さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

世界中のハンバーグを食べ歩く旅17

2011年05月22日 12時33分57秒 | ハンバーグ

んなわけで、少し旬が過ぎた、こんなニュースから。

「ゼンショー マクドナルド抜き 外食最大手に 値下げキャンペーンで集客アップ」(産経新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110513-00000630-san-bus_all

 

業界売上一位の変遷は、社会の変遷を表していたりしますよね。

昔なら、ロイヤルホストのような、ファミリーレストラン的な業態が第一位だったのでしょう。

ハンバーガーなどのファーストフードチェーンにうつり、牛丼チェーン店がトップになったということになるわけですが、

ココスなどのファミレスなども買収し多角化が進んでいるゼンショーの売上高と、

ほぼ単独ブランドで展開のマクドナルドの売上高では、業界内の勢力図という意味で、ちょっと比較が難しいかもしれません。

 

それよりも、こないだ、テレビ番組のクイズの問題で知って、ちょっとビックリだったのは、

現在、1560店舗近くある「すき家」は、1990年代は、200店にも満たないチェーンだったこと。

でも、当時、高校生ぐらいだった僕の中では、すでに有名だった吉野家より身近でした。

地元の東名高速道路・焼津IC近くに「すき家」が出来たと聞いて行って食べた牛丼の味は、

今でも、記憶に残るくらい美味しかったものです。

しかも、あの頃の「すき家」は、メニュー表に、牛丼の牛肉の量が、100g単位で増やせるシステムになっていたと記憶してます。

いつか、おもいっきり肉をたっぷりのせて牛丼を食べたいなあと思っていました。

外食を頻繁に利用するようになった今では、牛丼自体、そんなにありがたく思わないけれど、

お肉沢山ないとご飯が食べれないし、大盛りより、牛肉が多い特盛りのほうに惹かれるのは、間違えありません。

 

そんなわけで、今日の本題は、今話題の、外食チェーンの、こんなメニュー。

江東区住吉1丁目「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」住吉店で、けんタワーハンバーグダブルチーズトッピング3段。

一年前くらいから、ちょいちょいメディアで見ることが多くなった、この、「けん」のセールスポイントは、

画像のようなビジュアルでインパクトのあるメニューの一方で、

ステーキやハンバーグのメインを全メニューで、カレーとサラダの食べ放題を一緒に低価格で提供していること。

別料金でドリンクやアイスの食べ放題もセットできます。

 

「けん」は、「ふらんす亭」を運営しているエムグラントフーズサービスが展開しているのだとか。

そう聞けば、ハンバーグとステーキ、カレーがメインという食べ放題も納得ですが、

急成長のヒミツとして、ファミレスなどが撤退した後に居抜きで出店するパターンでの出店が多いのだとか。

ここでもファミリーレストランの退潮は、はっきり言えるのかもしれませんね。

また、フランチャイズでの出店も特徴で、東京で言えば、20店舗中13店舗がフランチャイズ。

ファミレス業態などでは、社員が独立してフランチャイズ契約をする場合は多いかと思うけれど、

まったく別の店舗の店がフランチャイズ入りするのは、珍しいかと。

この店も、以前はパスタとピザのビュッフェスタイルの店でしたが、フランチャイズ契約をして、

看板を変えたようです。

 

3段重ねは、2180円とちょっと高めですが、これで450gとかなりのボリューム。

ボリュームと食べ放題を考えれば、納得のコストパフォーマンス。

「カレーは飲み物」というウガンダさんの名言といっしょに、

友人にスープカップに入れた持っていたカレーを飲めば、

もうちょっと動けないくらいの、程よい苦しさです。

 

場所柄、力士さん達も来店するようで、友人は、来店していた力士に、目がギラッチ。

いやらしい目で見てしまう、根っからのデブ専です。

この日は、久しぶりにいろんな話を聞いてもらい、お腹も心も満足な楽しい一日でした。


世界中のハンバーグを食べ歩く旅16

2011年04月05日 22時28分16秒 | ハンバーグ

なわけで、お花見シーズンです。

あんなことがあったのに、季節は、待たずに、やってきました。

 

ネットつながり仲間と恒例のお花見。

自分も、前日までは、仕事の予定でした。

「今週末から、通常体制でいいんじゃない?」と、週末の出勤が取りやめになった、金曜日の昼休み。

外に出たら、近所の教会の桜のつぼみも、いつの間にか、開いていました。

冷え込む日も続いていて、その訪れに、まったく気がつかないほど、

気持ちの余裕がなかったかもしれません。

 

