さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

この情報が氾濫した世の中で、珍味なんて、存在するのか、どうか。

2008年05月28日 04時28分49秒 | 食べ物の話
今朝、出勤前に、お弁当のおかずの材料を買うために出かけた時の出来事。

今まで、スーパーマーケットへ、朝早く買い物に出かけたことは
あまりないのですが、最近、朝早くスーパーへ行くと、
夕方のタイムセールとは別に、朝一番で、
「見切り」されて安くなっている商品って
結構あるんですね。

半額になっていた「鰯つみれ」を買って、
そのほか、お弁当用の冷凍食品や、玉子、鮭フレークなんかを買って
レジでお会計を済ませた後、ちゃんと半額になっているのか確かめるために
レシートを良く見ると、見慣れない商品の名前が載っています。

レシート「生珍味 105円」

kumazzzo「生珍味って!」

生珍味って何だ???
そもそも、「珍味」とは、広辞苑によると
「めずらしい、味のよい食物。『山海の-』」という定義。

おいしいけれど、珍しいもの。

いや、でも、多分、イカの塩辛とかそーいうのを、
「珍味」って言うじゃないですか。
ぜんぜん、珍しくないけど。


他の商品は、ちゃんと商品名が記載されているので、
きっと値下げされていた、この商品に違いありません。
いや、だとしても、鰯のつみれを「珍味」とは!
静岡の「黒はんぺん」で育った自分としては、珍味扱いは、許せません。

それにですね、いわゆる珍味と呼ばれるようなものは、
あまり好きじゃないんだよなー。
だから、レシートの表記を見て、余計にビックリ。

でも、たぶん、これが値下げされているのだろうと、心で納得して、
部屋に帰って、ささっと醤油で焼いて、他の冷凍食品と一緒につめて、
職場に持っていきました。


そんなわけで、画像は、最近作ったお弁当で
「珍」ではあるが、「味」かどうか判らない代物。

たまねぎを良く炒め、玉子を入れて炒り卵にして、
そこにハンバーグを焼いた後の肉汁と一緒に温めたデミグラスソースの残りを
一緒に入れて、炒めました。

「卵だらけのデミグラス炒り卵弁当」ってところでしょうか。

もうひと工夫で、おいしくなりそうなんだけれど、
なにしろ、味が単調で、途中で飽きてしまって、
ごはんを残してしまいました。

まあ、自分が作る弁当は、毎日へなちょこです。

アフリカの「タコ」は、なぜ「タコ焼き」になるために旅するのか。

2008年05月26日 10時55分07秒 | 食べ物の話
昨日の朝、新聞を読んでいて見つけた、今週から横浜で行われる
「アフリカ開発会議」の政府広報の全面広告に載っていた、こんな見出し。

「アフリカよ、おいしい たこ焼きありがとう。」

多くは、モロッコやセネガル、モーリタニアなど、北大西洋に面している
国々に水揚げされてやってくるらしいのですが、
「タコ焼き」でよく使われるタコの6割がアフリカから輸入されるのだとか。

ブログを書くに当たって、ちょっとばかり調べてみると、
実は、乱獲によりタコの水揚げ量が減少し、
数年前には、輸入タコの価格が高騰したとか、しないとか。
その後、漁獲量がどうなって、価格がどうなったのか、わかりませんが、
日本への輸出急増によって、資源が減少してしまったという事実。
新聞の広告の見出しの「ありがとう」には、多少の違和感が。

会議自体は、乱暴な言い方すれば、
政府によるアフリカ諸国への資金援助や開発協力に対して、
資源の安定供給や日本が国連の常任理事国入りすることへの賛成などの見返りを
求める会議…なんでしょ?
だから、広告の表現としては「ありがとう」ということで、よいのでしょう。

北大西洋で捕獲されてしまった「タコ」達は、
たこ焼きにされるために、その後、日本に向かうなんて、
考えもしないだろうなあ。
どんな所を経て、日本にやってきて、食卓に並ぶのだろう。
兼高かおるじゃなくても、「世界の旅」です。

まあ、そんなわけで、たこ焼きつながりで、画像は、
世田谷区北沢2丁目「大阪屋」でたこ焼き。
下北沢をよくご存じの方にとっては、たぶん有名な店でしょう。

自分が初めて見つけたのが、3年前くらいかな。
でも、その時も、行列が出来ている人気のたこ焼き屋でした。
ただ、夕方からの営業で、その後、何度か、行くチャンスはあっても
閉まっていることが多く、食べるチャンスがなかなかありませんでした。

