さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

春キャベツよ、早く来い。

2012年02月27日 23時32分01秒 | 食べ物の話

なんつーですかね、毎日が早く過ぎて行きます。

自分の仕事は、季節の変わり目、ちょうど今頃がボリュームが一番あります。

月曜日の憂鬱は、朝九時の緊張をピークに、あっという間に意識の奥に押し込まれ、

気がつくと、金曜日がやってきて、心残りと不安を抱えながら、週末の夜へ。

ちょうど一年前の、あの地震が起こる直前も、そんな週末の不安が少しでも減るように、

パソコンの前で作業に没頭していたのを思い出します。

晴れた日の、ガラス越しの日差しは、高さや角度が冬のそれと違い、春の訪れを感じるけど、

その空気は、まだまだ寒く冷たく、喜びと落胆が交互にやってくるようです。

 

んなわけで、何が言いたいのかと言えば、画像はキャベツ。

最近、キャベツが高いですね。

ここ数カ月、毎週3~5回は、夕飯にキャベツの千切りを半玉分食べていて、

週に2個くらいは、キャベツを1玉買っています。

自分が立ち寄るスーパーマーケットの、この冬の値動きをなんとなく思い出して追ってみると、

1玉198円を底値に、300円近いことも。

玉がしっかりと重い時もあれば、ちょっとイマイチな時もあり、

切った時の断面に、一喜一憂です。

こないだ切ったキャベツは、その軽い切り心地がなんとなく春っぽく、キャベツにも春が来た!と思っていたら、

春キャベツは4月以降に市場に出回るとか。本来なら、まだ出回っていないはずです。

そういえば、春キャベツの事で知っているのは、その言葉の響きだけで、

冬キャベツとどう違うのかさえもよく解っていませんでした。

葉の巻具合が緩いのも、春キャベツの特徴の一つらしく、

もしかして、サクサクとした切り心地は、当たっていたのかな。

いや、食べた瞬間に、あっ、もしかして、春キャベツだって気がつく日が、そのうち、やってくるのかもしれませんね。


はじめてのおつかい in HongKong その5

2012年02月20日 00時48分33秒 | 旅行

んなわけで、1月25日から29日まで、香港に行ってきました。

今回は、最終回。香港での食事について、書いてみたいと思います。

画像多め、ウェブ重めです。

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急に決まった香港旅行。

特にお目当てがなかったので、ガイドブックを買う際には、

食い物の写真が旨そうに写っているものを選んでみました。

香港で期待していたのは、一番に飲茶でしょうか。

ガイドブックを見ると、オーダーシート式のところと、ワゴン式のところがあり、

古くからのスタイルの店は、ワゴンごとに、点心をのせて、フロアを回っていて、

欲しいものがあれば、その場でもらい、テーブル上の伝票にチェックしていくとか。

これならば、ほとんど会話できなくても、指さしだけで、安心。

ということで、滞在中、3回も飲茶の店に入ってしまいました。

↑画像は、モンコックにある倫敦大酒樓(ロンドンレストラン)。

朝から多くのお客さんで賑わう、人気の飲茶店のようです。

頼みやすく、気に入ったので、2回行ってしまいました。

一人で行くと、4つや5つ頼めば、もうお腹いっぱい。それで80HK$から90HK$くらい。

多くの人数で行けば、もっといろんな種類の点心を楽しめるはずです。

http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=7509(中国語のページです)

↑こちらは、上環にある蓮香居という店。お腹が空いていたのと、あまりワゴンが回って来なかったののもあって、

まんじゅうなどを食べた後、飯ものをオーダーしてしまいました。これ食べたら、一皿で、お腹いっぱい。

http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=31507

飲茶には、自分の湯のみを洗うしきたりがあるようで、お歳を召した方は、スマートにこなすけど、

衛生面で問題が少なくなった今では、そうしたしきたりも少なくなっているようです。

こちらの店では、観光客の僕に、店員さんがサクサクっと洗ってくれました。

 

さて、次にガイドブックで目に留まったのは、麺の専門店。

日本で言えば、ラーメン屋になるわけですが、

どこの店に行っても、麺の器自体はとても小さく、

少しお腹がすいたり、おやつ代わりにちょこっと食べるくらいのポジションでしょうか。

海老入りわんたん麺は、「鮮蝦雲呑麺」。とりあえず、メニューに、この字が書いてあれば、これを迷わず頼みました。

↑九龍や香港島に数店舗ある、池記という店のわんたん麺。青菜には、オイスターソース付きです。

画像はコーズウェイベイ店で、夜11時近くでも、多くのお客さんで賑わってました。

http://www.hongkongnavi.com/food/429/

 