毎年集まる仲間と、相も変わらず、どたばたと騒がしく楽しい週末でした。

仕事は、まだまだ、どたばたしていて、地に足がついてない時もあるけど、

お花見で撮った写真をみていたら、今年も、春がやってきたことに、

ほっとし、暖かい気持ちになれた週末の夜でした。

 

そんなわけで、画像は、浜松市南区「炭焼きレストランさわやか浜松芳川店」(でよかったかな?)で、

げんこつハンバーグ。

こちらのハンバーグは2回目なので、もしかしたら、一度ブログで書いているかもしれませんが、

連れて行ってくれたのは、今週末は東京に上陸した「ややセクシーダイナマイト」。

車などで連れて行ってもらわないと行けない、典型的なロードサイドの店ですが、

ちょうど震災一週間後の慌ただしい週末だったのにも関わらず、こちらの店をはじめ、あちこち案内してもらいました。

 

げんこつハンバーグは、このレストランの名物で、

なんといっても、レアで焼き上げてテーブルに運び、お客さんの目の前で、

仕上げてくれます。

鉄板に押しつけられ、焼き色のついた表面からのぞく、ほんのりピンク色した肉塊は、

見ているだけで、ハートを射抜かれます。

ひき肉をレアで食べられるというのは、おそらくちゃんとした鮮度管理ができてないと出来ない証拠。

やはり、ちゃんと焼いたほうが、リスクは少ないわけで、

反対に、クオリティの高さを表している証拠でしょう。

食べれば、柔らかく溶けてしまい、刹那を感じるほど。

最後のひと口まで、美味しい。

こういう看板メニューがあると、強いですな。

店員さんも、若いのにとてもちゃんと丁寧な接客。好印象でした。

 

2日間にわたって、いろんな話をしながらの、帰省でした。ありがとう~感謝です。


世界中のハンバーグを食べ歩く旅15

2011年03月25日 00時38分08秒 | ハンバーグ

プロ野球の公式戦が、震災の影響を受けて、セ・リーグとパ・リーグと足並みそろえて、

4月開催が決定したとかしないとか。

セ・リーグの強行方針に対し、選手会の主張が通った件について、

フジテレビのスポーツ番組のVTRで

「今回の件に関し、ファンは…」というナレーションの後に画面に映ったのは、

新橋のSL広場前で赤ら顔のサラリーマンたち。

サラリーマン「(新井選手会長は)組織の中で意見を通して、エライっすよ」

…これが世論と言われても、ちょっと説得力がない人々。

たまにニュースに出てくる市民の人達って、どうやって選んでインタビューするんだろう。

プロ野球に関する市民の反応は、酔っ払いが基準でよいのか。

それともフジテレビが取材しやすい場所だからだろうか。

 

なわけで、全く関係のない話題から、今日の本題はハンバーグ。

こういうご時世、おいしいもの食べて、ゆっくりしたいものです。

そんなわけで、最近食べたハンバーグを続けて二回ほど。

画像は、横浜市中区花咲町2丁目「グリル・ラクレット」で、ビッグハンバーグステーキ。

場所は、JR根岸線桜木町駅から、ちょっと歩いたところ。

この日は、ブログ見てメールをもらった方と、昼ご飯をご一緒させていただきました。

今年の1月にラオスに行った時、同じ羽田から、たまたま一緒の時間帯、同じ方面に旅行していたという方で、

ちょっとした偶然でしたが、同じ旅行好きだったようなので、楽しくおしゃべりさせてもらいました。

たしか、桜木町で、洋食の店が何件かあったよなあと思って、「桜木町 ハンバーグ」で検索してヒットしたお店。

桜木町から山手にかけては、庶民派からセレブ御用達までさまざまな洋食の名店が揃っているようです。

この店は、どちらかと言うと庶民派でしょうか。

街角にある洋食屋で、値段帯も1000~3000円くらいかな。ランチなら800円台から食べられます。

 

なんつーすかね、ハンバーグには、人を幸せにするパワーがある気がします。

…いや、もしかしたら、自分の子供のころの外食の記憶と深く結びついているからかもしれませんが、

子供のころの外食の記憶のうち、半分以上はハンバーグの記憶です。

鉄板の上で、ジュージュー音を立ててソースがグツグツ。湯気と香りが昇り立ち、

表面のでこぼこが織りなす美しい焼き色と楕円のシルエット。そして付け合わせの野菜の鮮やかさが目を釘づけに。

食べれば柔らかく、肉汁がじゅわっと溢れ、口いっぱいに広がる、あの感じ。

まさに、このラクレットのハンバーグは、そんな、子供のころのワクワクする気持ちを

再現させてくれるような、そんなハンバーグです。

もちろん、ソースも、ハンバーグも、一つ一つ美味しい。

大人が食べても満足する、安心できるレベルです。

 