外が少しかりっとして、中が、とろっとしたおいしい生地に、
タコの柔らかい弾力とソースとマヨネーズで口を汚しながら、できたてを
あちちと食べる…「たこ焼き」の真骨頂ですね。

15個500円という低価格もさることながら、
ここのご主人と奥さんも、すごく人柄よさそうで、
食べながら帰るお客さんには、暑くないように容器の下に
ティッシュを添えてくれて、焼き上がりが少し遅くなったことに、
「遅くなってごめんなさいね。」とニコニコと。
近くの住民の大切な「おやつ」なのでしょう。

池ノ上アコースティック&ウクレレナイト

2008年05月24日 01時23分53秒 | いろいろ
てなわけで、画像は世田谷区代沢2丁目
「アコースティックライブバー ボブテイル」で、看板。

えーとですね、数ヶ月前に、とあるブログで紹介していて、
とても気になっていたアーティストがいました。

「とんちピクルス」…ホームページはこちら。

http://www.tonchipickles.com/index2.html


福岡中心にずっと活躍されていて、
今年、CDデビューした42歳の「新人」です。

ブログに張り付いていた動画には、
「夢の中でないた」という曲とアニメーションが流れていました。
心に響く歌詞と、ウクレレの切ない音色で
「これを歌っている人は、どんな人なんだろう?」と
気になって、今日は、画像の看板の一番下に書いてある、
とんちピクルスさんのライブに行ってきました。


そう、その「とんちピクルス」さんが、
ホームの福岡を離れ、今週から、東京でライブツアーをやっています。

話には聞いていたのですが、
ライブのパフォーマンスも、すごく面白くて、
刹那や、時空が交差するような不思議な世界をラップで表現したり、
そして冒頭に紹介したように、
ウクレレで、どうしようもなく悲しい気持ちを渋い声で歌ったり、
エロ歌謡みたいな昭和テイストたっぷりの歌をカラオケで歌ったり、
金井克子へのオマージュ?というか、お笑いラップあり、
とても芸達者なアーティストさんでした。

他に出演していた「キッチン」さん「ううじん」さんの歌も、
アコースティックなギターの音色に載せて、
とても暖かな気持ちにさえてくれる歌の世界を
直接間近で聞くことができました。

自分達が感じたものを、表現したい、伝えたいという、
すごく純粋な気持ち触れたような気がして、
久しぶりに、心和んだ、池ノ上の夜でした。

「熱中時代」は、微妙に知らない自分と、熱中したい「男の晩ごはん」。

2008年05月22日 02時42分12秒 | 食べ物の話
えーとですね、こないだ、ふとした時に、相方さんと話した、こんな話題。

くまぞー 「映画『相棒』でも見に行く?ヒットしているらしいよ」
相方さん 「えーっ!」

くまぞー 「でも、面白いかもしれないよ。」
相方さん 「水谷豊ととんねるずって仲がいいらしくてね。音楽番組のプロデューサーつながりらしくてね…」

くまぞー 「水谷豊って歌を歌っているイメージないんだよね」
相方さん 「『カリフォルニアコネクション』とか知らない?」

くまぞー 「いや?でも、昔、ドラマ出ていたのは知っているよ。
      『♪僕の先生はー フィーバー』って…『池中玄太80kg』?」
相方さん 「???」
くまぞー 「あれ、『熱中時代』?」

正解は、もちろん「熱中時代」なんですけれど、
「♪僕の先生は~」の「熱中時代」は1978年。
「♪もしも~ピアノが~」の「池中玄太80kg」は1980年。
大ヒットしたドラマなのに、どちらも、微妙に知らないのは、
当時の年齢が3歳~5歳ってだけでなく、放送時間が夜9時だったからかな。
子供の頃、寝るのが早くて、夜9時過ぎると、もう寝ちゃっていたんだな。

そんな話題に続いて、こんな夜遅くに書きたかったのは、こちらの「丼」。
画像は、杉並区・高円寺南4丁目「キッチン男の晩ごはん」で、
「チーズonスタミナ野郎丼(豚)」。
大盛で100円増しの900円だったかな。

