さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

40歳手前のおっさんの台風クラブ

2013年09月16日 10時36分12秒 | 旅行

東京は久しぶりに台風の襲撃を受けましたね。

前夜は飲んで帰ってきたため、室内が蒸し暑く感じられて、窓を全開にして寝ていたのですが、

深夜には窓を揺らすほど、風が強くなってきたため、

目が覚めて、窓を慌てて締めて再び眠りに。

でもこんな強い雨と風では、眠れなかった人も多いかもしれませんね。

 

今年は、石垣島でも、台風の襲撃を経験しました。

ちょうど、海の日の祝日の連休を利用して、6日間行ってきたのですが、

台風7号ソーリックの襲撃にあったのは、3日目~4日目。

ちょうど出かける2~3日前に台風が発生し、進路予報を見たら、ちょうど先島諸島を直撃。

ちょっと嫌だなあと思いつつ、沖縄で台風を経験することもなかなかないかなと思って、

すこしワクワクしていました。

 

本州に近づくころの台風の勢力と言えば、960~990Hpaといったあたりが相場ですが、

この時は、勢力が920Hpaということで、その強さにビビり、

2日間はどこにも出かけられないんじゃないかと思って、午前中に地元にあるサンエーに買いだしに行ったら、

カップラーメンは完売、お惣菜なども最初から作ってないのか、棚がガラガラ。

午後には、このスーパーも、同じ敷地内にあるマクドナルドも、レストランも店を閉じてしまいました。

街中の店舗は、飛散物から建物を守るために、店頭のガラスの前にネットを貼ったり、

ビニル製の庇をくるくると丸めていたりと、台風の準備に大忙しなわけです。

 

夕方から夜にかけて、台風が沖縄から、宮古島、石垣島へと近づいてくると、

風雨は一層強くなり、風を切る音もすごく、怪獣が町を襲うような雰囲気。

どこにも出かけられない宿泊客を案じてくれたのか、

民宿のおかみさんが、サーターアンダギーを持って来てくれたのが、とても嬉しかったです。

 

民宿にあるエアコンの室外機が回らず、効きが悪く室内が蒸し暑くなり、

サッシ窓とサッシの桟のわずかな部分から、外側から雨がピュッピュと吹き込んで、水がたまってしまうほど。

外は、木の枝や、ゴミなどが転がり、アスファルトにたたきつける音が激しく、

もしも飛んできて身体に当たることを考えると、歩くことは危険なのはもちろんです。

 

そして、極めつけは停電。

最近、停電を経験することがなく、もしかしたら10年前にホーチミンに旅行に行った時以来かも。

台風情報が得られない不安ももちろん、

夏にエアコンが最終的にまったく効かなくなるのは、なかなか大変なことです。

台風の風雨のピークはちょうどこのころだったでしょうか。

当初は920Hpaだった台風も、近づくに従って、940Hpaくらいまで勢力が落ちてきて、一安心。

幸いなことに、自分たちの民宿のあった地区は、停電と復旧を繰り返し1時間ぐらいしたら、

安定して、電気が通じるようになりました。

 

翌日も、台風は与那国島方面にあり、まだ空は雲が残り、吹き返しの風が強く吹いていました。

それでも、街中では、片づけが始まっていました。

印象的だったのは、海水の混じった雨が吹きつけたため、

街の街路樹や花が茶色く変色している様子や、停電したままの交差点の信号を速度を落として進む自動車や、

あちこちに散乱した木の枝を片付けたり、シャッターなどを水で洗い流す住民の様子。

一斉に水を使わないようにと、防災無線のスピーカーから流れていました。

プラスチック製の看板は割れ、どこから飛んできたのかわからないトタン製の看板が歩道に残っていました。

 

その日の夜、地元のゲイバーに行って地元の人や観光客に聞くと、

ちょっと怖かったけど、普通の台風並みであったことや、通過する時間も12時間くらいと、

行ったり来たり停滞するような台風でなかったことに安心したようで、

昔、あんな被害があったとか、過去の台風話に花が咲いていました。

ホテルによっては、停電が続き、非常電源で、レストランなど一部のみしかつかなかったりしたとか。

もちろん、離島を結ぶ高速船も止まったままで、観光の予定が狂ったりして、

僕らも含め、観光客にとっては、新鮮な経験だったことに間違えなかったでしょう。

 

あの台風を経験したら、本州ので経験する台風なんて、大したこと…ないと思っていましたが、

今回の台風18号マンニィは、風も雨も強く、熊谷や串本で突風の被害があったり、

京都では桂川が氾濫したり被害も多いですね。

一日でも早く、平穏な日常生活が取り戻せますように。


思い出せば、じっとせずには、いられない旅。

2012年07月22日 12時12分36秒 | 旅行

随分と、ブログの更新が空いてしまいました。

歳をとって、考えることが増えて、

こんな私生活で、どーしたとかこーしたとか、どー思う、こう思うとか、

大した内容でもないのに、書いたことをネットにアップして、

誰が興味持ってくれるのかなと思う気持ちもちょっとずつ大きくなっていて、

それでも書きたいと思う事が少なくなってしまっていました。

 

とはいえ、それでも、いろいろと楽しいこともあって、

先月末と、今月中旬に、八重山に二連続で行ってきました。

 

先月末は、一番親しい友達と、石垣島で開かれた、うたの日コンサートに行ってきました。

BEGINが、歌が歌える平和な現代に感謝して、歌をお祝いしようと、

沖縄戦の終わった慰霊の日の次の土曜日を「うたの日」として、10年以上前から毎年イベントを開催してます。

今では各地で「うたの日」をお祝いするイベントが始まっていて、

BEGINがホストのイベントも、今年は、昨年同様、地元石垣島での開催でした。

一昨年に沖縄で開催されたイベントに参加して、とても感銘して、

機会があればいつかまたと思っていたら、縁あって、今年は友達が行く気満々で、

石垣島開催が決まって数日後には、ネットで飛行機とホテルを手配してくれました。

 

BEGINをはじめ、夏川りみ、きいやま商店など地元出身のアーティストや、

避難所生活で自衛隊員から三線を教えてもらったという南三陸町からやって子供たちの演奏や、

大阪での生放送を終えてやってきた山口智充(ぐっさん)や台湾からもバンドも参加。

人の気持ちを動かすのに充分すぎる歌声とパフォーマンスに、口笛ぴゅーぴゅー吹いてカチャーシー踊って盛り上がる会場。

とても楽しく、素晴らしい時間を共有できました。

また、先週は、一人旅で、竹富島と西表島に遊びに行ってきました。

本当は、波照間島へ行きたかったのですが、梅雨前線の影響か南風が強く波が高く、

八重山の島からは少し南に離れた波照間島に行く船は、ずっと欠航。

結果、急遽、竹富島の民宿に電話して、1泊のつもりが結局3泊になりました。

毎日、海に入って、のんびりぼーっとして、飯食って、

赤瓦の集落ぶらぶらして、また海に行ってぼーっとしてと、

夜のゆんたくも楽しい3泊でした。

 

西表島は、最初から予定していた、船浮という集落の民宿に2泊。

島の北側にある上原港からバスに揺られて30分、さらに一日5便の船に乗って10分。

道路が繋がっていないので、「陸の孤島」と言われてます。

小さい港に集落には、人口は50人ほどしかいないとか。

目の前が港で、気持ちよい風が吹く民宿の前で、のんびり海を眺め、

イダの浜からシュノーケルで少し沖に出て、プカプカ浮かんでいると、

八重山で一番と言えるかもしれない美しいサンゴの森に魚がたくさん住んでいました。

季節がギリギリでしたが、西表島と言えば、今の季節はサガリバナ。

夜咲いたサガリバナが、早朝、川面に落ちる様子をボートで見に行かせてもらいました。

誰もいないんじゃないかと思っていたら、夜のゆんたくも、2泊とも個性的なメンバーが集まり、

楽しい船浮の夜となりました。

 

