さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

福島産がなんだって言うんだ!

2011年10月31日 23時59分48秒 | 食べ物の話

今日の「クローズアップ現代」と「プロフェッショナル仕事の流儀」(どちらもNHK)で、

立て続けに福島県産の米について、フィーチャーされていました。

前者では取引先が購入をキャンセルし、それでも福島の米を支えるために東奔西走する卸業者を、

後者では自分の目利きを信じて、福島県の米と真剣に向き合う、東京都羽村市の食品スーパーのバイヤーの話でした。

 

どうやら、福島ということだけで、放射能による風評被害が激しいとのこと。

それは、米だけでなく、とりわけ野菜なんかでは、強い反応があるようです。

自分はとりたてて、福島の味方をしようとか思ったこともなく、

他県産と区別なく、意識せず普通に買い物をしていましたが、こないだ、その考えにちょっと変化が。

とあるスーパーで、トマト売り場の産地表示を見て、

「福島県産だから止めておこう~」みたいな軽い言い方を露骨にする女がいて、

これはですね、福島県産を中心に茨城や栃木あたりの産地のものを、

意識的に積極的に買ってあげないと、いけないのかなと思うようになりました。

この女性は子連れだったので、まあ、それは仕方ないにせよ、特に気になったのは、言い方です。

さらに、買ったトマト、熟れていて大変おいしかったので、ことさら、考えが改まった感じです。

 

なわけで、野菜つながりで、画像は新宿区新宿1丁目「SUBWAY新宿御苑前店」で、

ターキーブレストで、パンはハニーオーツ、ベーコン、アボガド、たまごトッピング。バルサミコソース。

先々週の「がっちりマンデー」(TBS)は、サブウェイ特集。たまごは自分の希望でトッピングしましたが、

たまご以外の組み合わせは、番組で紹介されていた社長お勧めのサンド。

「昨日食べたばかりなのに、また食べたくなった~」と、すっかりテレビ番組に影響されて、

前の日に続いて、サブウェイまで行ったら、当日朝の社長お勧めが、

「テレビで紹介されました」と、しっかりポスターが掲示されていました。

テレビ朝日「お願いランキング」や「お試しかっ!」などで恒例のパターン。すっかり当たり前の光景です。

 

サブウェイは、当初のアメリカと同じメニューから、野菜中心のメニューにしたところ、売り上げが上昇。

またテイクアウト比率が高いことから、飲食スペースが狭い店を出し、経営効率があがったとか。

いつからか、「SUBWAY」のロゴデザインの前に「野菜の」という文字が入るようになりましたね。

ファッションの伊勢丹。野菜のサブウェイ。そういうことです。

たしか、昔はミートボールがごろごろ入っているような商品もありましたが、

すっかり、健康的なイメージに変身を遂げたようです。

 

野菜?パン?お腹たまるの?という自分が抱くイメージは、さすがにぬぐえなくて、

とても腹が減っていて、がっつり食べたい時に物足りないけど、

サンドウィッチや、こういうオープンサンドって、無性に食べたくなる時ってないですか?

さらに、組み合わせによって、味の変化があったりするから、

自分が好きな組み合わせを見つけると、はまること間違いなし。

社長のお勧めの組み合わせも、いろんな野菜にベーコン、ターキーをバルサミコソースと

アボガドペーストが、まとめ上げていてと、超うまかったです。

 

 

 

 

 


世界の真ん中で「パンダちゃんホットケーキください」と叫ぶ。

2011年10月30日 23時29分45秒 | 食べ物の話

自分は、一人行動が基本的に好きです。

ご飯を食べに行くのも、一人で行くし、旅行も、一人で。映画やお芝居なんかも一人で平気です。

誰かを誘うと、もしかしたら、相手が気を使って一緒に来てくれたりしないか、

またたとえ一緒に行っても、行った先で、気にいってもらっているかなど、

余計なことばかり考えて、楽しめません。

反対に、余計なことを考えずに済む親しい友達や、考えるのが負担にならない昔からの知り合いなどが、

少ないことの裏返しでしょう。

 