そのほかのメニューも、きっと安心してオーダーのできる、おいしさ。

…そういえば、あの街にも、こんな洋食屋あったよな、久しぶりに行ってみようかな。

そんな気にさせてくれるお店でした。


世界中のハンバーグを食べ歩く旅14

2010年09月16日 01時17分29秒 | ハンバーグ
秋ですね。
夏も捨てがたいですが、
食べ物もおいしくなるじゃないですか。
さんまも、ようやく水揚げが本格的になってきたようです。
肉ばかり食べないで、たまには、魚食べなくては。

そんな前振りで、本題は肉食系男子が食べた、ハンバーグの話題。

そんなわけで、画像は、新宿区新宿1丁目「ハンバーグwill」のハンバーグ。

新宿御苑と新宿通りにはさまれた道路にある、こじんまりとした、
ハンバーグの専門のお店で、以前からよくテレビで取り上げられているようです。

ディナータイムだと、少しお値段が高めになるので、
ランチで一度食べてみたかったお店です。
混んで待つ時もあるのか、外にも椅子が並べられていますが、
この日は、店内で、少し待つだけで、すぐに入れました。

モッツァレラチーズやブラックペッパーなど、トッピングが、いろいろ選べるのですが、
ハンバーグ岩中豚のパンチェッタベーコンで巻いあものを選択。
ソースもデミグラス、柚子胡椒、クリームマスタードと三種類!
どれにしようか、どれもおいしそうで、選ぶのに迷うのも、楽しい時間ですが、
待ってもらう側にとっては、もったいない時間であることには、間違えありません。

岩中豚100%が売り物の、こちらのハンバーグ。
自分は初耳だったのですが、岩手県産のブランド豚とのこと。
またハンバーグを豚100%で作るというのも、ちょっと珍しいのかな。

この岩中豚を、部位によって挽き方を変えて、混ぜているのだとか。
こだわりが、期待値をぐぐっと押し上げます。

本日のサラダ、スープが先に出てきます。
この日のサラダは、生ハムサラダで、イタリアンドレッシングも食欲をそそり、
さらに、期待値が上がって行きます。

そして出てきた、ハンバーグ!
ランチだと、あまりボリュームがないというのが、相場ですが、
まあ、なんて食べ応えがあるのでしょう。

量としては、もちろんランチサイズなのでしょうが、
ふっくらと、焼き上げられていて、つなぎが工夫されているのでしょう。
そして、ふっくらの原因は、やはり豚100%というところでしょうか。

本当に牛と豚で違うのか、気になって、素人検索で調べてみましたが、
牛と豚では、脂の融点が違うとのこと。
もちろん、挽き方とつなぎ次第で、牛だって、ふっくらすると思うのですが、
豚100%のひき肉であれば、口に入れた時に、溶けてすぐに、じゅわっと口に広がる脂は、
牛と豚の味わいの決定的な差に違いありません。

しかも、豚は豚でも、
高級ブランド豚です。
肉も、脂も、おいしくないはずがありません。
食べた瞬間に、ハンバーグが幸せが連れてやってきます。

ハンバーグ自体がおいしいので、それ以外にあまり言う必要がないのですが、
同じ岩中豚のパンチェッタベーコンも、やわらかいハンバーグと違った、締まった食感で、
口の中で自由に遊んでくれます。
そして、今回選んだソースのクリームマスタードソースは、
クリーミーなのに、少し酸味もある、とても工夫されたソースで、
一緒に添えられているレンズ豆(?)も、とても相性があっていて、
イカニモ系な付け合わせとはちょっと違う、工夫されている付け合わせです。

ランチで、プレーンタイプならばスープ、ライスがついて1000円はお買い得。
パンチェッタベーコンのせなら1300円で、サラダとドリンクプラスで280円。
夜は夜で、ちょっと違うメニューもあるようなので、
また時間が合えば、ぜひ、挑戦しなくては。

世界中のハンバーグを食べ歩く旅13

2010年08月19日 01時04分56秒 | ハンバーグ


なんつーかですね、毎日暑いですな。
沖縄本島旅行、八重山旅行と、すでに7月までに会社の夏休みを使って休んでしまったので、
世の中のお盆休み期間中は、土日休み以外は、ずっとお仕事でした。

