さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

あーでもなく、こーでもなく。

2007年09月30日 02時15分22秒 | いろいろ
気がつけば、明日から10月…ってことは、
みなさんにとっては、どーでもいいことだと思いますが
9月末で寿退社する海保知里アナウンサー(TBS)の
「はなまるマーケット」最後の出演を
見逃してしまったってことか!

なんてことをしてしまったことか。
いい子だったのになあ。

随分とブログをほったらかしてしまってました。
何から書いていいのか判らないけれど、
とにかく、眠い。
ベッドの底が抜けたように眠りたい。
そして、とにかく食べたい。
夜も朝も昼間も、食べて食べて倒れたい。

迷いへいざなう深い闇に襲われ、
それでも足元を照らす灯に助けられ、
気持ちが曇ったり晴れたり忙しいのですが
また少しずつ、ブログで毎日のことを書いていけたらと思います。

意味わからないことを書いてしまってすいません。
まあ、今夜は、こんな気分です。

そんなわけで、画像は、千代田区大手町大手町ビルディングB1
「リトル小岩井」でナポリタンドッグ。
電車でも会社でも自宅でも、食べて食べて食べて
眠って眠って寝倒したい、そんな秋の夜です。

ギャル曽根のスポットライトとすた丼の話

2007年09月22日 09時37分07秒 | 食べ物の話

てなわけで、昨日の「金曜日のスマたちへ」(TBS)は、
ギャル曽根特集。
ギャル曽根ちゃんは、最近、テレビで人気がある「大食い」タレントですね。

一時期、大食い番組を見た素人が真似て窒息死する事故を受けて
この手の番組は一切見なくなりましたが、
彼女がテレビに頻繁に出るようになり、
だんだん復活しているようです。


昨晩の番組では、
「大食い女王ギャル曽根の真実」と題して、
その大食いの謎に迫っています。
「編集で食べているように見せかけているじゃないの?」とか、
「トイレで吐いているのでは?」などと、街の人のインタビューをもとに
「ギャル曽根は稀代の詐欺師か?それとも超人か?」
と煽っていましたが、
みなさんは彼女の食べっぷりをどうご覧になっているでしょうか?

ギャル曽根ちゃんは、関東で放送されている
「ラジかるっ!」(日本テレビ)という情報番組の中で
タレント数人とギャル曽根との大食い対決のコーナーに
レギュラー出演しているのですが、
以前は、ジャイアント白田とギャル曽根という
二人のフードファイターの対決コーナーでした。

ジャイアント白田のブログhttp://ameblo.jp/sirota


その頃は、ギャル曽根ちゃんは、なかなか白田さんに勝てなくて、
フードファイターとしては、イマイチのイメージ。
しかし、いつの間にか、格上であるはずの白田さんが番組から消え
ギャル曽根ちゃんが残った理由には、
彼女がただの素人から大手芸能プロダクション入りしたのも背景にあるのでは?
とうがった見方をしてしまいます。

ジャイアント白田や小林尊(ホットドック大食い世界大会優勝!)が、
プロダクションに所属せず、おそらく個人で活動しているのに対し、
ギャル曽根ちゃんに当たるスポットライトは、
やはりプロダクションの力が大きいと思わずにはいられません。


そんなわけで、画像は、全然関係ないのですが、
中野区中野新橋「伝説のすた丼屋」ですた丼。
このお店、「アントワークス」という会社が運営するチェーン店。
店自体は古くからあるようですが、チェーン展開を始めて
まだまだ浅い会社で、東京の多摩地区中心に14店舗ほどの
小さな会社です。一番判りやすいところで言えば、
京急品川駅の高架下にある
「品達丼五人衆」という丼のテーマパークにも出店しているそうです。

この日は、直前に松屋で大盛のカレーを食べたのですが、
松屋の近くにこのお店がオープンしたのを見て、
思わず入ってしまいました。
すでにそこそこ腹にたまっているのに、見事完食。