なわけで、画像は、台東区上野公園・上野動物園内休憩所フードコートで、パンダちゃんホットケーキ。

上野動物園は、今年の2月に中国からパンダがレンタルされてやってきてましたね。

上野動物園と言えばパンダ。東京へ上京してきて、初めて上野でパンダを見た時、

実物のパンダが見られて、とても嬉しかったのをよく覚えています。

また今週末からは、長らく工事中だったホッキョククマやアザラシのエリアがオープン。

…おー、それはそれは嬉しいじゃないでですか。

パンダや熊を見たくなって、日曜日の午後の動物園に足を運んでみました。

 

今日の東京は、午後からぐずついた空模様。急に雨粒も落ち始めます。

休憩所のフードコートに入って、なにか甘いものでも食べようかと思って、列に並んでいました。

順番が近づくと、メニュー表で気になっていたメニューの写真が貼られていたのが見えてきました。

パンケーキにソフトクリームと生クリームの添えられて、パンダの顔を模したチョコレート。

チョコレートソースがパンダの体の模様を模して、ミントは、笹の葉ってところでしょうか。

ちょっと愛らしい雰囲気に、思わず、言葉を発してしまったのです。

「パンダちゃんホットケーキひとつください!。」

 

がしかし!

世間から見れば、僕は36歳のおっさん。

それを、完全に忘れていました。気づけば、世界の真ん中です。

いつもだったら、ひとりでもそのくらいへっちゃらなんですが、

なぜか、今日は急に冷静になり、ファミリーやカップルが後ろで順番を待つ日曜日のフードコートで、

パンダちゃんホットケーキをオーダーする自分が、少し恥ずかしくなってしまいました。

さらに、そのプレートを持って、列をかき分け、席にたどりつく罰ゲーム。

でも、窓越しのテーブル席に着いたら、またいつものペースです。

ちゃんと写真もぱちぱちと撮っておきました。

たまに動物園行くといいですな。動物も人間も、幸せそうな表情でいっぱいでした。


バブルだけじゃない、ユーミン。

2011年10月29日 01時58分57秒 | 食べ物の話

今週木曜日の夜に「プライムニュース」(BSフジ)に、日本経団連の副会長が、

コメンテーターで出演していたんですね。

「団塊世代が40代に差し掛かったころがちょうど90年のバブル景気。

お金をたくさん使う40代の人口ボリュームが増えたんですよ。

震災後、復興需要で日本の景気は底を打って、

もうすぐ団塊ジュニア世代が40代になる数年後には、あと数年のうちにミニバブルがやってきますよ」

 

黙っていても景気が良くなるという意味ではなく、バブル崩壊後のダウントレンドを認識し、それを反転させるために、

短期・中期・長期・超長期の各視点で、考えて対策をとっていく必要があると話していましたが、

この日本経団連の副会長は、建設機械大手のコマツの会長。

高度な営業戦略で、バブル景気崩壊後も着実に成長し、世界2位のシェアまで上り詰めた会社トップの

「ミニバブル」話ゆえに、なるほどと、思いましたが、

バブルがあるということは、その反対もあるということ。

自分たち団塊ジュニア世代が50代になったころに、失われた15年よりももっと最悪な不景気がやってきて、

リストラなどで職を失うようなことがあってはまっぴら。

バラ色な話だけを語れるような時代は、もう来ない気がします。

 

松任谷由実が2年ぶりのアルバムを出して、コンサートツアーを行っていたのですが、

今週金曜日は、東京国際フォーラムでのライブに行ってきました。

ユーミンと言えば、それこそ、ちょうど日本がバブルだった頃に、楽曲の販売パワーがあったアーティストで、

当時、彼女がアルバムをリリースする年末ごろには、決まって必ず、

さまざまな媒体で発売前にプロモーションがあり、タイアップでテレビCMやラジオから曲が溢れ、

発売日はCDショップで店頭売りするような、いわば、ボージョレーヌーボー的なイベントでしたよね。

 

