すでに画面には登場できない人もいるヒステリックブルーのヒット曲、
今と比べればやはり幼く未熟に見える宇多田ヒカルのオートマティック、
ハロプロから次々誕生したふざけたユニットがまだちゃんと輝いていた頃の画像、
顔が変わる前のBoAなどなど、
これらすべて、辛口を気取って書いているのではなく、
自分の目の前を通り過ぎていった、
膨大な時間の量の隅間に数々の記憶がよみがえるわけです。

「あー俺って、20代何していたんだろう…」
と嘆かずにはいられないのでした。
そんな20代もすべて、この今に繋がっているのかと思うと、
もうそんなに無駄にできない歳であることを、
痛く実感しました。
「もっと早く痛感しろよ」という突っ込みはスルーで。

まあ、そんなわけで、画像は、
渋谷区千駄ヶ谷・高島屋タイムズスクエア14F
名代かつくらの「海老かつご膳」。
このかつくらは、組合員御用達ですね。
そこそこおいしいし、めちゃくちゃ高くないし、それでいて雰囲気あるし。

関東出店は、ここが初めてだったと思うのですが、
タイムズスクエアが出来て10年が経ち、
東京で随分店を増やしたようですね。
てっきり高級店と思いきや、
旅行に行った京都では河原町や寺町あたりの路地に普通にあるので、
もともと庶民的な店だったのでしょう。
…追記ですが、インターネットで調べたら、
京都で「リプトン」ブランドのティールームを展開している会社と、
「かつくら」は同じ運営会社なんですね。
そのつながり、なんとなく理解できます。

たまには海老づくしもいいですね。
もちろん、とんかつもうまい店です。言わずもがなですね。

私はとんかつの衣になりたい3

2006年08月16日 03時21分18秒 | とんかつ
靖国神社行ったみたいですね。
行く行かないは別にどうでもいいし、
もしかしたら、彼が周囲の反対を押し切ってまで行く行為と、
僕等が同性愛者であることを示して
街を歩くことと変わらないような気がしてならないのですが、
それはそれで別の議論として、
やはりね、どうなんだろう?

彼は相手を煽るのが好きじゃないですか。
ちょうど去年の今頃の、郵政の時もそうでしたが、
政策の良し悪しに関係なく
無用な摩擦はおこしちゃいけないと思うのですよ。
彼は、靖国以外では、かなり親中国であるという記事もちらほらあるのに、
変なところで煽っているから、
専制攻撃論だとか奇妙な主張が、現実味を帯びてしまうと思うのですよ。

とはいえ、喧嘩がうまいという、
日本の政治家としては類まれな政治力によって、
不良債権が減少し、金融が再生し、デフレがストップし、
そして日本経済がようやく、
再び成長の軌道を描こうとしているわけですから、
功績がないとはいえません。

が、これからは彼の時代じゃないのかもしれません。


そんなわけで、今日の画像は、とんかつ。
自分でつくる料理の中では、
一番上手につくれるかも。
見た目もそれなりに見えるという意味で、
人に食べさせてあげてもいいくらい。
前日に笹塚のとんかつ屋で食べたとんかつに影響されて、
結構厚切りでつくったけれど、
時間をかけて揚げて、
ほどよいピンク色に揚げ上がりました。

この日のご飯は、ジャーの底が見えました。
うまかった!

私はとんかつの衣になりたい2

2006年08月11日 01時27分47秒 | とんかつ
てなわけで、画像は、東京都渋谷区笹塚・十号通り商店街
「江戸家」で、ロースカツ定食。

最近ちょっと気に入っている「とんかつ」専門のブログがあって、
そこで紹介されていました。
笹塚は、直線距離ならば、自分の住む場所から、とても近いのですが、
公共交通機関しか移動手段がないので、
用事がない限り普段は行かないのですが、
商店街は充実していて、住みやすいとの評判もあるとかないとか。

