さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

小籠包、兼、餃子。

2006年07月31日 06時06分23秒 | 食べ物の話
ただいま、午前6時。
久しぶりに朝帰ってきました。
しかも、今日も午前11時には部屋を出なくてはならないのになあ。
こうなると、意地で、ブログ更新です。

というわけで、
画像はデニーズの餃子。
ファミレスで餃子と侮っていましたが、
うまかったなあ。
皮こそぼてっと厚いので、
餃子の「ぱりっ」とした食感ではないのですが、
肉汁がじゅわっと出てくるので、
まさに、小籠包です。

こういうアプローチもあるのですね。
ちょっと癖になるかも。


ひさしぶりに、うどんで満足。

2006年07月30日 01時16分19秒 | 食べ物の話
というわけで、画像は、杉並区・高円寺「四国屋」で、
冷やしはかせうどん。

同じ会社に勤めるフケ専デブと、
地元に住む共通の知人と飯を食べに出かけたのですが、
ここの名物は、揚げたてのてんぷら。
いろんな野菜を目の前で揚げてくれて、
うどんと別に山盛りで出してくれます。

2人が、てんぷらざるうどん(?)と、
カレーうどんを頼んだので、
自分は、このはかせうどんを選択。

つゆが、完全に四国!
実にだしがおいしく、あっさりです。
そこに染みる肉汁やら、揚げ玉のあぶらやら、
つゆにコクが加わるのです。

「フン、フフーン、ンまい!」と、まるであえぎ声のような声が、
食べながら漏れてしまうのですが、
どんなに突っ込まれようが、出てしまうものは出てしまう、
そういう感じでうまかったです。

いいですね、高円寺。
この店は出来てから2年経つとか聞きましたが、
こういう店が、次から次へと出てくるという意味で、
街と暮らしている人に、新しいものを生み出していく
パワーがあるのだと思います。
ほら、世の中が保守化して、
組織やシステムに依存する割合が多い
21世紀においては貴重だと感じずにはいられません。

食べ歩きの源流に出会う。

2006年07月29日 01時36分26秒 | 食べ物の話
というわけで、
画像は、新宿区・高田馬場「ザ・ハンバーグ」。
400gのハンバーグでいくらだったかな…
ご飯と味噌汁がついて1500円を挟んだ前後。
目玉焼きとチーズは、100円のオプションです。
標準の200gならば、もっと安く食べることが出来るはずです。


懐かしいなあ…学生の頃は金がなかったので、
外食もあまりしませんでしたが、
ハンバーグは好きで、あちこち行っていたかも。
たしか東京ウォーカーのハンバーグ特集なんか見ながら、
探しながら行った店のひとつが、この店。
高田馬場の「スガキヤラーメン」へ行くときに、
通りかかり、懐かしい思いでいっぱいでした。

久しぶりに食べると、やはりうまかったです。
フォークとナイフがなく、
箸で食べさせるんですよね。
大根おろしはオプションでなく標準装備。
しょうゆをかけサッパリ和風でいただけます。

肉もあら挽きで、つなぎもそこそこで柔らかく、
結構、自分好みのハンバーグです。

検出限界以下の結果聞いた日に食べたので、
余計美味しかったな。
そう、料理がおいしいかどうかって、
その日の自分のコンディションとか状況に
左右されますよね。
どんなにたらふく食べても満たされない日もあるしね。

料理がおいしく食べられる日々を送りたいと願う今日この頃です。

「ゆれる」に心ゆざぶられた黄昏

2006年07月27日 22時34分52秒 | 映画
ごめんなさい。食べ物の話ではなく、映画の話です。

映画評論家のおすぎが、
こないだ、「とくダネ」(フジテレビ)の金曜日のコーナーで、
とある映画を絶賛していたんですね。

おすぎ「オダギリジョーという俳優をいままで一度も
    認めたことがなかったけど、この映画見て随分成長したんだなと
    思いました…」

オダギリジョーの作品なんて見たことがないので、
よくわかりませんが、
ライフカードの駅貼りポスターでは、
すごく表情が豊かな俳優さんだと感じてはいましたが、
おすぎがそこまで言うとは…。

おすぎの薦める映画をみて、
あまり外したことがないので、ぜひ行かねば…と思っていた映画見てきました。
ということで、画像は新宿武蔵野館、
オダギリジョー・香川照之主演の「ゆれる」。


ガソリンスタンドを家業とする家族の母親の葬儀に東京から帰ってきた、
プロのカメラマンの次男・オダギリジョー。
久しぶりの帰省を暖かく迎える、家業を継いだ長男・香川照之。

そんな葬儀の翌日、幼馴染みでガソリンスタンドの従業員である女性と、
香川と、オダギリと三人で、兄弟が昔、よく行った渓谷へ
遊びに行きます。

つり橋をわたろうとする女性に、おいかける香川。
その時、女性と香川との間にアクシデントが起き、
女性は川へ転落してしまいます。

女性を転落させてしまった香川。その瞬間に何が起きたのか。
その現場付近にいたのは、二人。
香川とオダギリの関係をつないでいた思いが何であったのか、
ひとつ、またひとつ、
裁判を通じて明らかになっていくのです。