↑モンコックにある、小さな店でしたが、飛び込みで入ったので、店の名前忘れてしまいました。

家族経営的な感じの店でした。

↑漢字に変換できないのですが、読み方は、「マッガンワンタンミンサイガー」。

中環にあるお店ですが、たぶん、この店、ビクトリアピークのモールの中にもあったような気がします。

一つじゃ足りなくて、どれにしようか迷っていたら、牛排雲呑麺を勧めてもらいました。

もう、見ての通り、美味しかったです。

http://www.hongkongnavi.com/food/46/(中国語のページです)

 

日本で言うなら、昔ながらの喫茶店にあたる、茶餐廳(チャーチャンテン)。

飲み物だけでなく、麺ものや飯もの、パンなども出してくれる、軽食店でしょうか。

こちらも、ガイドブックに載っていたおいしそうな店を頼りに行ってみました。

↑チムサーチョイにある、澳門茶餐廳(マカオレストラン)。

マカオ風のメニューが特徴だとかで、これは、マフィンっぽいちょっとカリッとした生地のパンを、

トーストし、バターをぬって、豚肉で挟んだもの。

パンが特徴的で、このパンに練乳をかけたものも、人気のようです。

http://www.hongkongnavi.com/food/435/

↑油麻地(ヤウマティ)にある美都餐室。簡単に言ってしまえば、ドリアなんですけど、

卵チャーハンの上に、ポークスペアリブをのせて、トマト&クリームのようなソースをかけて焼いてあります。

20分くらいかかると言われましたが、感覚としては少し早かったように思えます。

http://www.hongkongnavi.com/food/227/

そんなわけで、最後の最後、デザート編です。

香港と言えば、エッグタルト。こちらも、あちこちで食べまくってきました。

↑中環にある、泰昌餅家のエッグタルト。まわりのパイの部分が塩味が特徴。出来たてをハフハフしながら食べます。

行列が絶えない人気店のようです。

http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=5522(中国語です)

↑先にご紹介した、マカオレストランのエッグタルト。焼き色が付いているのが、マカオ風だとか。

↑ひとつ前のブログ記事に書いた、タイオウに行った時にたべた、豆腐花。きな粉とあまいシロップをかけて食べます。

店の名前は忘れちゃいました。ごめんなさい。

↑こちらは、モンコックにあった、おいしそうなシュークリームの店。ドーナツなんかもあったような。

マンゴーシュークリームを食べながら、ナイトマーケットをぶらぶらと。

チムサーチョイの「アイスクエア」の中にある滿記甜品というデザート専門店。

マンゴーパンケーキというメニューが有名ですが、パンケーキと言うか、

茶巾寿司のように美しく包まれたマンゴークレープです。

やはり、南国だからでしょうか、マンゴーを使ったデザートが多いように感じました。

http://www.honeymoon-dessert.com/en_us/

 

最後の最後に、もうひとつ。

チョンキンハウスの中で、自分の泊っていた「ドラゴンイン」というゲストハウスの前に、

「タージマハールクラブ」という、インド料理店があったのですが、

とても一見の客が入って行きにくいような場所なのに、家族連れの欧米系のお客さんが来店していたり、

気になっていたら、ツイッターで、同じゲストハウスに泊まったことがあったフォロワーさんが、

おいしいと勧めてくれ、香港旅行、最後の日の夜に入ってみました。

店の外に貼ってあった日本語の記事に書いてあったお薦めで、

カッテージチーズとほうれん草のカレーを頼んだら、

倒れそうなくらいの旨さ。これにはビックリしました。

http://www.chungking-mansions.com/RB3-4.htm

そんなわけで、5回にわたって、「はじめてのおつかい in HongKong」に

お付き合いいただき、ありがとうございました。

とにかく、ご飯がおいしくて、のんびり、散歩するには、とても楽しいところでした。

台北同様、またいつかふらっと行ってみたいと思う、そんな街でした。


はじめてのおつかい in HongKong その4

2012年02月14日 00時57分07秒 | 旅行

んなわけで、1月25日から29日まで、香港に行ってきました。

今回は、郊外にお出かけ編。タイオウという町の風景について、書いてみたいと思います。

画像多め、ウェブ重めです。

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香港では、地震がほとんどないとかで、

高層ビルはもちろんですが、ありえないような斜面に、

ありえない高さのマンションが、建設されていますよね。

そんな香港滞在4日目のこと。

突然、自分のiPhoneからテレビで緊急地震速報が流れる時の、おなじみのあの音が鳴り出すじゃないですか。

 

