えーとですね、統一地方選がやっと終わりましたね。
もちろん、中央政治と地方政治では、まったく違うのですが、
投票した結果の先には、お互いの足の引っ張り合いや批判するだけで、
まったく責任や行動が伴わない政治家がいるのかと思うと、
選挙なんて、本当に、むかつくくらい、どーでもいいと思えてしまうのですが、
それはそれで、無責任ではいられません。
自分だって、そういう政治を許してしまっている一人なわけで、
ちゃんと1億3000万分の1として、意思表示しなければと思っています。
そんな中、中野区では、区議会選挙で、セクシャルマイノリティであることをカミングアウトして
立候補していた候補者が、当選してくれました。
4年前は惜しくも、落選してしまいましたが、今回は雪辱を果たした結果となりました。
それをカミングアウトして活動することと、政策をかかげ区政に反映させたり、区政をチェックすることと、
本当はあまり関係ないかもしれません。
でも、新宿2丁目というゲイタウンに近い中野区には、
性的マイノリティが多く住んでいるという事実を、可視化するためには、
そうした区議会議員がいてもいいのかもしれません。むしろ必要なのかも。
自分だって、HIVという病気では、深く、中野区のお世話になっているわけで、
性的な面だけではなく、広く、様々なマイノリティに政策の光を当てられるよう、4年間、頑張ってほしいと願っています。
っつーわけで、画像は、揖保の糸。
元キャンディーズの、女優・田中好子さんがCMを務めていた、あの揖保の糸です。
ちょっと暖かくなってきた、5月直前の、この季節になると、
必ず、そうめんが食べたくなる日があります。
そんな日は、仕事中、「今夜は、そうめん。」と胃袋が決めてくれます。
スーパーでは、揖保の糸はちょっと値段が高く、高級品扱い。
それ以外にも、安い値段で売られている、いろんなそうめんがありますが、僕がいつも選ぶのは、揖保の糸。
つゆにはこだわりはありませんが、そうめんは、これ以外は、あまり…。
揖保の糸の喉越しは、それ以外のは、別物だと思います。
田中好子さんが亡くなったニュースで、
ピンクリボンのマークのようなものが映っているイベントに参加している映像があって、
「あー。乳がん関係のイベントにも積極的だったんだな」と思って良く見たら、
それは、ピンクではなく、レッドリボン…HIVの啓蒙イベントでした。
そして、天国で、東日本日本大震災で亡くなられた方にお役に立ちたいという、
あの、絞り出すようにゆっくりと語った、肉声メッセージ。
自分の死期を予感して、これまでの人生を顧みて、
これまでお世話になった人へ感謝を気持ちを、自分だったら、あれほどまでに冷静に伝えられるだろうか。
これまでも、惜しい人は、何人もこの世から去って行ってしまったけれど、
物心ついたかつかないかの頃から、キャンディーズやピンクレディ、山口百恵など、
リアルに体験をし、かつ、ノスタルジーをもって振り返られる時代に活躍していた人の一人が、
突然、亡くなってしまったことに、
「あー、こんな人まで、逝ってしまうのか。」と、
本当に寂しい思いがした、そんな36歳の春です。