オダギリに対する香川の思いは絶えずかわらなかったのです。
そして幼いときからのオダギリの本質さえも理解していたのです。
しかし、その香川から、その本質を指摘され、
ストーリーはさらに大きく展開し、そして、
オダギリの、この映画の一番の見せ場の「泣き」のシーンを迎えるのです。


非常に、身につまされました。
1人暮らしをはじめ、東京に出てきて13年経ちますが、
最近は妹とも両親とも満足に話もしていない状態。
話す必要がないし忙しいというのも理由ですが、
長期の休みは全て自分の旅行に費やし、
家族へ対する思いは、かなり希薄。

そして、もしかしたらあるべき人生から逃げていたオダギリと
自分というのは本質的に重なるのではないかと映画を見て思ったのです。
オダギリは逃げているつもりはなかったのです。
ただ、残っていた両親や長男から奪っていたものに気づかされたとき、
ふと自分がおざなりにしてきたものが大きいのではと、
その大きさに少し怖れを感じました。

映画館を出て、行く当てもなくふらふら歩く自分。
ラストの香川の演技に救いを求めたいほど。

おすぎも言っていましたが、
香川照之さんが、すごくいい演技だと思います。
こんな俳優さんだったんですね。
帰ってきて数時間たったいまでも、ゾクゾクします。

デニーズのデザートは出来がいい!14

2006年07月27日 10時16分05秒 | デザート
というわけで、
アメリカ産牛肉輸入再開だとか、
TBSの深夜に放送されていた「ゲイorストレート?」という
アメリカCBS「60ミニッツ」の特集だとか、
なんかいろいろネタにしたい話はあるのですが、
とりあえず、今日は、
デニーズのデザートを紹介している
このシリーズ記事、14回目…久しぶりだなあ。

画像は、中野坂上「デニーズ」桃のミルクプリンサンデー680円。

昨日は10日ぶりに東京も真夏日になったとか。
暑いことにはかわりませんが、それまで梅雨空が続いており、
たぶん、外出を誘引するような気象状況だったのでしょう。
深夜にもかかわらず、お客がよく入っていました。

強面で髭のイケメンの3人組とか居るので、
組合員かと思い、様子を伺っていると、
どうも様子がちょっと、おかしい。
携帯電話を取り出し、大きな声で話し始めています。

男「○○って奴の電話番号教えろよ。」
男「合意なのか、合意じゃないのか、どっちなんだよ」
男「その廻したっていうのが、キャバクラの女なのかよ」
男「全然、話が違う、その場にいて酒飲ませたのかどうか知らないってねーだろ」

殺伐。
俺がテーブルについて一時間以上、
何処へ電話しても、何分話しても、目の前の2人の話と、
全然話がかみ合わないようで、
全容を解明したいリアル組合員風の男は、
店員にメモとボールペンを借り、関係を整理したり、
だれかを車で呼びつけたらしく、2人と運転手を店内で待たせ、
外で話をつけている始末。

男同士のセックスでの「犯されたい」とか「廻されたい」とか
そいういう言葉が、とても浅く感じざるを得ないです。

ていうか、いくら深夜とはいえ、
これじゃ、ファミリーはファミリーレストランを利用しないよなあ。
すかいらーくが非上場にして事業の再構築を測ろうというのもうなずけます。

桃のミルクプリンサンデーは、
こんな話と関係なく、問題なくおいしいです。合格!

深海魚と放火魔による終電前のパフェ

2006年07月26日 00時50分11秒 | 食べ物の話
というわけで、
画像は台東区・上野アメ横「ギャラン」でパフェ。

今日は、同じ会社に勤めるフケ専デブの40代目前の先輩社員と、
築地へご飯を食べに出かけました。
お互いが組合員だとバレて、すでに6年以上たったでしょうか。
頻繁に会っているわけではないのですが、
世知辛い会社の中で、学校を卒業して転職もせず、
こうして続いて勤められているのも、
病気のことも含め、自分の立場を判ってもらっているからでしょう。

特に、今年に入り、自分の身の回りに起きる
さまざまことについて、その局面で、
つねに話を聞いてくれていて、
自分の向かう方向について、深海魚である俺に光を当ててもらっていました。

どこかの文章の受け売りかもしれませんが、
ゲイが進む道というのは、
結婚だとか子育てだとか、そうした中で自然と関係してくる
親との関係や親戚づきあいだとか、
ストレートの人生における、しがらみというものから
外れたところを歩むことが多いのだと思うのですよ。

そういうなかで、
自分を律するための倫理観だとか、
つねに自分で緊張感を持ってないと、
すごく暗い闇で溺れかけることも多いのだと思うのですね。

それゆえに、
こうして少し窮屈に思えても、
自らそうした繫がりをもって生きていくことが、
人生でいかに大切か。
そして、50歳、60歳になったときに、
いい人生だと思えるようにしていきたいと、
思うようになったんですね。