そんなこんなで、7月下旬。

日常生活にまた戻ってきました。

暑かったり涼しかったり、仕事がたまっていたりして大変ですが、

楽しかった思い出を思い出しながら、また頑張って生きていきましょうか。


はじめてのおつかい in HongKong その5

2012年02月20日 00時48分33秒 | 旅行

んなわけで、1月25日から29日まで、香港に行ってきました。

今回は、最終回。香港での食事について、書いてみたいと思います。

画像多め、ウェブ重めです。

-----------------------------------------

急に決まった香港旅行。

特にお目当てがなかったので、ガイドブックを買う際には、

食い物の写真が旨そうに写っているものを選んでみました。

香港で期待していたのは、一番に飲茶でしょうか。

ガイドブックを見ると、オーダーシート式のところと、ワゴン式のところがあり、

古くからのスタイルの店は、ワゴンごとに、点心をのせて、フロアを回っていて、

欲しいものがあれば、その場でもらい、テーブル上の伝票にチェックしていくとか。

これならば、ほとんど会話できなくても、指さしだけで、安心。

ということで、滞在中、3回も飲茶の店に入ってしまいました。

↑画像は、モンコックにある倫敦大酒樓(ロンドンレストラン)。

朝から多くのお客さんで賑わう、人気の飲茶店のようです。

頼みやすく、気に入ったので、2回行ってしまいました。

一人で行くと、4つや5つ頼めば、もうお腹いっぱい。それで80HK$から90HK$くらい。

多くの人数で行けば、もっといろんな種類の点心を楽しめるはずです。

http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=7509(中国語のページです)

↑こちらは、上環にある蓮香居という店。お腹が空いていたのと、あまりワゴンが回って来なかったののもあって、

まんじゅうなどを食べた後、飯ものをオーダーしてしまいました。これ食べたら、一皿で、お腹いっぱい。

http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=31507

飲茶には、自分の湯のみを洗うしきたりがあるようで、お歳を召した方は、スマートにこなすけど、

衛生面で問題が少なくなった今では、そうしたしきたりも少なくなっているようです。

こちらの店では、観光客の僕に、店員さんがサクサクっと洗ってくれました。

 

さて、次にガイドブックで目に留まったのは、麺の専門店。

日本で言えば、ラーメン屋になるわけですが、

どこの店に行っても、麺の器自体はとても小さく、

少しお腹がすいたり、おやつ代わりにちょこっと食べるくらいのポジションでしょうか。

海老入りわんたん麺は、「鮮蝦雲呑麺」。とりあえず、メニューに、この字が書いてあれば、これを迷わず頼みました。

↑九龍や香港島に数店舗ある、池記という店のわんたん麺。青菜には、オイスターソース付きです。

画像はコーズウェイベイ店で、夜11時近くでも、多くのお客さんで賑わってました。

http://www.hongkongnavi.com/food/429/

 

↑モンコックにある、小さな店でしたが、飛び込みで入ったので、店の名前忘れてしまいました。

家族経営的な感じの店でした。

↑漢字に変換できないのですが、読み方は、「マッガンワンタンミンサイガー」。

中環にあるお店ですが、たぶん、この店、ビクトリアピークのモールの中にもあったような気がします。

一つじゃ足りなくて、どれにしようか迷っていたら、牛排雲呑麺を勧めてもらいました。

もう、見ての通り、美味しかったです。

http://www.hongkongnavi.com/food/46/(中国語のページです)

 

日本で言うなら、昔ながらの喫茶店にあたる、茶餐廳(チャーチャンテン)。

飲み物だけでなく、麺ものや飯もの、パンなども出してくれる、軽食店でしょうか。

こちらも、ガイドブックに載っていたおいしそうな店を頼りに行ってみました。

↑チムサーチョイにある、澳門茶餐廳(マカオレストラン)。

マカオ風のメニューが特徴だとかで、これは、マフィンっぽいちょっとカリッとした生地のパンを、

トーストし、バターをぬって、豚肉で挟んだもの。

パンが特徴的で、このパンに練乳をかけたものも、人気のようです。

http://www.hongkongnavi.com/food/435/

↑油麻地(ヤウマティ)にある美都餐室。簡単に言ってしまえば、ドリアなんですけど、

卵チャーハンの上に、ポークスペアリブをのせて、トマト&クリームのようなソースをかけて焼いてあります。

20分くらいかかると言われましたが、感覚としては少し早かったように思えます。

http://www.hongkongnavi.com/food/227/

そんなわけで、最後の最後、デザート編です。

香港と言えば、エッグタルト。こちらも、あちこちで食べまくってきました。

↑中環にある、泰昌餅家のエッグタルト。まわりのパイの部分が塩味が特徴。出来たてをハフハフしながら食べます。

行列が絶えない人気店のようです。

http://www.openrice.com/restaurant/sr2.htm?shopid=5522(中国語です)

↑先にご紹介した、マカオレストランのエッグタルト。焼き色が付いているのが、マカオ風だとか。

↑ひとつ前のブログ記事に書いた、タイオウに行った時にたべた、豆腐花。きな粉とあまいシロップをかけて食べます。

店の名前は忘れちゃいました。ごめんなさい。

↑こちらは、モンコックにあった、おいしそうなシュークリームの店。ドーナツなんかもあったような。

マンゴーシュークリームを食べながら、ナイトマーケットをぶらぶらと。

チムサーチョイの「アイスクエア」の中にある滿記甜品というデザート専門店。

マンゴーパンケーキというメニューが有名ですが、パンケーキと言うか、

茶巾寿司のように美しく包まれたマンゴークレープです。

やはり、南国だからでしょうか、マンゴーを使ったデザートが多いように感じました。

http://www.honeymoon-dessert.com/en_us/

 

最後の最後に、もうひとつ。

チョンキンハウスの中で、自分の泊っていた「ドラゴンイン」というゲストハウスの前に、

「タージマハールクラブ」という、インド料理店があったのですが、

とても一見の客が入って行きにくいような場所なのに、家族連れの欧米系のお客さんが来店していたり、

気になっていたら、ツイッターで、同じゲストハウスに泊まったことがあったフォロワーさんが、

おいしいと勧めてくれ、香港旅行、最後の日の夜に入ってみました。

店の外に貼ってあった日本語の記事に書いてあったお薦めで、

カッテージチーズとほうれん草のカレーを頼んだら、

倒れそうなくらいの旨さ。これにはビックリしました。

http://www.chungking-mansions.com/RB3-4.htm

そんなわけで、5回にわたって、「はじめてのおつかい in HongKong」に

お付き合いいただき、ありがとうございました。

とにかく、ご飯がおいしくて、のんびり、散歩するには、とても楽しいところでした。

台北同様、またいつかふらっと行ってみたいと思う、そんな街でした。


はじめてのおつかい in HongKong その4

2012年02月14日 00時57分07秒 | 旅行

んなわけで、1月25日から29日まで、香港に行ってきました。

今回は、郊外にお出かけ編。タイオウという町の風景について、書いてみたいと思います。

画像多め、ウェブ重めです。

-----------------------------------------

香港では、地震がほとんどないとかで、

高層ビルはもちろんですが、ありえないような斜面に、

ありえない高さのマンションが、建設されていますよね。

そんな香港滞在4日目のこと。

突然、自分のiPhoneからテレビで緊急地震速報が流れる時の、おなじみのあの音が鳴り出すじゃないですか。

 

アプリ「山梨県東部・富士五湖 最大震度5弱」

くまぞー「!!」

iPhoneにインストールした緊急地震速報を受信するアプリがWi-Fi経由で、起動したようです。

ツイッターを見れば、タイムラインは「揺れた!」の文字が次々と。

香港で起きた地震を知らせたわけじゃないっていう事は、すぐに理解できましたが、

3Gの電波経由で配信されるものだとばかり思っていたので、時差のないリアルタイムな速報にビックリしました。

インターネットやモバイル環境の進化で、海外にいても、ニュース記事や日本の当日朝流れた動画ニュースが、

その日のうちに普通に見れる時代。

JALのエコノミークラスが、機内の新聞のサービスを辞めたのも解る気がします。

 