実言うと、京王線がちょっと苦手なのですが、
(↑言っている意味が自分でもよくわからん。)
用事で行く度に、笹塚ならちょっと無理してもいいかなと思います。

特筆すべきは、
そのロースの「厚さ」と「安さ」。
この厚さは、感激です。
昔、大学時代によくお世話になった、おなじ京王線の
「めじろ台」駅に、「赤尾」というとんかつ屋があって、
そこも、目を丸くするようなボリュームのとんかつが出てきて、
体育会の学生に喜ばれていましたが、
ここも、匹敵するくらいボリュームあります。
30代なのに、まだこういう奴好きなんだよなあ。
ボリュームあるのに、お値段1480円。
ただ、残念なのは、ご飯のおかわりは有料のようです。

安いからと言って、
美味しくないわけではなく、
やわらかくやさしい豚の味わい。
味噌汁も、具こそ三つ葉が入っているだけだけれど、
ちゃんとだしが効いていて、いい味。

とても人気があるようで、列こそ出来ていませんが、
日用品や惣菜など、日常の買回り品の多い商店街のど真ん中にもかかわらず、
お客さんで賑わっていました。
たぶん、地元に住んでいらっしゃるゲイの方にも、
人気があるはずと思いますが、どうかな。

たぶん、近いうちに、もいちど行きたいと思います。
カツカレーとかも、うまそーでした。

私はとんかつの衣になりたい

2006年05月04日 10時32分21秒 | とんかつ
「ザ・たっち」かわいいなあ。
彼らをテレビで見ていると、
「この子達、来年、テレビから消えてしまわないかな」
と思うほど、どうしょうもない芸風の2人に寄せる愛情は、
親心に近いかも。まだ31歳だけれど。いや、「もう」ですね。

そんなわけで、画像は恵比寿ガーデンプレイス
「とんかつ武蔵」のとんかつ。

以前、ここには、生まれ育った静岡で
有名なとんかつの店「かつ好」がありましたが、
いつの間にか、名前が変わっています。

子供の頃、親が当時、西武百貨店にあったかつ好のデリカテッセンで
買ってくるコロッケが大好物でした。
恵比寿で「かつ好」の名前を見つけ、
ああ、いつか食べに行きたいなあと思っていたら、
名前が変わっているじゃないですか。

んーなぜだろう?

かつ好のホームページにも、そんなことは一言もかいてありません。
縁が切れたか、別の会社の店か。
よくわかりません。
でも、とにかく来てしまったからには、
食べて帰るしかありません。

日曜日の昼間ということで、
ランチメニューが用意されていましたが、
ランチロースで1500円。120g。
以前に前を通ったときは、
(値段が)「高い!」という印象だけは残っていたけれど、
夜は一体いくらで出すんだろう?

でもね、おいしいですよ。
ヒレのように旨味のある肉、
そしてヒレにはない旨い脂、
やはり、とんかつって「ロース」だなあと再確認かも。

でもなあ、オープン直後で、それほど混まない(と予想される)のに、
俺しかいない店内で、後から入ってくる客を、
俺のすぐ隣のテーブルに案内しそうになったのは、ちょっと減点。
テーブル席もたくさんあり、照明も暗く雰囲気ある内装で、
料理には、いい金額とるのだから、
そういうテーブルサービスの仕方も、
やはり少しは洗練されていないとね。
吉野家で食べているんじゃないからさ。




とんかつと、女優と、130kgデブと、下品な会話。

2006年03月31日 10時57分20秒 | とんかつ
人付き合いが苦手な自分としては、
ゲイの友人を紹介してもらうことはあっても、
自分から紹介することがないんですね。

こいつとこいつを会わせて大丈夫か、
話は弾むか、タイプかどうか…
そういったことは、実はささいなことで、
もしかしたら自分が心配することでは、
あまりないのかもしれません。