いつもお世話になっている方に教えてもらった、この店。
狭い店なのですが、店の外にペイントで手書きで描かれた
大きな看板が目印。
その看板には、「スタミナ野郎丼」の、でかいイラストと、

「ど迫力のチキンカツ!!」
「豚肉は堂々の150g!!」
「ご飯ははじめから大盛だぁ!!」
「この男気 体感せよ!!」

の4つのキャッチコピー。
これは、体感せずには、いられません。

このコピーだけだと、ただボリュームだけの店なのですが、
ボリューム以外の、おすすめポイントは、肉がとてもおいしいこと。

教えてもらった人イチオシの
「レバ刺しにできるレバーの生姜焼き定食」は、
とてもレバーが新鮮なのだとか。
レバー以外も、この「スタミナ野郎丼(豚)」の豚も、
少し厚切りでもっちりとした食感。
これがピリ辛の生姜タレとご飯が絡んで、
ご飯が進む進む!。大盛が大盛でなくなってしまいます。

そして、チキンカツもサクサクで、鶏肉らしい軽い食感で、かつ肉厚!
テーブルの上にあるソースはどうやらオリジナルらしく、
これがまた、フライとご飯によく合う!
大盛が普通盛りに、普通盛りがご飯少なめに、どんどん変化していってしまいます。

さらに、チーズonにすると、丼いっぱいに
チーズをのせてバーナーで焼き溶かしてくれます。
そしてニラの入った風味豊かなみそ汁も、全ては飯の為に!
お腹がめいいっぱい空いていれば、
ご飯を特盛(200円)にしても惜しくないです。

他にも、先に紹介した
「レバ刺しにできるレバー生姜焼き定食」や、
「豚の生姜焼き定食」、「チキンカツ定食」に
「鶏の竜田揚げ定食」など、
男気を感じずにはいられない、ビューティフルなメニューでいっぱいです。

先日も、この店で晩ごはんを食べたのですが、
狭い店内にある超大型の薄型テレビには、
その「水谷豊」のCD発売イベントの様子が映っていました。
「熱中時代」で主題歌を歌っていた子役の方も見に来ていて、
すっかり変わってしまった面影を
お店のご主人は仕事の手を休めながら、興味深々で見ていました。

…たぶん、店のご主人は、自分と同世代か、少し上の年代かな。
こうして自分の手で店を開いて営業していくのって大変じゃないですか。
「ごちそうさま」の言葉で感謝を表したい、そんな、お店でした。

子供の歓声が沸くビューデッキでセレブなシュークリーム体験。

2008年05月19日 23時49分32秒 | 食べ物の話
えーと、手前のロールケーキよりも画像・奥のシュークリームの方が
美味しかったので、紹介するのは、「芦屋シュークリーム」。
いかりスーパーマーケットecute大宮店にて。
一個200円くらいでしょうか。

「いかりスーパーマーケット」は、関西を中心に展開する
高級スーパーマーケットですね。
関東で言えば、「成城石井」か「紀ノ国屋」ってところでしょうか。
関東にはないと思っていたら、
JR大宮駅の駅ナカの商業施設にあるじゃないですか!
この大宮が、関東初出店だそうです。

自社製造のデリカテッセンや、デザート類、ストアブランドの商品が
売場前面に豊富に並ぶのは
関西では、顧客からの信頼が厚いことの裏返しなのでしょう。

眺めの良い、とある場所の休憩スペースに相方さんと座って、
ecute大宮で買ったお弁当でランチタイムです。
げんこつのように大きい、このシュー皮の中には、
カスタードクリームがたっぷり!
なによりもバニラビーンズの香りも、豊か。
卵と牛乳のふんわりとやさしい甘さが、広がります。
シュークリームは、近年、おいしくてお買い得な商品が多くて、
非常にレベルが上がっていると思うのですが、
200円でという高級品と普及品の中間の売価という微妙な売価で、
結構頑張っている味と大きさだと思います。

さてさて、このビューデッキ。
月曜なのに、多くの子供達が、落ち着かない感じで、
何かを待っているかのように、大きなガラス窓の側で外を眺めています。

そして芸能人が現れたかのように、急にざわざわとし始めます。
すると、大きなガラス窓の向こうには、
右から、「こまち」が、左から「あさま」が。
「Maxとき」に「やまびこ」「はやて」など、
次から次へとやってきます…そして、「ニューシャトル」も!