さて、九龍と香港島を中心に3日目まで観光していましたが、

一日は、郊外へ出かけてみたいと思い、

ちょうど天気のよさそうな日を狙って、離島に行ってみることにしました。

ガイドブックなどを見て、今日は坪洲島(ベンザウトウ?)へ行こう!と決めて、

スターフェリーに乗って、中環にあるフェリー埠頭へ。

いくつもある乗り場からは、あちこちへ船が出ているのですが、坪洲島へ行く船は、少し時間が空くみたい。

ならば、先に一度ランタオ島に渡ってから、梅窩(ムイウオ)という町から坪洲島へ行こうと思いついて、

30分ほど早く出る、梅窩行きのフェリーに乗るのでした。

 

さて、ゆっくりと船が進むこと約45分でしょうか。

船が梅窩に着くと、バスが並んでいます。

みんなぞろぞろと、バス停へ行くのですが、船を乗り換えようとしている人は、ほとんどいない模様。

しかも、中環のフェリー乗り場にあったはずの、梅窩から坪洲島への船の案内がここではイマイチよくわかりません。

くまぞー「んー、どうしよ。まあ、いいか。バスのっちゃえ」

いくつかバスが並んでいるうち、地球の歩き方や、こちらのサイトに載っていて

行き先を最後まで迷った、もうひとつの街の方面のバスに乗りこみました。

こんなほぼ行き当たりばったりの旅行が海外で出来るのも、安全なところじゃなければできません。

 

向かった先は、大澳(タイオウ)という町。ランタオ島は、空港がある島で、

MTRの駅がある東涌などが大きく、発展していますが、

この町は、ランタオ島の中でも、古くから開けた町だったとか。

バスを降りると、すぐに目に飛び込んでくるのは、ドルフィンウォッチングらしき観光船の案内。

求めてるのはドルフィンウォッチングじゃないんだよな…というミスマッチ感もあって、

まずは、歩いてみようと、街の中心街へ向かっていきます。

人が通れる狭いつり橋を通り、観光客相手の乾物屋や、食べ物屋が並んでおり、

こじんまりしつつも、活気に溢れています。

そんな場所を通り過ぎると、こんな風景が広がっています。

漁村ということで、古くは、漁業と生活が一緒だったのでしょう。

住居が水上にせり出して、直接船をつけることができる住宅が、たくさん並んでいます。

香港の原風景と表現しているガイドブックもあって、昔はもっと戸数が多かったようです。

カメラを向ける街並みは、本当に生活の場と隣り合わせで、

申し訳なかったりしますが、

九龍の賑やかな街並みとは正反対の街並みを眺めていると、時間がゆっくり流れているようです。

街のはずれまで歩いてくると、こんなお寺。

目の前は、海水と淡水が交わる汽水域なのでしょう。マングローブが生えていて、

すごく寒い日もあるけど、やはり亜熱帯なんだなと実感です。

さらに少し歩くと、舗装した道がなくなり、ちょっとした高台に登れます。

重い体と一緒に、なんとか頑張って、見晴らしの良い場所へ。

せっかく上ったのですが、太陽は出ているもの、やはり霧がかかっています。

このくらいの高さでもヒーヒー言うのでは、礼文島(北海道の離島。トレッキングで有名。)へは、

またまた遠くなってしまったなと、ちょっと複雑な気持ちでした。

 

 

 到着したのは午後1時前でしたが、ぐるっとまわったら、もう午後4時前でした。

もうちょっとぐるっと回りたかったのですが、すこし歩き疲れてしまいました。

ゲストハウスのある九龍エリアからなんだかんだと2時間弱かかったことも考えると、

観光船に乗るのもちょっと諦めて、バス乗り場へ。

帰りは、MRTの始発駅がある、東涌まで、やはりこちらも40分くらいかけて行き、MRTでチムサーチョイまで戻ってきました。

ゲストハウスに戻れたのは、午後6時前。

一日ぶらっとゆるっと遊びに行くのには、とても楽しい町でした。

そんなわけで、はじめてのおつかい in HongKongは、次回で最後。食い物編です。


はじめてのおつかい in HongKong その3

2012年02月09日 00時50分44秒 | 旅行

んなわけで、1月25日から29日まで、香港に行ってきました。

今回は、主に夜の街歩きについて、書いてみたいと思います。

画像多め、ウェブ重めです。

-------------------------------------------------

チムサーチョイのチョンキンマンション前。人が入れるだけの隙間を除いて、夜になるとシャッターが閉ります。

ゲストハウスがある、この前では、観光客相手に、商売をするインド系と思われる商売人が朝から晩まで立ってます。

俺が日本人だとわかると、「サイフヤスイヨ」「トケイミルダケ」と声を掛け、

自分は、「オルレディイナフ」と伝わっているのかどうかわからない拙い英語で話すと、

「インドオンナ」と、つぎつぎと売るものを変えます。

ゲストハウスに出入りするたびに声を掛けられては断るので、最後は挨拶してくれるようになりました。

 

そんな香港旅行の1日目の夜。

宿探しで疲れ果てたのもつかの間、このままではもったいないと思って、

モンコックにある、ナイトマーケットにやってきました。

なんで日本にはその文化がないんだろう?と思うくらい、

アジアの都市では、必ず見かけるナイトマーケット。

日本は、時期によって夜が寒かったりするからでしょうか。

露店が立ち並ぶ通りとは別に、歩行者天国になっている道路では、

大道芸人が、鉄筋を首に巻くパフォーマンス。最後には、どうなったのかな。

露店がならぶ場所は、女人街(ノイヤンガイ)と呼ばれ、

観光客相手の土産物が多いようにも見えますが、女性向けのアクセサリやバッグや服、

不思議に目立ったのは、iPhoneカバーの売る露店とかでしょうか。

通りには、もちろん両側に商店があり、その前を塞ぐように大きな仮設のテントを張って、

商品をうずたかく陳列しています。

都合、両サイドの歩道が狭く、歩行者天国になっているメインの車道からは、両側の商店は伺いづらいほどです。

 

