さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

逆立ちしても「うまい」と叫びたい、ゴーゴーカレー。

2008年10月30日 23時55分31秒 | 食べ物の話
えーとですね、ちょっと仕事…っつーか、
作業が立て込んでおりまして、ブログをお休みしてました。

こんなに連続出勤が続いて、しかもハードワークだったのは、
2年ぶりだったでしょうか。
昨日・今日と一応、形だけは休みでした。
というもの、「休み扱い」で出席しなければいけない会合に、
泊まりで出席しなくてはならなくて、
ようやく今日の午後に会合から解放され、
わずかですが、自分の自由時間を満喫してきました。

明日は、早起きして、仕事の前にHIVの検査&結果。
早起きで、しかも血を採られて、そのまま出勤して仕事で動きまわる体力も
ちと自信がないのですが、それ以上に、
そして休み明けの出勤は、何が待ち構えているかわからない憂鬱さも。

そんな、憂さ晴らしは、やはり食べて解決するのが、自分流です。

画像は、新宿区・新宿南口「ゴーゴーカレー新宿総本店」で、
メジャーカレー。
海老フライにチキンカツ、ロースカツ、ウインナーに、
ゆでたまごがトッピングされて、なんと1000円。
午後からの提供です。

絶対お買い得なのに、他のお客さん、みんな普通のカツカレーだったり、
ウインナーカレーなんだよなあ。
みんな、このくらい食べれるでしょ?男の子なんだからさ、
えっ、ダメなの?…そんな感じです。
ぺろっと食べてしまえる自分が、ちと自信です。

「好きなものだけ『北海道大物産展』」チャプター6/かま栄のかまぼこオールスター達。

2008年10月21日 15時57分29秒 | 食べ物の話
そんなわけで、画像は、小樽市堺町「かま栄」で、おいしいかまぼこ達。
画像上段の直営売店で販売している「パンロール」、「卵ベーコン」と、
画像下段は隣接している「灯台喫茶ラ・カンパネラ」の「チーズパンロール」に
「きんぴらバーガー」。

「かま栄」は、小樽で人気のかまぼこ屋ですね。
創業は1905年と、小樽が「北のウォール街」と呼ばれ、
北海道経済の中で重要な地位をしめていた頃からずっと営業している
老舗のようです。

工場直営売店で、人気のかまぼこのできたてを
その場で買うことができ、
かまぼこを使った定食やそばなどのメニューを用意した食堂もあります。

が、しかし!
目を見張るのは、伝統という縛りから解き放たれた
ユニークな商品のラインナップ!
定食屋ではなく、売店の単品商品を外のテラスでいただきます。

「パンロール」は食パンの上にすり身をのせて、
それを巻いて油で揚げるという斬新さ!
外はサクサク!中は、お魚のうまみをギュッと凝縮した「すり身」が
たっぷり味わえます。

正式な商品名を忘れてしまったのですが「卵ベーコン」は、
ウズラ卵と、ベーコンをかまぼこで巻いてかんぴょうで結んで
油で揚げているのかな。これもですね、
かまぼことベーコン、うずら卵という食材の組み合わせが、
斬新ですが、まったく違和感無いんですね。

売店の隣のカフェでは、かまぼこをつかったファーストフードを
提供しています。

最初に紹介した「パンロール」にチーズをかけて焼いた「チーズパンロール」は、
カロリーという名前の「油」が沸点に達してしまったような、高カロリーな一品ですが、
これはこれで、まだまだ違うおいしさで、たまりません。
そして「きんぴらバーガー」は、
大きめのおにぎりという体裁。
おにぎりの真ん中には、きんぴらごぼうと、かまぼこが入っていて、
きんぴらの煮汁というか、甘いたれがご飯に絡んでいます。
そして大きめの板海苔がパリッと風味がいい!
これも、またうまい!体中の臓器をフル稼働して、歓迎せざるを得ません。
ハンドメイドな感じがありありで、
小樽という町の素朴ささえ感じてしまいます。

「かまぼこ」の老舗というと、
あまり奇をてらった商品が少なく、真面目に昔からの商品を
作っているお店が多いかと思うのですが、
こうした新しい商品の開発にチャレンジしているからこそ、
経済の中心が札幌に移ってしまった現在でも、
時代を乗り切ることができている秘訣なのでしょうね。

道内の百貨店や新千歳空港でも販売しているようです。
出張の際には、ぜひ!