そんな話を一日中しながら、
最後は上野で締めくくりのパフェ。
溺れた深海魚に、放火魔は火をつけて逃げていきます。

「結局誰にもわからないよ…」

なんだ、その締め方は?
すごくポジティブマインドに溢れる一日だったのに。
でも、その通り。わらないからこそ、
今、後悔のない人生を。
闇に溺れ孤独を恐れた深海魚が、
はっきりと光を求めて泳ぎはじめていることに気づいた一日でした。

たいやきわかばと文化放送

2006年07月25日 10時09分21秒 | 食べ物の話
一都三県を放送エリアとする
「文化放送」と言うAMラジオの単独局があるのですが、
まさかあの文化放送が浜松町に移転するなんて、
昨日まで全然知りませんでした。

赤坂「TBS」有楽町「ニッポン放送」は人気があり、
東京以外の地方でもネットする番組が多いする中で、
資本関係上変則的なフジサンケイグループだったにもかかわらず、
イマイチ垢抜けない四谷「文化放送」は、
たぶん、東京以外の方はあまり耳にする機会が今でもないと思います。

ただ、四谷の空気を色濃く反映する文化放送の番組は、
どこかローカル色が強い感じがし、
自分の住んでいた静岡の放送局に近い親近感がありました。
このブログになんどか登場している「たいやきわかば」も
番組を聴いていた自分が、番組に差し入れられたたいやきを、
パーソナリティが話題にしているところから知りました。

コンビニのアルバイトで四谷で働いていたことも、
よく深夜に文化放送で領収書をきったものです。
今でこそセイフーなど24時間やってる近所のスーパーはあれど、
当時は、早朝の番組のスタッフの方の食事になっていたのかも。

もともとはキリスト教の教会だったという局舎の跡地には、
マンションが建つのだとか。マンションか…。
老朽化だとか、デジタル化への対応はわかるのだけれど、
それ以外に、土地でも売る必要があったのかな…残念。


放送局の移転というのは、ビッグイベントだから、
相当前から告知し、盛り上げていくはず。
自分もラジオを聴かなくなり相当経つのでしょう。
昨日から始まった浜松町「文化放送」のオープニングは、
「吉田照美のやる気MANMAN」。
やはり、いまだに看板番組なんですね。

自分のHIVの話もたまには「ちゃんとします」3

2006年07月24日 23時59分48秒 | HIV
というわけで、
最近、HIVネタであまりブログ書いていなかったですね。
一応、このブログはHIVポジのゲイのブロガーというのを、
売り物?看板?にしているので、
自分の通院の話の他にも、
意識的にHIVの話も書くようにしていますが、
ほら、沖縄ネタがずっと続いたんで書く余地がなかったですな。

今日は月一回のHIV診察の日。
主治医の外来の担当日が決まっているので、
行く日は、必ず曜日が決まっているのですが、
仕事を休んでいく日と午後から仕事の日の2パターン。
今日は午後から、仕事関連の用事。
100%仕事ではないので多少気分も楽です。

診察室で待っていると、
見覚えがあるような顔に、体を叩かれます。
以前…大昔に、このブログのHIVネタでも書いた、元セクフレです。

元セクフレ「今日、このあと仕事?」
俺「そうなんですよ。研修みたいなものなんですけどね」

そういって、
すぐに診察室に消えていきます。
午後俺に用事がなく、空いていれば、どうなっていたんでしょう?

そんなわけで、
ウイルス量は、投薬6ヶ月で、やっと検出限界以下に。

主治医「少してこずりましたね」

たしかに。
カレトラ・エピビル・サイアジェンの三種のカクテルで、
「失敗すると後がない」とか言われ、
半年後に検出限界以下を目指して始めたので、
その過程で、減り方が順調でない場面では、
少し弱気でした。それもそのはず、
投薬開始当初の1月2月には、かなりの飲み忘れがあったんですね。
たぶん、そのあたりが実はてこずった原因かも。
しかし、主治医にはとても言えませんでした。

俺「一日一回の投薬でオーケーな薬への変更はどうですか?」
主治医「もう少し検出限界以下で様子みてからですね」

検出限界以下というのは、
言葉の通りで、決して「完治」ではありません。
値には出ませんが、もう少し飲み続ければ、、
ウイルス量が「40」コピー、「30」コピーと減っていき、
結果として、血液中にはほとんどウイルスがない状態へ
もっていくことが出来るのですが、
血液中、一部の奥深くに眠っているウイルスまで薬が届かないため、
完治ではないわけです(こんな解説であってます?)

