さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

それは、365日のうちの、ただの一日に過ぎないけれど。

2010年12月30日 22時44分36秒 | いろいろ

2010年12月30日。

朝8時55分。

東京都北区。

いつもなら多くの人が働く自分の職場のフロアも、今朝は、静かなスタート。

一昨日から、年末の挨拶があちこちで交わされ、

明日は、会社に出勤する人達も、もっと少なくなりそうです。

他の部署からの依頼や問い合わせも少なくなり、自分の仕事がはかどるかと思っていたのですが、

相変わらずのポカミスと、へなちょこぶりで、ひとりパソコンの前であくせくしていました。

 

変化が大きい一年でした。

突然の異動で、現場作業から事務所勤務へ。

当時のブログを読み返したら、今でもあの時の緊張が伝わってきました。

転職したかのようにまったく違う環境で、多くの新しい経験をし、一通りの仕事も理解し、

慣れてきている半面、慣れれば慣れるほど、今の仕事に対して怖さも覚えました。

3年付き合いが続いた相方さんと別れて、ひとりお気楽な日々。

気楽な生活を続けたいわけじゃなく、ちゃんといい人を見つけようと、

頑張ってみましたが、まだまだ努力が必要なようです。

元相方さんとなってしまいましたが、今でも仲良くさせてもらっています。

 

去年の今頃は、仕事でもプライベートでも不甲斐なかった自分は、少し自信を失っていた時期でした。

なんだろうな、人生って。

運だけでもなく、自分の努力や行動の結果だけでもなく。

見えている人間関係だけではなく、見えない縁だけではなく。

でも、また、どん底の時が、どうしたって、いつかやってくるだろう。

きっと、またくじけてしまうのだろう。でも、そんな時のために、今出来ることは、今頑張らねば。

 

いい経験ができた一年でした。

みなさんは、どんな一年でしたか?

 

 

画像は、沖縄県南城市久高島。

神様が住む場所と呼ばれる、この島と本島を結ぶ定期船が出港する時の事。

船に乗って島から帰る女性とのお別れが名残惜しくて、港に飛び込む子供たち。

この子供たちを船から見ながら、一緒に飛び込みたくなったと言った沖縄の友達。

まるで子供たちと友達が心が通わしているみたいで。

僕は、その言葉をまっすぐに受け止められなかったくらい、

沖縄の人の素朴な心と風景に触れた瞬間でした。


多感な年頃じゃないけど、いつまでも多くを感じたいと思う男。

2010年12月26日 13時52分15秒 | 食べ物の話

東京は、今日も寒いですな。

先週は、急遽前日に決まった、早朝からの倉庫作業の応援があって、埼玉へ。

朝4時半集合だっため、会社の用意したビジネスホテルに前泊です。

普段体験できない早朝の作業で、年末の繁忙期を前に、集まったメンバーみんなで頑張ったのですが、

睡眠不足と疲れがたたったのか、金曜日から体調が崩れ気味です。

大崩れではないのが幸いですが、市販の風邪薬が手放せない年末年始の序盤です。

 

クリスマスの夜に毎年、小田和正さんがホストになって、いろんなアーティストと一緒にライブを行う音楽番組

「クリスマスの約束」(TBS)という番組があります。番組の放送はここ10年恒例になっているのですが、

いつの年からか、この番組の放送直前に、高校生の時の友人からメールが来るようになりました。

昭和49年・50年生まれの世代にとって、オフコースの音楽が描く世界は、

10代後半の頃は、ちょっと大人というか、一世代前上の音楽だったのですが、

その友人とは、部活が同じで、音楽以外でも同じラジオ番組を聞き、はがき投稿したり、なぜか気が合ったのを覚えてます。

東京で就職し、地元に帰った友人は、結婚し、今では立派な一家の主。でも、去年は病気で休職などをし、苦労したようです。

メールの内容は毎年、他愛ないもの。今年は世間からクリスマスらしさが感じられないという内容でした。

不景気だからか、山下達郎の曲があまり流れないからか、僕らが歳をとったからか…

 

…僕らはクリスマスに流される年頃ではなくなったけれど、季節を感じるという意味ではいつまでも現役でいたいと思うよ。

ツリーのある風景や、紙袋を抱えて街を行きかう人々の明るい表情や、テレビから流れる笑い声とか。

そういう意味では、友人から届く、そのメールだって、僕が季節を感じるには充分すぎる。

歳をとっても、ひとりきりになっても、そういう気持ちを大切にしたいと思った、クリスマスの夜でした。

 