味は簡潔に言えば、ニンニク醤油ダレの豚丼。
ニンニクと醤油味ならば、外しようがない味で、
ご飯がどんどん進みます。
どんな風に食べたって「おいしい」です。

ただ、食べ物屋って、すごく難しいと思うのは、
絶対外れがない味というものがあるにも関わらず
飲食店でそれが成功するかどうかって別物で、
さまざまな困難を克服して、
こうしてチェーン展開できるところまで会社が成長したこれからも、
味を大切に大きく成長していってほしいと感じた一品でした。

一度見たかったシャングリラ

2007年09月19日 08時34分55秒 | いろいろ
てなわけで、17日の夜は、
初めてで最後の「シャングリラ」を、見ることが出来ました。
「シャングリラ」はご存じの通り、
サーカスやフィギュアスケート、シンクロナイズドスイミングなどの
舞台演出が融合した松任谷由実のライブですね。
3年ぶり3回目の今回の「シャングリラ3」で最後であると
発表されていますね。

自分は、ユーミンのファンということではないけれど、
相方さんと会う以前から、一度はシャングリラだけは
見に行ってみたかったんですね。
相方さんがユーミンのファンということもあって、
今回は、その念願が、最後の最後、千秋楽で
見ることができました。

あのですね、何度も見に行っている方には、
それほどではないかもしれないけれど、
いやーすばらしかった!
スケートは今回ありませんでしたが、
花火は出るし、火は燃えるし、水しぶきは飛ぶし、吹き上がるし、
何人も宙をくるくると舞うし、
しかも、ひとつひとつは、とてつもなく凄いことで、
普通ならば驚きの連続なのだけれど、
ユーミンの曲との世界に引き込まれて、
首一つで宙でリングで舞ったり、ピアノが宙に浮いたり、
全てが、そうあることが、全く不思議でないのは、
たぶん、それは「シャングリラ」の世界だからなのでしょう。
圧巻です。

もう見れないのが惜しいのと、
最高の舞台が最後に見ることができ、感謝。
「春よ来い」では、自分も「ユーミン!」と叫んでしまいました。
相方さんにも感謝だし、全ての関係者のみなさんに「ありがとう」です。

うどん専門店の新しい挑戦

2007年09月17日 08時31分43秒 | 食べ物の話
携帯電話を機種変更して約2年。
2ヶ月前に、突然、不具合が生じて
ソフトバンクショップで修理してもらったのですが、
またもや、不具合。

今回は前回の不具合と異なり、
カメラを起動しようとすると、フリーズ。
素人の勝手な目測ですが、
オートフォーカスの機構にどこかに
問題がありそうでカメラモジュールの交換?
でも、そんなことできるのか??

そろそろ変え時かな。
11年で8代目。8代目の試用期間は
1代目の約3年に続き、歴代2位の長さ。
愛着もあるので、少し惜しい気がしますが…
またショップに行って、相談かな。

てなわけで、画像は、中野区中野新橋「たけるのママ四国屋」で
天ぷらうどん。

こちらの店は、7月末まで、
新高円寺パル商店街で営業していたお店で、
青梅街道中野新橋駅入口交差点のところに
移転してきたばかりです。

以前のお店は、カウンターに5席くらしかない
小さな店に、商店街の道端にテーブルとイスを並べた
簡素なつくりの店でしたが、
今度の店は、小料理屋のような雰囲気…
ていうか、たぶん、以前、寿司店があった店舗を、
居抜きで借りたようです。

さすがにお値段は、ちょっと上がりましたが、
天ぷらの盛りも、おうどんの美味しさも以前と同じ、
そして名物の「はかせうどん」も健在のようです。
そして、真ん中に写っている大きな「ちらしいなり」も、
手が込んでいて、おいしかった!。
こんな志のあるお店に、もっともっと繁盛して欲しいと心から思うなあ。
ごちそうさまでした。

カレーだらけのプールで溺れたい4

2007年09月14日 22時21分07秒 | 食べ物の話
えーとですね、
昨日から今日話題になった、こんなニュース。

「不審者を「和田アキ子風」と表現 長野県警がメールでおわび」(産経新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070914-00000926-san-soci