たしかにね、日々の体調の良し悪しの山を、
なだらかにして考えてみると、
ここ数ヶ月でずいぶん体調は改善しているみたい。
考えて見れば1月の時点で160000コピーあったわけですから、
まあ、ウイルス量で言えば「劇的ビフォアアフター」です。

今、少し心配なのは、体重の増加。
投薬開始直後は75kgでしたが、今は95kg。
しかも主治医には、これより少ない体重を申告。

主治医「明らかに薬の影響なんだけれど…」
俺「心臓や、他の臓器に影響はないですか?」
主治医「それよりも動脈硬化だよ。今度来るときまでに89kgにしてきなさい」

多分無理です(泣)。
自分の不安を解消してくれるという意味で、
主治医との良好な関係は、とても大切ですね。
それは、検出限界以下となった、これからも、ずっと。
だから、つまらない見栄で、あまり嘘はつかないほうが、
いいかもしれませんね。

スイカもかき氷も食べたい欲張りもん

2006年07月23日 01時51分26秒 | ジャパニーズスイーツ
ここ数年の傾向かもしれませんが、
最近、かき氷に力を入れているカフェだとか甘味処だとか、
結構注目されている感じがしますが、どうでしょうか?。

自分の子供のころは、
「いちご」だとか「メロン」だとか、明らかに無果汁な感じのシロップに、
練乳かアイスをのっけたものくらいしか、
自分の身の回りでは見かけませんでしたが、
沖縄の「ぜんざい」だとか、
鹿児島の「しろくま」だとか、
はたまたベトナムの「チェー」だとか、
東南アジアスイーツに触発された形で、
果肉タップリのいちごソースをかけたり、
または京都ブームから派生していると思われる
「和」スイーツブームの影響を受けた、
本格的な抹茶アイスを使った黒蜜たっぷりの宇治金時だとか、
「駄」スイーツから脱出しつつある感じがします。

というわけで、
画像は、台東区上野公園前「みはし」の氷西瓜。
たぶん、この店のことですから、この氷西瓜も、
俺が「駄」だの「和」だの「東南アジア」だの薄っぺらいスイーツ論を、
云々言う遥か昔から、然としてあるメニューかと思います。

なんていうんですかね。
西瓜が飾りじゃなく、
こんなに西瓜が沢山食べられるって、
ちょっとうれしい。
それでもって、氷も飾りじゃなく、
ちゃんと甘いスイカシロップみたいなのがっかっていて、
ストローまでついてくるんですよ。
溶けたら吸って飲んでくださいという意味。

いや、昔から俺みたいな、欲張りな人がいたんですね、きっと。


「モス愛」に溢れるモスバーガー

2006年07月22日 02時24分56秒 | 食べ物の話
というわけで、画像は、中野新橋「モスバーガー」で
匠味・アボガド山葵。980円だったかな。

どんな仕事もですね、
どんなに教育しても、結局、最後は、
本人のモチベーション次第だと思うんですね。
飲食店でいうならば、
どの作業に対しても、いつもそばで注意したり指導できるわけじゃないから、
味にしても盛り付けにしてもサービスにしても、
常に最善のレベルを保つには、
やはり本人のモチベーションが
どれほど高いかということに尽きると思うのですね。

ここのモスバーガーの店員さん…特に夜いる方なんですけれど、
いつも、盛り付けがきれいなんですよね。
ソースの塗られる位置だとか、量だとか、
バランスが良く、崩れないから、
お客さんに提供するときの見栄えがいつもいいのです。

モスバーガーって、結構、これが難しくて、
へぼい店員さんだと、ちょっとグダグダになってしまいます。
モスバーガーの場合、モチベーションが低いからと言って、
味は別にそんなにかわらないんだけれど、
やはり見た目のよさがすぐにモチベーションと直結するような
気がします。

たぶん、おそらく、店員さん自体が、
かなりのモスバーガーファンと、お見受けしましたが…
モスバーガーの店員には、「モス愛」とも言えるような
結構、モスファン多いような気がします。

まぐろもうなぎも高騰していますが…

2006年07月21日 10時04分02秒 | 食べ物の話
というわけで、しばらくは、食い物ネタで。

うなぎが値上がりしているとか。

うなぎしらすの不漁、
中国産うなぎの残留農薬問題に、
石油高騰のあおりをうけているのだとか。
たしかに、一時の中国産うなぎは、
薬品臭くてたまらなかったなあ。
それに身も細くて、なんかふっくらしてないし。

中国産が悪いとかではなく、ちゃんと品質管理をして、
「うなぎ」というプレミアムな感じは、
みんなで守っていかないと駄目なような感じがするんですね。

画像は、中央区築地「うなぎはいばら」のうな重。
春というグレードで、1700円くらいかな。
「大晦日」の年越しそば同様、「土用の丑」の日を前に、
ちゃんと食べないと気が済まない食べ物のひとつです。
ふだんの食事からすると、とてもお高いのですが、
他の鰻専門店行くよりは、幾分、安く食べれるかと。


うなぎはいばらの後に、
別のところで、まぐろの大盛丼を食べたのですが、
こちらは、幾分、まぐろの量が少なかったような。
こちらも原油高騰とともに資源保護による漁獲量の減少があるとか。
本まぐろを食べる機会も、これから少なくなってしまうのでしょうかね。