この流れで行くと、お正月も、普段通りに出勤の予感。
来年の事を言うと笑われてしまいそうですが、
2011年は1月1日・2日が土日に当たるので、31日まで仕事して、3日から出勤という流れの予感。
今年から仕事が、土日休みになって、
休みの質という意味では、随分と助かっています。

そんな土日連休の恩恵は、先週末、3年ぶりに開催された東京プライドパレードに行ってみたり、
初めて東京レインボー祭りに行ってみたりと、
今まででは絶対に無理だった、組合系イベントにも参加できることにも。

プライドパレードは、ひとりでぷらっと出かけて、イベント会場でのイベントを楽しんだりして、
そのあと、原宿駅前で、フロートを見ようと、待っていたら、
ちょうど先頭のフロートが通りかかったところに、
俺を本名で呼ぶ男が!

えー、自分が今の会社で新入社員の時に、バイトで一緒に働いていた当時高校生の男の子で、
実は、会社の職場が、原宿駅の近くだとか。

くまぞー「こんなところで、超恥ずかしんだけど!!」

と、自分はかなり慌てふためいていましたが、挨拶して彼はすぐに職場へ。
ただ、ここで逃げるように移動したら反対に嫌だなと思って、そのままの位置で見ていたら、
再び、奴が職場から、やってきました。

男「これ何のパレードなんですか??」

キター!!

くまぞー「えー、あー、性的マイノリティの人たちのパレードなんだよ。友達が出るっていうから見に来たんだー」

その時、友達がやってきて、ハイタッチ!
…ほっとしたあ。

男「じゃ、また!帰りまーす」

さてさて、今、30歳になろうとしている、その男の子は、性的マイノリティの意味がわかっただろうか。
僕がかなり焦っていた、その意味がわかっただろうか。
それとわかったとして、今でも一緒にバーベキューに行く、元会社の先輩社員とかに、伝えたりするんだろうか。

まあ、よい。
いつか、あの仲間には、僕のセクシャリティを伝えるというか、
伝わるときが来るような気がしていたから。
とはいえ、思いがけない暴露には、ちゃんと説明する覚悟が必要ですな。

そんなわけで、画像は、新宿区新宿1丁目「レストラン シエル」で、ジャンボハンバーグ。
お店は花園通りにあり、、昼間は近くのサラリーマンで込み合う、小さな洋食店です。

お目当てのお店が昼休みに入ってしまって、急遽変更して入ったお店でしたが、
メニューには、ハンバーグや海老フライ、ビーフシチューなど基本メニューが、
手ごろな価格で、しっかり並び、これは、かなりヒットの予感。

ただ、胃袋の迎撃態勢は、お目当てのお店のハンバーグだったために、
この店でも、迷わず、ハンバーグを選択です。

しばらくして出てきたジャンボハンバーグ。
少し細かく挽かれて、しっかりこねられて、やわらかい!
やわらかいのに、ボリューム感があるというのは、なかなか難しいものだと思いますが、
ちゃんとボリュームがあり、デミグラスソースが超うまい!
このデミグラスソースなら、きっとビーフシチューなんかも旨いんだろうなと、想像に難くありません。

ハンバーグの下に隠れているのは、付け合わせでフェトチーネ風のパスタ。
炭水化物中毒の心をぎゅっとつかんで離しません。
他の付け合わせもオーソドックス。ベタだけに、これで充分満足です。

ただ、店員さんいわく「とっっピングで目玉焼きなんかもできますよ。」
目玉焼きは、追加してもよかったかもしれません。

ナイフを入れ、少しずつ小さくなっていくハンバーグ。
気がつくと、まるで蝉しぐれが突然鳴りやんだように、ふと寂しさに包まれます。

でもすべてを胃袋に収めた瞬間、
過ぎて行く夏の思い出を反芻するような幸せにつつまれます。
そう、それは、旅行に、イベントに、たくさん遊んで、たくさん働いて、いろんな人と出会った、そんな幸せ。

少し前から、「プチ贅沢」なんてキーワードをよく目にしますが、
ひとりでも入れて、ちょっといいもの食べたい、でもリーズナブルという、心くすぐるお店です。


世界中のハンバーグを食べ歩く旅12

2010年03月16日 00時05分33秒 | ハンバーグ
東京は、だんだん暖かくなってきましたね。
寄り道して帰りたいところですが、
あちこちで散財してしまうので、心を鬼にして
まっすぐ部屋に帰ってきてハードディスクレコーダーに録ってあった
「5時に夢中」(MXテレビ)を見ると、
今日の「5時に夢中」は、ハプニング続出。

