さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

ひとりラーメン博物館54

2012年03月25日 23時40分02秒 | ラーメン

前田敦子が、AKB48を卒業するとかしないとか。

いまどきのアイドルについて、どうこう書けるほど引きだしはないのですが、

社会現象になるほどの人気を集めたグループから、エース級の脱退は、

大手新聞社も、ネットのニュース配信のヘッドラインに、速報で流すほどのニュースバリューということでしょう。

今回は不祥事で脱退ではないので、今後、卒業にむけて、いろんなプロモーションが組まれるのでしょう。

これまでのアイドルユニットには、必ず、その人気の盛衰がつきもの。

ももいろクローバーZなど、次から次へと出てくる中、

どうやって人気をつないでいくのか、それとも、この卒業を気に、人気はピークを迎えて、いつかは、解散があるのか、

AKB48ウォッチャーではなかった自分も、

おニャン子クラブとAKB48と、頂点を二度見た秋元康の次の一手が気になります。

 

んなわけで、今日の話題はラーメン。

画像は、東京都丸の内1丁目東京駅一番街B1ラーメンストリート内「六厘舎TOKYO」で、

味玉つけめんに豚ほぐしトッピング。

久しぶりに、行列に並んでラーメンを食べてみました。

言わずと知れた、あの有名店「六厘舎」の支店。すでに本店は、あまりにも人気で、

周辺住民への影響があり、数年前に閉店してしまったので、ここが本店になるのでしょうか。

本店の店主が、ゲイ視点でとってもかわいかったので、一度本店に行ってみたかったのですが、

有名になってしまった今では、現場に立つこともあまりないでしょう。

 

昔は、1時間半なんて行列も、よく並んで食べたのですが、かつての行列の名店は、今は並ばずに入れる店も多く、

ある意味、栄枯盛衰を見るようです。ただこれは、客からの視線で、

店側からみれば、利益がちゃんと出るほどにお客さんが入ってくれれば、

異常な人気は、かえってマイナスになってしまうのかもしれません。

この「六厘舎TOKYO」は、東京駅八重口地下という事もあり、地方からやってきたお客さん達からの支持があるようで、

ディズニーランド帰りとみられる家族や、キャリーケースを持って列に並ぶお客さんも多く見られ、

この日も、約50分並びました。

 

濃厚なつけ汁は、がつんと出汁が効いていて、

太麺によく絡んで、大盛りの麺も、つけ汁と一緒に瞬く間に胃袋に消え、

また食べたくなるくらい、くせになりそうですが、

改めて感じるのは、このつけ汁の味に似たつけめんを、あちこちで食べているような気がすること。

もしかしたら、この店の人気を受けて、この味を真似るフォロワーが一斉に増えたのかもしれません。

そういう意味では、実は、期待値を大きく上回ることはなかったのですが、

もちろん、味は問題なく美味しいし、有名店まで行って、並んで、食べるという一連の行為は、

ひっくるめて、レジャーのひとつ。

また時間があれば、並んで食べてしまう事、間違えありません。

 

もちろん、この店以外にも、東京駅地下にあるラーメンストリートには、

僕が行ったことある店や聞いたことのある店が支店を出していて、

どの店に入っても、ハズレが絶対なさそう。

ラーメンストリートがオープンして随分経ち、こんなこと今更言うのもなんですが、

東京駅の地下という利便性と、ハズレがないという意味で、使えそうなことに、改めて気づきました。


ひとりラーメン博物館53

2011年11月06日 23時19分40秒 | ラーメン

今日は、天気が愚図ついた日曜日でしたね。

中毒性の高い食べ物って沢山ありますが、僕の中では中毒性が低い部類にはいるケンタッキーフライドチキン。

食べたくなる頻度としては、それほどではないけど、どうしても食べたくなると、我慢できないものの一つです。

今日も久しぶりに食べたくなって、オリジナルチキン3ピースをオーダーしたんですね。

店内で食べるつもりでいたのに、渡されたのは、ビニル袋に入った紙ボックス。

「食べていきます」と言ったつもりだったけど、たぶん、自分がぼけっとしていたのでしょう。

それに、飲み物は後でコンビニで買って飲めばいいと思って飲み物代をケチったから、

店員さんも当然、チキンのみならお持ち帰りと判断したのでしょう。

しかし、一人だと、気が弱い自分。自分が間違えたかもしれないのに「いや、店内で!」

というやりとりが面倒で、そのまま持ち帰って、小雨降る中、小滝橋通り近くJR線路わき、雑居ビルの陰で、

人目にあまりつかないところで、食べましたよ。

そんなところでも食べたくて我慢できなくなっちゃうあたりが、中毒性たる由縁かもしれません。

ただ、意外にも、ホームレスの方じゃなく、ごく普通に社会人生活送ってる風貌の人が、

同じ線路わきの道端でカップラーメンやパンや、なんか食べていて、不思議なんですよ。

偶然じゃないような気がしてなりませんでした。

 