勘の良い方は、もうお判りかと思いますが、
ここは、去年の10月にオープンした「鉄道博物館」。
万世橋にあった交通博物館が閉鎖され、それを受ける形で、
JR東日本が作った博物館ですね。

交通博物館に展示されていた車両の模型や東海道新幹線0系の先頭部分なども
一緒にお引越してきていましたが、
なによりも、新しくなって大きく変わったのは、車両の実物展示。
貴重な御料車の展示に、かつて中央線などで活躍していた101系通勤電車、
200系東北新幹線、「あさかぜ」20系寝台列車、日本の鉄道の黎明期の車両の展示など
車内や車両の上から車輪の下から、ダイナミックに見学することが出来ます。

また鉄道模型ジオラマも、すごく大きなスケール!
運転は出来ませんが、駅員さんのナレーションと共に
照明が朝から夜に変わるにつれ、朝一番に出発する山手線から、
成田エクスプレス、湘南新宿ライン、新幹線N700系、
夕方に出発するカシオペア号や北斗星号などの寝台列車が雰囲気たっぷりで
紹介されていきます。

また、運転シュミレーターやミニ列車運転、また体験型施設で学べるツアーなど
実物を利用したいろんな体験ができます。

そして、現在は、消えゆく中央線201系を記念して
JR中央線の歴史を振り返る企画展を開催中!
懐かしい写真や自分も知らなかった中央線の歴史を知ることができます。

タモリ倶楽部(テレビ朝日)でも以前、鉄道博物館でのロケを
放送していましたね。
通常体験できない鉄道模型の運転など
タレント達が、とても楽しそうにはしゃいでいましたね。

自分も一時期は、鉄道大好きで、鉄道ジャーナルや時刻表を
毎月買っていました。
電車に限らず、乗り物に対する興味って、男の子なら
長かれ短かれ、だれでもそーいう一時期通過してきているはず。

JR東日本の運営なので、最新の資料展示などは、
JR東日本エリアに偏っていますが、
子供も大人も、鉄道ファンも、そうでない大人も、
とても楽しめる博物館でした。

これも、あれも、立派な生活防衛。

2008年05月17日 02時41分13秒 | 食べ物の話
中国の地震も、すごくひどいんだけれど、
ミャンマーのサイクロンによる水害も、たぶん、ひどいのでしょう。

地震のほうは、現地ではかなり混乱はしているものの、
海外からの物資や援助隊を受け容れ、
国内からも、さまざまな支援物資や軍隊による救助も少しずつ進んでいる一方で、
ミャンマーでは、軍によって支援物資の横流しが発覚したとかしないとか。

話はちょっと飛ぶのですが、こないだ、NHKで深夜、再放送していた番組では
家庭と企業に支えられていた保健制度、介護、年金や生活保護など
セーフティネットが崩壊しつつある日本の現状のレポートと
識者による討論の番組を放送していました。

保健料が払えず適切な医療が受けられないまま亡くなっていく人の増加や、
度重なる制度の変更で、介護サービスが度々変わる現状、
そして自立して歩き出す前に生活保護が打ち切られてしまう母子家庭に、
貧困が貧困を生む再生産など、
とっても、暗い気分にり、夜中に見るには、ちょっと重たすぎるくらい。

日本でも、中国でも、ミャンマーでも…おそらく世界中そうなのでしょうが、
政治と言うものが、人道と言うものに対して、
こうも大きく左右する要素だと、改めて認識する今日この頃です。

まあ、そんな前振りと、関係のない、今日の画像は、
ハンバーグ。

2ヶ月前ほど前、自宅で夕食にハンバーグを作ってあげたところ、
これが凄く好評で、相方さんのリクエストに応じて、
たまに作ってあげています。

レシピは、インターネットから引っ張ってきた、基本的なもの。
ひき肉600gに卵2個、炒めたたまねぎ1個、
パン粉2カップを牛乳で溶いて、塩、胡椒、ナツメグをボウルに入れて
粘り気が出るまで練って形作って、焼いたものを、
出来合いのデミグラスソースをかけて食べます。
この分量で、ハンバーグ8個分。

大昔にも、自作ハンバーグをブログに載せたのですが、
形を作るときに、ちょっと厚くしすぎて、
火が通りにくくなってしまう失敗するんですね。
その時にも、みなさんからアドバイスを頂きまして、
なるべく薄く形を作って、フライパンで焼きます。