アプリ「山梨県東部・富士五湖 最大震度5弱」

くまぞー「!!」

iPhoneにインストールした緊急地震速報を受信するアプリがWi-Fi経由で、起動したようです。

ツイッターを見れば、タイムラインは「揺れた!」の文字が次々と。

香港で起きた地震を知らせたわけじゃないっていう事は、すぐに理解できましたが、

3Gの電波経由で配信されるものだとばかり思っていたので、時差のないリアルタイムな速報にビックリしました。

インターネットやモバイル環境の進化で、海外にいても、ニュース記事や日本の当日朝流れた動画ニュースが、

その日のうちに普通に見れる時代。

JALのエコノミークラスが、機内の新聞のサービスを辞めたのも解る気がします。

 

さて、九龍と香港島を中心に3日目まで観光していましたが、

一日は、郊外へ出かけてみたいと思い、

ちょうど天気のよさそうな日を狙って、離島に行ってみることにしました。

ガイドブックなどを見て、今日は坪洲島(ベンザウトウ?)へ行こう!と決めて、

スターフェリーに乗って、中環にあるフェリー埠頭へ。

いくつもある乗り場からは、あちこちへ船が出ているのですが、坪洲島へ行く船は、少し時間が空くみたい。

ならば、先に一度ランタオ島に渡ってから、梅窩(ムイウオ)という町から坪洲島へ行こうと思いついて、

30分ほど早く出る、梅窩行きのフェリーに乗るのでした。

 

さて、ゆっくりと船が進むこと約45分でしょうか。

船が梅窩に着くと、バスが並んでいます。

みんなぞろぞろと、バス停へ行くのですが、船を乗り換えようとしている人は、ほとんどいない模様。

しかも、中環のフェリー乗り場にあったはずの、梅窩から坪洲島への船の案内がここではイマイチよくわかりません。

くまぞー「んー、どうしよ。まあ、いいか。バスのっちゃえ」

いくつかバスが並んでいるうち、地球の歩き方や、こちらのサイトに載っていて

行き先を最後まで迷った、もうひとつの街の方面のバスに乗りこみました。

こんなほぼ行き当たりばったりの旅行が海外で出来るのも、安全なところじゃなければできません。

 

向かった先は、大澳(タイオウ)という町。ランタオ島は、空港がある島で、

MTRの駅がある東涌などが大きく、発展していますが、

この町は、ランタオ島の中でも、古くから開けた町だったとか。

バスを降りると、すぐに目に飛び込んでくるのは、ドルフィンウォッチングらしき観光船の案内。

求めてるのはドルフィンウォッチングじゃないんだよな…というミスマッチ感もあって、

まずは、歩いてみようと、街の中心街へ向かっていきます。

人が通れる狭いつり橋を通り、観光客相手の乾物屋や、食べ物屋が並んでおり、

こじんまりしつつも、活気に溢れています。

そんな場所を通り過ぎると、こんな風景が広がっています。

漁村ということで、古くは、漁業と生活が一緒だったのでしょう。

住居が水上にせり出して、直接船をつけることができる住宅が、たくさん並んでいます。

香港の原風景と表現しているガイドブックもあって、昔はもっと戸数が多かったようです。

カメラを向ける街並みは、本当に生活の場と隣り合わせで、

申し訳なかったりしますが、

九龍の賑やかな街並みとは正反対の街並みを眺めていると、時間がゆっくり流れているようです。

街のはずれまで歩いてくると、こんなお寺。

目の前は、海水と淡水が交わる汽水域なのでしょう。マングローブが生えていて、

すごく寒い日もあるけど、やはり亜熱帯なんだなと実感です。

さらに少し歩くと、舗装した道がなくなり、ちょっとした高台に登れます。

重い体と一緒に、なんとか頑張って、見晴らしの良い場所へ。

せっかく上ったのですが、太陽は出ているもの、やはり霧がかかっています。

このくらいの高さでもヒーヒー言うのでは、礼文島(北海道の離島。トレッキングで有名。)へは、

またまた遠くなってしまったなと、ちょっと複雑な気持ちでした。

 

 