なわけで、今日紹介するラーメンも、中毒性が高いという評判のラーメン。

画像は、埼玉県所沢市亀が谷「関越ラーメン 仙龍」で、

チャーシューラーメン中盛り。

場所は関越自動車道所沢インターから5分くらいでしょうか。

駅で言うなら武蔵野線東所沢駅が最寄り駅で歩いて20分くらいでしょうか。

昔は所沢インター近くの街道沿いにあったそうですが、あまりに人気で、

数年間に場所を移転したようです。

チャーシューラーメン、ねぎラーメン、ホルモンラーメン、と人気のようですが、

やはり「肉食系男子」としては、チャーシューをオーダーです。

やはり、スープが旨かったなあ。

他の店など、標準的なスープの量と比べ、スープが少なめ。でもですね、

ニンニクが効いていて、豚の背脂多めの、しょうゆとんこつ味で濃いめなんですけど、

スープがドロドロしていないので、あまりとんこつの匂いがなく、

こんなにボリュームあっても、さらっといけちゃいます。

少しちぢれて固めの麺もおいしいですが、

見た目のインパクトは、やはりチャーシューのボリューム。

脂身が少なく、ぎゅっと食べ応えがあるチャーシューが何枚も入っていて、大満足なんですけど、

チャーシューがこれだけあると、もういつの間にか麺の事を忘れて、

チャーシュー食べることだけに夢中になったりします。

ラーメンという食べ物の趣旨からはずれてしまいますが、

麺のことを忘れてチャーシューに夢中になれるほど、贅沢なことはありません。

夜からオープンし、夜中すぎまで営業してるようです。

東京で遊んで帰ってきても、最後に寄って一杯食べて帰りたくなる、そんな味です。いいなあ、所沢!


ひとりラーメン博物館52

2011年11月02日 00時05分38秒 | ラーメン

ハロウィンが終わって、世の中は、クリスマスシーズンへ。

世の中はどんどん進んで行っても、傍観者でいられればまだいいとして、

最近では、自分がどんどん置き去りにされているぐらいの早さです。

ハロウィンは、ここ数年でメジャーなイベントになりつつありますね。

パーティに向かう人達が変装して街を歩く姿も、世の中的には違和感を感じなくなりました。

そんな日本でこんなニュース。

札幌市中央区のハロウィーンイベントが開かれていた雑居ビルで火事 女性2人が重軽傷」(FNN)

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00210563.html

リア充でない僕にとっては、パーティという言葉には無縁。

クリスマスやハロウィンを誰とどう過ごそうとも、きっと、

クリスマスシーン同様、仮装してはしゃいでいる人を見かけるだけで、自分と隔てて流れる深い川を見てしまいます。

 

なわけで、比較的、浅い川が流れているように見える、こちらの話題。

画像は新宿区西新宿1丁目「らぁめん ほりうち」で、チャーシューざる。

つけめんで有名な「満来」の並びにあるこの店。

メニューがそっくりで、まるで映し絵のようです。

「満来」http://blog.goo.ne.jp/kumazzzo/e/87f25e60abc9f91d60273aa163350c7a

満来のほうは昔から知っていて、いつのころ出来たのか、気付かないうちにお店が開店していた「ほりうち」は

それまで、ラーメンの有名店の近くには必ずその人気に当て込んで店を出す、

小判鮫的な店だとずっと思っていたのですが、それは大変な勘違いで、

満来が一度閉店した時に、従業員だった方が、その味を引き継いで、近くに開店したお店だとか。

満来は建て替えのために閉店したとばかり思っていたので、

どうして至近距離で店を開くことになってしまったのか、お客さんがとやかく言うところではないですが、

面白いほどそっくりです。

 

満来より若干肉が薄い感じですが、ボリュームは充分!

薄い分だけ、ちょっと食べやすいかな。

脂身もジューシーにスープに脂がじわっと浮いています。

喜多方風+酸味をちょっと感じるスープで、麺も平打ち。

ずるずると勢いよく食べれちゃいますので、大盛りでもいけそうな気がしますが、

麺の量も、まるで満来と同じくかなり多いので、

気を引き締めて食べないと、完食できないかもしれません。

 

似ているようで、ちょっと違う「ほりうち」のざる。

気分でどっちを食べても、外れはないくらい、嬉しい同門対決です。


ひとりラーメン博物館51

2011年10月26日 23時11分43秒 | ラーメン

東京は木枯らし一号が吹きましたね。

10月なのに夏日だった数日前とは打って変わって、

この季節らしい感じの、肌寒さ。

少し季節が動いた気がして、ちょっと嬉しかったりします。

 

がしかし!そんなことお構いなしに、

季節を先取りするのが小売業の鉄則。

先週末、銀座にあるアバクロンビー&フィッチに立ち寄ったんですね。

お約束の意味なく踊る店員やタレントのローラちゃんのような、ため口ライクな店員以上にビックリしたのが、

まだハロウィンも終わっていなのに、なんと、クリスマスソングが流れてくるじゃないですか。

 

ガンガン流れる曲のボリュームに抗いながら、

「こんな時期からクリスマスソング流して~、客にどうしろって言いたいんだろうねー、この店は~」

と、友人と話したら、ばっちり店員に聞こえてしまいました。

ただ、あまり日本人離れしてない、気持ちが通じそうなその店員さんは、

苦笑いしながら、「僕もそう思います」と、ファッション偏差値の低い自分にも共感してもらいました。

 