でも今回はちょっと失敗。
焦げが目立ったのと、塩入れすぎて、ちょっと味がからかったかな。
でも、食べれないというわけでなく、まあそこそこ旨く食べられました。

今回初挑戦は、にんじんグラッセ。
ハンバーグの付け合せに、にんじんが出るじゃないですか。
これも、レシピをインターネットで調べたのですが、
砂糖とバターで煮るんですね。
にんじんを入れ、ひたひたの水を沸騰したところに、
砂糖とバターを入れ、あとは、火が通ったのを確かめて、煮詰めていくだけ。
ハンバーグの準備をしている間に、勝手においしく出来上がってくれました。

豆ごはんとマッシュポテトは相方さんに少し手伝ってもらい、
手際の悪さを手伝い、約2時間。
でも、いいんです。

「やれば、自分もデキル男じゃん」という気持ちと
「パートナーに料理を作ってあげる、尽くせる男」という、
自尊心にも似た満足感を得らるから。
もちろん、何よりも、喜んでもらえるのが、一番うれしい。

今度は手作りのホワイトソースで、帆立と海老のグラタンでも
チャレンジしましょうかね。
ポテトチップスおかずにご飯食べるのも、
手作りハンバーグをおかずにご飯食べるのも、
自分にとっては、両方とも、立派な生活防衛です。

モスバーガーの決算の話と、堂々としすぎているおむすびの話。

2008年05月15日 03時19分17秒 | 食べ物の話
今朝、のろのろ運転の東京メトロ東西線車内で、
とある人からもらったメールで教えてもらった、こんなニュース。

「モスバーガーが決算発表-コスト増で赤字3億円、88店閉鎖へ」(品川経済新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080513-00000001-hsk_sg-l13

こんなニュースを、短いフレーズで送ってくれるのは、
食いしん坊として、とても誇りです…いや、誇っていいのか?

それはそうとして、月曜に発表されたモスフードサービスの決算発表によると、
主力商品の「モスバーガー」のリニューアルに伴ない、
割引クーポンによるキャンペーンや、
期間限定メニューや地方限定メニューなどの
積極的な導入によって売上高は増加したのですが、
原材料の高騰、輸送コストの増加、子会社レストランの不振に加え、
不採算店の閉鎖に関わる特別損失が発生し、
当期の最終損益は、3億円の赤字だったとか。

そして来期は、モスバーガー事業に経営資源を集中させ、営業利益は増加を見込むものの、
不採算店の積極的な閉鎖によって、最終損益は、赤字を見込んでいるとか、いないとか。


ここ数年のモスバーガーは、ちょっと苦しんでいるようですね。
メガマックなど高単価メニューのヒットに、100円マックによる客数の拡大が
功を奏し、一時期の苦境を脱したマクドナルドに対して、
モスバーガーには明確な上昇トレンドが見えてきません。
…って、経済のことわかってないのに、もっともらしいこと書いていますが、
要は、コスト増をカバーできるほど売上が拡大させられなかったってことですよね。
新業態もいろいろ頑張って開発しているようですが、なかなか実にならないってことでしょうかね。

お客さんを呼び込むための秘策ってなんだろう。
やはり、うまい食い物食べさせてくれることに尽きると思うんですよ。
ロッテリアだって「絶品チーズバーガー」がヒットしてるじゃないですか。
主力商品のリニューアルだけでなく、
モスバーガーらしいこだわりを持った新商品でなければ、
ダウントレンドを反転させるのは、なかなか難しいかと。

今朝、そんなメールをもらって、自分も久しくモスバーガーに
行っていないことに気づきました。
そんな評論家みたいなこと言ってないで、たまにはモスバーガー行って、
たんまりと食べてこようかな。

てなわけで、画像は、「ポテトチップス コンソメパンチ風おむすび」
と「ファミチキ(骨付き)」。ファミリーマート山屋中野新橋店にて。

ファミリーマートは、店内調理のファミチキがヒットして、
利益率が向上し、コンビニの中では、今、注目を浴びている企業…ですよね。
セブンイレブンも、お弁当などの売上が伸びず、
店内調理の導入を検討しているとかいないとか。

いや、それは、どーでもよくて、何が言いたかったのかと言うと、
ここからが、本題。

画像に書いてある文字が見えるでしょうか。

おむすび「ポテトチップスは入っていません」

くまぞー「!!!」

カルビーとタイアップして、パッケージデザインもオリジナルのものに似せて
作ってあるのに、「入っていません。」って、なんて堂々としているんだ!