1990年は15歳だった自分は、当時の文化の拝金主義的な部分に少し嫌悪感もあったり、

ユーミン自体もバブリーで恋愛の歌しか歌っていないイメージがありました。

昔からのファンではないし、今だって、めちゃくちゃハマっているわけではありません。

でもですね、時代の風にのりつつ、普遍的に心に響く言葉で紡がれた歌詞が乗った曲は、

とてもパワーがあって、さらにユーミンの一流のパフォーマンスは、

景気とか不景気とかを超えて、

「生きて行くのはいろいろ大変かもしれないけど、これから先も、頑張っていけそう」と思わせてくれるほどです。

今回のツアーでも、70年代の曲から最新のアルバム曲まで、

たっぷり聞かせてもらってきました。いいツアーでした。

 

なわけで、画像は、東京都千代田区丸の内2丁目東京ビルTOKIA地下一階「つるとんたん BIS TOKYO」で、

すきやきのおうどん。場所は東京国際フォーラムのお隣。コンサート帰りに、寄ってみました。

お肉のだしが甘いつゆにたっぷりと溢れ、きのこに野菜にしみて、もうテッパンのおいしさです。

都心は、コンサート終わっても、こうしてゆっくりご飯が食べれる場所が多くて、いいですな。

ツアーは、この後、震災で延期になった郡山・仙台へ向かい、東北で、千秋楽を迎えるようです。

今年を象徴しているのかもしれませんね。


ツナ缶を大人買いする夢。

2011年10月27日 23時38分09秒 | 食べ物の話

しばらく前ですが、夫の誕生日に、妻がサプライズで落とし穴を砂浜に掘ったら、

二人して生き埋めになって、亡くなってしまった事件がありましたね。

あのニュース見て、「もう、とんねるずの番組で落とし穴企画って見れなくなるんだろうな…」

と思っていたのですが、今日の「とんねるずのみなさんのおかげでした」では、石橋貴明のバースデーパーティ企画。

パーティ会場への中継で、相変わらず、スターにしきのが絶好調に落とし穴に落とされていて、ほっと一安心です。

しかも、落とす前に、コップに熱い飲み物を持たせて歩かせるなど、

仕込みが丁寧じゃないですかー。

子供のころ、「8時だよ!全員集合」(TBS)のドリフターズのコントで、

志村けんが大がかりなセットの仕掛けでバカを演じて、ゲラゲラ笑っていたのと同じ興奮さえ覚えます。

 

いまどき、それこそ死亡事件が起きるような社会への影響を考えると、

芸能人に高額商品を無理やり買わせてしまうコーナーなどにしても、

これはちょっとどうかと思う企画に果敢にチャレンジする、とんねるずおよび、フジテレビって、

コンテンツの送り手として、本当に素晴らしいなって思うわけです。

 

なわけで、いつも同様、まったく関係ない話ですが、

昔のiPhoneで撮った画像を見ながら、ちょっと書いておきたかった話。

画像は、沖縄県本部町茶谷「サンエーV21もとぶ食品館」のツナ缶売り場。

画像を大きくすると解るでしょうか。

この夏、沖縄旅行していて、ビックリしたのが、ツナ缶が箱で売られているという事。

沖縄にはもう何度も行っていて、沖縄のことを、少し解っているつもりだっただけに、とても新鮮な驚きでした。

それも、沖縄の地元ブランドじゃなく、内地のナショナルブランドが、沖縄向けにパッケージしたもの。

その光景を見ただけでも、ちょっとアゲなわけです。

ツナ缶を箱で買っちゃうなんて、まるで大人買いしているようで、とてもリッチです。

どうして、内地のスーパーでも箱売りしないんだろう?

コストコなどホールセールクラブ等はもちろん、地方のスーパーなんかでも、

都市部では見たことない特大サイズやレギュラー品をまとめたバンドルパックなど売っていたりするから、

内地でもツナ缶を箱で売ってる店が、探せば、意外にあるかもしれませんね。

 

ちょっと調べたら、去年放映の「秘密のケンミンSHOW」(日本テレビ)でも、

沖縄のスーパーでのツナ缶の箱売りは、取り上げられていたようです。

沖縄県でのツナの消費量は、平均の5倍だとか。

自分も、たぶん、平均よりは沢山食べているんじゃないかな。

画像でもわかりますが、ツナ缶の生産地も、タイ。

ツナ缶でも、多くの製品が輸入されているようです。

タイでの洪水が、はやく復旧しますように、心から祈っています。


ひとりラーメン博物館51

2011年10月26日 23時11分43秒 | ラーメン

東京は木枯らし一号が吹きましたね。

10月なのに夏日だった数日前とは打って変わって、

この季節らしい感じの、肌寒さ。

少し季節が動いた気がして、ちょっと嬉しかったりします。

 