大人の夏休み…エピローグ「夏休みは終わらない」

2006年07月20日 02時47分49秒 | 旅行
ということで、おニャン子クラブの曲のタイトルまで持ち出して、
この旅行記の締めくくりをこうして書いているのですが、
旅行へ出発して、旅先でブログを更新し、
そして帰ってきて旅行記を書き終わるまで、
約三週間以上も、旅行ネタをよくもひっぱったなあと思います。
思い出すと、未だに心にぽっかりと穴が空くような気持ちになります。

やはり一番の印象に残ったのは、波照間島の景色だったでしょうかね。
真っ青な青空の下に届いたのは、
就職が決まったというHIVポジの友人からもらったメール。
たぶん、あの日のあの瞬間、自分も同じ感染者として、
背負っていた背中の荷物を括っていたひもが、
するりと解けた瞬間でした。

そして子供のころ、どちらかというと部屋の中で過ごし、
他の子供と一緒に過ごすことが少なかった子供のころを思い出し、
あのころ、自分にとっては、ちっとも楽しくなったのに、
こうして、今回は原付バイクでしたが、
夢中になって原野を、浜辺を、道路を駆け回って遊ぶ自分に気づき、
当時の自分は、実はそういう気持ちを自分自身で抑えていたのかなと、
思うほどでした。

また、大人になっても1人でいることに慣れすぎていた自分とって、
ブログをきっかけに、いろんな人と繫がり生きていくことが、
生きる勇気というか、
生きることに、ただ命の続くまま仕方なく生きる以上の意味を
見出してくれたような気がします。


…ん、なんか重たい話ですいません。

もちろん、この旅行で自分の全てが変わるわけではないのですが、
身の回りで起ったさまざまな出来事や、
自分を取り巻く状況の変化もあり、
そして自分の今回の旅行で、改めて
すこしずつ、自分自身が変わっていく節目にいる感じがしました。

そんな風に感じてしまうくらい、インパクトがありました、今回の旅行は!

つたない文章でしたが、
読んでいただいて、なにか感じた人は、ぜひいつか行ってみてください。

これからまた、高校時代の友達や職場の人が見るストレート向けのブログに、
一部書き直して旅行の記事をアップしないといけないんだよなあ。
また細々とやっているmixi向けにも少し書かなければ。

「大人の夏休み」は、まだ終われません。

大人の夏休み…その十四。「琉球からの出国」

2006年07月18日 22時22分40秒 | 旅行
えーとですね、先月の終わりから今月の初めにかけて、
八重山諸島と沖縄本島を旅行してきました。
つたない文章ですが、すごくいいところだったので、
旅行記にお付き合いください。



……




正午。
沖縄県那覇市久茂地(くもじ)。
待ち合わせの場所で、お目当ての人物を探します。
はっきりと場所を決めてなかったのですが、
目印はスキンヘッド。でも相手は俺の顔を知りません。

少しずつ正午を過ぎていきます。
相手を待たせることに、少し焦り始めます。

あっ、いた。(笑顔)


俺「はじめまして」

名前はIkunoさん。
俺がブログをはじめた初期のころから、
コメントをいただいていて、
いつかお会いしたいと思っていたのですが、
こうして、この機会に実現できました。
ikunoさんの書くベトナムへの旅行記がとても充実していて、
そこからだんだん惹かれていきました。
また韓国への留学経験もあるとか。
そしてなによりも、ここ最近の沖縄ブームでの移住ではなく、
もうすでに何年も前に移住している方です。
いろいろ話を聞けるのが、楽しみでした。

Ikunoさん「相方が今日は仕事だから、バスでの移動になるけれど…」
俺「大丈夫です!」

Ikunoさんのブログには、
相方さんとのラブラブな日々が綴られています。

Ikunoさん「何に食べましょうか?」
俺「ノープランなんで、なんでもいいんですよ」
Ikunoさん「3つほどプランを考えているんですよ…」
俺「Ikunoさんはどれ食べたいですか…」

というわけで、パレットくもじ前のバス停から、
Ikunoさんイチオシの店に向かいます。

バスが程なくやってきます。
座席に座り、ぐるっと見回します。

俺「俺が中学生のころ乗っていたようなバスですね、懐かしい感じ…」
Ikunoさん「本土から中古車両がやって来るんですよ」

バスは、広い道路をぐんぐん進みます。
そんな路線バスの中で、俺はIkunoさんに根掘り葉掘り質問攻撃です。

俺「いつごろ沖縄に移ったんですか?」
俺「ベトナムとか韓国とかどうしてまた興味があったんですか?」
俺「仕事を辞めて移住するって大変だったんじゃないですか?」

俺が凄く気になっていたことをIkunoさんが答えてくれます。

Ikunoさん「2000年の少し前…」
Ikunoさん「中国の文化の影響を受けた、まわりの国というのに興味があって。」
Ikunoさん「いや、もう地元と言うのがなかったからね」

なろほど。
本土の人から見た沖縄の良さだとか、気になるところだとか、
移住組ならではの視点から、Ikunoさんは沖縄を語ってくれます。
間違えなく、沖縄への愛が溢れています。