 到着したのは午後1時前でしたが、ぐるっとまわったら、もう午後4時前でした。

もうちょっとぐるっと回りたかったのですが、すこし歩き疲れてしまいました。

ゲストハウスのある九龍エリアからなんだかんだと2時間弱かかったことも考えると、

観光船に乗るのもちょっと諦めて、バス乗り場へ。

帰りは、MRTの始発駅がある、東涌まで、やはりこちらも40分くらいかけて行き、MRTでチムサーチョイまで戻ってきました。

ゲストハウスに戻れたのは、午後6時前。

一日ぶらっとゆるっと遊びに行くのには、とても楽しい町でした。

そんなわけで、はじめてのおつかい in HongKongは、次回で最後。食い物編です。


はじめてのおつかい in HongKong その3

2012年02月09日 00時50分44秒 | 旅行

んなわけで、1月25日から29日まで、香港に行ってきました。

今回は、主に夜の街歩きについて、書いてみたいと思います。

画像多め、ウェブ重めです。

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チムサーチョイのチョンキンマンション前。人が入れるだけの隙間を除いて、夜になるとシャッターが閉ります。

ゲストハウスがある、この前では、観光客相手に、商売をするインド系と思われる商売人が朝から晩まで立ってます。

俺が日本人だとわかると、「サイフヤスイヨ」「トケイミルダケ」と声を掛け、

自分は、「オルレディイナフ」と伝わっているのかどうかわからない拙い英語で話すと、

「インドオンナ」と、つぎつぎと売るものを変えます。

ゲストハウスに出入りするたびに声を掛けられては断るので、最後は挨拶してくれるようになりました。

 

そんな香港旅行の1日目の夜。

宿探しで疲れ果てたのもつかの間、このままではもったいないと思って、

モンコックにある、ナイトマーケットにやってきました。

なんで日本にはその文化がないんだろう?と思うくらい、

アジアの都市では、必ず見かけるナイトマーケット。

日本は、時期によって夜が寒かったりするからでしょうか。

露店が立ち並ぶ通りとは別に、歩行者天国になっている道路では、

大道芸人が、鉄筋を首に巻くパフォーマンス。最後には、どうなったのかな。

露店がならぶ場所は、女人街(ノイヤンガイ)と呼ばれ、

観光客相手の土産物が多いようにも見えますが、女性向けのアクセサリやバッグや服、

不思議に目立ったのは、iPhoneカバーの売る露店とかでしょうか。

通りには、もちろん両側に商店があり、その前を塞ぐように大きな仮設のテントを張って、

商品をうずたかく陳列しています。

都合、両サイドの歩道が狭く、歩行者天国になっているメインの車道からは、両側の商店は伺いづらいほどです。

 