「好きなものだけ『北海道大物産展』」チャプター5/北菓楼の「天然水夕張メロンゼリー&バウムクーヘン」

2008年10月19日 02時32分57秒 | 食べ物の話
そんなわけで、画像は、北海道小樽市堺町「北菓楼」で、
「天然水夕張メロンゼリー」と「バウムクーヘン」。


北菓楼は、北海道砂川市に本社を置く、菓子店ですね。
といいましょうか、自分は北海道育ちでもなんでもなくて、
ネットでいろいろ調べただけなのですが、
この「北菓楼」、あのメロンゼリーでおなじみの「HORI」で
経営している菓子店のようですね。

「ホリ」ブランドでは、夕張メロンゼリーやとうきびチョコレートを中心に
デパートなどの販売店に広く卸して販売しているのに対して、
「北菓楼」ブランドでは、製造直販のスタイルをめざして、
シュークリームなどの洋生菓子やバウムクーヘンなどの焼菓子や
おかきなどを販売しているってところでしょうか。

「ホリ」の「夕張メロンピュアゼリー」は、
JAL茶菓10年連続採用(←これって、北海道では結構なステータスのようです)、
北海道お中元ギフト3年連続No,1という、実績がある人気商品。
おそらく「北菓楼」の「天然水夕張メロンゼリー」も
同じクオリティを持った商品であることは間違えないでしょう。

「天然水夕張メロンゼリー」は、本物に近い食感が味わえる、
果肉たっぷり使ったゼリー。
口に入れた瞬間、まるでメロンを口にしたかのように、
ゼリーが口の中で広がるじゃないですかー!

僕の中のお菓子というヒエラルギーにおいては、
「ゼリー」は、安っちーイメージがあって、
とても低い階層のカテゴリーだったのですが、
見事にその概念を覆してくれます。
たぶん、「HORI」のゼリーは食べたことがある方が多いかと思うので
わかっていただけるのではと思います。

そして「バウムクーヘン」ですよ!
これもうまいなー。は、しっとりとしていて、
口の中で甘さがじゅわっと広がります。
ほら、カステラの一番底の、紙がくっついている部分って
すんごく旨いじゃないですか!

ちょっと蜂蜜でべとべとしていて、ザラメがくっついていて、
焼けてちょい香ばしく、ふんわりと卵と砂糖の甘さ。

あのカステラの底の超うまいところだけをですね、
洗練された形で何層にも重ねて
「はい、どうぞ!これおいしいよね。食べないの?食べたいでしょ?」
って差し出されたら、有無をいわず、食べたくなるじゃないですか。

…そんなうまさ。
ってか、伝わらねー表現だな。

でも、正直、バウムクーヘンって
口の中の水分を吸い取られてパサパサするだけで、
そんなにおいしいと思って食べたことがなかっただけに、
しっとりとした甘さに、
1Rで、軽くノックダウンです。

そんなわけで、
世の中には、今までの自分の中のイメージを覆すようなうまいものが
いろいろあるんだなーと思わせてくれた、二品でした。

「好きなものだけ『北海道大物産展』」チャプター4/らあめん千寿の「チャーシュー味そラーメン」

2008年10月17日 04時36分14秒 | 食べ物の話
そんなわけで、画像がイマイチで申し訳ないのですが、
札幌市中央区大通西8丁目「らあめん千寿」で、チャーシュー味そラーメン。

場所は、大通公園と札幌テレビ放送(STV)の間あたりと言えば、
わかりやすいでしょうか?
地下一階のこじんまりとしたお店で、
注意深く探さないと、通り過ぎてしまうかもしれません。

札幌と言えば、味噌ラーメン!
ご当地ラーメンの先駆けですね。
その歴史は、以外にも浅く、昭和20年代と戦後生まれ。
ただ、僕の中の札幌ラーメンは、
くたびれたチェーン店とインスタント麺のイメージでした。

札幌でも、何度か食べたことがあるのですが、
ちょっと当たり外れがあるようで、
僕にぴったりくるような味噌ラーメンというのは、
なかなか難しいようです。

最近は、「とんこつプラス味噌」のスープが主流のようで、
こちらのお店も、トンコツがベースなんだけれど、
結構あっさりしていて、
スープの表面の脂の層を壊すようにレンゲでスープをすくうと、
ふわっと香る味噌!あつあつのふうふうで、スープをすすります。


くまぞー「味噌だー、味噌!味噌!味噌!」

本当に叫んでしまったら、迷惑客なので、
ぐぐっと気持ちを抑えて一人カウンターで、口元を緩ませます。
とんこつベースならではのとろっとマイルドで深みのある味わいに
ピリッと一味も効いてくれます。
そして、秀逸なのは、半熟玉子!
黄金色に輝く黄身は、食べてしまうのが惜しく、
ずっと眺めていても飽きません。
でも、心を鬼にして、食べることに。

くまぞー「…はふー、しあわせ。」

全部食べずに、半分は、最後に残します。
チャーシューも、ボリュームあって、大満足。
豚バラ肉がやわらかく煮込まれています。
厚切りで、味噌との相性が最高です。
スープを飲み干す寸前に、再度、半熟卵を味噌スープで
ぐちょぐちょにして、
ずるずると、最後の一滴をおいしくいただきます。

ご夫婦で切り盛りしているような、小さなお店。
今度、札幌に行く機会がある時にも、ぜひ営業していますように。
そして、その時には、必ず立ち寄ろうと、心に誓うのでした。