不思議なことに、クリスマスソングって、刷り込みが激しいのか、

聞いていると、気分が高揚して年末のような消費ムードを煽られます。

9月10月から、ちゃんと秋物、冬物をさくっと売り切って、値下げをなるべく少なくするための

秘策なのかもしれません。

 

なわけで、アバクロとは全く話がかみ合わないのですが、久しぶりにラーメンネタです。

こんな夜は、ラーメン食べたくなるじゃないですか~

画像は…北区赤羽1丁目「自家製麺 伊藤」で、肉そば。大盛りだったともいます。

場所は、赤羽駅北改札の東口出てすぐ。路地のせまい場所です。

テレビなど、よくマスコミにも出てくるので、有名で、ご存知の方も多いかと思います。

王子に、「中華そば屋 伊藤」という店があり、王子のご主人の息子さんが

赤羽の店で営業しているとか。王子の店も、いろんな媒体で紹介され、有名ですね。

 

食べたのは、もう7月のことだったのですが、おいしいラーメンの味って、よく覚えているもので、

ストレートの細麺で硬めな印象だったかな。

煮干しなど魚介のだしがたっぷりと満ちている贅沢なスープが、麺と麺の間に、ずるずるとすするたびに絡み、

呼吸をするたびに、鼻先を通じて、センサーがピクピクし、脳内神経に伝わり、シナプスから何か放出される感じです。

王子の店もそうらしいのですが、とにかく、シンプルなのが、このラーメンのポイント。

スープと麺を味わってもらうというのが、この店の方針で、煮玉子やのり、ねぎいがいの薬味もありません。

もしかしたら、画像のチャーシューとねぎにしても、基本的に、いらないのかもしれません。

とにかく、この麺とスープの組み合わせだったら、麺の喉越しとスープの香り味、それだけで、

何杯も食べれちゃうくらい、おいしい。こうして書いていても思い出すくらいです。

久しぶりにまた食べに行こうかな。


ひとりラーメン博物館50

2011年02月23日 00時18分24秒 | ラーメン

なわけで、前回に続けてラーメンネタです。

以前は、ブログネタでシリーズで書けるくらい、人気があったり有名だったり、新しいラーメン店などに行っていたのですが、

ここ数年は、ちょっとご無沙汰だったりします。

というもの、そういう店に行くには、休みの数日前から予定していて、

朝ちゃんと起きて、準備して向かわなくてはいけないのですが、

たとえば、朝起きてグダグダしてたり、家事をしてたりすると、気がついたときには、すでに12時過ぎるか過ぎないかの時間。

行きたい店が決まっていたとしても、昼営業と夜営業がある店では、その時点で、アウトだったりします。

今回は、「こんな珍しいラーメン店があるんだけど…」と、友達に連れて行ってもらった、オープンしたばかりのお店です。

 

そんなわけで、画像は新宿区高田馬場2丁目「焼麺 つるぎ」でチャーシュー焼麺と目玉焼きトッピングです。

場所は、高田馬場駅から、明治通りのほうへ5分ほどあるいたところにあります。

早稲田通りからは入ったところにあり、ちょっと場所は分かりづらいです。

まず見て面白いなって思っていただけるのが、トッピングが煮玉子ではなく、目玉焼きであるところですが、

もっと面白いのは、こちらの麺は、茹でた後に、鉄板で焼き色をつけて器に移すスタイル。

ラーメンに「焼く」という香ばしさを加えたのが、最大の特徴です。

麺は札幌から取り寄せているようで、もっちりとして、少しカリッとした麺が、とんこつしょうゆのスープに絡みます。

さらに面白いのが、かつおぶしが、ミニすり鉢に入って出てきます。

まずは、かつおぶしなしで食べるのですが、途中で、ごまをするように、鰹節をすり鉢ですってから、スープに投入すると、

これまた、ふわっと、かつおぶしのいい香りが漂って、味の変化が楽しめる仕掛け。

最後の一滴までおいしく頂けます。

 

1月下旬に出来たばかりの、このお店。

すでに、熱烈なファンもいるようで、ここを訪れるプロレスラーさんは、三杯もお代わりをしたとか。

たしかに、焼麺というスタイルは、それくらい食べたくなる、新鮮さに溢れていました。

ラーメンの有名店ひしめく高田馬場で、こうした新しい試みが、ぜひ注目されていってほしいなと思うお店でした。


ひとりラーメン博物館49

2011年02月20日 23時35分04秒 | ラーメン

ひさしびりにラーメンネタを、続けて2回ほど。

醤油、塩、とんこつと、伝統的なラーメンの味が、さまざまなジャンルの出現で、

その垣根が崩れて久しい気がするのですが、崩れた垣根の中でも、

ここ10年で、魚介系ラーメンは、ちゃんとジャンルを確立したような気がします。

とはいえ、中には、「魚粉入れただじゃないの??」という雑な感じの魚介系もある中、

ちゃんと魚介のおいしいスープが味わえるお店に、マイミクさんと、ご一緒させてもらいました。

 