というわけで、昨日は、
一月に会う予定を連絡ナシでキャンセルしてしまった10年来付き合いがある
体重130kg友達と、
桜見物しようとしていて体調不良でキャンセルされてしまった
同じ会社に勤めるガチムチ専デブの女優と、
3人で会うことにしたのです。
2人とも、俺の事を裏表、深いところ浅いところまで、
よく知っていてもらっている2人なので、
そこだけでも共通していれば、問題ない様子。一安心です。

というわけで、画像は、
墨田区両国駅南口「むさしや」の特選黒豚ロースかつ。
130kgデブの友人が薦めてくれた店ですが、
厚切りのロースがうまい!
揚げる前に、「このお肉を揚げます」と見せてくれるのですが、
その時点でスイッチが入ります。
揚げた肉は、とても分厚く、そしてやわらか!
脂もとてもおいしい!
この肉を味わうには、焼いたり煮たりするのではなく、
やはり揚げて初めて味わえる感じです。

2800円だったかな、お値段高めですが、
まあ、こうして大切な友人に話を聞いてもらえる場を
2人に設けてもらえるならば、
そうした出費もまたよしです。

「矢場とん」はおいしいですか?

2006年03月14日 22時04分16秒 | とんかつ
というわけで、前の記事に続いてですが、
銀座で映画を見て、午後二時。
映画で食欲を刺激され、向かった先は、
晴海通りから少し入ったところにある、
東銀座「矢場とん」…名古屋の方はご存知、
みそかつで有名な店ですね。

去年も食べたのですが、
いや、全体的においしいけれど、
肉の質がイマイチに感じるのはなぜ?
今日食べたのはロース肉を使った、
鉄板とんかつ定食+矢場とん汁、矢場とんサラダ。
定食は1700円もするのですが、
脂身の部分が少し多く、筋といいましょうか硬い感じがするんだけど、
これで、前回のように、わらじとんかつを選んだら、
たぶん、しつこくてたまらないはずなんですよね。

んーなんだろう。ロースとんかつだけなら、
たぶん、近所のとんかつ屋の方がうまいかも。

味噌だれはおいしかったし、
鉄板の上のキャベツも甘くておいしいし、
とん汁おいしいし、
俺の向かいに座ったガチムチのイケメンも眺めよく、
抗HIV薬も忘れずに飲めたし、
総合的に、○ということで。

あー食べたなあ、たくさん。

ロースカツの厚さは微妙な問題

2005年10月05日 22時11分41秒 | とんかつ
このブログとは別のところで、
ストレートの職場の仲間や高校時代の同窓生向けの
食べ物ブログをやっているんですけれど、
何か間違って、そこのブログのトップページに、
「スタッフの今日のおすすめ」というコーナーで、
画像が載ってしまったんですね。画像は
2つ前の「中央線ハンバーガー独り占め19」と同じ画像。
そしたら、凄いカウント数と、コメントの数でビックリ。

このブログではHIVのことやゲイであることを、
ことさら強調して書くつもりはないけれど、
やはり生活の中で感じたり思ったりすることと、
HIVに感染している事やゲイである自分というのは、
どうしても切り離せないのも事実。
こうして気軽に書けるこのブログが、
自分にとっても、とても居心地がいいことを再認識した次第です。

というわけで、画像は杉並区・東京メトロ丸ノ内線新高円寺駅、
「とんかつ丸喜」のロースとんかつ。
場所は青梅街道沿い、地下鉄の出口から出てすぐです。

「うまいとんかつ食いてぇ~」と思って、
思い出したように久しぶりに寄って食べてきました。
このとんかつ屋が好きなのは、
少し厚切りなんですよね。それでお値段1200円。お値打ちです。
肉のレベルは、めちゃくちゃ高いわけではないけれど、
食べ応えのあるロースに薄い衣…んーおいしい!
脂の部分も、非常にマイルドです。

このロースの厚さというのは、微妙な問題で、
ほんの少し厚切りにしただけで、
随分と食べるときの印象が変わってくると思います。
そういう意味では、この厚さは、ベストじゃないかな~