長野県警で不審者情報のメール配信の中で、
下校中の女子高生に下半身を露出した容疑者を
「和田アキ子風の黒色短髪」と表現した内容のメールを送り、
個人名を挙げるのは不適切では?との指摘で、
所属事務所のホリプロに電話で謝罪したとかしないとか。

髪型が「和田アキ子」に似ていたという
目撃者の証言だったらしいのですが、
えーとですね、
やはり、「個人名」以前の問題として適切でないのは、
短髪というのは、こっちの組合のお兄さん達みたいな髪型の事を差すのであって、
和田アキ子は色黒だけど(少なくとも色白じゃない)、
短髪ではありません。

適切な表現が、容疑者検挙に結びつくかと。
残念、長野県警。


てなわけで、画像は、愛知県長久手町「トヨタ博物館」で
トヨタ博物館オリジナルカレー達。
こちらのカレーは、心の友ponpokoクンからの
ドリカムワンダーランドで名古屋にお出かけしたときの
名古屋みやげだす。

「トヨタ博物館」っていう施設自体、知らなかったのですが、
愛知県長久手町にある、車の歴史を辿れる施設のようです。
ホームページを見ると、
トヨタ車はもちろん、海外や他社の貴重な車の展示があります。
さすがトヨタ!自動車世界販売世界一に王手がかかった会社は違います。


そんなトヨタ博物館の隠れた名物が、このカレーだとか。
インターネットで調べてみると、
博物館にあるレストランで、カレーが好評だったため、
レトルトでお土産用として販売されたようです。

なんと言っても、パッケージがかわいい。
古いトヨタの名車をデザインにあしらったパッケージ。
大好きなカレーと乗り物の組み合わせは、
子ども心をくすぐります(すいません、俺、こんなところは子どもです)。

水を入れた鍋を火にかけて、さあ温めようと思ったら、
なんと箱に入れたまま電子レンジで温められる構造です。
さすが、トヨタ!生産現場でも調理現場でも無駄な手間をかけさせません。

チンしてご飯にかけて、
フライパンで炒めたソーセージをのせて、
カレーの完成です!

カレーはマイルドで欧州風ってやつですね。
市販のレトルトカレーと引けを取らないおいしさ!
豚肉も煮崩れることなくごろっと存在感があり、好印象!
これならおみやげ物として、人気があるのもうなずけます。
普通にスーパーで売っていても大歓迎です。

もし名古屋に行く機会があれば、
トヨタ博物館に是非行ってみたいですね。
おいしいカレー、ごちそうさまです!

子供の頃の記憶が香るとろろそば。

2007年09月13日 00時16分21秒 | 食べ物の話
…辞めちゃいましたね、総理大臣。

仕事から帰ってきて、
いろんな番組を見ていますが、
言いようがないほど、虚しい感じがしてならないなあ。

体調崩しちゃったのが、
全ての判断を誤らせちゃったのかな。
官房長官と幹事長だけで、大臣経験もなく、若い人だったからね。

そんなわけで、箱根・熱海で食べたうまいもんの、最終回。
画像は、神奈川県箱根町湯元「はつ花そば」で、山かけそば。
先日の台風の威力はとても強く、
箱根湯本でも、朝から休業を決めた店も多かったようです。

「はつ花そば」は2回目だったので、
同じ箱根湯本の「山そば」に行ってみたかったのですが、
定休日でないのに、シャッターが閉まったまま。
また、「雲助だんご」も、シャッターが半開き。
台風の後片付けに来ただけとのこと。

やはり、箱根に来たなら、蕎麦を食べて帰りたいところ。
増水した川沿いにあっても、「はつ花そば」は、
営業していました。

なんと言っても、名物は山かけそば。
自然薯とそば粉と卵だけで打ったという
コシのある蕎麦に、とろろ汁がたっぷりかかっています。

自分は、子供の頃、静岡の山奥にいる親戚から
自然薯が送られてきて、自宅では、よくとろろご飯を食べていました。
口の周りがかゆくなるほど、精のある自然薯は、
子供の頃は、それほど好きではありませんでしたが、
大人にって、それがとても貴重であることが判りました。