なわけで、画像は、北区東十条1丁目「麺処ほん田」で、濃厚豚骨魚介ちゃーしゅーつけ麺。

お店は、かなり有名らしく、ご存知の方も多いかと。場所は東十条から歩いて5分くらいでしょうか。

この店に行きたい!と思って計画して行かない限り、思い付きでは、なかなか行くことがない場所です。

普段はよく行列ができているらしいのですが、小雨気味だったこの日は、あまり待たずに入店出来ました。

 

メニューの名前にもあるように、最近、魚介系を謳うスープの多くは、

とんこつスープとのブレンドの場合が多いと思うのですが、

多分ですね、ここのスープって、そのバランスがとてもいのでしょう。

魚が勝つこともなく、かといって、とんこつが勝つことがなく、

豚骨スープが魚の風味を豊かにのせて、鼻先と舌の上に届けてくれます。

 

チャーシューも、ごらんのとおり、ローストビーフ風(?)と、従来の焼き豚風と、

二種類で、飽きさせない楽しさ。麺を大盛りにしても、その量に怯むどころか、

最初からいきなりクライマックスまで食べまくりたくなる、そんな、つけ麺でした。

 


ひとりラーメン博物館48

2010年12月15日 23時10分18秒 | ラーメン

石原都知事の同性愛者に対する「足りない」発言が、物議を醸しているとか醸してないとか。

前後の発言がどうなのかもよくわからないけれど、問題とされている発言の部分だけを取り上げても、

当事者として、ちょっとひどい内容かと。

でもですね、今週の月曜日に放送された「5時に夢中!」(TOKYO MXテレビ)で、

レギュラー出演しているマツコ・デラックスが直接ではないけれど、

この件についてコメントしていた内容が、とても的を得ていた気がしました。

<!-- 5時に夢中(TOKYO MXテレビ) -->

ほら、同性愛者なんて、みんなに理解されるなんて思わないし、

ゲイパレードとかみて、オカマってなんだよーって反対に毛嫌いする人がいたって、おかしくないと思うんだけど、

あの発言をする最高責任者の下で行われる、さまざなな規制に対する施策は、

やはり、施策に対する信頼性とか信憑性で疑問が出てきても不思議でないと思います。

本当は子供を守るためだけじゃ、ないんじゃない?…マツコ・デラックスの発言にも大きくうなずけました。

でも、ちょっと発言の中で気になったのが、あの都知事が、「パレードを見たけれど」と発言していたこと。

そっかー、見たんだ…彼の発言で理解できたのは、ただそこだけでした。

そんな、都知事がいる練馬区内の区の施設で、先週末、ゲイの男性合唱団の定期演奏会がありました。

こうした合唱団の存在は、前から耳にしていたけれど、ゲイバーでフライヤーをもらってビックリ。

今回、このサークルが定期演奏会を行った場所が意外に大きなホールだったんですね。

すでに16回目を迎えているということで、息の長い活動のようです。

週末、この演奏会に行ってきました。

僕は合唱について語る知識がないので、レベルだとか内容についてははっきり解らないけれど、

繊細な音色が続いたり、変化に富む本格的な合唱曲を2曲と、真ん中にお楽しみコーナーを挟んだ3部構成。

観客の多くは、同じ同性愛者ではあったのですが、

こうした地道な活動の積み重ねが、団員の方々には、そういう気持ちはないにしても、

結果として性的マイノリティへの理解へ繋がるのかなと、期待に満ちた演奏会でした。

 

そういうわけで、今日の本題は、ラーメン。

画像は、練馬区豊玉北5丁目「ラーメン 大 練馬店」で、

ラーメン大盛り、野菜少し多めに、チャーシュー、味玉トッピング。

以前、車で近くを通った時に、友人に「ここ並ぶんだよなあ」と教えてもらっていて気になっていた店でした。

ラーメン二郎系とでも言えばいいのでしょうか。背脂たっぷりのこってり醤油ラーメン。

ちぢれ太麺に、トッピング自由自在のシステム。

野菜、油の多少にニンニクの有無、味の濃淡などをお客さんに出す直前で、聞いてきます。

初めてだったのでトッピングのオーダーにまごついていたら、店員さんに、

「ニンニクはどうしますかー」と聞いてきてくれました。

通常は、入ってないのだとか。

「このお客さんは、どう見てもニンニク入れるだろう!」と判断したかどうかは解りませんが、

ニンニクいれると、また全然味が違います。

濃厚なスープは飲み干すのが辛いくらいですが、きっと野菜多めだと、

もやしと一緒にぐいぐいとイっちゃう感じ。

ただ、もやしぐらいでは、とてもじゃないけど、ゼロサムにはならない、どっしりとした麺とスープ。

食べ終わったときには、ニンニクの効果もあって、体もぽかぽかです。

男ならチャレンジ心をくすぐられる、ガッツリしたラーメンでした。


ひとりラーメン博物館47

2009年12月21日 18時17分48秒 | ラーメン
そんなわけで、画像は、
北海道旭川市2条8丁目「梅光軒」で、塩チャーシューラーメン。

この日は、旭山動物園日帰りツアー。
JALで貯めていたマイルが年末で消滅してしまうので、
秋からチャンスを伺っていたのですが、
結局、連休がうまく取れなかったので、
日帰りで、旭川まで往復してきました。