がしかし!そんなことお構いなしに、

季節を先取りするのが小売業の鉄則。

先週末、銀座にあるアバクロンビー&フィッチに立ち寄ったんですね。

お約束の意味なく踊る店員やタレントのローラちゃんのような、ため口ライクな店員以上にビックリしたのが、

まだハロウィンも終わっていなのに、なんと、クリスマスソングが流れてくるじゃないですか。

 

ガンガン流れる曲のボリュームに抗いながら、

「こんな時期からクリスマスソング流して~、客にどうしろって言いたいんだろうねー、この店は~」

と、友人と話したら、ばっちり店員に聞こえてしまいました。

ただ、あまり日本人離れしてない、気持ちが通じそうなその店員さんは、

苦笑いしながら、「僕もそう思います」と、ファッション偏差値の低い自分にも共感してもらいました。

 

不思議なことに、クリスマスソングって、刷り込みが激しいのか、

聞いていると、気分が高揚して年末のような消費ムードを煽られます。

9月10月から、ちゃんと秋物、冬物をさくっと売り切って、値下げをなるべく少なくするための

秘策なのかもしれません。

 

なわけで、アバクロとは全く話がかみ合わないのですが、久しぶりにラーメンネタです。

こんな夜は、ラーメン食べたくなるじゃないですか~

画像は…北区赤羽1丁目「自家製麺 伊藤」で、肉そば。大盛りだったともいます。

場所は、赤羽駅北改札の東口出てすぐ。路地のせまい場所です。

テレビなど、よくマスコミにも出てくるので、有名で、ご存知の方も多いかと思います。

王子に、「中華そば屋 伊藤」という店があり、王子のご主人の息子さんが

赤羽の店で営業しているとか。王子の店も、いろんな媒体で紹介され、有名ですね。

 

食べたのは、もう7月のことだったのですが、おいしいラーメンの味って、よく覚えているもので、

ストレートの細麺で硬めな印象だったかな。

煮干しなど魚介のだしがたっぷりと満ちている贅沢なスープが、麺と麺の間に、ずるずるとすするたびに絡み、

呼吸をするたびに、鼻先を通じて、センサーがピクピクし、脳内神経に伝わり、シナプスから何か放出される感じです。

王子の店もそうらしいのですが、とにかく、シンプルなのが、このラーメンのポイント。

スープと麺を味わってもらうというのが、この店の方針で、煮玉子やのり、ねぎいがいの薬味もありません。

もしかしたら、画像のチャーシューとねぎにしても、基本的に、いらないのかもしれません。

とにかく、この麺とスープの組み合わせだったら、麺の喉越しとスープの香り味、それだけで、

何杯も食べれちゃうくらい、おいしい。こうして書いていても思い出すくらいです。

久しぶりにまた食べに行こうかな。


焼かない焼き鳥は、焼き鳥と言えるのか。

2011年10月25日 23時59分27秒 | 食べ物の話

タイの洪水がなかなか収まりませんね。

ついに、バンコクのドンムアン空港も閉鎖されてしまったようです。

チャオプラヤ川は、広大な平野を800kmも流れて海にそそぐらしいので、

まだまだ被害は続くようですな。

先日の「クローズアップ現代」(NHK)では、エビの輸入業者が、現地の情報や資材の確保に東奔西走している姿や、

海外移転を決意しタイの工業団地を探していた、東日本大震災で被災したいわき市の部品メーカーの責任者を

カメラで追ったVTRが流れていました。

東南アジアの中でも経済規模で群を抜いていただけあって、

日本からも多くの人や資金、物資が行き来し、密接な関係以上に、

ラオスに旅行した時に会ったタイ在住の日本人の方が、2人揃って「日本には帰りたくない」と話していたくらい、

日本人にとっても、フレンドリーな国なのでしょう。

 