さて、モンコックより少し南にあるヤウマーテイのあたりは、また雰囲気が違うナイトマーケットがあり、

男人街(ナムヤンガイ)と言うとか。

アダルトグッズや、シェーバーなどの機械ものなど、傾向的には、男性向けの商品が多いけれど、

占いの露店ばかりが集まるエリアや、カラオケの屋台(?)が集まるエリアも。

近所迷惑にはならないのかな。女性と一緒に歌っていたように記憶してますが、露店スナックみたいなとこ?どうなんだろう。

また、エリアによっては、冬は、ボウジャイファンと呼ばれる香港の炊き込みご飯など、食堂の露店のエリアあります。

凄く賑わっていて、自分は、お目当てのお店があってスルーしてしまったのですが、

翌日訪れたお目当ての店は、ちょうど正月休みで、結局ここで食べておけばよかったと、後から、ちょっと後悔です。

さて、香港島と九龍の両岸のビルが、夜8時になると、音楽に合わせてレーザービームを放ち、

イルミネーションが点滅するショー「シンフォニー・オブ・ライツ」が開催されます。

13分ほどの短いショーですが、香港の夜の観光名物ですね。

滞在中、香港の天気がイマイチで、薄雲が垂れ、空が低く、夜景も、少し残念。

でもですね、ちょうどこの時間に合わせて、ビクトリアハーバーに遊覧船が行き交う中、

世界各地からやってきた多くの観光客が楽しみにしている中で、一緒にショーを見るのは、

世界の交差点の真ん中にいるような錯覚です。

夜景と言えば、道路にせり出した看板も、夜になると、光りだします。

前回のブログで書いた、オープントップのバスによる観光路線バスが、夜も走っていて、

繁華街のネオンサインやビルのイルミネーションをバスの2階から楽しめます。

観光業者によるツアーもありますが、こちらは、あくまで路線バス。途中で乗り降りもできますが、

中環(セントラル)にある、スターフェリーの乗船場のバスターミナルから、コーズウェイベイあたりまで、

約45分、17HK$くらいで、ぐるっと往復してくれます。

30分ごとに出発で、少し早く乗って待っていると、バスの運転手さんが、僕の写真を撮ってくれました。

この日の最低気温はたしか一桁台。すごく寒くて、風邪引きそうでしたが、

そんな心配も吹っ飛ぶくらい、解放感に溢れ、スリリングです。

バスに揺られ、高層ビルや、繁華街、ネオンサインの洪水の渦の中に、

ぐるっと引きこまれそうになって脱出するような雰囲気。

寒いからか、お客さんも少なく、ゆったりと楽しんできました。

そんなわけで、次回は、ちょっと郊外へお出かけ、ランタオ島のタイオウという漁業の町の風景を、

紹介したいと思います。


はじめてのおつかい in HongKong その2

2012年02月05日 23時20分34秒 | 旅行

んなわけで、1月25日から29日まで、香港に行ってきました。

今回は、香港島の風景を主に昼間の街歩きについて、書いてみたいと思います。

画像多め、ウェブ重めです。

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朝の九龍公園の風景。

先生と思われる人のあとに、みんなが倣って太極拳(?)をしています。

かと思えば、今度はピンクの扇子を持って、踊る人たちも。

中国来たな…って思うシーンです。

そういえば、公園で座って香港名物(?)のパイナップルパンを食っていたら、

南アジア系の子供連れのお父さんに、津波の事について、

その後どうですか?っていうようなことを聞かれました。

海外の人にも、リアルタイムで伝わったあの風景は、衝撃的だったかもしれません。

今の日本の状況を、英語でちゃんと伝えられてコミュニケーションできれば…少しもどかしさが残る朝です。

 2日目と3日目は、主に、香港島を食べ歩きしながら、散策です。

ゲストハウスがある九龍からは、地下鉄やフェリーで、香港島へ。

楽しいのは船のほうで、ほんの短い間でも、船旅を楽しめます。

2日目昼過ぎ、香港島に渡って、

香港島の東西を、トラムに乗って、探検ツアーに出発です。

地下鉄の東の終点、シャウケイワンを目指します。

駅を降りて、駅前の露店で賑わっている通りを過ぎると、トラムの始発駅が見えてきました。

 

 

街中で、ピアニカを吹くおじさん。

途中とちゅうで、「ぴー」と音をはずします。

お世辞にもうまいといえず、おじさんは反応がイマイチだからなのか諦めて、煙草を吸い始めてしまいました。

そんな風景を見ながら、路面電車は出発です。

北角(ノースポイント)で、途中下車。上環方面からやってきた、北角どまりの路面電車は、メインの路線から枝分かれ、

こうしたお肉屋さんや露店の八百屋の目の前を通って、再びメインのキングスロードへ。

歩行者が行きかう狭い道路の上に引かれた軌道の上を、路面電車が通って行きます。

東南アジアでは、この画像のようなスタイルで肉を売っている風景がよくあるけど、

アジアの中でも結構、衛生面で進んでいるはず(?)の香港でも温度管理しなくていいのか、すごく不思議です。

焼いて食っちゃうからいいのかな。

北角のつぎは、トンローワン(コーズウェイベイ)で途中下車。

香港島では一番の繁華街。ちょうど正午には、船を迎えるための風習が残って、今でも、

19世紀から続く民間の商社によって、空砲が鳴り響くとか。

画像は、ちょうどそごうのあるヘネシーロードの裏側、看板の洪水が、香港らしくてたまらないです。

 

再びトラムに乗って、中環(セントラル)へ。

旅行中、3日間雨こそ降りませんでしたが、天気がずっとイマイチ。

晴れた日を狙っていたのですが、待ち切れず、3日目には、中環から、香港島の山頂、ビクトリアピークを目指しました。

正確には山頂ではなく、ピークトラムの終点の展望施設。春節のお祭りで、獅子舞と鳴り物の行列で賑やかでしたが、

写真も撮る気になれないほど、周辺は真っ白。雲の中です。

晴れていれば、風景を一望でき、夜景も奇麗な名所らしいのですが…。

それでも、登りのバスでは、ありえないところに立つ高いマンションを仰ぎ見たり、

少し怖いくらいの斜面を降りるピークトラムのスリルと、オープントップのバスの迫力です。

 