番組開始直前にトイレに行ったらしく、オープニングにマツコ・デラックスがいないし、
ハーゲンダッツから提供してもらった新製品のアイスが硬くてスプーンは刺さらない。

グダグダでもないし、ゆるいわけでもない、
なんというか、ぎりぎりな感じ。
夕刊紙の記事を伝えるコーナーは下ネタも多く、コメントも大変そう。
キー局の基準で言えば充分はみ出ているのでしょうが、
でもですね、テレビで放送しちゃいけないと思われる一線をはみ出さないあたりが、
マツコ・デラックスの頭の良さなんでしょう。

そんなわけで、画像は、やはり今日のようにハードディスクレコーダーで
録ったグルメ番組から行ってみたかった店の一つです。

豊島区東池袋2丁目「キッチン Oh!Way」で、
牛スジシチューかけハンバーグステーキ。

この日は、ブログを通じて知り合ったストレートの男性の方と、お食事。
ブログを通じて…ストレートという方でしかも男性っつーのは、
なかなかないことで、有難いことです。

番組情報では、たしか脱サラして始めた洋食屋だったような。
お店は、小さいけれど、ウッディでカジュアルな雰囲気の洋食屋。
ハンバーグを中心にして、ビーフシチューやオムライスなど、
今日の夕ご飯は、ちょっとおいしいものを食べたい!って時には、うってつけです。

番組で、石塚英彦が食べていた牛スジシチューかけハンバーグステーキ。
なんといっても、ハンバーグ!荒挽きですが、ごつごつとした感じではなく、
とってもやわらかい!口の中で、ほどけて、溶けていきます。
つなぎに塩を使ってないというところが、きっとその秘訣なのでしょう。
でも、肉の脂もじっくりおいしく、
もちろん、牛すじシチューは、そのハンバーグの溶けだすうまみを受け止めてくれます。
デミグラスの香り、味に、溶け込む肉汁と、荒挽き肉。
ひとくち口に運ぶごとに、
「すばらしい!」と声を出さずにいられません。

付け合わせはクレソンに焼き野菜。
レンコンなど、なかなか工夫された付け合わせは、
丁寧な仕事を感じます。

ボリュームでいえば、がっつりなのですが、
なぜか、愛おしくて食べてしまうのがもたっいない。
そんな不思議な魅力のハンバーグでした。

世界中のハンバーグを食べ歩く旅11

2009年10月29日 05時00分45秒 | ハンバーグ
自分はブログの記事のタイトルをシリーズにして使っているのですが、
今回のハンバーグネタのタイトルは、去年の2月以来。
その間にも結構ハンバーグ食べているはずですが、
なかなかブログに書くほどでもなかったのか、どうなのか。
それとも単に忘れていただけなのか。
でも今回のハンバーグには、久々に唸ってしまいました。

そんなわけで、画像は、神奈川県横浜市中区野毛町「洋食キムラ野毛店」で、
ハンバーグセット。お値段は1200円くらい。

野毛は、JR桜木町駅と京急日ノ出町駅に挟まれた、
昔からある繁華街ですね。またこちらの飲み屋も多いエリア。
横須賀に住んでいた頃に、映画館にちょろちょろと遊びに行った思い出がありますが、
自分のイメージは、再開発に伴って新たな商業地が続々生まれる中で、
くたびれた繁華街というイメージです。


そんな野毛にある「洋食キムラ」は、昭和24年から続く洋食の老舗だとか。
初代の味を受け継いで2代目の出した店が「野毛店」ですが、
初代の開いた店は現在閉鎖中で、2代目の息子さんが出した新横浜店と2店が営業しています。
野毛で遊んでいる方は、おそらく場所をご存じの方も多いでしょう。

この日は、横浜に相方さんと遊びに行っていたのですが、
情報番組なんかでは、横浜のおいしい店を結構、紹介されているのに、
何一つ、はっきり記憶してなくて、がっくり。
桜木町付近で、どこかおいしい店はないかと、携帯で調べると、この店がヒット。
なんとなく美味しいだろうと、勘を頼りに行ってみることにしました。

僕らが勘を働かせるなんて、お店に失礼なほど、
地元の人に、愛されている、こちらのお店。
僕らの着席している隣にも、お年を召した夫婦や、子供連れのグループなど、
狭い店内には、和やかな雰囲気が充満していました。