Ikunoさん「以前は那覇市の中でも、方言があって通じないことがあったんですよ」
俺「それだけ集落の中の結びつきが強いという証拠ですね」

強固な結びつきのある沖縄へ移り住むという決断をさせたのは、
たぶん、言葉で説明できない沖縄の人たちに対するシンパシーがあってこそかも。

停留所に到着し、バスを降ります。
バス停の名前を指します。

Ikunoさん「これ、読めないでしょ」
俺「んーわからない!」

Ikunoさんによる超難関地名読破クイズで盛り上がりつつ、
店に到着です。


というわけで、到着したのが、那覇市安謝(あじゃ)にある、
「だいこんの花 安謝店」。オーガニックをテーマにした、
沖縄料理中心のビュッフェです。
店内に入ったとたん、いい予感。
おおっ、麩チャンプルー!沖縄産トマトのふわふわオムレツ!
もう、メロメロです。






俺「東京に似たような店があるんですよね」
Ikunoさん「いや、沖縄資本の店だよ」

そうです、
「アメニティ」という会社が運営するこの店。
東京・新宿の伊勢丹会館やルミネエストなんかにも、
ナビィとかまど」という居酒屋タイプの店を出店しています。
これは行かなくては♪

正午を回り、随分たちますが、
お客さんは、現れては消え、入れ替わり混雑しています。
人気がある証拠ですね。ちらほら、組合員っぽい2人組も!
オーガニック&ビュッフェ…おかま受けするツボ、押さえてます。

俺「あー朝のビュッフェお変わりしなければよかった!」

しゃべっていると、全然時間が足りません。
帰りの飛行機の時間は、たしか16時30分発だったような。
コインロッカーに荷物を預ける前にチケットを確認してこなかった
自分の詰めの甘さが悔やまれます。
時間は2時半を過ぎます。だんだん焦ってきます。

俺「隣にあるマックスバリュー行ってもいいですか?」

というわけで、次に向かったのが、
隣にあるマックスバリュ安謝店。普通のスーパーマーケットです。

でも、ここでお目当てがあったのは、実は、スパム(ランチョンミート)。
近所のスーパー「オリンピック」では、
スパムが税込み600円以上しますが、
こちらでは、特売で200円切ることもあるのだとか。
Ikunoさんと一緒にマックスバリューデートです。
他にも、いろいろあって、Ikunoさんの沖縄食材解説が続きます。


俺「うあ、スパム沢山ならんでる!」
Ikunoさん「あまり、自分では買って食べないけどね」




たしかに、体に悪そう。
自分も以前はそれほど食べたいと思う食材ではありませんでした。
あまりにも種類が、たくさんあり、わくわくしてきます。

俺「ponpoko君にぜひひとつ贈ろうかな」
Ikunoさん「じゃ、自分も…」

菓子パン、生菓子売場へ向かいます。

Ikunoさん「ないな…今日に限って!」

黒糖で出来たクレープ風の生菓子「ちんぴん」を探したのですが、
残念ながら品切れのよう。
そこで、ponpoko君には、ちんぴんミックスを献上です。
ジューシー(炊き込みご飯)の素だとか、
さんぴん茶だとか、
買って帰りたいものばかりでしたが、
死ぬほど重たい荷物になってしまうので、今回は残念。

俺「ありがとうございました!」
Ikunoさん「モノレールの駅まで行くよ」

帰りもバスに乗りこみます。
ゆれる車内に張られたバス会社の営業終了の告知。
沖縄のバス会社の現状だとか、
若年層の失業率の問題だとか、
沖縄の抱える問題を鋭く指摘するIkunoさん。
沖縄の歴史と、あの戦争、そして現在。
この地域の運命と沖縄の人たちのメンタリティへ複雑な思いが交錯します。

俺「ずっと琉球王国のまま独立国というか属国の方が、この地域の人には、
  よかったかもしれませんね。とはいえ、どちらにしても
  我の強い中国や周辺国に編入されたかもしれないですけれどね。」

政治では、周囲の大国相手に、相当したたかでないと
独立を保てないだろうし、経済的にも行き詰まる可能性が高いでしょう。
日本への編入を決めたのは、合理的な決断だったのかもしれません。
でも、その後、この地域のたどる運命は…。

観光客である自分が、踏み込んで考えることではありませんね。

Ikunoさん「また会いましょう!」

空港へ向かうモノレールの駅へ急ぎます。
預けてあったバックパックをロッカーから取り出し、
スパムでさらに重たくなった荷物を背負い、
空港へ向かいます。

琉球王国から出国する人たちで保安検査場は長い列です。
宮古島へ、石垣島へ、そして福岡、関空、羽田へ…
また帰ってくることを約束して、満席の飛行機に乗り込むのでした。




大人の夏休み…その十三。「商店街を探検する」

2006年07月18日 12時10分13秒 | 旅行
えーとですね、先月の終わりから今月の初めにかけて、
八重山諸島と沖縄本島を旅行してきました。
つたない文章ですが、すごくいいところだったので、
旅行記にお付き合いください。