さて、モンコックより少し南にあるヤウマーテイのあたりは、また雰囲気が違うナイトマーケットがあり、

男人街(ナムヤンガイ)と言うとか。

アダルトグッズや、シェーバーなどの機械ものなど、傾向的には、男性向けの商品が多いけれど、

占いの露店ばかりが集まるエリアや、カラオケの屋台(?)が集まるエリアも。

近所迷惑にはならないのかな。女性と一緒に歌っていたように記憶してますが、露店スナックみたいなとこ?どうなんだろう。

また、エリアによっては、冬は、ボウジャイファンと呼ばれる香港の炊き込みご飯など、食堂の露店のエリアあります。

凄く賑わっていて、自分は、お目当てのお店があってスルーしてしまったのですが、

翌日訪れたお目当ての店は、ちょうど正月休みで、結局ここで食べておけばよかったと、後から、ちょっと後悔です。

さて、香港島と九龍の両岸のビルが、夜8時になると、音楽に合わせてレーザービームを放ち、

イルミネーションが点滅するショー「シンフォニー・オブ・ライツ」が開催されます。

13分ほどの短いショーですが、香港の夜の観光名物ですね。

滞在中、香港の天気がイマイチで、薄雲が垂れ、空が低く、夜景も、少し残念。

でもですね、ちょうどこの時間に合わせて、ビクトリアハーバーに遊覧船が行き交う中、

世界各地からやってきた多くの観光客が楽しみにしている中で、一緒にショーを見るのは、

世界の交差点の真ん中にいるような錯覚です。

夜景と言えば、道路にせり出した看板も、夜になると、光りだします。

前回のブログで書いた、オープントップのバスによる観光路線バスが、夜も走っていて、

繁華街のネオンサインやビルのイルミネーションをバスの2階から楽しめます。

観光業者によるツアーもありますが、こちらは、あくまで路線バス。途中で乗り降りもできますが、

中環(セントラル)にある、スターフェリーの乗船場のバスターミナルから、コーズウェイベイあたりまで、

約45分、17HK$くらいで、ぐるっと往復してくれます。

30分ごとに出発で、少し早く乗って待っていると、バスの運転手さんが、僕の写真を撮ってくれました。

この日の最低気温はたしか一桁台。すごく寒くて、風邪引きそうでしたが、

そんな心配も吹っ飛ぶくらい、解放感に溢れ、スリリングです。

バスに揺られ、高層ビルや、繁華街、ネオンサインの洪水の渦の中に、

ぐるっと引きこまれそうになって脱出するような雰囲気。

寒いからか、お客さんも少なく、ゆったりと楽しんできました。

そんなわけで、次回は、ちょっと郊外へお出かけ、ランタオ島のタイオウという漁業の町の風景を、

紹介したいと思います。


はじめてのおつかい in HongKong その2

2012年02月05日 23時20分34秒 | 旅行

んなわけで、1月25日から29日まで、香港に行ってきました。

今回は、香港島の風景を主に昼間の街歩きについて、書いてみたいと思います。

画像多め、ウェブ重めです。

---------------------------------------

朝の九龍公園の風景。

先生と思われる人のあとに、みんなが倣って太極拳(?)をしています。

かと思えば、今度はピンクの扇子を持って、踊る人たちも。

中国来たな…って思うシーンです。

そういえば、公園で座って香港名物(?)のパイナップルパンを食っていたら、

南アジア系の子供連れのお父さんに、津波の事について、

その後どうですか?っていうようなことを聞かれました。

海外の人にも、リアルタイムで伝わったあの風景は、衝撃的だったかもしれません。

今の日本の状況を、英語でちゃんと伝えられてコミュニケーションできれば…少しもどかしさが残る朝です。

 2日目と3日目は、主に、香港島を食べ歩きしながら、散策です。

ゲストハウスがある九龍からは、地下鉄やフェリーで、香港島へ。

楽しいのは船のほうで、ほんの短い間でも、船旅を楽しめます。

2日目昼過ぎ、香港島に渡って、

香港島の東西を、トラムに乗って、探検ツアーに出発です。

地下鉄の東の終点、シャウケイワンを目指します。

駅を降りて、駅前の露店で賑わっている通りを過ぎると、トラムの始発駅が見えてきました。

 

 

街中で、ピアニカを吹くおじさん。

途中とちゅうで、「ぴー」と音をはずします。

お世辞にもうまいといえず、おじさんは反応がイマイチだからなのか諦めて、煙草を吸い始めてしまいました。

そんな風景を見ながら、路面電車は出発です。

北角(ノースポイント)で、途中下車。上環方面からやってきた、北角どまりの路面電車は、メインの路線から枝分かれ、

こうしたお肉屋さんや露店の八百屋の目の前を通って、再びメインのキングスロードへ。

歩行者が行きかう狭い道路の上に引かれた軌道の上を、路面電車が通って行きます。

東南アジアでは、この画像のようなスタイルで肉を売っている風景がよくあるけど、

アジアの中でも結構、衛生面で進んでいるはず(?)の香港でも温度管理しなくていいのか、すごく不思議です。

焼いて食っちゃうからいいのかな。

北角のつぎは、トンローワン(コーズウェイベイ)で途中下車。

香港島では一番の繁華街。ちょうど正午には、船を迎えるための風習が残って、今でも、

19世紀から続く民間の商社によって、空砲が鳴り響くとか。

画像は、ちょうどそごうのあるヘネシーロードの裏側、看板の洪水が、香港らしくてたまらないです。

 

再びトラムに乗って、中環(セントラル)へ。

旅行中、3日間雨こそ降りませんでしたが、天気がずっとイマイチ。

晴れた日を狙っていたのですが、待ち切れず、3日目には、中環から、香港島の山頂、ビクトリアピークを目指しました。

正確には山頂ではなく、ピークトラムの終点の展望施設。春節のお祭りで、獅子舞と鳴り物の行列で賑やかでしたが、

写真も撮る気になれないほど、周辺は真っ白。雲の中です。

晴れていれば、風景を一望でき、夜景も奇麗な名所らしいのですが…。

それでも、登りのバスでは、ありえないところに立つ高いマンションを仰ぎ見たり、

少し怖いくらいの斜面を降りるピークトラムのスリルと、オープントップのバスの迫力です。

 

中環(セントラル)と上環の間になるのかな、少しヒルサイドエレベーターを乗ると、ソーホーと呼ばれるエリア。

斜面に狭い道や少し斜度のある階段の両脇に、

洗練された雰囲気のカフェなんかがあって、青山?六本木?表参道?まあ、そんな雰囲気です。

 

中環が、ビジネス街の中心ならば、上環のあたりは、少し古いビルや商店が多いみたい。

春節の時期、このあたりは、1週間たっぷり休みをとるところが多いらしく、町の様子は、休日モード。

行きたかった飯屋も、この日は、食べれず、残念でした。

 

路面電車は、この先、香港島西側にある、ケネディタウンまで続きますが、気ままに歩いたりも戻ったりしているので、

疲れもピークに達したりして、結局、終点まで行かずじまい。うーん、せっかくだから、行っておきたかったな。

何もなかったかもしれないし、何かあったかもしれない。だからこそ、なんにも知らないところを当てもなく歩く。

そんなドキドキは、自分が旅をする目的の大きな一つだったりします。

さつ、次回も、夜景など、夜の街歩きについて、書いてみたいと思います。


はじめてのおつかい in HongKong その1

2012年02月01日 08時16分39秒 | 旅行

んなわけで、1月25日から29日まで、香港へ行ってきました。

簡単に3回か4回くらいに分けて、旅行の話を、書いてみたいと思います。

今回は、旅行が決まるまで~飛行機&ホテル編です。

-------------------------------

今年の冬は、すでにボーナスの使い道が決まっていたので、

どこも行くつもりがなかったのですが、

まとまった休みがあるとどこか行きたくなってしまいます。

放浪癖がむくむくと大きくなり、

やはり、旅行に出かけちゃおうかなと思ったのは、10日ほど前。

じゃ、場所はどうする?と考えた時に、JALの貯まっているマイルで、

一番遠くまで行けるのが、香港でした。しかもJALカード会員特典で、15800マイルと、超お買い得。

他にもいろいろ検討したけど、結局、クリックして予約をしたのは、出発のちょうど1週間前でした。

さて、飛行機が取れたら、こんどは、ホテル。

ちょうど中国では春節のお休みにあたり、ホテル予約サイトを見ると、あまり安いホテルが見つかりません。

しかも、1泊ごとの料金を見てみると、春節にあたる23日付近が一番高く、

春節から離れるほど安く、その差は日本円で4000円近く違う日も。

満足できる場所のホテルに泊まれば、4泊で6万円は下りません。

もちろんマンダリンオリエンタルやペニンシュラは、泊ってみたくても、論外な値段です。

少し心配でしたが、なんとかなると言い聞かせて、現地で格安ゲストハウスを探すことにしました。

羽田発午前10時で、香港到着は、午後2時前。格安ゲストハウスが集まる、

チムサーチョイエリアに到着したのは午後3時ぐらいだったでしょうか。

ゲストハウスや商店が集まる商業ビル、チョンキンマンションを目指します。

 

チョンキンマンションは、例えるなら、中野ブロードウェイのような雑居ビル。

5つにわかれた建物のうち、低層部分は、モールで一体化してるのですが、

そのモール部分も、直接行き来できない構造の2層に分かれ、迷路のような、そんな建物です。

 