僕らより先に入った隣のテーブルに、名物のハンバーグが運ばれてきます。

くまぞー「!!!」

じろじろ見ることができないけれど、なんか美味しそうな予感。
自分達のテーブルにはサラダが運ばれてきていましたが、
このサラダもドレッシングとスパイスが効いていて、とてもうまい!
頭のレーダーを働かせて、隣のテーブルの料理からどんどん発信される、
「うまい料理オーラ」をキャッチしまくります。

期待がだんだん高まってきたころ、いよいよ、オーダーしたハンバーグと海老グラタンが
ぐつぐつと音を立てながら、運ばれてきます。

くまぞー「うまそー!!」

周りに聞こえる声で叫んでしまうほどの、デミグラスソースの、この色!そして玉子!
鉄板はホタテの貝殻の形をしていて、玉子は、真珠をイメージしているとか。
ぐつぐつと熱いデミグラスソースの中で、徐々に半熟に変化していきます。
いつもは携帯カメラで、何枚か画像を撮るのですが、
今回は、我慢の限界をあっさり超え、ナイフとフォークでハンバーグを切り、口元へ。

くまぞー「んー、んー、うまい!」

即、ご飯へフォークが伸びます。そして、またハンバーグ。
このハンバーグは、どうやら、ペースト状に近いくらいに2度挽きして、
柔らかい食感!この柔らかさは、少し好みが分かれるところですが、
ふわふわとしていて、口の中で溶けていきそうです。

何といっても、濃厚なデミグラスソースは、それだけでご飯何杯もいけそうなくらい。
どんだけ大盛りにしても、このデミグラスソースの前では、脇役に過ぎません。

そしてですね、このハンバーグの奥にちらっと映っているグラタンのホワイトソースも、これまた濃厚。
牛乳に、プラスなんでしょうね…ぎゅぎゅっとクリーミーでアツアツのソースに、チーズが溶けて、
これもまた、即、ご飯。
この組み合わせはいくらご飯があっても足らない、
なにか欲求不満にさせるくらいのパワーがあります。

他のメニューの値段に比べ、比較的ハンバーグが安いので、
コストパフォーマンスがとてもいいけれど、
きっとほかのメニューもうまいに違いない!
「くまぞーミシュラン」で言えば、この店のためだけに横浜に出かけてもいいと思う、
三ツ星のおいしいハンバーグでした。

世界中のハンバーグを食べ歩く旅10

2008年02月28日 01時10分07秒 | ハンバーグ
てなわけで、ちょっとお勧めしたい、こんな雑誌のタイトルから。

「もっとおんなをあげる ひとり旅」(「OZマガジン」スターツ出版)

…最新号では、一昨年、自分もひとり旅をしてきた、
沖縄県の波照間島が紹介されています。

「波照間島 日本最南端の美しい島でリフレッシュの旅」

竹富島や西表島、そして「Dr.コトー診療所」の舞台にもなった与那国島
なんかと違い、ちょっと地味目な波照間島ですが、とても素敵な島です。
島で唯一の海水浴場の、美しいニシ浜を見渡せる高台にはペンションが出来て、
女性一人でも行きやすくなったようです。

透き通った青い海、南十字星も見える夜空(季節限定)、サトウキビ畑と青い空。
厳しい自然環境の島で生活する人々の笑顔に、動物達の生きる姿。
生きていくためには、何が必要なもので、何が不必要なものなのか、
厳しく問いかけられているようで、大切なことを僕に教えてくれた島でした。

ちょっと過酷なほどの暑さなのに、クーラーがない民宿もある、この小さい島、
もしかしたら、今頃の時期が一番過ごしやすいのかも。

「おんな」も「おとこ」も「おかま」もあがっちゃうのは、確実です。
興味お持ちの方は、ぜひ、書店へ。

画像は、調布市上石原1丁目「洋食屋CHRISTMAS亭」で、
スペシャルハンバーグ…だったかな。

先日、相方さんと一緒に訪ねたお店です。
場所は中央自動車道調布インター近くですが、
甲州街道沿いではないので、調べていかないと、迷ってしまうかも。
ここのお店のハヤシライスが有名で、港区六本木の
東京ミッドタウンにも、ハヤシライスのお店があります。

二人とも初めての店だったので、あれこれとお試しで、
ハンバーグやオムライス、ハヤシライスなどいろいろオーダーして
分け合って食べました。

ハヤシライスはもう、言うまでもなく、めちゃくちゃおいしかったのですが、
今回書きたかったのは、やはり、ハンバーグ。
いやいや、素晴らしい。

どう素晴らしいのかと言えば、
以前からこのお店の味を知っている方には、
こんな書き方は失礼かもしれませんが、
口に入れた瞬間、
「今年食べたハンバーグの中で№1」
と感じるくらい。