もちろん蕎麦もおいしいし、
漂う自然薯の香りは、
昔食べた、そのとろろご飯には、到底及ばないけれど、
子供の頃の記憶を手繰り寄せるには充分なくらい、本物の味です。
汁も飲み干して、おいしく頂けました。

郷ひろみの生き方と、湯葉丼の話。

2007年09月11日 21時56分12秒 | 食べ物の話
どーでもいい話ですが、
郷ひろみが、松田聖子の歌を替え歌にして、
白髪染めのCMで歌っているとかいないとか。
先日、商品発表記者会見があって、
スポーツ紙の芸能面で話題になっていましたね。

若い方は、この二人の絡みが、
どうして話題になるのかわからないと思うのですが、
大昔、この二人は芸能マスコミを騒がせたカップルで、
その後、神田正輝と結婚・離婚した聖子は、
当時、泣きながら破局会見まで開いたわけです。

実際のCMは、どんなのかと言えば、
女性が髪を艶やかな髪を揺らしながら歩道を歩いています。
「青い珊瑚礁」のイントロが流れ、曲が盛り上がっていくところで、
車道脇に止まっている車のパワーウインドが下がり
徐々に郷の姿が現れ、最高潮に達したところで、車の中から郷が歌います。

郷「♪あーあなたの髪は~」

ただ、このワンフレーズを歌うだけ。
あとは商品の内容を説明するナレーション。

ナレーション「『プロデュース』 髪色輝くヘアカラーデビュー」

えっ、歌って、それだけ?

すでに20年以上も経った今、
たいして意味のないワンフレーズを歌うだけで、
こうして「復縁があるかも」と話題になり
商売にできる郷って、本当に商売がうまいんだと思います。
人間の生き方として、いや、全くもって感心します。

てなわけで、箱根・熱海で食べたちょっとうまいもんの話の続き。
画像は神奈川県箱根町湯元「湯葉丼・直吉」で
湯葉丼と湯葉刺セット。

この湯葉丼は、こないだの台風通過の翌日に、
会社の会合の後、一人で食べに行ったときのものです。
せっかくなので、会合の帰り、動き出した箱根登山鉄道の
箱根湯本駅へ向かう会合出席者の群れから、
ひっそりと離れて、食べに行ったわけです。

場所は箱根湯本駅前の土産物屋が並ぶ一角、
この店も土産物屋の2階にあります。

湯葉って、生まれ育った静岡ではあまり日常的に食材として
利用しないのですが、全国的には、どうなのでしょう?
東京でもデパ地下の惣菜売場や、たまに見かける豆腐専門店で
売られている時しか見かけないイメージがあります。

湯葉丼と聞いて、みなさん、どういう味を想像するのかな。
カツ丼とかと違って、広く一般的なメニューでないと思うから、
いろんな味を想像するかと思うのですが、
ここの湯葉丼は、出汁で湯葉を煮込み、卵でふんわりとじたものを、
一人前の土鍋で出してくれます。
それを匙ですくって、ご飯にかけて食べるというもの。
別々に出されるので、丼として食べることもできるし、
ご飯に対するおかず的な食べ方も出来ます。

湯葉がふんわりとやさしく卵で包まれ、たっぷりとお出汁を纏います。
口に入れば、大豆の凝縮した風味がたっぶりと贅沢です。
「丼」という響きが、どこかガツガツしたイメージですが、
それとは正反対で、繊細とは言わないまでも、
とても上品で、かつ湯葉のおいしさを充分に伝える丼でした。