お目当てのゲストハウスの一つだった、ドラゴンインは、事前にメールで問い合わせたら、満室。

でも、飛び込みで、行ってみると、2泊目からは空いているようで「ユーキャン ブッキングナウ」とか言うので、

まずは、3泊分は決定です。これはラッキーです。

のこりの1泊も、どうやら、別のゲストハウスで夜になると部屋が空くみたいで、

紹介できるみたいなことを言ったのですが、とりあえず、他のゲストハウスを探してみることに。

 

だが、これがなかなか難しい。

事前に目ぼしいゲストハウスは何件か下調べしてあったのですが、

ガイドブックやウェブを見ながら、重い荷物をチョンキンマンションを上に行ったり下に行ったり、

付近にあるミラドマンションに行ったり来たりと、6か所ぐらい回ったでしょうか。

すべて満室で、結局、最初に行ったドラゴンインで紹介してくれたスターゲストハウスへ。 

結局、この宿探しで、到着日の午後はまるまるつぶれてしまいました。

初日は、やはり予約できるホテルに泊ったほうが…

いや、4泊で合計1190香港ドル、日本円で約11700円で泊れたなら、まあ、良しとしましょう。

4泊分確保して、ようやく安堵です。

さてさて次回は観光編です。


どうしても行きたいと言うなら、理由ぐらい言ってから行け。

2012年01月25日 00時16分04秒 | 旅行

あのですね、年金制度が危ないとか、危なくないとか言われて、久しいですよね。

自分は就職してからこれまで、転職したことなく、ずっと同じ会社に勤めているし、

同性愛者なんで、もちろん、配偶者なんかのわずらわしい手続きもあるわけでなく、

「消えた年金」とか、世の中で騒がれていても、「自分は大丈夫だけど、世の中大変だよね」

ぐらいの認識で、あまりピンと来ていませんでした。

 

が、しかし!

あるとき、気がついてしまったのです。

「あれ、年金定期便って、もう届かないとだめじゃないの?」

そう、優先的に年金加入の記録を確かめるためのお知らせが、

最初は、たしか、特定の年齢以上の人にだけに、郵送されていましたが、

段階的に、対象を広げ、すでに全加入者を対象にお知らせが届くようになっていたはずです。

 

原因は、引っ越しをするときに、会社へ、国民年金の現住所の変更届を出していなかったのが原因でしたが、

昨年の秋、住所変更届を出してから初めての誕生日を今月迎えて、その年金定期便が、先日郵送されてきました。

「おっ、こんなにもらえちゃうの?どーしよ!」

そこには、将来もらえるであろう、年金額が書いてあったのですが、

喜びは束の間、月額だと思って見た金額は、年額だと気づくには、5秒かかりませんでした。

 

やはり、ゲイの老後って、どうなんだろう。

ちゃんと計画しておかないと、本当は駄目なんだよね。

でも、親だって面倒見てあげられるかわからないのに。

仕事だって、いつどうなるかわからないじゃないか。

お金を貯めたり増やしたりすることも、絶対に大切。

頭では分かっている。だけど、なんだか、それじゃ、つまらない。

「お金を貯めとけばよかった」と後で後悔して思うかもしれないけれど、

そう思っても、「あの時、使っておいてよかった」と思えるように、生きよう。

ちょっと言い訳に聞こえるかもしれないけれど。

 

んなわけで、明日から日曜日まで冬休み。

5日間、じっとしてられず、今貯まっているマイルで一番遠くに行けるところに行ってきます。

貧乏旅行だけど、女子力アップめざしてきます。

WiFiつなげて、ツイッターでつぶやいているので、お暇な方は、お付き合いください。ではでは。


がちまや、沖縄を往く。その10

2011年08月26日 00時11分26秒 | 旅行

そんなわけで、沖縄旅行の話を書いてきましたが、今回で最後の最後です。

沖縄の方言で、食いしん坊という意味の、「がちまや」の名に負けないように、

今回、10日間で食べたもの、ほぼ全て、一挙公開の後編です。

画像がMaxで重いので、携帯で見ている方は、ごめんなさい。では、後半戦です。

----------------------

4日目昼おやつ:竹富町字竹富417「パーラーぱいぬ島」で、黒みつクリームぜんざい?だったかな。

黒みつもソフトクリームも、ぜんざいもパーフェクトでした!マンゴーフラッペも名物のようです。

http://r.tabelog.com/okinawa/A4705/A470502/47001410/

4日目夜飯:石垣市大川245「A&W」でスーパーモッツァバーガーとカーリーフライとルートビア。

言わずと知れた沖縄のソウルフードを、石垣島で。730交差点近く。A&W最南端です。

http://www.awok.co.jp/

5日目昼飯:石垣市桴海644-41「Cafe&レストラン imagine」で、バジルとトマトのスパゲティ。

米原海岸近くの、アメリカンテイストあふれるレストラン。本格的な味です。

http://r.tabelog.com/okinawa/A4705/A470501/47006772/

 5日目昼おやつ:石垣市川平963-1「カビラカフェ」でマンゴースムージー。

ソフトクリームがめちゃくちゃおいしかった。これは特筆すべきうまさ!!川平湾の入り口付近です。

http://r.tabelog.com/okinawa/A4705/A470501/47009165/

6日目朝飯:石垣市美崎町1離島ターミナル内売店のお弁当&フライドチキン&ゲンキクール。

地元の業者さんのお弁当は、安くて、もりだくさん!八重山ゲンキ乳業のクールは、1パイント=1/8ガロンです。

http://www.ritou.com/spot/view-ishigaki-is39.html

6日目昼おやつ:国頭郡本部町字渡久地11-2「新垣ぜんざい屋」でぜんざい。

シンプルなぜんざいです。観光客にも人気のぜんざい。美ら海水族館の行き帰りに、「きしもと食堂」と一緒にどうぞ。

http://r.tabelog.com/okinawa/A4702/A470202/47000155/

8日目昼飯;国頭郡本部町字渡久地167-4「高山食堂」でふー炒め定食。

「内地の人は、(料理の)量が多い多いって言っても、きれいに食べてくれるからうれしい」と、ご主人の言葉が印象的でした。

http://www.plat-okinawa.jp/gourmet/shop/detail_other.jsp?id=18276&tab=1

8日目昼おやつ:国頭郡本部町渡久地5「きしもと食堂」で、そば(大)。

壁には芸能人のサインがいっぱい。テレビの取材も多い、人気店です。表現がアレですが、「どん兵衛」みたいでおいしいです。

http://r.tabelog.com/okinawa/A4702/A470202/47000068/

8日目夜飯:那覇市字鏡水150 那覇空港旅客ターミナルビル2F「ロイヤルスナックコート」あぐー豚カツカレー。

沖縄のブランド豚ですね。あぐー豚というだけで、ちょっとワンランクアップな感じ。

http://www.royal1950.com/search/tenpo_detail.php?id=747

9日目昼飯:我部祖河(がぶそか)食堂西原店でソーキそば&ソーキ丼

ソーキそばを沖縄で初めて出したのは、名護市に本店がある、この店が初めてだとか。友達に連れていてもらいました。

http://gabusokasoba.com/AboutStore/shopinfo_nishihara.html

9日目夜飯:沖縄市美里1266-2「ハイウェイドライブイン」で、スペシャルランチだったかな。

夜でもランチ!夜中でもひっきりなしにお客さんがやってくる、沖縄の大衆食堂の王道を行く店のようです。

http://r.tabelog.com/okinawa/A4703/A470301/47001209/

10日目昼飯:沖縄市中央4-11-5「チャーリー多幸寿」で、ツナ&チキン&ビーフタコスとステーキサンド。

タコライスじゃなく、タコス。米軍相手の商売から始まったお店。チャーリーは、その当時のご主人につけられたニックネームだとか。

http://r.tabelog.com/okinawa/A4703/A470301/47000033/

そんなわけで、「がちまや、沖縄を往く。」に最後までお付き合いいただいた方、ありがとうございました。

 