……



午前7時。
すごい…起きられた!
前日、那覇のゲイバーで飲み、
タクシーで送ってもらい、寝たのは午前3時。

4時間しか寝てないのに、
起きられたのは、今回の宿泊プランに着いている
朝食のビュッフェがあるから。
朝食なしプランならば、絶対に、二度寝してるはずです。

レストランの受付には、
朝刊が置いてあります。

俺「おはようございます。無料ですか?」
従業員「はい、どうぞ」

見ると、ほとんど観光客です。
月曜の朝だというのに、完全に空気がOFF。
かわいいガチムチも、料理が並ぶテーブル越しに、チラホラ。素敵です。

朝刊には橋本龍太郎が亡くなった記事。
…ちょっとカッコイイ人だったなあ。
なんて思いつつ、ホテルビュッフェをおかわりです。

チェックアウトは午前11時。
俺「公設市場は、もう開いていますか?」
フロント「2階の食堂はまだですが、一階は営業してますよ」

というわけで、公設市場へGO!です。
戦後の闇市から誕生した、
国際通りと交わる平和通り、市場本通り呼ばれる狭い商店街を
中心に、商店街が縦横に伸びるエリアがあり、
衣料品、食品、みやげ物や、食堂など、
さまざまな商店が並ぶ一角があります。
公設市場は、名前のとおり、魚や肉、野菜をはじめ加工品など、
大きなフロアに沢山の店が並び、
まさに那覇の台所という活気に包まれています…

といいつつ、まだ午前8時。
営業していましたが、活気というには、程遠い感じ。
卸売市場じゃないから、さすがに、この時間は、まだです。
しかしながら、その周辺の商店街は、
シャッターを閉じていても、
そても雰囲気のある町並み。
エネルギーを感じます。




昨日のゲイバーのママに教えてもらった、
焼物の店が並ぶ壷屋通りも行ったのですが、
まだ開店前の店ばかり。
しかしながら、昼間なら、いろいろな焼物を見ることができ、
シーサーもたくさん並んでいるようです。

午前10時を過ぎ、ようやく店が開いてきます。
このあたりに泊っていたと思われるゲイっぽい奴もちらほら。
ここで職場のみやげ物を買います。
すでに大切な友人には、波照間島で黒糖を買ってあります。
職場に買っていくみやげ物は、
俺としては税金に近い、嫌な出費です。

とはいえ、
空港のみやげ物店で、いかにもな商品は、嫌なので、
「松原屋製菓」で、ちんすこうとサーターアンダギーを
約3000円分買います。
自分でも一つ買って食べましたが、
この店の選択は正解だったようです。おいしー。

部屋に戻り、荷物をまとめます。

俺「あー忘れた!」
商店街で、ぜんざいを食べたときにカメラケースを忘れていました。すいません
仕方ない…戻るか。

俺「ホテルから空港へ荷物送ってもらえるサービスとかありますか?」
従業員「それは、まだないんですよ」

ちょとした絶望感を味わいますが、仕方ありません。
みやげ物を両手に、かなり重たくなったバックパックを背負い、
チェックアウトし、先ほどの食堂へ向かいます。
ドアをあけます。涼しい~

俺「あの、すいません、忘れ物…」
おばさん「あっ、帰った方向が判れば追いかけていったんだけどね~」
俺「ありがとうございます!」



ほっとしました。よかった!
がしかし!
この暑さ、この荷物、この病気…
これから、人と会うというのに、もうクタクタ。
やっとの思いで、駅に向かい、
モノレールに乗ります。

2つ先の駅で降りると、
コインロッカーの案内板が見えます。

俺「助かった~」

待ち合わせは、リウボウの前。
荷物を詰め込み、これから会う人のもとへ、向かうのでした。

大人の夏休み…その十二。「幸せであること。孤独でないこと。」

2006年07月17日 02時45分51秒 | 旅行
えーとですね、先月の終わりから今月の初めにかけて、
八重山諸島と沖縄本島を旅行してきました。
つたない文章ですが、すごくいいところだったので、
旅行記にお付き合いください。



……



ブログ繫がりの友人と会い、
夕方になり、一旦ここでお別れと言うことで、
今日泊るホテルの前まで見送ってもらいます。

俺「ありがとうございました!」

泊ったホテルは、「JAL CITY那覇」。
開業したばかりのJAL系列のビジネスホテルです。
国際通り沿いならば、ロケーションにまず問題なさそうですし、
ハードウェアが新しい上にオープン記念で、
さまざまな宿泊プランの料金が設定されており、
これは絶対にいい予感。

従業員「くまぞー様お待ちしておりました」

というわけで、案内されたのが、13階のお部屋。
ドアは、スイカのように非接触型のICカードキーです。
何度か悪戦苦闘し、
スタッフを呼ぼうと思ったら、ようやくドアが開きます。

俺「おおっ!」

なんて洗練されたインテリアでしょうか。
白い壁と黒の家具、フローリングの落ち着いた色調で統一された部屋。
バスルームの前には、ふかふかのバスマット。
ベッドはシモンズです。寝てみたかったのさー。
バスルームの中にはサルバトーレフェラガモのアメニティーグッズです。