そんなわけで、画像は…ケンタッキーフライドチキン。

食べたのは、もう数週間前。そろそろチキンだよな~、思って、一足先に、食べたくて寄ってみました。

 

それにしても、23・24・25日って、ケンタッキー、めちゃくちゃ混むんですね。

季節を感じたいとか言いつつ、舌の根も乾かないうちにこんなこと言うのも申し訳ないのですが、

クリスマス時期のケンタッキーは、ちょっと味が落ちる気がしています。

この時期に需要が集中する中で、限られた人員で製造するのは無理があるじゃないですか。

だからどうしても作り置きや、調理方法が雑になったり…というのが、持論です。

なのでこの時期にケンタッキーに近づいたことがあまりないのですが、

23日、仕事帰りに通りかかかったら、うわー、結構並ぶんだー、ビックリでした。

とはいえ、フライドチキンでどこがうまい?といえば、やはりヒエラルギーの頂点に立つのは、

やはり、ケンタッキー。みんなが並ぶ気持ちも充分わかります。

クリスマスも終わったので、年内までには、ケンタッキーで、がつんと「バーレル買い」でもしましょうかねー


気が済むまで餃子を食べさせてくれ2

2010年12月20日 00時06分26秒 | 餃子

なんだかんだと、年末っぽい雰囲気になってますね。

帰ってきて、テレビをつけたら、日本テレビでは、年末恒例の

さんまとSMAPのクリスマス恒例のバラエティ番組の生放送。

EPG(電子番組表)でも、一週間後までの番組を見渡せば、

ベタなストーリーなのに鬱病の母親を必死に守ろうとする姿にちょっと熱くなってしまった、

「フリーター、家を買う。」(フジテレビ)の最終回だったり、

こちらも毎年恒例の「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」(フジテレビ)や、

小田和正がホストになっていろんなアーティストとライブを披露する「クリスマスの約束2010」(TBS)など、

来週は酒井法子が薬物事件の判決後テレビで初告白する「ニュースキャスター」(TBS)の年末スペシャルなど、

つまらないと言われて久しいテレビですが、それでも気になる番組が目白押し。

 

そんな中で、NHK教育テレビでは、あのHIVについて取り上げた番組の第二弾が、2夜連続で放送です。


「ハートをつなごう 20日『HIVと生きる 就労編』  21日『HIVと生きる パートナー編』」。

http://www.nhk.or.jp/heart-net/hearttv/

両日とも夜8時からの放送。前回の放送では、リアルな患者像に、また一つ近づいた画期的な内容でした。

こちらも年末年始に見逃せない番組のひとつです。

気になる方、仕事などで見れない方も、興味ありましたら、ぜひ録画して見てみてください。

 

そんなわけで、画像は、北区赤羽1丁目「赤羽餃子センター」で餃子。

この日はですね、職場の飲み会の場所探し。

毎月恒例化している「ほぼ女子会」の幹事の番が自分に回ってきて、探していたのですが、

日時の変更があったり、他の飲み会と場所がかぶらないようにしたりと、

年末は難しいことが多く、骨が折れました。

 

赤羽駅周辺をウェブで飲み屋の評判を検索しながら歩きまわっていると、

気になる餃子の店名が。

その店名とネットの評判に魅かれて行ってみると、「あれ?」と思うくらい看板がない。

もう一度ウェブを見てやっと実際の店舗とウェブの情報が一致が確認できて、店内へ入ります。

店構えも店内も、昭和30年代から止まってしまっているかのよう。

中では老夫婦が黙々と、若いカップルのお客の料理を作っています。

「ご飯ものが終わっちゃいました」

閉店間際だったらしく、残念でしたが、でもお目当ての餃子とタンメンを注文です。

 

で、出てきた餃子ですが、超うまい!

お肉たっぷりで肉汁がたっぷり!

餃子のあんは白菜・キャベツが多かったり、ニラが多かったり、

豚肉が多かったり、それによっていろいろ味わいが違いますが、

お肉が多いし、ボリュームもあるんですね。

そして何といっても餃子の皮は適度にもちもちとしていて、

焼き色のついた部分が、またカリッと香ばしく焼きあがっています。

自分は、ラー油を使わず醤油だけで食べるのですが、

餃子から流れた脂が醤油皿に浮き、

またその脂と醤油が混ざりあうと独特のとろみがついた旨み醤油となって、

それをまんべんなく餃子とからめて食べます。

 

「んー飯が欲しい!!」

その無念は、タンメンで慰めます。

そして、お会計は餃子とタンメン合わせて600円!