なわけで、画像は、関係ないようで、あるようで、詳細は、解らないのですが、

サンクス中野新橋店で焼き鳥。

サークルKサンクスといえば、自分の中では、イマイチパッとしないコンビニなのですが、

どうやら、上期は、業績好調だったらしく、カウンターのホットフードの焼き鳥もその原因の一つ。

店頭で焼き上げて仕上げるのが美味しさの秘密とかで、

これに影響されてか、気がつけば、ローソンなどでも、販売が始まっていますね。

ちなみにローソンでは、仕上げはフライヤーで揚げているらしいです。

フライヤーで揚げるって…??、一応、焼いてあるのだから、良しとしましょう。

ローソンと比べ、値段が10円ほど高いサークルKサンクスの焼き鳥ですが、

スーパーで売られる、いかにも冷凍な焼き鳥と、少し違い、若干の食べ応えがあり、まあまあ、及第点です。

鶏肉などは、大手の商社が川上で生産を押さえているケースもあるので、

川下のコンビニが商社と組めば、いい品質のものが安定して供給されて、

フライドチキン同様、コンビニの看板商品になりやすいのかもしれませんな。

 

サークルKサンクスの焼き鳥がタイ産かどうかわかりませんが、

タイは、2010年の鶏肉の輸出量世界第4位。ブラジルが圧倒的首位で、タイのシェアでは、5%足らずですが、

からあげなど、鶏肉加工品も含めると、多くの鶏肉が加工されてタイから日本に輸出されていると聞いたことがあります。

エビや果物の缶詰など、タイから輸入された、さまざまな食品が、日本には溢れているわけですが、

年末に向けて、安定供給が途絶えることないよう、

被害からの復旧を、心から応援したいところです。


カレーだらけのプールで溺れたい11

2011年10月18日 01時05分05秒 | カレー

たかが携帯電話ですが、されど携帯電話ですよ。

iPhone4Sの予約開始当日まで、まったく買い換える気はなかったのですが、

「(旧モデルの)3GSや3の分割代金が残っているユーザーは、代金をキャッシュバックします」

という、予約開始当日に記者会見で発表された、なりふり構わないソフトバンクのキャンペーンの話を聞いて、

何も考えず、仕事終えてからまっすぐソフトバンク代理店へ向かって、

新しいiPhoneを予約し、発売翌日には、手にしていました。

 

これまでの携帯電話の買い替えサイクルで一番短かったのは水没で壊れてしまったために買い換えた時の、1年ちょうど。

長かったのは、初めて持った東京デジタルホンの2Gの富士通製で3年で、

今回の買い換えサイクルは1年半と、若干速いですが、自分のサイクルでは、標準的でしょうか。

発売二日目のソフトバンクのシステムは、iPhone発売恒例の「サーバーダウン祭り」で、

SIMカードへの電話番号の書き込みが終了せずに、店頭渡しとなり、

システムの処理が進んだ夜に、自宅で、3GSから4Sに切り替わるという混雑ぶり。

しかし、4Sのタッチパネルの反応や、文字入力、アプリの動きはサクサクで、カメラも見違えるほどきれい。

画面も鮮やかで、まるでコンタクトレンズを買い換えたように、映る世界が違います。

 

携帯電話の世界をすっかり塗り替えてしまったような、iPhone。

日本のガラケー(ガラパゴス携帯)も、もともとスマートフォンに近かっただけに、

現在、日本勢に勢いがないのは残念ですが、

また10年すれば、iPhoneが古臭く見えるほど、まったく違うコミュニケーションのツールが誕生するかもしれません。

 

なわけで、画像は、新宿区新宿三丁目・新宿中村屋2F「ルパ」で、シーフードと野菜のカレー。

えーとですね、新宿の中村屋が建て替えするなんて、みなさんご存知でしたでしょうか。

ウェブのニュースサイトなんかでそんな記事があったら、結構自分は、引っかかって、

チェックしているはずですが、この話に関しては、まったくノーマークで、数週間前に友達から聞かされて、ビックリです。

 