メインの旭山動物園は15時30分で閉園。
帰りの飛行機の出発時間は20時20分。

が、しかし!
駅前までバスで移動したら16時すぎ。空港行きのバスは18時45分。
お土産を買っている時間を考えると、残り時間がありそうで、全くなく、
旭川の駅前の近くにあるラーメン店で夕食を食べることになりました。

旭川ラーメンは、古くからあるご当地ラーメンの一つ。
ジャンルとして存在しているのは知っていたけれど、
どんなラーメンかは、イマイチ理解していませんでした。

基本は、札幌の味噌、函館の塩に対して、魚介と鶏がら豚骨ベースの
醤油ラーメンだとか。麺は中細のちぢれ麺ですが、
最近では、旭川でも、いろんなタイプのラーメンを出す店が増えているようです。

今回行った、梅光軒は、旭川でも有名なラーメン店の一つ。
札幌駅前や博多キャナルシティなど、各地にお店が出ているようで、
帰ってきて調べてみたら、新宿のルミネエストにもお店を出しています。

…あら、すごく近所にあったじゃない。
 しかも、昔、くじら軒があった場所ですね。

旭川駅前から、歩いて3分くらいかな。
駅前からまっすぐのびる広い歩行者専用道路沿いにある、
ショッピングビルの地下一階にある本店には、
壁面に多数の芸能人のサイン色紙。
「もしもツアーズ」(フジテレビ)の出演者のサイン色紙を見つけると、
遠い知らない場所の店でも、東京で「王様のブランチ」(TBS)で
紹介された店に行くような安心感に包まれます。

自分たちが店内でラーメンを待っていると、
程なくして2人組のカップルが入ってきました。
先ほどの旭山動物園でも見かけた二人で、
観光客にも有名な店のようですね。

オーダーした塩チャーシューラーメンと、醤油バターラーメンが、
しばらくして運ばれてきます。
外は冷たい雪。暖かい湯気が最高のおもてなしです。

油が浮くスープに火傷しないようにすすると、
コクのある塩味の深い味わい。

kumazzzo「ふーっ、うまい!」

一息ついて、ずるずると麺をすすります。
縮れている麺にスープが絡んで、一緒に吸い込まれていきます。
あっさりしているようで、癖がなく、体がちゃんと温まりそうなスープは、
最後の最後まで飲み干したい勢い。
でも、飛行機でお手洗いが近くなるのが、ちょっと心配だけど、
ぎりぎりまで、いただきます。

画像には映っていませんが、メンマは、太くて肉厚!
チャーシューも、シンプルですが、肉のうまさは封じ込まれていて、
食べるたびに、口の中にうまさがあふれます。

長ねぎのシャキシャキと相まって、
大盛り麺は、どんどん減っていきます。

kumazzzo「あーおいしかった!」

塩チャーシューも捨てがたいですが、醤油野菜ラーメンもうまそう!
ぜひ、近いうちに新宿で今度は再チャンレンジしたい、
旭川の有名店の味でした。

ひとりラーメン博物館46

2009年09月14日 10時01分47秒 | ラーメン
そういえば、のりピーの弁護士が、保釈申請をしたとか、しないとか。
奄美大島の件で起訴して、捜査終結ということですね。
もし申請が許可されて、保釈金が納付されれば、
本日中に保釈されるかもしれませんね。

今夜あたりはのりピー一色になるのかな。
保釈後、すぐに、記者会見するのかな。
「のりピーより押尾だろっ」とか、「もう飽きた」とも思うけれど、
衆人環視の中、どんな言葉を絞りだすんだろう。
こんな騒ぎになってしまった母親を息子は許すだろうか。

何が大切で、何が必要のないものか。
のりピーに、ゆっくりと時間かけて自分自身と対話する時間が
生まれることを願うばかりです。


そんなわけで、画像は、新宿区住吉町「麺匠克味」で、
特濃味噌ラーメンNEO特製海老マー油で、チャーシューのせ。

場所は、都営新宿線曙橋駅近くです。
地下鉄の入口付近の路上に、看板が出ていたので
気になって入ってみました。

最初に行った時は、どうやら、グルメレポートのロケがあるようで、
「このあとテレビの取材が入りますが大丈夫ですか?」と
一声かけられました。
後から、ブランチレポーターっぽいオーラをまとった女子2人が、
スタッフと入ってきて、
「♪よろしくおねがいしまーす」と言って席に座った後、
あーでもなくこーでもないおしゃべりをしていたのが、印象的でした。


そんな印象よりも強烈だったのが、この店のスープ!