自分は、店頭で最初見たときに、
食べたとたん、「パリッ」ってするのかなとか、
ウキウキして手に取ったのですが、すぐに意気消沈。

では、実際にはどんな味かと申しますと、
おむすび自体は、にんじんや鶏肉が入ったチャーハンで、
コンソメ風味で味付けがしてあるんですね。

だから、「風」なんですよね。
いいや、明日は、「風」じゃなくて、
コンソメ味のポテトチップスをご飯のおかずにして、食べることにします。
これも、立派な生活防衛です。

僕は、しばらく、ここにいます。

2008年05月13日 02時39分10秒 | いろいろ
NTTドコモの新CM。
沖縄の海をバックに堤防の上を歩く成海璃子。

彼女見ていると、ほんと、かわいいっていうか、大人びていて、
ドキッとするほど、雰囲気を持ち合わせていて、
テレビで流れるたびに、見入ってしまいます。

92年生まれって!、どうなっているんだよ。
今年の夏は、沖縄行くぞ。



……

話題は、変わって。
とある話題について話していたときに、相方さんが話した、こんな一言。

相方さん「自分は、くまぞーちゃんみたいに、自分をさらけ出してブログ書けないしね」


そう、ブログって、難しいと思います。
他人から見ていい人に思われるように、うわべだけの、
都合のいいことだけ書いたって、ちっとも面白くない。
それじゃ、自分の気持ちに化粧をするようで、そんなふうに自分を見られたって
ちっとも意味がない。

でもかといって、
全部正直に書いたら、他人に迷惑かけたり、
見ず知らずの人に見られて、理解されずに不快に思うかもしれない。
書きたくない、知られたくない心の闇の部分だってあるかもしれない。

ブログやmixiなど、インターネットを使ったコミュニケーションの手段が、
僕らにとって身近なものになって、
いろんな人と知り合えたりすることが出来るようになりましたよね。
とても素晴らしいことだと思うんですよ。

でも、そんな風にして知りあった方が、
ブログを閉じたり、更新がなくなったりすると、
自分も、何処まで続けていられるか、ちょっと自信がなくなったりします。

「書きたいこと」と、「書きたくない」こと。
「書いていいこと」と、「書いてはいけない」こと。

自分は、変なところで適当なんで、書いちゃいけないこと書いてしまって
迷惑をかけながらも、こうして4年間、ブログを続けてこれたけれど、
そのバランスを本当に考えて書いていたら、
ブログを続けることに疲れてしまって、
僕も書くのを止めてしまうかもしれません。

でも、それとは別に、こんな駄文でも、
続けていると、なにかいいことがあるんじゃないかもって思うんですよ。
そう、もしかしたら、思わぬところで、
自分の男の趣味やリアルな活動の範囲では知り合えないような人と
知り合えるかもしれない。

そして、自分が携帯番号とメールアドレスを一度も変えていないのと同じで、
このブログに、もし誰か、「久しぶり!」って言ってこフラッと立ち寄って
懐かしい思いでコメントしたり、駄文を読んでくれる人がいるかもしれない。

僕は、しばらく、ここにいます。
気が済むまで、ブログ続けさせてください。

…とか言いながら、明日になったら、「もう辞めます」と言うかもしれないけれど。

画像は、「チーザ チェダーチーズ味」(江崎グリコ)。
セブンイレブン中野新橋店にて。
相方さんがこれ食べて、褒めていたけれど、コピーに偽りなく、
「まるでチーズをカリカリ焼いたような」濃厚なチーズの焼き菓子です。
病み付きになりそうです。

…こいつは相変わらず、食い物のこと書いていやがる!って思われるのも、
どーしようもなく、自分そのものです。

自分のHIVの話もたまには「ちゃんとします」18

2008年05月11日 03時11分49秒 | HIV
てなわけで、先日はHIV診察の日。

いつものように、通勤時間帯の電車を乗り継いで、
病院へ向かいます。

主治医「さてさて、前回のコレステロールの結果が良かったんですよ。
    くまぞーさんが宣言したとおりでしたよ」

くまぞー「おおっ!そーでしたか!来月の結果も、もっと良くなりますよ、がんばります!」

自分はブログでは、毎回、すごくご飯食べていますが、
食べるタイミングなどを気を使って、
一応、体重を減らす努力もしています。

自分はHIVの検査と一緒に栄養指導を受けていて、
毎回、その指導がプレッシャーになって、
少しずつ体重を減らしてきました。

が、しかし!