ひとりラーメン博物館39

2007年09月10日 02時00分10秒 | ラーメン
「カップヌードル」(日清食品)の値上げのニュースに続いて、
今、この時とばかり、こんなニュース。

「棒ラーメンも値上げへ」(朝日新聞)

http://www.asahi.com/business/update/0908/SEB200709080006.html

輸入小麦の政府売渡価格の値上げを端に発して、
グリコのポッキーも内容量を減らすなど、
各社で値上げラッシュのようですね。

それよりも、「カップヌードル」の希望小売価格が
いままで155円(税抜)もしていたのに驚きです。
それがなんと今度は170円(税抜)に!
実際に買う値段は118円ぐらいのイメージです。

特売の的にされていて、あまり安売りされると困るということで、
特売向けに「スープヌードル」という別商品まで作って
「カップヌードル」ブランドを守るはずだったのに、
それでも小売側の値下げ圧力に押されてか、
「カップヌードル」が100円前後でも売られているのを
今でも、たまに見かけます。

さて、本当に店頭価格に転嫁できるのかな。
値上げ時期は、来年1月からだとか。
ちなみに、マルタイの棒ラーメンは、子供の頃に食べて以来、苦手です。

てなわけで、画像は、箱根・熱海で食べたちょっとうまいもんの続き。
熱海市渚町「わんたんや」でチャーシューワンタン。

この店はですね、
実は、前の記事に書いた「スコット」の隣にある店です。
相方さんと「スコット」で食事したときに、
その隣のラーメン店に行列が出来ていたのが二人とも気になっていて、
旅行最終日に、その行列が話題になったんですね。
たまたま近くをブラブラ散策していたので、相方さんが
「何味のラーメン屋なのかだけでも確かめに行ってみる?」と言うので、
近くまで行って見ると、
看板には「わんたんや」の文字。そして、営業中の様子。
でも、行列はありません。
ワンタンが好きな相方さんは二つ返事で「食べていこう」というので、
少し遅い昼飯で寄ることにしました。

もう、普通に営業している、街のラーメン屋で、
昼飯時を過ぎているので、店内もお客が1人いるのみです。

自分は、思い切ってリスクをとって「チャーシューワンタン大盛」。
相方さんは「ワンタンメン大盛」をオーダー。

待つ事数分。
先に出てきたワンタンチャーシューは、チャーシューが旨そう!
肉好きにとっては、見ているだけで、心躍る「断面」です。
スープも澄んでいて、味も中華そばの醤油味ど真ん中ストレートです。
昔ながらの味です。
そして、ワンタンは、トゥルっと口の中に入り、
じゅわっとレンゲの中のスープと一緒に溶けていきます。

雲を呑むと書いて「雲呑(ワンタン)」とは、
本当に、すばらしい表現で、まさにこのとおり。
あーワンタンだけにしてよかった!
器の中にタップリと入ったワンタンをタップリと楽しみます。

隣の相方さんは、かわいそうにワンタンがなくなってしまい、
少し分けてあげて、代わりに麺を少し頂きましたが、
ラーメンもまた良し。
ラーメンとワンタン、別々に一つずつオーダーしても
両方食べきる自信あります。

この店には、「冷やしワンタン」という珍しいメニューもあるそうで、
そろそろ終了してしまう時期かもしれませんが、
ぜひ、お近くの方は、お試しを。

久しぶりにうまいビーフシチューを食った話。

2007年09月07日 23時15分07秒 | 食べ物の話
仙台のC型肝炎ウイルス裁判で
国に責任がないという判決が出ましたね。
舛添大臣が、
「裁判の進行と助けるか助けないかは別。
困っていれば助けるし、最終的には、政治判断する」
と力強く言っていたのが、ちょっと好印象。
責任回避ともとれるけれど
責任があるかどうかを争っていて決着がつくまで助けないという姿勢よりは
全然良いのでは。さあ、どうなるでしょうかね。

実は、昨日から今日にかけて、
また箱根に行ってきました。
今度は、会社関係の会合でした。
へなちょこサラリーマンなので、ちょっと損な役回りで
毎年のようにこうして、一泊二日の会合に出席しなくてはなりません。