がちまや、沖縄を往く。その9

2011年08月23日 20時19分39秒 | 旅行

そんなわけで、8回にわたって、沖縄旅行の話を書いてきましたが、

今回と次回で最後です。

沖縄の方言で、食いしん坊という意味の、「がちまや」の名に負けないように、

今回の10日間の沖縄旅行で食べたもの、2回に分けて、一挙公開です。

画像がMaxで重いので、携帯で見ている方は、ごめんなさい。では、前半戦です。

----------------------

1日目昼飯:那覇市泊3-4-15「軽食の店ルビー」で、ルビー定食と、ベーコンエッグサンド?トースト?だったかな。

軽食の店ですが、軽食のレベルじゃありません。慶良間方面の船が発着する港「とまりん」の近くです。ベーコンエッグ最高でした。

http://r.tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47000157/

 

1日目昼おやつ:那覇市泊2-10-9「富士家泊本店」で、ぜんざい。亀せんべい付き。

雰囲気のよいクラッシックな店内で、やさしく炊かれた金時豆と店内の雰囲気に癒されました。

http://www.zenzainofujiya.com/

 

1日目夜飯:那覇市久茂地2-18-18「居酒屋野郎 りょう次」で、りょう次サラダと、まぐろのカルパッチョだったかな。

ブログつながりのIkunoさんに連れて行ってもらいました。何食べも旨い!見栄橋から近いです。

http://www.ryoji-family.co.jp/ryoji.html

 

2日目朝食:那覇市字鏡水150 那覇空港旅客ターミナルビル4F「ロイヤルコーヒーショップ那覇空港店」で、

パンケーキセット。空港といったらロイヤル。ロイヤルといったらパンケーキ。ただ、それだけで選ぶ理由充分です。

http://www.royal1950.com/search/tenpo_detail.php?id=745

 

2日目朝おやつ:石垣市真栄里497「石垣島空港売店」でじゅーしーかまぼことたらし。

じゅーしーかまぼこは、味付けご飯の入ったおにぎり型かまぼこで、「たらし」は垂らして揚げる一口かまぼこのことだとか。

ttp://jaima.net/modules/mxdirectory/singlelink.php?cid=1&lid=234

 

2日目昼飯:与那国町字与那国4022-315 「ユキさんち」で、長命草と冬瓜のカレーだったかな。

ユキさんちは、その日によって、出るカレーが違います。長命草は、八重山で重用されている野草。かわいいワンちゃんもいたなあ。

http://r.tabelog.com/okinawa/A4705/A470504/47001332/

 

 3日目昼飯:与那国町字与那国3083「わかなそば」のそば。

「Dr.コトー診療所」がある、比内集落にある、村のそば屋さん。あっさり味のスープです。

http://r.tabelog.com/okinawa/A4705/A470504/47004361

 

3日目昼おやつ:与那国町与那国4350与那国空港内「旅果報(たびがふう)」で、長命草のざるそば。おにぎり付き。

空港内の食堂は意外な人気スポット。「Dr.コトー診療所」の出演者サイン色紙やポスターも。レストランの名前が好き。

         http://r.tabelog.com/okinawa/A4705/A470504/47001703/

 

4日目朝飯&5日目朝飯:与那国町与那国14「民宿おもろ」の朝ご飯。

楽しい民宿でした。八重山の民宿の朝ご飯は、意外にこんな感じが多いかも。

http://www.churashima.net/shima/special/yado/yaeyama/omoro/index.html

 

4日目昼飯&5日目夜飯:石垣市登野城218「あさひ食堂」で、オムライスと千円定食。

730交差点をまっすぐ北へ。ココストアの斜め向かえ。念願のあさひ食堂で、ガッツリひとり飯です。

http://r.tabelog.com/okinawa/A4705/A470501/47001011/


がちまや、沖縄を往く。その8

2011年08月19日 10時48分37秒 | 旅行

なわけで、7月上旬に、沖縄をぶらぶらしてきました。

ツイッターでつぶやいていたので、どんな感じの旅行をしてきたか、

ブログにいつも、いらっしゃってくれる方には、すでにご存じかとは思いますが、

ちょっとだけ、ブログで紹介させてください。

とはいえ、文章を長く書く気力がないので、写真ばかりで申し訳ないです。

----------------------

記事のタイトルに使っている「がちまや」は、「食いしん坊」という沖縄の方言だとか。

「東京のがちまやー」…ウェブを通して知り合って仲良くなった沖縄の友達に、

今のブログネームとは別に、僕の事をそう名付けてもらって何年経つだろう。

以前から飼い犬との生活の様子をテーマに、ブログを続けていて、

「東京の食いしん坊」と名乗って書き込んでいたところ、そう名付けてもらった。

のんびりした沖縄の空気を、そのまま伝えるブログの文章が大好きで、

沖縄に行くたび、友達が飼っている犬に、会いに行くのを楽しみにしている。

 

「つむぎ」と名付けられた、コーギー。

僕は犬種に詳しくないが、耳がピンと立って、足が短いのが特徴で、

とことこ歩く姿や、表情がかわいらしく、

たぶん、飼い主の友達の性格に似たんだと思うが、おとなしく穏やかな性格で、人懐っこく、

犬を飼ってことのない僕にとっても、かけがえのない命と触れ合っているようで、

初めて会ったときから僕を虜にし、僕の友達と同じくらい、大切な存在となった。

 

近年の夏の異常気象は、犬たちにとっても、過酷だと思うが、

大人よりも地表に近く、地面の照り返しをまともに受け、さらにもともと暑い夏の沖縄でも、

部屋で飼っている犬を日中、外に連れ出すのは、なかなか難しいのだろう。

今回も伊計島や勝連城跡に連れて行ってもらったりお世話になった。

そうして、いろいろと沖縄各地に連れて行ってもらう時も、

また友達の部屋でゆっくり過ごしていても、

つむぎを外に連れ出して一緒に遊ぶことはなかったのだが、

今回お邪魔した日は、少し陽が陰っていたこともあって、

短い時間だったが、念願だったつむぎとのお散歩ができた。

 つむぎは、飼い主の友達に寄り添いながら、

振りむいては、走り、また立ち止り振りむいて。

自由に走るつむぎの様子は、とても楽しそう。

飼い主と犬の様子を見ていると、微笑ましい親子そのもの。

二人がつなぐ絆が、とても羨ましく、暖かく。

でも、僕もにその絆に紡がれているようで、

つむぎが紡ぐ縁に、改めて、僕も幸せな気持ちになれた。

ありがとう…つむぎ。また来てもいいかな。


がちまや、沖縄を往く。その7

2011年08月15日 22時28分15秒 | 旅行

なわけで、7月上旬に、沖縄をぶらぶらしてきました。

ツイッターでつぶやいていたので、どんな感じの旅行をしてきたか、

ブログにいつも、いらっしゃってくれる方には、すでにご存じかとは思いますが、

ちょっとだけ、ブログで紹介させてください。

とはいえ、文章を長く書く気力がないので、写真ばかりで申し訳ないです。

----------------------

沖縄旅行7日目と8日目。

那覇から約1時間半と離れた場所にある名護と本部半島。

本部半島の渡久地を中心に、回ってみたかった理由は、3年前に友人に連れて行ってもらった、

備瀬のフクギ並木や、美ら海水族館のある海洋博公園に、もう一度、行ってみたかったのと、

本部半島付近にある水納島という離島で、のんびり泳いでみたかったからだった。

 