弾力と柔らかのバランスが絶妙!
肉としてのおいしさもあるし、ミンチされ練られた作り上げられたおいしさもある。
そして、デミグラスソースの香ばしさとコクも皿を舐めたいくらいうまい。。
付け合せの卵の半熟加減に、ベーコンも決して手を抜いていない味と厚さ。
料理として完成されているような気がします。
最後の一口が消えてしまうのが、狂おしいくらい。

お値段も、こんなにおいしくて、たしか単品で1200円くらいだったかな。
そんなに高くありません。
アルコールやドリンクは飲まなかったのですが、
二人でデザートまで食べて3000円くらいだったでしょうか。
パスタなんかもおいしそうで、いろんなメニューを試したくなりました。

二人で世界中のハンバーグを食べ歩く旅9

2007年12月23日 23時51分47秒 | ハンバーグ
丸ノ内線中野新橋駅。
午後11時。

普段なら、うらびれた感じのお客がパラパラといるだけで
ひっそりとしている日曜の夜ですが、
今日は、地下鉄のお客さんもクリスマスです。

階段を登る乗客の手には、フライドチキンやクリスマスケーキ。
そして、改札で待つ女性同士のグループに、女性を見送る男性の姿。

…昔は、こんな日に働くことに、
あまり感情を持たずに、ただ黙々としていましたが、
こういう時こそ働ける自分に、ちょっと誇りさえ感じます。
年末の一番のピークに向けて、自分の仕事は、
エンジンの回転がどんどん速くなっていくわけです。

部屋へ帰ってくると、テレビには坂東真理子。
そして、おしゃべりしている女に、話を聞いていない女。
…講堂で、品格のない女子大生相手に、講義しています。

いやー大変だあ、これは。

そんなわけで、画像は、中央区丸の内・新丸ビル「自由が丘グリル」で
ハンバーグステーキ。

この店、以前、相方さんが、
「ここのハンバーグおいしいんだよ」と言うので、
「たまには、こんな店で食事とかいいよね」と俺が言ったら、
「そんな無駄遣いしちゃダメだよ」といわれて、
喧嘩になった、曰くつきの店です。

ここのハンバーグ、確かに細かくミンチされていて、
ねっとりと柔らかく、香ばしく焼きあがって
デミグラスソースも、それだけでご飯おかわりできそうなくらい絶品なのですが、
それ以上に、美味しかったのは、海老グラタン!

海老ぷりっ、ホワイトソースとろっ、チーズびよーん…みたいな。
あまりおいしそうな表現ではないかもしれないですが、
とにかくですね、
マカロニを食わされているだけの感のあるグラタンもたまにある中で、
これだけ海老の存在感があるのは、秀逸です。

この日のお客の多くは
クリスマス限定コースをオーダーしていたようですが、
僕らは、アラカルトで好き勝手にオーダー。
海老芋のポタージュ、オニオングラタンスープ、
蓮根のピザに海老グラタン、ハンバーグステーキ、
そして牛肉のガーリックライスをそれぞれ二人で分け合って、
グラスワインもオーダーして、二人で8000円くらい。

「あれっ、そんなに食べた?」ということでもなく、
「安っ、いいの、こんな金額で?」ということでなく、
「このくらい食べてこのくらい満足したら、このぐらいするよね」って感じ。


忙しい毎日の中で、つかの間のクリスマス気分。
年末を前に、また仕事への意欲が沸いてきました。

一人でも世界中のハンバーグを食べ歩く旅8

2007年11月09日 11時17分18秒 | ハンバーグ
てなわけで、画像は、新宿区四谷一丁目「洋食エリーゼ」で、
大きいハンバーグ定食、あとミニメンチとミニクリームコロッケ。

場所は、JR四ッ谷駅を降りて、新宿方面、しんみち通りという
飲食店が連なる通りの入り口すぐのところです。
「町の小さな洋食屋」みたいな感じで、最近、「dancyu」にも
紹介されたようです。でも、それ以前から人気店で、
行くとだいたい、店の外にも数人行列があって、ちょっと待ちます。

ただ、小さい店ながら、基本、定食屋なので、
店の外にまでメニューのオーダーを取りに来て、
着席すると、しばらくしてすぐ食事が出てきます。

なんていっても、おいしいのはデミグラスソースかな。
香味豊かでさらっとしているデミグラスソースは、
これだけで、飯が何杯もお代わりできそうです。
ハンバーグもおいしいけれど、
さらに美味しかったのは、ミニメンチカツ。