今年は、なんと台風直撃!
山から押し寄せる濁流と荒れ狂ったように樹木が揺れる様子を
ホテルの窓越しから、ぼんやりと見ていました。

それでも昨晩は「明日になれば台風も通過して大丈夫だろう」と思っていたら、
それは大違いで、今朝は朝から電車が止まり、一部道路が通行止めになり、
予定していた会社幹部達の到着が遅れて、待ちぼうけ。
たぶん、午前11半には終わっただろうと思われる会合は、
午後遅くまでずれ込んでしまいました。

午後2時過ぎには電車も動き出したようで、
帰りもロマンスカー(箱根-新宿間の特急の愛称ですね)に乗って
帰って来れましたが、
帰りの電車からは、大雨で橋桁から橋が落ちてしまっている様子も。
これから北海道の皆さんは、ぜひ、お気をつけを。

てなわけで、画像は、箱根・熱海で食べたちょっとうまいもんの続き。
熱海市渚町「スコット」でビーフシチュー。
値段は、かなり高くて単品で2600円くらいです。

この日の昼飯の店は、自分が行ってみたかった店でした。
前日、ガイドブックを見ていたら、そういえば、
熱海で洋食のうまい店があったのを思い出して、
たぶんここだろうと思って決めたのですが、
相方さんはちょっとお疲れのようで、反応がイマイチ。

ガイドブックには相方さんが苦手で食べられない
「タンシチュー」が紹介されていたのも、イマイチの原因かも。
でも洋食屋なんだから、きっと食べられないものがないはずは、ありません。
そんなわけで、今回は、我を通してしまいました。

志賀直哉、谷崎潤一郎も通ったというこの店は、
熱海らしく、狭い路地に、こじんまりとあるけれど、
熱海には珍しい、正統派の洋食店。
店内はしゃれていて、文豪が拠り所として愛したのもうなづけます。

自分は、名物というビーフシチューを、相方さんはハンバーグを、
そして二人で分け合う用に、海老グラタンをオーダー。
他のメニューは値段の高さにちょっとしり込みしていたけれど、
折角来たのもあって我慢しきれず、
後からオニオングラタンスープをオーダーです。

最初に出てきた海老グラタンがぐつぐつと音を立てるように
チーズがこんがりと焼けていて、とてもおいしそう。
オーダーのタイミングで、その後から出てきたオニオングラタンスープも
たまねぎの甘さが飴色のスープに溶け込み、出てくるビーフシチューに
期待が高まります。

でもって、いよいよお目当てのビーフシチューですが、
デミグラスソースがうまい!
野菜や肉の旨味が溶け込んで、超濃厚!
これだけで飯が食べられます。

そして牛肉!
崩れます。いや、ビーフシチューだから
煮込まれて崩れるのは当たり前ですが、
カスカスではなく、口の中でほろほろと崩れ、
口の上顎のあたりや舌の上で、牛肉の旨味に反応し、
唾液がだらだらと噴出します(←汚い表現ですいません)。
肉の組織一つ一つを大切に最後まで味わって、消化器へ送ります。
それはまるで、三途の川の向こうへ渡っていく愛おしい人を
最後まで見送るような思いです。

今回は、ライスではなくパンをオーダーしたのですが、
最後に残るデミグラスソースを、
ロールパンでキレイに掃除するように食べきって完食。

いやーおいしかった。

自分達が入った時間は開店したばかりで、静かな店内でしたが
有名店なので、自分達が店に入った後には
おばちゃんグループや大家族の子供連れなど
続々とお客さんが入ってきて、大変な盛況ぶり。
お値段の高さと反比例するかのようなぎやかさに、
熱海では、ランチでおいしいものを食べられる場所が
他に少ないのでは?という疑念も抱かずには入られない盛況ぶりでした。

立地と値段に甘えがない蕎麦と天重。

2007年09月06日 01時39分36秒 | 食べ物の話
てなわけで、しばらくは、箱根・熱海で食べた、ちょっとうまいもんを。
画像は、神奈川県箱根町元箱根「深生そば」で、天重。
お値段は1600円くらいです。