申し訳ないくらいの気持ちになってしまう安さです。

近いうちに、もう一度、訪れて、その旨さを心に刻み込まねば。

仕事終わりの疲れも吹っ飛ぶ、うまい餃子でした。


ひとりラーメン博物館48

2010年12月15日 23時10分18秒 | ラーメン

石原都知事の同性愛者に対する「足りない」発言が、物議を醸しているとか醸してないとか。

前後の発言がどうなのかもよくわからないけれど、問題とされている発言の部分だけを取り上げても、

当事者として、ちょっとひどい内容かと。

でもですね、今週の月曜日に放送された「5時に夢中!」(TOKYO MXテレビ)で、

レギュラー出演しているマツコ・デラックスが直接ではないけれど、

この件についてコメントしていた内容が、とても的を得ていた気がしました。

<!-- 5時に夢中(TOKYO MXテレビ) -->

ほら、同性愛者なんて、みんなに理解されるなんて思わないし、

ゲイパレードとかみて、オカマってなんだよーって反対に毛嫌いする人がいたって、おかしくないと思うんだけど、

あの発言をする最高責任者の下で行われる、さまざなな規制に対する施策は、

やはり、施策に対する信頼性とか信憑性で疑問が出てきても不思議でないと思います。

本当は子供を守るためだけじゃ、ないんじゃない?…マツコ・デラックスの発言にも大きくうなずけました。

でも、ちょっと発言の中で気になったのが、あの都知事が、「パレードを見たけれど」と発言していたこと。

そっかー、見たんだ…彼の発言で理解できたのは、ただそこだけでした。

そんな、都知事がいる練馬区内の区の施設で、先週末、ゲイの男性合唱団の定期演奏会がありました。

こうした合唱団の存在は、前から耳にしていたけれど、ゲイバーでフライヤーをもらってビックリ。

今回、このサークルが定期演奏会を行った場所が意外に大きなホールだったんですね。

すでに16回目を迎えているということで、息の長い活動のようです。

週末、この演奏会に行ってきました。

僕は合唱について語る知識がないので、レベルだとか内容についてははっきり解らないけれど、

繊細な音色が続いたり、変化に富む本格的な合唱曲を2曲と、真ん中にお楽しみコーナーを挟んだ3部構成。

観客の多くは、同じ同性愛者ではあったのですが、

こうした地道な活動の積み重ねが、団員の方々には、そういう気持ちはないにしても、

結果として性的マイノリティへの理解へ繋がるのかなと、期待に満ちた演奏会でした。

 

そういうわけで、今日の本題は、ラーメン。

画像は、練馬区豊玉北5丁目「ラーメン 大 練馬店」で、

ラーメン大盛り、野菜少し多めに、チャーシュー、味玉トッピング。

以前、車で近くを通った時に、友人に「ここ並ぶんだよなあ」と教えてもらっていて気になっていた店でした。

ラーメン二郎系とでも言えばいいのでしょうか。背脂たっぷりのこってり醤油ラーメン。

ちぢれ太麺に、トッピング自由自在のシステム。

野菜、油の多少にニンニクの有無、味の濃淡などをお客さんに出す直前で、聞いてきます。

初めてだったのでトッピングのオーダーにまごついていたら、店員さんに、

「ニンニクはどうしますかー」と聞いてきてくれました。

通常は、入ってないのだとか。

「このお客さんは、どう見てもニンニク入れるだろう!」と判断したかどうかは解りませんが、

ニンニクいれると、また全然味が違います。

濃厚なスープは飲み干すのが辛いくらいですが、きっと野菜多めだと、

もやしと一緒にぐいぐいとイっちゃう感じ。

ただ、もやしぐらいでは、とてもじゃないけど、ゼロサムにはならない、どっしりとした麺とスープ。

食べ終わったときには、ニンニクの効果もあって、体もぽかぽかです。

男ならチャレンジ心をくすぐられる、ガッツリしたラーメンでした。


12年間の空白が破られた忘年会。

2010年12月12日 10時30分59秒 | いろいろ

そんなわけで、あっという間に12月も中旬。

自分は、いろんなことにマメじゃないので、交友関係がそれほど広くなく、

人と会ったりする予定やお誘いなんかも、基本、少ないのですが、

そんな自分も珍しく、今年の12月は、ちょいちょいと、予定が。

昨年は全くなかった社内での飲み会も、異動があった今年は今のところ、3件もあったりします。

その中で、ちょっと、本当は乗り気でなかった飲み会が、先週、ありました。

 