メンチカツはジューシー!
そしてクリームコロッケは、クリーミー!
メンチカツとクリームコロッケに、
ジューシーとクリーミーの褒め言葉以上に
最高の褒め言葉なんてないじゃないですか。
あっ、それに、どちらも、サクサクです。
他に余計なものは、いりません。

店員さんもとても元気で、接客が気持ちいいし、
安くて、おいしい洋食が楽しめる、そんな店です。

二人で世界中のハンバーグを食べ歩く旅7

2007年07月07日 00時33分39秒 | ハンバーグ
てなわけで、画像は、中央区京橋「京橋モルチェ」で、
ハンバーグステーキシュバール風で単品で1050円だったかな。

今夜は、相方さんと、ブログを通じて親しくなったtakezzoさんと
三人で食事です。

場所は、地下鉄銀座線京橋駅に直結。
輸入食材やコンビーフなどオリジナルの缶詰の製造などで有名な
明治屋直営で、この明治屋ビルは、
地下鉄の出入り口を兼ねた建物として、
日本で始めての建物だとか。

建物も古めかしいのですが、店内も古い昭和の装いで、
しかも、店内の年齢層が高い!
夕方はビアホールとしての営業しているので、
会社帰りのおじさん達が、わんさかと。
そしてウェイター&ウェイトレスも、昭和の香りです。

ハンバーグのできは、すごくよくて、
飴色のたまねぎがのぞく、少しレアな焼き具合。
柔らかで挽肉のうまみがぎっしりと詰まったハンバーグでした。
デミグラスソースは少しさらっとしていましたが、
ハンバーグとの相性はバツグンです。
そしてなんといっても、真ん中のくぼみの目玉焼きは、半熟!
デミグラスソースと黄身で、
おいしいハンバーグがさらにスペシャルなハンバーグへ。
これは、たまりません。

それ以上に、ブログではあまり書かない
自分たちの普段の付き合いのことだとか相方さんのむかつくことだとか、
いろいろ話したり、聞いたりして、
楽しい時間を過ごさせていただきました。
いろいろ話しちゃったな…ありがとうございました。

二人で世界中のハンバーグを食べ歩く旅6

2007年06月12日 02時16分56秒 | ハンバーグ
てなわけで、画像は…サラダに焦点が合っちゃって、
肝心な部分がイマイチですが、
函館市末広町「白鳳館」で、チーズハンバーグ。

200gと300gがあって、これは300g。
お値段はいくらだったかな…1500円くらいだったかと。
サラダセットで450円プラスだそうです。

函館のガイドブックに載っていた店で、
チーズがタップリとのった写真を見て、
「行ってみようよ」と二人で話していた店の一つです。

どしゃぶりの中を訪れたので、夜7時という時間なのに
中にはお客さんが数人…でも普段は、
行列が出来るくらい人気があるそうです。

「300gは焼くのに時間がかかりますがよろしいですか?」

という店員さんの返事に、もちろん「はい」と答えて、
期待のハンバーグを待ちます。

厨房からカウンター付近でナイフとフォークを用意する音が聞こえてきます。
店員さんが準備する気配が伝わってきます。

待ちに待ったハンバーグは、300gという重さ以上のボリューム!
そして、ナイフで切って、口へ運びます。

うまい!

とても柔らかいハンバーグで、口で溶けます。
ほろほろ崩れる感じ?
つなぎを工夫して、あまりこねないで
作っているのでしょうかね…どうだろう!
ソースもすばらしい!酸味も程ほど、甘くまろやかです。
甘めのデミグラスソースってところですね。
チーズだって、たっぷり!クリーミーで文句のつけようがありません。

函館で食事していて、すごく気になったのは、
野菜がとてもおいしいこと。とくにたまねぎ!
このハンバーグの下にもたまねぎが焼かれたものが
敷いてあり、オニオンリングも、つけあわせで盛られています。

そしてサラダも盛りが良く、ドレッシングもうまい!
言うことありません。

相方さんいわく、「今年食べたハンバーグの中で№1」だとか。
では、№2はどこかと聞いたら、東京の新丸ビルで、
会社の同僚と食べた、自由が丘グリルのハンバーグだとか。
さー
いいなあ、うまいものばかり食べてさー。

でも、そんな嫉妬なんてどうでもいいくらい、
ボリュームいっぱいおなかいっぱいで、満足でした。