僕が一番利用していたのは、4F「ラコンテ」のカレービュッフェでしょうか。

暗めのトーンで、古ぼけた感じだけど、落ち着いて重厚な内装。

おいしいカレーに、ターメリックライスに、サラダなど、お腹いっぱい食べられて、大好きでした。

今回は別のフロアで食べてみたかったので、2Fのレストランで、カレーに挑戦です。

東南アジア風なのは、ココナツミルクがポイントなのでしょう。辛いけど爽快に香りが鼻先から抜けていきます。

おくらやナスなど夏っぽい野菜と、ごろごろっとホタテや海老がボリューミーに入っていて、

とっても贅沢なカレーです。

 

さてさて、この新宿中村屋。営業は今月19日までで、

建て替えている間は、どうやら、隣の新宿高野のフロアを借りて、レストランを営業するとか。

他の店舗でも、あのカレーの味は楽しめそうですが、

名物のいちご大福やカレーパンの店頭販売の風景は、しばらくは、見ることができなさそうです。

そう思うと、食べておけばよかったと、思わずにはいられない、貧乏症な自分なのです。


誰がスパゲティ一人前を100gと決めたのか。その2

2011年10月11日 23時45分59秒 | 食べ物の話

ブログタイトルには、何度も使うことを意識して、題名をつけることもあるのですが、

それを意識しながら、数回で終わってしまうものもあれば、一度使って終わってしまうものも。

たとえば、「誰がスパゲティ一人前を100gと決めたのか。」も、その例の一つ。スパ

以前、このタイトルで書いたのは2008年6月のこと。

http://blog.goo.ne.jp/kumazzzo/e/219890863633525fea8f961007c52e99

 

書いた当時はそれを意識しながらも、数ヶ月経って忘れ去ってしまうものもありますが、

このタイトルは、一度しか使ってないけど、ずっと忘れずに覚えていて、

「いつか使わなければ!」と使命感を感じていたタイトルです。

 

ウェブのレシピや、スパゲティソースなどの食品の表記など、社会通念に照らし合わせた「判例」を見ると、

乾麺で100gっていうのが、妥当な量のようですが、

僕には、その社会通念は、通じません。

ほら、だって、最近、束になって売られているスパゲティもありますが、

あのペットボトルの注ぎ口ぐらいの直径の束が100gでしょ。

あれだけでお腹いっぱいになれっつーのか!

スープやサラダ、パンなどと一緒に食べろというのか!

そんな豊かな食文化は、さもしい自分に期待するのは、酷と言うものです。

誰も期待してないのは重々承知ですが。

 

なわけで、画像は、渋谷区道玄坂2丁目「スパゲティのパンチョ 渋谷店」で、ミートソース大盛り。

ツイッターで画像付きでつぶやいていた人がいて、とても美味しそうだったので、探して行ってみました。

本格的なパスタ専門店とは違い、いわゆる「喫茶店のナポリタン」的なスパゲティだけを提供するお店。

しかもメニューはナポリタンとミートソースのみ。

「炒めるスパゲティ」に特化した店としては大手町ビルディングB1の「リトル小岩井」や、

銀座インズ3の「ジャポネ」などが有名かと思いますが、

「パンチョ」はこのジャンルでは珍しくチェーン店のようで、渋谷にたしか2店ほど、

池袋と御徒町にも店があるようです。

 

場所は渋谷駅に近いエリアですが、価格が3サイズすべて650円と言うこともあり、

 道玄坂下の小さい雑居ビルが集まるエリアのB1の、狭い場所です。

ターゲット層を意識しているのでしょう、店内に入ると、壁には80年代の映画ポスターはじめ、

BGMも80年代アイドルの曲。南野陽子や石川秀美あたりがバシバシかかっているあたりが、

あげぽよ(すでに微妙に死語か)です。

 

お店の「ウリ」はナポリタンですが、この日はミートソース目玉焼きベーコンのせ大盛りを選択。

油をひいたフライパンで炒められたスパゲティの少し香ばしい感じの食感。

そこには、アルデンテという概念はありません。

トマトが煮込まれて、酸味より甘みがあるミートソースが、たっぷりと上からかけられてます。

酸味が苦手な自分は、トマトソースが甘いっつーのは、一番うれしいです。

 