メール件名「同期会のお知らせ」

…自分が就職した当時は、60人ほど採用されて、

あちこちの事業所で働き始めて、もう12年。

冒頭で書いたように、それこそ、マメじゃない自分は、

入社前研修などを通じて交流があったはずの同期とのつながりも、

いつの間にかなくなっていました。

リストラも数回経ている会社の中で、周りの同僚が、どんどんステップアップしていき、

すでに管理職になって、社内で活躍する同期の名前をいろんなところで目にするたびに、

羨ましい気持ちもあり、実力のある人にはぜひどんどん頑張ってほしい応援する気持ちも。

ただ、出来の悪いへなちょこな自分は、それこそ、会社にしがみつくのが精いっぱい。

いつだって辞めさせられるかもしれないという気持ちや、仕事のことでは、自信のなさで、いつも不安でした。

そんなところに、突然やってきた「同期会のお知らせ」。

今年異動になった人もいるので、早めの忘年会を…ということらしいけれど、

今年異動になった人って、自分のことか。ん?そうか、同期で繋がりがあった人達は、

僕が知らないところで、飲み会を通じて親睦が続いていたんだなというのが、なんとなくわかる文面でした。

 

正直、迷いました。

同期といえども、12年間も会っていない人達と会うこと。

顔は知っていても、個人的なつながりで出来ているところに、一人参加すること。

それよりも、皆、立派に活躍してきた人達を前に、不甲斐ない自分が、みんなからどう映るか。

でも、なんだろうなあ。

わざわざ、「今年異動してきた人」って言ってくれたせっかくのお誘い。

ただ、参加のメールを出しても、参加直前まで、その憂えは晴れず、とても気後れしてました。

 

 

…そんなわけで、画像は、豊島区某店。最後のデザートのクリームブリュレ。

店に到着して、場所に通されると、見覚えのない顔ばかり。

…いやー、これは、どーしよ。

それでも、時間がたつに連れ、見覚えのある同期もやってきて、

酒も入るにつれ、だんだん、緊張の糸も解れました。

関連会社で入社して、今回初参加という方もいて、

有難いことに、みんなの自己紹介もあり、

12年間の空白は、真空状態から、少しずつ空気が入っていくようでした。

結婚したり子供をもうけたりと、仕事だけでなく私生活でも立派に生きている同期と比べ、

とてもじゃないけど、僕はまだまだ足りないところだらけ。

でも彼らのように、自分も頑張って仕事を自分のものにしていかなくては…と

気持ちが新たになった、忘年会でした。


メリハリのある生活を営めない男。

2010年12月05日 14時53分16秒 | 食べ物の話

そんなわけでですね、いよいよ12月ですよ。

何気にテレビを見ていたら、昨晩は、「FNS歌謡祭」が放送されていましたね。

グランドプリンスホテル新高輪「飛天」かの生中継。毎年、恒例ですね。

年末らしい、豪華なセットに出演陣。自分は、番組途中から、引き込まれるように、

最後まで、ずっと見てしまいました。

郷ひろみ×AKB48のメドレーや、槇原敬之のメドレーあたりから見ていて、

じょんて★もーにんぐが踊る「浪漫飛行」とか、

フジテレビらしい(?)見ごたえたっぷりのステージに、

和田アキ子と永英明の「あの鐘を鳴らすのはあなた」で歌い出しを間違えるなどの、生放送らしいハプニングも。

昨年までは、毎年、12月の第一週の平日に放送されることが多かったようなイメージですが、

土曜日の放送は、これまでになかった試みだとか。

さらに、ここ数年、司会をしていた黒木瞳がいなかったり、

生放送の忙しない進行の中で、「今年はどんな一年でしたか?」

などのような司会と歌手のトークなどもほとんどなく、歌手はただ歌うだけ。

番組の雰囲気は毎年、少しずつ変わっていくけれど、

FNS歌謡祭が放送がやってくると、「あーそろそろ年末だねー」という感じです。

 