本部半島の先端の備瀬崎には、備瀬という集落があり、

沖縄で庭木として用いられているフクギという木が、古い家屋を守る防風林として、

きれいに整備されている。

この集落を抜けて、先端の備瀬崎まで抜ける道は、歩いていると、強い日差しの日中でも、

どこか別の場所に迷い込んでしまったかのように静かで、吹く風も涼しく、不思議な空気が好きだったりする。

備瀬崎は、人気も少なく、時々、お天気雨が降る中、頭がほぼ空っぽにして、ひとりのんびり海を眺めた。

再び、フクギ並木を歩いて海洋博公園の入口へ。

海洋博公園北側にある、エメラルドビーチは備瀬の集落とは、雰囲気も正反対の、白い砂浜に淡いブルーの海。

シャワーやショップもちゃんと整備されていて、ビーチリゾートという言葉がぴったりな雰囲気。

そして、美ら海水族館。

同じゲストハウスに泊まっている男性が、「魚の種類も見せ方も、素晴らしい」と話していたが、

そういう、僕も、もう一度見に行けるのを、楽しみにしていた。

メインのジンベイザメの水槽はもちろん、浅瀬の海から、サンゴ礁の海、そして黒潮の海、深海の海と、

観光客が、簡単には、お目にかかれない沖縄周辺の豊かな海をみごとに再現した展示。

そして、ウミガメやマナティ、イルカなどそれぞれの生物をフューチャーした付属施設に、

オキゴンドウなどイルカの高い運動能力をショーで学べるオキちゃん劇場。

最後、再オープンしたばかりの海洋文化館のプラネタリウムで、

海の生活と深く結びついた沖縄の昔話と星座をストーリーに仕立てたフィルムを見た。

料金は、なんと170円。ちょっとお買い得です。

気がつけば午後5時半過ぎ。帰りのバスの時刻を気にせず、遊んでしまったのだが、

それほど待たずに、渡久地回りのバスがやってきてくれて、ゲストハウスに戻ることができた。

本部半島付近にある島の中では、一番小さい水納島へは、最初、宿泊しようと思っていたのだが、

前の記事や、ここにも書いたように、今帰仁城跡や備瀬など、あちこち周りたいことを考えて、

結局、午後1時の船で帰り、半日だけの滞在となった。

人口50人足らずのクロワッサン型の小さな島。

島自体は明治時代に、近くの瀬底島から移住していた住民によって

集落が出来た、歴史の浅い島だとか。

日帰りの海水浴客も多く、シュノーケルサービスや貸しパラソルなど、観光客向けのサービスも充実している。

ただ、大きい荷物を背負って一人で船に乗って移動してきた自分は、着替えや支度に何かと時間がかかり、

結局賞味2時間泳げたかどうかで、

もしかしたら、きれいなサンゴ礁があったかもしれない、ビーチから離れた島の反対側に行くことができず、無念。

時々、風が吹きぬけ、スコールに降られながらも、ビーチ近くの海の中で、くまのみ団地を見つけることが出来た。

午後、水納島を出て、今帰仁経由のバスで遠回りして名護へ。

せっかくの遠回りだったが、いつの間にか眠ってしまい、その間に膝に乗せていたハンチング帽を、

バスの中に落としたまま、名護市役所前で、バスを降りてしまった。 

僕の頭を守って、汗をたっぷり吸ってくれた帽子君。

充分、役割を果たして僕のもとから離れて行ってしまったのかなという思いと、

追っかけて取り戻してあげなかった呵責の気持ちが、シーソーのように揺れたのでした。


がちまや、沖縄を往く。その6

2011年08月09日 23時38分47秒 | 旅行

なわけで、7月上旬に、沖縄をぶらぶらしてきました。

ツイッターでつぶやいていたので、どんな感じの旅行をしてきたか、

ブログにいつも、いらっしゃってくれる方には、すでにご存じかとは思いますが、

ちょっとだけ、ブログで紹介させてください。

とはいえ、文章を長く書く気力がないので、写真ばかりで申し訳ないです。

----------------------

沖縄県国頭郡本部町渡久地。

沖縄旅行の後半戦の宿は、本部半島の先端に近い、漁港の町を選んでみた。

この日は、朝一番で石垣島を出て、飛行機で那覇へ。そのまま高速バスに乗って名護へと一足飛びでやってきたが、

本部半島は、車のない観光客にとっては、難儀な場所だった。

まず、名護バスターミナルで、本部半島一周するローカルバスへの乗り継ぎがたまたま、良くなく、イマイチ。

あとから解ったのだが、高速バスなら、終点手前の、名護市役所あたりで降りると、いろいろと乗り継ぎや便利がよさそうだった。

そして、渡久地から出ている水納島行きの船は、ピーク時の運行ダイヤのつもりで行ったら、

運行ダイヤが、まだピーク前で、船が出てしまって、次の便まで2時間待ち。これも事前によく調べていなかったのが原因だった。

ならば、ゲストハウスに荷物を預けようと思って港の近くに立つゲストハウスに立ち寄ると、

昼間でお客さんもスタッフも誰もいないのか、声を掛けども反応なし。

…仕方ない。重たい荷物を背負って、バスで20分ほどの、今帰仁城跡へ向かった。

バス停は、半島の道路沿いにあるのだが、今帰仁城跡自体は、城だから、当然、高台。

約1km続く上り坂。「わ」ナンバーのレンタカーが次から次へと走っていく隣を、とぼとぼと歩く。労役かと思うほどだった。

しかも、帰りはビジターセンターにいたおっちゃんの勧めで、登山道を下ってきた。

崩れかけた城壁の跡などもあり、面白い道だったが、

標識など、あまり整備されていない上に、大きなバックパックを背負った自分に、

この道をすすめたおっちゃんには、後から恨めしかった。

そして、バスを待ち、ゲストハウスのある、渡久地へ。

…やっとゲストハウスで休憩できる。気がつけば、ゲストハウスから携帯に着信が入ってた。

時刻は午後6時前。連絡なしで到着するにしては、ちょっと遅い時間帯だろうか。

くまぞー「あっ、こんちはー!」

そこには、男性客二人とゲストハウスのご主人。そのうち一人は、沖縄旅行初日、那覇のゲストハウスで出会った男性だった。

かつお漁の研究をしていて、仕事で渡久地へ行くと言っていたので、

那覇のゲストハウスで、少し情報を聞いたりしていて話したが、その時のゆんたくは、他の若いお客さんやスタッフが中心で、

お互いには、それほど話をしていなかった。

でも、聞けば、なかなか面白そうな話を始める。

研究で南太平洋へ行ったりした時の話や、マーシャル諸島の水爆実験の話、

全国の水族館の話、渡久地のかつお漁についてや、

本部半島にあるいろんなゲストハウスについての話など、

2晩とも、夜遅くまで、つっこんでいろんな話を聞かせてもらった。

石垣島で同部屋だった男性の時と同様、またもや面白い再会となった。

 

ゲストハウスの目の前は、渡久地港があり、小さな湾の入り口には、大きな橋が架かっている。

橋に沈む夕陽を眺めたくて、岸壁の低いコンクリートの壁に、座っていたら、

一人の老人が道路を渡って僕の近くに来て腰をかけた。

くまぞー「こんばんはー」

老人「……。」

老人が、たまに話しかけてくれる言葉は僕にもなんとか解るものの、

耳が遠いためか、僕が問い返す言葉には、少し反応が悪く、一方通行のコミュニケーション。

すると、一人の中年の男性が岸壁に止めた車から降りて僕らのほうへ近づいて話しかけてきた。

どうやら、この中年の男性も、老人も、岸壁の道路一本隔てたところに住んでいる地元の方。

老人は、もう90歳を超えているとか。夕涼みがてら、こうして毎日、夕陽を眺めているらしい。

中年の男性は老人に、東京から来た僕の事を、二人にしか解らないような、ニュアンス豊かな方言で、

「大和からやってきたお客さん」と紹介してくれた。

 

夕陽はとっくに沈み、しかも、大きな雲に隠れ、きれいに焼けなかったが、

地元のお二人に、いろんな話を聞かせてもらった。

若者が船に乗らなくなり、次第に衰退していったカツオ漁のこと。

沖縄海洋博で大きな橋がかかり 、別の場所に大きな港ができ、離島へ渡るお客さんが減り、賑わいが減った町の話。

数年ごとに行われる豊年祭や綱引きの話。準備のための苦労や、夜、行われる練習の話。

気がつけば、日もとっぷり暮れて夜9時ちかくになっていた。

くまぞー「ありがとうございました。そろそろ戻りましょうかねー。」

ゲストハウスに戻ったら、すでに他の宿泊者は、自由に使えるキッチンでご飯を作って食べ終わっていた。

その日の昼間はちゃんとご飯を食べる機会がなくはらぺこだったが、地元の人と話せた充実感は、なによりも幸せだった。

 