大盛りは、それはもう、100gどころか、かなりの量かと思うのですが、

トッピングの目玉焼きやベーコンに意外にも助けられ、まったく飽きません。

テーブルには粉チーズが、吉野家の紅生姜状態で置かれていて、チーズ好きにはたまらなく嬉しいです。

思う存分たっぷりかけられますが、食べ終わる直前までかけるのを忘れてしまうくらい、

そのまま一気に食べれちゃいます。

それだけ、ソースの味の濃さが絶妙だってことでしょう。

スパゲティだけで、おなかいっぱい。

僕にとっての幸せは、そんなものです。

 


車社会から取り残されたマイノリティが憧れる、あの場所。

2011年10月05日 01時09分41秒 | 食べ物の話

えーとですね、世の中で、全く車を使わずに生活が出来るのは、

日本の中でも、ほんの一部かと思います。

スーパーやコンビニなどの小売店や飲食店、病院や役所など、

日頃、利用頻度の多い施設が、居住地から遠くなく、程よい場所に必要かつ充分にあるだけでなく、

映画やお芝居を観たり、テーマパークや公園などで遊ぶなど、

利用頻度が少ない施設にも、公共交通手段が発達していてアクセス自由なのは、大都市でも、さらに、ほんの一部。

東京でもちょっと郊外へ行くと、車がないと買い物へ行くのにも不便な所も多いかと思います。

しかし、車社会は、車がなければ出来ない生活スタイルや、楽しみをつくりあげているようにも思えます。

 

日本の社会の大部分は、そう、車社会なのです。

車なしの都会暮らしは、いつの間にか、世間から取り残され、

すでに、マイノリティと言っても過言かもしれません。

今日書きたかったのは、そんな車社会と断絶された人間が、どうしても体験したかったあの場所のこと。

 

なわけで、画像は、茨城県水戸市酒門町「無添くら寿司 水戸坂門店」で、回転すし。

くら寿司は、業界トップクラスの回転すしチェーン。近年、急成長を果たしているようです。

回転すしは、都心の新宿や渋谷にだってもちろんあるし、自分の住む中野新橋にもあるのですが、

なにが違って凄いって、近代化されたシステム。

店内の座席が、システムで管理されていて、満席時には、発行された受付番号ごとに座席へ案内。

都内にありがちな、ベルトコンベアがサークルになっていて、

サークル内に板前さんがいる回転すしと違い、

キッチンと店内は完全に分離されていています。

席に着いたお客さんが、最初は何を食べたがるか、という蓄積したデータを元に、

座席が管理されているので、着席時間からの時間経過を見ながら、レーンに流すネタの種類を変えるらしいです。

しかも、そのレーンの様子やお客さんの状況は、チェーン本部でモニターで管理され、調理場に指示を出しているとか。

またICチップが皿に付いていて、30分以上流れたままの寿司は、廃棄されるようです。

 

寿司のオーダーは、完全にタッチパネル端末。

伝統的な寿司ネタはもちろん、まぐろユッケ風やハンバーグ寿司、

天ぷらや、うどんやパフェなどもオーダーでき、これは、子供も大喜び。

画面には、オーダーのおおよその待ち時間まで表示。

オーダーした寿司は皿のICチップとレーンのセンサーと連動して、座席に近づくと、

「間もなく到着します」の画面表示とアナウンスされます。

 

さらに食べ終わった皿は、回収レーンに投入すると、回収レーンでそのまま洗われながらキッチンに戻っていくとか。

投入口にはセンサーがついていて、5枚投入するとタッチパネル画面でゲームが始まり、景品がもらえます。

皿の枚数を数える手間はもちろん、後片付けの手間が省けるととともに、

もう一皿食べれば…品数アップにも貢献しているらしいです。

 

…なんてことを、長々と書きましたが、

「Mr.サンデー」(フジテレビ)で、くら寿司やスシローなど、急成長の回転すしチェーンの特集を見て、

いつの間にか、車でしか行けない場所で、回転すしがこんなことになっているとは、ビックリ。

多分、地方にお住まいの方にとっては、すでに、当たり前の話と言えるかもしれません。

チェーンによって程度の差があるにせよ、こんなにオートメーション化されたレストランは、

まさに、ジャパニーズクール。

店内に入ってから出るまでずっと、寿司の旨さとは別のところで、興奮しっぱなしでした。