最近は、体重の減り方が鈍っていたからか、
このところ、血液検査の結果の中で、
高血圧と高コレステロールを指摘されていました。
前回は、前々回に比べ体重が減っていたんで、
絶対にいい結果が出るはず!と主治医に言っていました。
今回も、さらに90kg切る寸前の所まで減らせたので、
きっと来月もいい結果が期待できるはず…です。

主治医「それでは、前回の検査結果ですね。」


主治医が数値を口頭で教えてくれるので、
それをファイルに書きとめていきます。

主治医「ウイルス量が…60。で、先月も言いましたけれど、これ気にしなくていいですからね」

くまぞー「60ですか!増えてますね!」

そうです。先月の結果から、ウイルス量の測定の仕方が変わったらしく、
それまで検出限界以下だった人が、突然200コピーとか、ウイルスが検出されちゃうとか。
その新しい検査方法でも、先月は、自分は検出限界以下でした。それが…。


主治医「世界的に問題になっているんですよ。前と変わらないなら、
    前の検査方法に戻せばいいんですけれどね」

くまぞー「世界的…ですか?」

主治医「製薬会社が絡んでいるからですね。何か戻せない事情があるのでしょうね」
くまぞー「でも、60って、ウイルス…は、なくならいんですね。」
主治医 「検出限界以下だと、ウイルスがなくなったように思えてしまうんですけれどね」
くまぞー「やはり、完治する薬と言うのは…無理ってことですかね」
主治医 「少なくとも、あと10年はかかりますね」

結局、今、発見されても、実際に製品になるまでは、それくらいかかるということだとか。

「検出限界以下」は「完治」ではないと、頭では判っていても、
普段の生活が、本当に普通だから、もうウイルスなんてないんじゃないかって、
気持ちもどこかにありました。
でも、改めて、自分の血液には、ずっとウイルスが潜んでいることを、
改めて自覚させられました。

主治医「更正医療の書類は出しましたか?」
くまぞー「あっ、今日持ってきました。あとで文書の方へ提出します。」
     
年に一回、自立支援(更生)医療の認定の申請の為に、
認定すべきかどうかの意見書を、病院に申請しなければなりません。

くまぞー「でも、一斉に同じ時期にみんな請求するから、大変じゃないですか?」
主治医「書く内容は、ほぼ同じだから、文章をゴム印で作って全部、
    スタンプで押しちゃおうかって冗談も出てますよ」

くまぞー「ちょっと提出が遅くなっちゃったですかね」
主治医「いや、検査結果の出る、このタイミングでいいですよ」

更正医療の手続きを促す文章は、今年もすでに3月頃に病院から出ていて、
去年は区役所に貰いに行ったら、「もうすぐ郵送されると思うんですけれどね…」
などと言われながらも1部貰って急いで意見書を書いてもらったのですが、
今回は、あまり急がずに、のんびり構えていました。

主治医「自治体によって、バラバラなんですよ。遅いところは本当に遅いんですよ」

更正医療のおかげで、僕らは、そこそこの金額で
HIVを診てもらえています。
お会計の度に、五体満足で働ける自分が出来ることとして、
せめてちゃんと働いて税金で報いなければと、
思わずにはいられません。

「メガ弁当」とか言っておけば、少しは聞こえが良くなる代物。

2008年05月09日 03時35分27秒 | 食べ物の話
てなわけで、画像は、弁当。

弁当箱じゃなくて、シール容器につめて
持っていっています。

昨日の弁当は、もやしと卵の炒め物に、豚こま肉の生姜焼き。
ご飯は、2合分そのまま詰めました。

野菜が足りないじゃないか!とか、
バランスが悪いじゃないか!とか、
ご指摘は、ご容赦を。

これで、昼飯…っていうか実質夜食になるけれど、
休憩時間が待ち遠しいというもの。

美味しいものを食べて、
もっと楽しく生きよう。
自分の不甲斐なさも、他人の理不尽さも、
一時、辛さを忘れられるだけでも、いいじゃないか。



…食べることとは、幸せであること。

明日はHIV診察の日。
時刻はただいま午前3時。本当に、そろそろ寝なくちゃ。

私はとんかつの衣になりたい7

2008年05月07日 02時31分20秒 | とんかつ
てなわけで、画像は、八王子市めじろ台1丁目
「とんかつ 赤尾」で、ロースとんかつ。
場所は京王線めじろ台駅から、歩いて1分くらいかな。