がちまや、沖縄を往く。その5

2011年08月03日 22時57分48秒 | 旅行

なわけで、7月上旬に、沖縄をぶらぶらしてきました。

ツイッターでつぶやいていたので、どんな感じの旅行をしてきたか、

ブログにいつも、いらっしゃってくれる方には、すでにご存じかとは思いますが、

ちょっとだけ、ブログで紹介させてください。

とはいえ、文章を長く書く気力がないので、写真ばかりで申し訳ないです。

----------------------

 

オーナー「自分も、昔は石垣島よりも西表とか好きだったんですけど、今では石垣島が一番好きですわー」

石垣空港に迎えに来てくれたゲストハウスのオーナーは、

僕が初めて石垣島を観光すると聞いて、車を運転しながら、熱心に語り始めた。

八重山に来るのは4回目だが、石垣島に泊まるのは初めて。

いままで石垣空港に到着したら、まっすぐ離島ターミナルに行き、高速船に乗って、離島の離島へ。

人混みのある石垣島で過ごすのは、ちょっともったいない気がしていた。

石垣島を回るにしても、見どころを回って、ぐるっと一周すると、約120km。

手段は…レンタルバイクしかない。しかも、普段はまったく運転しない。

さあ、どうしよう、慣れてないからなあ。ちゃんと帰って来れるだろうか。

市街地から東西にちょっとはみ出すくらい…たとえば、白保あたりの海に行って帰ってくるのが精々かと考えてきた。

オーナー「泳ぐなら米原海岸ですよ。白保の珊瑚は沖に出ないと見られないですしねー」

近くの食堂でご飯を食べたあと、オーナーは熱心に、相談に乗ってくれた。

観光ポイントを次々挙げて、おいしい八重山そばを出してくれる店も紹介し、

レンタルバイクの業者さんとも、連絡をつけてくれて、あれよあれよと、一周プランが出来上がった。

オーナー「それでは、明日朝9時に支度して来てくださいね。」

…いつの間にか、自分も、一周する気満々だった。

 

 

翌朝。

同部屋に宿泊していて、石垣島に来る前に与那国島で出会った男性が、今日から西表島に1泊してくるというので、

離島ターミナルに見送り、ゲストハウスに戻って急いで集合場所へ向かうと、

向こうから、オーナーがバイクでやってきた。

オーナー「さあ、後ろに乗って!」

車で送ってもらえると思っていたので、ちょっとビックリ。

あれもこれもと、荷物がまとまってなかった自分は、

あたふたしながら、バイクにまたがり、レンタルバイク店へ連れて行ってもらった。

それでも、短い距離でも、送迎してくれるのは、うれしい。

今回は、空港の行き帰りにも車で送迎してもらったわけだが、1500円のドミトリーなのに、申し訳ない。

もちろん、少ない人数で運営しているので、すべて応じてくれるわけではないだろうが、

八重山の観光業者さんの仕事の流儀なのかな。

 

一通り説明を受けて、いざ、出発。

朝だからなのか、多少込み合っている幹線道路へ飛び出す。車の後ろについて走っていく。

車の多い市街地の運転は、すこしドキドキ。だって、車と同じレーンを走るわけだから、

右折の時の、交差点の真ん中での緊張感は、味わったことのない感覚。

でも、市街地さえぬければ、あとは、楽勝だった。

 

白保、玉取崎、平久保と、最北端を目指した。折り返して、明石海岸に寄り道し、米原海岸で泳ぎ、川平へ。

頭の中には奥田民夫の「イージュー☆ライダー」がずっと鳴り響いていた。

朝9時過ぎに出発して、川平へは、夕方4時半ごろだっただろうか。

さあ、そろそろゆっくり帰ろうと、南下し、市街地へ。

少し焦ったのは、覚えていたはずのレンタルバイク店の場所を忘れて、最後の15分、迷ったくらいかな。

ゲストハウスに着くと、スタッフさんが声をかけてくれた。

「(西表島に行った)○○君から電話があったわよー。バイクの運転不安なんだって?大丈夫だった?」

小さい事だけれど、またひとつ出来ることが増えた、36歳の夏だったのでした。


がちまや、沖縄を往く。その4

2011年07月29日 14時46分31秒 | 旅行

なわけで、7月上旬に、沖縄をぶらぶらしてきました。

ツイッターでつぶやいていたので、どんな感じの旅行をしてきたか、

ブログにいつも、いらっしゃってくれる方には、すでにご存じかとは思いますが、

ちょっとだけ、ブログで紹介させてください。

とはいえ、文章を長く書く気力がないので、写真ばかりで申し訳ないです。

----------------------

おばちゃん「その日と翌日は、修学旅行生で、どこの民宿もいっぱいなんですよー」

行ってみたかったけど、石垣島から遠くて、なかなか行く機会がなかった与那国島と違い、

ずっと行ってみたかったけど、石垣島から船で10分程度の近さゆえに、いつでも行けると思っていた竹富島。

先に決めていた与那国島への飛行機の予約を入れてしまっていたため、

残念ながら、予定を変更出来ず、今回は、泊まることができなかった。

 

10分で行けるのに、泊ることに拘ったのは、

日が暮れた後の竹富島は、風景が一変すると聞いていたからだ。

日帰りの観光客が、石垣島行きの最後の船で一斉に帰ると、静かになり、

赤瓦の家々が夕陽に染まり、明かりがぽつぽつと灯り始め、昼間とはまた違う美しさだとか。

それは、また今度の楽しみに。

 

与那国島から昼前に到着し、ゲストハウスに行き、食堂でご飯を食べ、離島ターミナルから竹富島へ。

桟橋から、集落の中心部へ、レンタルサイクルの業者さんに送迎してもらう。

あっと言う間に、時刻は午後3時。

スタッフのおっちゃん「午後5時までに戻ってきてください~」

…あららっ、2時間じゃん。高速船の最終は午後6時過ぎなのに、うーん。

それならば、それと、竹富島2時間1本勝負弾丸ツアーに出発です。

 

ちょうど、大潮に近く、コンドイビーチなど午後の海岸は潮が引きまくり、

ごつごつした岩や珊瑚の残骸など、白い砂浜に青い海というイメージからは、ちょっと無残な光景。

それもそれで、豊かな沖縄の海の姿だったりします。

なごみの塔、西桟橋、水牛車、赤瓦の屋根、シーサー…地図を見ながら、

島の中のお目当てのスポットを大慌てで、グルグル回った。

途中で、同じ女子3人組の観光客に2回も道を尋ねられた。

地図を持たずに歩いていることが怖くないのかと思い、フリーペーパーを一冊渡してあげた。

彼女たちは、とてものんびり回っていたが、ちゃんと最終便で戻れたのだろうか。

僕は、残り時間を気にしながら、時間ぎりぎりに、レンタルサイクル店へ戻った。

帰ってきて料金を払えば、1時間分。借りた時刻が、

すでに営業終了時刻まで2時間切っていたからかもしれないが、ちょっとお得な気分。

帰りは徒歩で時間をかけながら、桟橋へ。

途中休憩で立ち寄ったパーラーで、ちょっとうれしい一言。

おばちゃん「ミーファイユー」

くまぞー「うれしなあ。本当に言うんですね、ミーファイユーって!」

八重山の方言で「ありがとう」という意味だが、

それは、BEGINの曲の中でしか聞くことのなかった言葉。

4回目の八重山で初めて聞けた。

それだけでも、うれしかった竹富島での3時間だった。