さらに私事ですが、テレビを見ていてしみじみ思ったのが、

そーいえば、我が家に薄型テレビ&ブルーレイレコーダーがやってきて、ちょうど1年。

それまでは、15型のちっちゃなテレビだけ。VHSのビデオデッキも、壊れたままでした。

買うきっかけは、今年3月で終了予定だったはずの、エコポイント。

…だったら買うなら、今でしょ、底値買いするぞと、ネットや店舗など、あちこちまわって、値段を見て、機種を選んだり。

ランクは一番下だけど、画面はそこそこデカい40型&ブルーレイやネットにも繋がる500GBと、

エコポイントとボーナスの勢いも手伝って、かなり奮発しました。

それにしても、あんなにワクワクした買い物は、ここ数年でなかったこと。

配送される日まではもちろん、当日もテレビがやってくるのが、待ち遠しかったのを覚えています。

「地デジ」の美しさにビックリし、エロDVDの臨場感には、ノックアウトでした。

ただ、慣れとは恐ろしいもの。

最初に部屋にやってきたときには「でかいなー」と思っていたのですが、

すぐに、我が家の風景に溶け込んでしまいました。

それに、これはいつの時代も仕方ないことだけど、

価格の下落も著しく、今年、同じような機種は、4万円ほど安く買える計算。

テレビなんて、面白くないって思っている方も多いと思うけれど、

でもですね、僕にとっては、今でも娯楽の中心。

大きいテレビ買ってよかったなあと、1年経っても、今でも満足しています。

 

そんなわけで、関係あるようで、ないような、今日の画像は、肉のハナマサ。

自分ですね、あると使っちゃうんですね。お金。

35歳になっても、お金の管理が緩いダメな男です。

去年の薄型テレビみたいに、「買ったどー」みたいな風なものがある場合はいいけど、

今年みたいに特にない場合は、ダラダラと使ってしまうんだよなー。

気をつけなければ。

外食したい気持ちを、ぐっと抑え、ハナマサで業務用やきそば1kgともやし1kg。

100g99円の牛肉こま切れは、おうち焼肉です。

この業務用やきそば、すごくほぐれやすくて、すごくうれしい!

2回にわけて、みごと完食。

…あれ、2回で食べちゃったら、節約になってない?

それは、心の奥にしまっておきます。


自分のHIVの話もたまには「ちゃんとします」32

2010年12月01日 23時33分50秒 | HIV

そんなわけで、今日12月1日は世界エイズデー。

もう十数年前からWHOによって制定されていて、

日本でも、12月1日を前後に、公的機関の啓蒙活動や民間のイベント、

日本エイズ学会の総会が行われたりします。

そして、今夜は、啓蒙活動のシンボル、レッドリボンにちなんで、

東京都庁のてっぺんが、赤いライトでライトアップされていましたね。

新宿近辺にお勤め、もしくはお住まいの方は、お気づきになったでしょうか?

このブログを始めたきっかけのひとつにも、HIVのことがあって、

感染者の日常が、いかに通常の生活が送ることができるのか、知ってもらいたくて、始めたのですが、

最近は、あまりにも通常すぎて、書くネタがなかったりします。

 

とはいえ、たまには、いろいろ頭をもたげることも、あったりします。

自分はウイルスに感染しているのが解ってから、7年も経っています。

ポジである自分を受け入れる事自体は、意外に簡単で、

感染直後のインパクトも乗り越え、感染を知っていてほしい友達にも告知半年後には話し、

数年前からは、顔写真が出ている自分のmixiのプロフィールに、

ポジをカミングアウトしているこのブログのURLも貼ったりしていました。

mixiのトップ画面見て、プロフィールまで興味持ってくれた人なら、

そのURLの先の内容見て、「あーそうなんだ…」って理解してくれるかも。

そんな思いでした。自分がHIVと過ごす時間の経過を経験していくうちに、

だんだん、自分の中でのHIVのハードルが低くなっていると感じていました。


が、しかし!

今年4月に付き合っていた相方さんと別れて友達関係に戻って、

独身生活を楽しみながら、「男探すぞ!」と意気込んでみたものの、

ポジじゃない相手に自分の病気を告知することのハードルの高さを、

今更思い知らされています。



まだまだ、自分の病気の事を告白するのが、難しいし、怖い。

簡単に言えちゃうかなと思っていたけれど、友達として言うのと、

これから落とそう(落ちそう?)な関係を前提で言うのとでは、当たり前だけれど、

全然違うわけですよね。

相手が受け止められるかどうかもわからないのに、告白するのは重たすぎる場合も。

すべての人に言う必要はないと思っているけど、

その後の関係性とかまで考えると、伝えておいたほうがいい場合もある。

その判断の結果は、僕にとって、後悔となって、重く引きずる時がありました。



でもですね、確実に、かつ雰囲気とかノリも壊さずに、さりげなく

うまく伝えるのには、テクニックがあるような気がしてます。

それは、前提で、HIVについての知識がちゃんと広がっていてくれているからこそ

できるのですが、そのうえで、経験を積んで初めて、会得できるような。

そう、経験を積むためには、モテなくてはならない。

えっ、モテないと駄目?…僕には、ちょっと時間がかかりそうです。

最近、とあるゲイバーの六尺のイベントで、そんな経験をして、ふと感じた、晩秋の夜です。