話を遡れば12月の話。
ブログつながりのプチ忘年会で、東京に上京してきてから、
どんな所に住んだのかという話題になったときに、
台吉君http://daikithi.blog10.fc2.com/が大学時代に過ごした街と、自分が過ごした街が、
なんと同じエリアじゃないか!
しかも、時期が少し重なっている!
これは、いつか一緒に、学生時代を過ごした街を巡ろうと
盛り上がったのが、事のはじまりでした。

自分は、大学生時代の4年間を東京の多摩地区にある、
西八王子と言う街で過ごしていました。
どちらかというと、入りたい大学と言うより、
入試日程と偏差値で選んだ大学・学部だったので、
入学手続きをしてから、実際に大学に行くと
大学のキャンパスがあまりにも田舎でショッキングだったのをよく覚えています。

そこで、なんとか、夜でも人の気配を感じられる中央線沿線の駅前で
物件を探して、キャンパスの周辺よりも若干割高な
15㎡1Kユニットバスの5万5千円の物件で一人暮らしをスタートしました。

そんな大学時代は…自分は夜勤のバイトに明け暮れていました。
ちょうどゲイを自覚したて…て言うか、
ストレートとして生きるのを諦めた頃で、
大学の勉強はそこそこに、バイトで稼いだお金で、
ゲイ雑誌の文通欄で知りあった友達達と一緒にあちこち遊びに行ったり、
地元のハッテン公園をうろうろしたり、
都心の成人映画館やハッテンサウナに入り浸ったり、
バイトで貯めた金で買ったwindows95マシンを電話回線につないで
パソコン通信でセクフレつくったり、
堕落とまでは言わないけれど、
まあ、学生の本分をずいぶんと外れて、過ごしていたと思います。

そんなどこまでも野放図な自分とは正反対に、
ちゃんと充実したキャンパスライフを過ごしていた台吉君と、
懐かしい思いいっぱいで、西八王子の町並みを巡ってきました。

銭湯、ゲーセン、よく通ったコンビニ、ゲイ雑誌の売っていた書店…
失われた風景に遠い想い出を重ね、
そして病院やアーケードの並び、通学路の歩道、踏切の音…
かすかに今も残る面影に、歓喜の声を上げてきました。

画像の、「とんかつ 赤尾」は、自分が大学時代に時々行った店。
とんかつ続きの台吉君には無理させてしまったかな。
お値段的には、そんな頻繁にいけるお店じゃありませんでした。
でも、それでも行きたい理由は、もう、見ての通り。
ご飯の盛りは、まるで上信越道・碓氷軽井沢インターチェンジ付近の
岩山を彷彿とさせる、孤高の境地に降り立った心境。
これ全てを今から食べなければいけない、緊張感さえ漂います。

そして、厚さ3㎝はあるかもしれないロース肉は
一瞬、気絶しそうなくらいの分厚さ。そして、断面の美しさ。
緊張感の前に、狂おしいほどの胸の鼓動が高まります。

一体、何処から食べていいのか判らないほどの、どっしりとしたその分厚い切れを、
すり胡麻の入った器に溜めた、とんかつソースの池に、
ダイビングさせ、そして、口へ運びます。

kumazzzo「うはー」

ロースと衣と、とんかつソースが奏でる、甘美な三重奏。
頭のはるか彼方でゴングが鳴り響きます。

あとは、もう食べるのみ。
自分と台吉君を除いて、まわりはみんな20歳前後の学生だらけ。
でも、そんなこと気にしていたら、
このご飯の盛りを克服できるはずがありません。

…最初は絶対無理かと思った完食も、テンポ良く食べ続けて、ついに完食。
学生にはまだ負けない食欲を自覚し、言いようのない自信がついた、
めじろ台の夜でした。