さあ、昼飯はどうしようかと、
車に乗ってガイドブックを開きながら、
現在地から遠くない場所で選んで決めたお店です。

箱根神社一の鳥居のすぐそばにあり、
たぶん、遊覧船なんかも発着する場所になっている場所なので、
芦ノ湖湖畔の中で、賑わっている場所の一角です。

食べ終わって、店を出てから自分と相方さんと話して、
同じ印象だったことが後から判ったのですが、
一歩店内に入ると、雰囲気は、普通の観光地の食べ物屋。
浅草だとか、京都だとか、観光地にありがちな、
値段だけは立派で、味がそれほどでもない店の雰囲気。
立地が立地だけに、店選び失敗したかなと、感じていました。

丼つゆが上からかけられて、
しょぼい海老に野菜天ぷらが盛られてくるのかな…
とか、ちょっと警戒していたのですが、待つ事十数分。


おおっ!海老2本!
しかも、デカッ!出てきた海老天の大きさ、太さにビックリです。
1600円くらいでこのでかさなら、それだけで充分。
思わず、笑いがこぼれます。どーしよう、こんな太い海老天!

じゃ、味はどうかといえば、
江戸前の天丼と比べ、丼タレは控えめですが、
もちろん、プリプリの身に、さくっとした衣の揚げ上がり。
海老好きには、もー最高にたまらないです。
どんなに海老を食べても、まだご飯と海老が、こんなに残って、
とても贅沢なことになっていました。

じゃーそばはどうかと言えば、
相方さんがオーダーした天せいろを少し食べさせてもらったのですが、
そばはそばで、またコシがあって細い麺は、喉越しが最高。
つるつると舌から喉へ、消えていきます。

後からネットで調べれば、先代のご主人の息子さん達は、
近くの有名ホテルのレストランや鎌倉の店などで
てんぷらやそばの修行をし、そしてこのそば屋で腕を揮い、
兄弟で味を守っているのだとか。
お値段と立地に全然甘えのない、おいしいそばと天重でした。

秋の気配と夏の名残が交差した小旅行。

2007年09月04日 01時33分39秒 | 食べ物の話
てなわけで、画像は、神奈川県箱根町・箱根神社の境内。
画像の杉は、「安産杉」と言って、健全な母体の象徴として
この地に、山岳信仰の名残をとどめています。

この日の箱根神社は、夏の残暑も一服し、
霧に包まれ、とてもひんやり。
樹齢が古そうな杉の大木が、煙にかすんでいます。
まるで、水墨画。境内全体が霊験があらたかな空気に包まれています。

箱根・熱海と2泊3日で旅行してきました。
当初の予定では、2日とも、相模湾に浮かぶ、初島にある、
会社で契約しているリゾートホテルへの宿泊を企んでいたのですが、
金・土は満室で、日曜一泊のみの宿泊。
もう一泊は箱根の湖畔にあるホテルに泊まってきました。

あまり計画を立てていなかったので、結果として緩い日程となりました。

1日目。

朝  東京を出発。
午前 ポーラ美術館。
午後 箱根神社→昼飯→ホテル(温泉)

2日目。

朝  箱根を出発。
午前 MOA美術館。
午後 昼飯→高速船→ホテル(陶芸教室・温泉)

3日目。

午前 ホテル滞在(温泉)
午後 島内散策→高速船→熱海市内散策→昼飯→箱根峠→芦ノ湖スカイライン
夕方 御殿場プレミアムアウトレット
夜  東京着。

ざっと、こんなルートです。
関東近県の方なら、想像つくでしょうか。

自分は、「今回は電車で行こう」と主張していたのですが、
結果、相方さんに、また運転まかせっきりになってしまいました。
でも、車でなければ見れない景色や場所に連れていてもらいつつ、
のんびりと美術館を巡り、ご飯を食べ、ホテルでゆっくりし、温泉に入るという
3日間でした。

職場のおばさん達から離れ、仕事から解放された3日間ですが、
明日から、また仕事。
あちこちに配らなくてはならないおみやげものを持って
職場に向かわなくてはなりません。

自分のブログも、これから、また少しずつ更新スタートです。