ん?フェラガモのシャンプー??
そのあたりはよくわかりません。
もちろん、使わずに記念に持って帰りました。

そして、景色。
眼下には、OPAや三越があり、那覇市内を一望です。





いやー素敵。
男連れ込みてぇ。誰か俺を食べてくれ。
ちと毒入りなんで気をつけていただければ、
もうそこだけは目をつぶって、あとはおいしく食べてくれ!頼む~

完全に気が狂ってます。
そんな狂気を正気に戻すべく、
Tシャツを着替え、国際どおり散策に出発です。

土産物屋の多いこと!
前を歩いていた観光客らしく女性二人組の前に、
急に立ちふさがるように客引きがぽこっと現れます。

男「はいっ!いらっしゃいました!こちら見てってください!」

この強引な展開にもかかわらず、
女性二人組は店内に入っていきます。まさに那覇マジック!すごい!
東京ならば、迷惑防止条例に引っかかります。

戦後野原だったこの通りが、
このように栄えるようになったことを、
奇跡の1マイルと呼ぶのだとか。
観光客向けの土産物屋、飲食店に、リウボウや三越などの百貨店、
そして公設市場に代表されるような昔ながらのマーケットや商店街を含め、
一日街歩きに当てたのは正解でした。んー面白い。

そんなわけで、
夕飯は国際通り沿いの店で手軽にタコライスです。



さすがに部屋に戻り一眠り。
うとうとしていると、携帯にメールです。

がんもさん「三越の前にもうすぐ着くよ」

あわてて支度して出発です。
あるいて5分ほどの所にある待ち合わせ場所に行くと、
すでに到着していました。

俺「はじめまして」
相方さん「はじめまして」
がんもさん「行こうか~」

3人で、とあるゲイバーへ行きます。
桜坂と呼ばれる地区に那覇のゲイバーが集中しているようで、
この日は、とあるゲイバー主催のテニス大会だとかで、
本土からも多数の参加者があったそうです。
そういえば沖縄でのテニス大会、有名ですね。
大会後の一次会が終わったらしく、
飲んでいると、二次会でこのあたりのゲイバーに流れてきたお客さんで
非常に込み合ってきました。
コーヒー豆を入れてアレンジしてある久米島の泡盛で乾杯です。

3人「かんぱーい」

こうして気兼ねなく自分達の話題を話せる場所と言うのは、
やはりいいものですね。

相方さん「海人(うみんちゅ)のTシャツって、人気出ちゃって、ニセモノばかりなんだよ」
俺「えーみやげ物屋の奴ってあれみんな違うんですか?」
がんもさん「字体が微妙に違うんだって」


相方さん「ユーミンのコンサート行ったことがないんだよな」
俺「あの、14番目の月とかいう曲あるらしいじゃないですか。
  知り合いから教えてもらったんですけれど、あの歌詞、すごいですよね~」
相方さん「本人が言っていたけど、あれパクリだって…」
俺「中島みゆきも昔聞いてましたよ。ニ隻の舟とか、糸とか。
 縦の糸はあなたって!」
がんもさん「かんぱーい♪」

沖縄の人は、飲んでいると何度も乾杯します。
なにか話で盛り上がったり意気投合すると、そのつど乾杯です。
ベトナムでホームステイしたときも、とにかく乾杯。
似ています。東南アジアチックです。


ここのバーのマスターは焼き物が趣味だとか。
店内には、趣向を凝らした創作的な焼き物があちこち飾られています。
沖縄でも権威ある賞に入賞している方だとか。
ちょっと聞いてみたかったシーサーの話を聞いてみます。



俺「シーサーって、土産物屋の奴はわかるけど、
屋根や門にあるシーサーも、なんであんなにユーモラスなんですか?」
マスター「昔は違ったのよ。ここ10年くらい(って言っていたような)かしら」
俺「えーそうなんですか。だって守り神ならばもっと権威がなくちゃ…ね」
マスター「アレンジしてるのよ。最近のは。」

そんな話で盛り上がっていましたが、
東京から来ていたテニス大会のお客さんたちも1人消え、ひとり消え、
時間は午前2時を回っています。

そろそろお開きというところで、
お二人からプレゼントがあるとのこと。
渡された箱の包装をきれいに解きます。

俺「シーサーだ!欲しかったんですよ~」

さきほどの沖縄観光ドライブで、
買って帰らなくちゃとぽろっとこぼしていたのを、
がんもさんは聞き逃していませんでした。

うれしさ爆発。
なによりも、自分で買ったのではなく、
こうしてブログを通じ知り合った2人からもらったこと、
そしてそこから絆を深め合うことができることがとてもうれしい。

後に自分の人生を振り返ったときに、
自分の心の中に、何か大きな変化が訪れていたとしたら、
まさに、この旅行、この瞬間だったと、
はっきりと言葉で表せるような気がしました。


その夜のシモンズのベッドは
ギシギシゆれることなく、
ひとり幸せな深い眠りに包まれました。