特濃という言葉ではすでに語りつくせないほどの濃さ。
麺を箸でかきまぜ、持ち上げると、重たいんですよ。
これはですね、ポタージュです。
そのくらい、どろっと濃いスープで、これは、ビックリです。

その肝心のスープの味はというと、
味噌とんこつに生クリームと海老マー油をかけてあり、
味噌の風味を残しながら、基本はクリーミー。
マイルドな装いで、でも本当はガツンとくる重たいスープです。
そういう意味で、胃腸が弱っていると、ちょっと大変です。

でもですね、トッピングのねぎやもやし、
本来ならメインになるチャーシューも、
そんな重たいスープの箸休めになり、
麺と絡んで、ずるずると音を立てながらスープは天に登り、
麺やスープで一杯だったどんぶりは、貯水率ゼロのダム湖に。

ただ、本当に重たいスープなので、
体調があまりよくない時には、注意を。
でもチャレンジしてあまりある食べ応えと充実感です。

ひとりラーメン博物館45

2009年07月31日 03時50分57秒 | ラーメン
みなさん、普段、土曜日の夕方って、どのようにお過ごしでしょうか?
自分は、あまり自宅にいない時間帯。
ほぼ仕事のことが多いのですが、休みだとしても、
出かけているか、昼寝中ってことが多い時間帯です。

自分にとって、そんな地味な時間帯に、
ジャニーズJrのタレントが出演する「裸の少年」という番組が
テレビ朝日で、地味に放送されています。

もともと、どんな番組かよく覚えてないのですが、
たぶん、自分の記憶では、
ジャニーズJrのタレントがバラエティの修行をすることが目的のような、
テレビ局とタレントの間でしか利害が一致しない番組だったような気がします。

がしかし、たぶん、番組のコーナーが好評だったのでしょう、
いつのまいにか、結構、いい感じの店を紹介するグルメ情報がメインの
番組になっているんですね。

番組では「食の七賢人」と呼んでいますが、
岸朝子や田崎真也、陳健一など、食の世界で高い見識のあるオーソリティが
週替わりで、ジャニーズJr達とおすすめの店をロケするというスタイル。
なかには当たり外れはあるかもしれませんが、
番組を見ていると、
「こんないい店紹介しているのに、こんな時間帯じゃもったいない!」
というくらい、おすすめの店は、胸にズキュンと矢が刺さる店が多いのです。

そんなズキュンと胸に刺さるような店を紹介しているシーンを録画したDVDを、
新宿の某ゲイバーで見てせてもらったら、
とてもおいしそうな店で、お店からも近かったので、
お客さんとお店のスタッフさんと、帰りにご一緒させてもらいました。


ということで、画像は、新宿区歌舞伎町1丁目「ラーメン凪・新宿店」で、
味玉煮干ラーメンで、大盛り。

場所は、歌舞伎町の裏側とでもいいましょうか、新宿ゴールデン街の中。
古い建物に、小さい飲み屋が集まる歓楽街で、
風俗店やホストクラブが集まる歌舞伎町とはまた違った雰囲気ですよね。
この店も、間口の狭い古い建物の、2階にあるのですが、
本当に狭いところで、階段で頭をぶつけそうなくらい。
またそれが、ゴールデン街らしい雰囲気です。

そんな、このお店のコンセプトは、煮干し。
写真の写りがよくないから判らないかもしれませんが、
スープは煮干しのだしで、茶色く濁り、見る限り、濃い!
箸で麺をスープから上げた瞬間に、湯気とともに立ち上る、煮干の香り!
もうこの時点でですね、目の前のラーメンが奇麗に最後の一滴までなくなる
華麗なるフィナーレが用意されているようなものです。

そして、もひとつ特徴的なのが、画面に映っているように、
「いったんも麺」と呼ばれる、幅広の麺。
太い麺は見慣れていても、太さが違う麺が同じ器の中に入っていると、
それはそれで、まるで妖怪に出会ってしまったかのようにビックリですが、
種類の違う麺の比率は、リクエストに応えてくれます。
もちろん麺が違えば、スープのからみ方も、また違います。
2種類の味わいが楽しめるわけですね。

スープをすすれば、煮干しのエキスが凝縮したうまさに唸り、
麺をすすれば、その小麦の弾力に唸り、
エンドレスに続くかのようなスープと麺のダンスは、
味玉という宝石の存在さえ忘れてしまう、華麗なる競演。
たたみかけるようにリズムよく麺をすすれば、
気が付くと、半熟の黄身からこぼれた黄金の滴のみ。
最後のスープと一緒に飲み干せば、
ダンスホールに歓喜の拍手が鳴り響いて止まないのです。

…まあ、意味不明なことを書きましたが、とにかく、うまかった!
また一人で食べに行きたい、誰かに教えてあげたい、そんな店でした。

ひとりラーメン博物館44

2008年10月02日 01時27分51秒 | ラーメン
最近、ラーメン業界では、カレーラーメンが流行っているとかいないとか。
カレーラーメンっつーと、自分はカップラーメンのイメージが強くて、
「醤油」「塩」「みそ」「とんこつ」「冷やし中華」と言った
ラーメンの定型には、これまでなかったと思いますが、
カレーチェーン店の「CoCo壱番屋」が、カレーラーメン専門店を出店したりして、
「期間限定」の変わり種扱いから、
少しずつ認知されているということなのでしょう。


画像は、豊島区東池袋3丁目「俺の出番」で、うまとろ豚カレーラーメン(南蛮風)。
場所はサンシャインシティプリンスホテルに近いところ。
ちょっとお腹がすいた時に、ふらふらと歩いていて見つけたお店です。
「俺の」という店名に目に飛び込んできた「カレー」の文字と、
手作りのメニュー表などの店構えが、いい感じ。
通り過ぎてから、入ろうかどうしようか悩んで、
また戻って入ってみました。

