さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

岡田斗司夫におけるダイエットの価値とは?

2007年08月31日 01時50分23秒 | 食べ物の話
自分の仕事を片付け、
バイト君に引継ぎをして、
クタクタに疲れて倒れるようにして乗った
帰宅途中の地下鉄車内。

中吊り広告を見上げると、
一人の男が、自慢げな顔して、
ウエストサイズが一周りも二周りも大きいズボンをはいて、
自分のウエストサイズの差をこれみよがしに強調しています。

よく見れば、岡田斗司夫。
1年で50kgのダイエットに成功したとかしないとか。

「いつまでもデブと思うなよ」(新潮新書)

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ムカツク。
なんだろう。
岡田斗司夫はタレントか。
アニメなどのサブカルチャーに造詣が深い評論家とか作家という
ポジションだったのに、ダイエット本とは!
「究極のダイエット法を公開」だと!

岡田斗司夫氏について、
何も知っていることはないけれど、
なんだか、勝手にムカツいているのは、
「痩せること」だとか「痩せている」ことに
価値を見出せない種類の人間だと思っていたのに、
自分が痩せたことに価値を見出して、
自分のダイエットを「本」という商品にしてしまったこと。

生活習慣病に無自覚で
太っていることに必要以上にポジティブなのも
自意識過剰で好きではないけれど、
痩せていることだって同様に自意識過剰でそんなに偉いことではない。
そりゃ、痩せれば健康上のリスクが減らせるのはもちろん判っているが、
自分の心の中で満足すればいいことだ。

そもそも、彼に「痩せて欲しい」などと、これっぽっちも思っていないし、
いつまでもデブでも全く問題ない。

だからこそ、女優だとか、元アイドルだとか、
そういう類の人間でない岡田斗司夫のダイエット本と、
そのポスターのこれみよがしのポーズは、
どうしても受け容れることができない代物だ。

彼が、何をダイエットで悟ったのか。
少し気になることは、気になるが、
それは、あの微笑みを認めたことになる。
それは絶対に…。

てなわけで、画像は、千葉県船橋市
ヤマザキデイリーストアで、フランクフルト。
電車の中で、食べて帰りました。以上。