んなわけで、少し旬が過ぎた、こんなニュースから。
「ゼンショー マクドナルド抜き 外食最大手に 値下げキャンペーンで集客アップ」(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110513-00000630-san-bus_all
業界売上一位の変遷は、社会の変遷を表していたりしますよね。
昔なら、ロイヤルホストのような、ファミリーレストラン的な業態が第一位だったのでしょう。
ハンバーガーなどのファーストフードチェーンにうつり、牛丼チェーン店がトップになったということになるわけですが、
ココスなどのファミレスなども買収し多角化が進んでいるゼンショーの売上高と、
ほぼ単独ブランドで展開のマクドナルドの売上高では、業界内の勢力図という意味で、ちょっと比較が難しいかもしれません。
それよりも、こないだ、テレビ番組のクイズの問題で知って、ちょっとビックリだったのは、
現在、1560店舗近くある「すき家」は、1990年代は、200店にも満たないチェーンだったこと。
でも、当時、高校生ぐらいだった僕の中では、すでに有名だった吉野家より身近でした。
地元の東名高速道路・焼津IC近くに「すき家」が出来たと聞いて行って食べた牛丼の味は、
今でも、記憶に残るくらい美味しかったものです。
しかも、あの頃の「すき家」は、メニュー表に、牛丼の牛肉の量が、100g単位で増やせるシステムになっていたと記憶してます。
いつか、おもいっきり肉をたっぷりのせて牛丼を食べたいなあと思っていました。
外食を頻繁に利用するようになった今では、牛丼自体、そんなにありがたく思わないけれど、
お肉沢山ないとご飯が食べれないし、大盛りより、牛肉が多い特盛りのほうに惹かれるのは、間違えありません。
そんなわけで、今日の本題は、今話題の、外食チェーンの、こんなメニュー。
江東区住吉1丁目「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」住吉店で、けんタワーハンバーグダブルチーズトッピング3段。
一年前くらいから、ちょいちょいメディアで見ることが多くなった、この、「けん」のセールスポイントは、
画像のようなビジュアルでインパクトのあるメニューの一方で、
ステーキやハンバーグのメインを全メニューで、カレーとサラダの食べ放題を一緒に低価格で提供していること。
別料金でドリンクやアイスの食べ放題もセットできます。
「けん」は、「ふらんす亭」を運営しているエムグラントフーズサービスが展開しているのだとか。
そう聞けば、ハンバーグとステーキ、カレーがメインという食べ放題も納得ですが、
急成長のヒミツとして、ファミレスなどが撤退した後に居抜きで出店するパターンでの出店が多いのだとか。
ここでもファミリーレストランの退潮は、はっきり言えるのかもしれませんね。
また、フランチャイズでの出店も特徴で、東京で言えば、20店舗中13店舗がフランチャイズ。
ファミレス業態などでは、社員が独立してフランチャイズ契約をする場合は多いかと思うけれど、
まったく別の店舗の店がフランチャイズ入りするのは、珍しいかと。
この店も、以前はパスタとピザのビュッフェスタイルの店でしたが、フランチャイズ契約をして、
看板を変えたようです。
3段重ねは、2180円とちょっと高めですが、これで450gとかなりのボリューム。
ボリュームと食べ放題を考えれば、納得のコストパフォーマンス。
「カレーは飲み物」というウガンダさんの名言といっしょに、
友人にスープカップに入れた持っていたカレーを飲めば、
もうちょっと動けないくらいの、程よい苦しさです。
場所柄、力士さん達も来店するようで、友人は、来店していた力士に、目がギラッチ。
いやらしい目で見てしまう、根っからのデブ専です。
この日は、久しぶりにいろんな話を聞いてもらい、お腹も心も満足な楽しい一日でした。