ごらんのとおり、カレースープには、ねぎやコーンがたっぷり!
そして炙った豚バラ肉や卵が食欲をそそります。

もともと、基本の和醤油ラーメンが魚介系ということもあり、
スープは、まさに蕎麦屋の「カレー南蛮」。
ラーメン屋にいることを一瞬忘れてしまいそうな、
スープから香る、かつおとカレースパイスの香りが、食欲をかきたてます。
一口飲めば、魚介のだしのこくに、とろみとぴりっと辛さがたまりません。
闘いのゴングがカンカンカンと鳴り響きます。

ずるずるとすする麺は、ちぢれ中太麺。スープがよく絡んで、
大盛りにした選択は大正解。安心して麺とスープを楽しみます。

スープと麺との戦いの間に、アクセントになるのが、
たくさんのねぎとコーン!しゃきしゃきとした食感とねぎの香り。
しかも、ねぎは小ねぎと長ねぎ二種類で、味わいが深い!
コーンの甘さとねぎのからみは、
飽きてしまわず最後までおいしく食べるためのマストアイテムです。

ちょっと炙られた豚バラ肉と玉子も香ばしく、
食べてしまうことがもったいない!
気がつけば麺はすでになく、スープが残るのみ。
それならば、あれですよ、あれ。

くまぞー「すいません!ごはんください!」


運ばれてきたご飯をどんぶりに入れて、
ずるずるとレンゲで汁と一緒に食べます。
それはそれは、至福の〆。
遠くで「マドンナたちのララバイ」が聞こえてきます。
こうして、カレーラーメンとの戦いに幕が下りるのでした。

ひとりラーメン博物館43

2008年03月27日 03時00分07秒 | ラーメン
てなわけで、一回読んだだけでは意味がわからなかった、こんな記事から。

「 はなまる、500円で毎日うどんが食べられる「うどん定期券」」(BCN)
http://bcnranking.jp/news/0803/080326_10265.html



くまぞー「???」


記事によると、はなまるうどんを運営する「はなまる」が、
毎日一回に限り、全商品105円引きになる定期券を、枚数限定で、
各店で順次発売するとかしないとか。

この定期があれば、一番小さいサイズのうどん105円が、
毎日一回、105円引きで、タダで食えるということだとか。


くまぞー「!!!」


そーんな面白い企画やっていたんですね。
しかも、今年で3回目だとか。
店によって発売時期が異なるようなので、
久しぶりにはなまるうどん行って、情報集めてこようかな。

ただ、一ヶ月の間に、何回はなまるうどん食べに行けるかな。
同じ店でしか、定期券は使えないとか。
最寄の店が、新宿西口のはなまるうどんだとすれば、
月4回行けるかどうか。
なんだか、急にうどん食べたくなってきました。

そんな感じで、粉モノ繋がりの本題。


画像は、千葉県船橋市「北習大勝軒」で、つけ麺。
場所は、新京成線北習志野駅から2分くらいかな。
線路沿いにあるお店です。
仕事でよくこの近くを通るのですが、
いつも行列が出来る人気店です。

大勝軒というと、去年、東池袋大勝軒の閉店が話題になりましたね。
その東池袋大勝軒は、現在、別の所で、また営業を始めて、
こちらも人気のようです。

このお店も、大勝軒の暖簾分けになるのですが、
大勝軒から暖簾分けしたお店をリストアップしてリンクしている
ホームページには、なぜか載っていません。
暖簾分けと言っても、同じ大勝軒の看板を掲げていても、
味やスタイルは、さまざま。
たぶん、基本は同じなのでしょうが、
各店食べると、随分と印象が違う気がします。

じゃ、この「北習大勝軒」は、どうかというと、
もー、自分のストライクゾーンにずしんとボールが放り込まれる感じ。

つけ汁が甘めなんですね。
言うならチャーシューの甘いタレがそのまま汁になった感じ?
そしてちょいピリ辛は、胡椒が効いているからですね。
そんなつけ汁に、ボリュームタップリのチャーシュー。
柔らかく、食べ応えアリの、肉塊です。

つけ麺ならではの、大盛りの麺を、
どっさりとつけ汁につけて、ズルズルとかっ込みます。

いやー、もー、旨いこと!
あっという間に、麺終了。
ご飯が無料で付くのですが、
この日は、腹八分目で、ちょっと遠慮してしまいましたが、
白飯と一緒に食べても絶対においしいチャーシューとつけ汁が
まだ残っています。涙流しながら、最後の一滴まで飲み干すと、
丼の底に残っている胡椒が舌の上でピリっと弾けて終了。

もしからしたら、大勝軒と名のつく暖簾分けのお店の中で
一番好きな味かもしれません。

ひとりラーメン博物館42

2008年03月18日 02時46分01秒 | ラーメン
最近にしては珍しい勢いでブログ更新です。
今夜は、夕飯は、相方さんと食べたのですが、
飯食べた後、睡魔が襲って、帰宅後、居眠り。
中途半端な睡眠で起きてしまい、こんな深夜で目がぱっちりです。