中環(セントラル)と上環の間になるのかな、少しヒルサイドエレベーターを乗ると、ソーホーと呼ばれるエリア。

斜面に狭い道や少し斜度のある階段の両脇に、

洗練された雰囲気のカフェなんかがあって、青山?六本木?表参道?まあ、そんな雰囲気です。

 

中環が、ビジネス街の中心ならば、上環のあたりは、少し古いビルや商店が多いみたい。

春節の時期、このあたりは、1週間たっぷり休みをとるところが多いらしく、町の様子は、休日モード。

行きたかった飯屋も、この日は、食べれず、残念でした。

 

路面電車は、この先、香港島西側にある、ケネディタウンまで続きますが、気ままに歩いたりも戻ったりしているので、

疲れもピークに達したりして、結局、終点まで行かずじまい。うーん、せっかくだから、行っておきたかったな。

何もなかったかもしれないし、何かあったかもしれない。だからこそ、なんにも知らないところを当てもなく歩く。

そんなドキドキは、自分が旅をする目的の大きな一つだったりします。

さつ、次回も、夜景など、夜の街歩きについて、書いてみたいと思います。


はじめてのおつかい in HongKong その1

2012年02月01日 08時16分39秒 | 旅行

んなわけで、1月25日から29日まで、香港へ行ってきました。

簡単に3回か4回くらいに分けて、旅行の話を、書いてみたいと思います。

今回は、旅行が決まるまで~飛行機&ホテル編です。

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今年の冬は、すでにボーナスの使い道が決まっていたので、

どこも行くつもりがなかったのですが、

まとまった休みがあるとどこか行きたくなってしまいます。

放浪癖がむくむくと大きくなり、

やはり、旅行に出かけちゃおうかなと思ったのは、10日ほど前。

じゃ、場所はどうする?と考えた時に、JALの貯まっているマイルで、

一番遠くまで行けるのが、香港でした。しかもJALカード会員特典で、15800マイルと、超お買い得。

他にもいろいろ検討したけど、結局、クリックして予約をしたのは、出発のちょうど1週間前でした。

さて、飛行機が取れたら、こんどは、ホテル。

ちょうど中国では春節のお休みにあたり、ホテル予約サイトを見ると、あまり安いホテルが見つかりません。

しかも、1泊ごとの料金を見てみると、春節にあたる23日付近が一番高く、

春節から離れるほど安く、その差は日本円で4000円近く違う日も。

満足できる場所のホテルに泊まれば、4泊で6万円は下りません。

もちろんマンダリンオリエンタルやペニンシュラは、泊ってみたくても、論外な値段です。

少し心配でしたが、なんとかなると言い聞かせて、現地で格安ゲストハウスを探すことにしました。

羽田発午前10時で、香港到着は、午後2時前。格安ゲストハウスが集まる、

チムサーチョイエリアに到着したのは午後3時ぐらいだったでしょうか。

ゲストハウスや商店が集まる商業ビル、チョンキンマンションを目指します。

 

チョンキンマンションは、例えるなら、中野ブロードウェイのような雑居ビル。

5つにわかれた建物のうち、低層部分は、モールで一体化してるのですが、

そのモール部分も、直接行き来できない構造の2層に分かれ、迷路のような、そんな建物です。

 

お目当てのゲストハウスの一つだった、ドラゴンインは、事前にメールで問い合わせたら、満室。

でも、飛び込みで、行ってみると、2泊目からは空いているようで「ユーキャン ブッキングナウ」とか言うので、

まずは、3泊分は決定です。これはラッキーです。

のこりの1泊も、どうやら、別のゲストハウスで夜になると部屋が空くみたいで、

紹介できるみたいなことを言ったのですが、とりあえず、他のゲストハウスを探してみることに。

 

だが、これがなかなか難しい。

事前に目ぼしいゲストハウスは何件か下調べしてあったのですが、

ガイドブックやウェブを見ながら、重い荷物をチョンキンマンションを上に行ったり下に行ったり、

付近にあるミラドマンションに行ったり来たりと、6か所ぐらい回ったでしょうか。

すべて満室で、結局、最初に行ったドラゴンインで紹介してくれたスターゲストハウスへ。 

結局、この宿探しで、到着日の午後はまるまるつぶれてしまいました。

初日は、やはり予約できるホテルに泊ったほうが…

いや、4泊で合計1190香港ドル、日本円で約11700円で泊れたなら、まあ、良しとしましょう。

4泊分確保して、ようやく安堵です。

さてさて次回は観光編です。