明日は、出勤がちょっと早いので、こんな時間まで起きているとつらいけれど、
眠たくないのだから、仕方ないものです。

画像は、東京都羽村市五ノ神「いつ樹」で、濃厚海老つけ麺。

相方さんの住まいの近くで、去年オープンした、このお店。
地元でも瞬く間に話題になったようですが、
とても有名なお店で修行をしていた方が開いた、
ラーメン業界でも、話題のお店のようです。

…てか、最近、ラーメン食べ歩きが少なくなっていて、
ここ1年くらいの話題の店って、疎くなっていました。
久しぶりに、ラーメン食べ歩き修行の旅にでも出るとしますか。

鯛塩ラーメンだったかな…と並ぶ、こちらのつけ麺は、
本当に、魚介の旨味が凝縮した、濃厚つけ汁!
海老の香りが最高です。
麺も、ちぢれ中太麺って感じで、もちもちしております。

こんなに麺があるのに、つけ汁との相性がいいから、
つるつると、凄いスペースでなくなっていきます。
このサイズより上の超大盛みたいなサイズでも、
全く問題なく頂けます。

そして、画像には写ってませんが、味玉の黄身は、黄金色!
ゼリー状に輝く、その雫に、恋に落ちる寸前です。

サイドメニューのスープ炊き飯は、
もち米を使ったおこわ風。
それだけで、ボリュームがあって、
胃袋に、終了のゴングが鳴り響きます。

でも、延長戦は、そのつけ汁のスープ割り。
いやーこれが、また最高で、
最後の一滴まで飲み干して、終了!
とても、大満足の、一杯でした。

ひとりラーメン博物館41

2007年11月02日 01時51分21秒 | ラーメン
どーでもいいことですが、
「Always三丁目の夕日」の続編が、
今週末、公開されるとかされないとか。
前作の成功が、どう影響してこんなことになったのか、
すさまじいほどのタイアップキャンペーンにビックリ。

ハウス食品の、これでもか!と言わんばかりのCMの量はご存じの通り。
一見、なんの関係もないような川崎重工業も、
映画に出てくる在来線時代の「こだま」の車両を製造したとかで、
みごとに、タイアップ。
花王は、タイアップで「メリット」を売り込みたいということか。

前作も見てないくせして、
批評できる立場になんかないんだけれど、
あまりタイアップが先行すると、
本編は面白くないんじゃないの?とか思ってしまうへそ曲がりです。

いや、映画は見てから批評しないとね。
少し気になっているのも事実だから。

てなわけで、画像は、静岡市葵区御幸町ペガサートB1「フジメン」で
醤油らーめん。
こないだ、実家に帰ったときに食べたものです。
この店も、古くから静岡の中心地で営業しており、
何店舗か店を構えるラーメン店です。

澄んだスープの色だけ見ると、昔ながらの正統派のように思いますが、
ただの醤油味ではなく魚介風味。
そういう意味では、今ではいろんなスープで提供する店が多いですけれど、
子供の頃、店の前を通るたびに、
そして食べた中学生の時にも、とても新鮮な味でした。
かつおとか、そういう香りのような気がするのですが、
こんなに食べ物のこと書いていて、全くもって味音痴なんで、
ちょっと自信がありません。

ちゃんとスープを飲み干すと、香りが体中を駆け抜ける満足感。
ちぢれ麺との相性もぴったりです。
この店も、いつまでも、静岡に残っていて欲しいと願う味です。

ひとりラーメン博物館40

2007年10月19日 23時56分28秒 | ラーメン
てなわけで、画像は
中野区本町「大勝軒」中野新橋店で、チャーシューつけめん。
味玉追加しています。

大勝軒は、池袋で有名な「つけめん」発祥の店で、
今年の4月だったかな、惜しまれて閉店しました。
弟子を何人もとっており、
ここで大勝軒の味を覚えた弟子達が
あちこちで、その味を伝承しています。

とても不思議なのは、この中野新橋大勝軒は、
その東池袋大勝軒が閉店したあとの新店。
一体、どこで、どんな修行をして、
大勝軒と名乗っているのだろうかと、
そんな疑問を今年の5月に、このブログで書いたことがあります。


いぶかしい思いをしていたので、
開店してからもずっと行ったことがなかったのですが、
こないだは、久しぶりに、一人で過ごす休日。
あまり普段行かない店にチャレンジしてみようと思って、
行く機会ができました。

大勝軒は、資本関係がないだけに、
各店、同じスタイルのようでいて、味がばらばらで、
中には、味が苦手な店もあります。

じゃ、中野新橋大勝軒はどうかと言うと、
酸味も少なく、どちらかというとあっさりしていて
食べやすいじゃないか!
ただ、画像見てお分かりかもしれませんが、
麺の量がちょっと少なかったかな。

大勝軒の斜向かいにあった、「短太固(たんたこ)」という
別のラーメン店は閉店してしまい、
また同じならびにあった喜多方ラーメン店を謳っていた店は、
随分前に閉店してダーツバーに。
駅前にあった立ち食いそば屋も、
地元業者によるアパートマンションの紹介所に。
中野新橋での商売は、なかなか厳しいのかもしれませんが、
いろんな店が頑張って、街が活性化してくれればうれしい限りです。