「好きなものだけ『北海道大物産展』」チャプター3/「ルタオ」のドゥーブルフロマージュと事件レポート

2008年10月15日 15時04分25秒 | 食べ物の話
画像は、小樽市堺町「ルタオ」で、ドゥーブルフロマージュ。

ルタオは、小樽で有名な洋菓子店ですね。
自分が北海道にたびたび旅行をしていた学生時代には、
昔は、それほど有名じゃなかったような気がします。

それもそのはず、この小樽の「ルタオ」が店をオープンしたのは、1998年のこと。
元々は、鳥取県米子市(!)にある、
観光土産を専門に開発、販売する「寿製菓グループ(寿スピリッツグループ)」
の北海道拠点を1996年に千歳市に開設したのが始まりだとか。

その後、各地の物産展で知名度を上げ、
現在の人気を確立したってところでしょうか。
自分も、ルタオは、相方さんの持ってきたケーキで名前を知りました。

小樽の運河沿いの観光スポット、メルヘン交差点そばに立つ「ルタオ」は、
北一ガラスとともに、何棟もの店を構え、
多くのお客さんで賑わっています。

ポップ 「椿姫彩菜さんがはなまるマーケットで紹介しました」
くまぞー「えーっと、ドゥーブルフロマージュとフィナンシェをひとつづつください」
店員さん「すぐにお食べになりますか?」
相方さん「また買うの???」

手渡しでケーキとフォークをもらって、
そのまま店の脇にあるテラスへ。
2階にも、ちゃんとしたカフェがありますが、
店の外のテーブルでも食べることができます。

ごらんのとおり、マスカルポーネのレアチーズクリームに、
ベイクドチーズケーキの二層のハーモニー!
そして、ケーキクラムが粉雪のように降り積もっていて、
いとおしく思えてくるほど。
まさにそれは北海道のイメージそのもの。

手で持っていると崩れそうなくらいふわふわなケーキを
上手にフォークで切って食べていきます。

クリームの軽い食感とベイクドチーズケーキのしっとりと濃厚な感じ。
チーズのとがった感じもなく、マイルドすぎて風味が失われることなく、
ケーキクラムがレアチーズクリームとベイクドチーズケーキを
うまくまとめあげているのでしょう。


まったりと、満足な甘さの余韻をテラスで楽しんでいると、
一台の車から、カメラクルーが下りてきます。
スーツ姿の男性アナウンサーとカメラマンのおっさんが、レポートを始めました。
男性アナウンサーは緊張気味で、観光客からの視線を受けながら
カメラに集中力を傾けます。

相方さん「取材かな?カメラのおじさん、作業着だねー」

撤収して、しばらくすると、また取材が来ます。
今度は女性レポーターに、ノーネクタイの背広の男性カメラマン。
進むカメラマンに対して、女性レポーターは後ずさりしながら、
慣れた様子で、ルタオをさし示し、腰をちょっと屈めてながら、
真剣な表情で何かしゃべっているようです。

くまぞー「なにか事件でもあったんじゃないのー?手つきがさー、
     ワイドショーとかで、よく見る感じの現場だよ」

…携帯でネットを検索すること数十秒。

くまぞー「あっ、きっとこれだよ。ほら!」

「ルタオ」に関するちょっとした事件があったようで、
たぶん、夕方の道内のニュースで流すための取材だったのでしょう。
カメラが近づくたびに、外で試食のチョコレートを配っている店員さんが
出たり引っ込んだりしているのが面白かった、
小樽の秋の昼下がりでした。

「好きなものだけ『北海道大物産展』」チャプター2/田中義剛の生キャラメルビジネス

2008年10月14日 02時19分37秒 | 食べ物の話
画像は、「花畑牧場 生キャラメルクリーム」。
新千歳空港「BLUE SKY」売店にて。
言わずと知れた、タレント田中義剛が牧場長を務める「花畑牧場」の
大ヒット商品…ではなく、派生商品ってところでしょうか。

今、「花畑牧場」の生キャラメルは、空前の人気。
一体、いつからこんな人気商品になったのか、
自分はよく覚えていないのですが、
最近では、この生キャラメルをめぐって、恐喝事件も起きるほど、
ブームになっていますね。
各地の「北海道物産展」でも、数量限定で売り切れ続出。
北海道内でも、入手できる店は、おそらく直営店に限られていて、
花畑牧場ホームページによると、花畑牧場でも数量制限でおひとり様3個まで。
新千歳空港では1日3回の販売。11時からの販売に、朝9時には行列ができています。
あとは、釧路のポスフールと大丸札幌店で扱っているくらいでしょうか。
大丸札幌店では、夕方4時からの販売に、午後2時に、すでに行列です。
ちゃんと時間を狙って待っていないと買えない代物になっています。

こんなブームだから、もちろん、他の業者も、このブームに
乗らない手はありません。
道内のおみやげ物屋には、いろんな「生キャラメル」が競うように
売られています。

が、しかし!
事情をよくしらないで買いに来た観光客は、残酷です。

バカ女「ニセモノの生キャラメルでも買っていくかー」

そんな風に言われてしまう、他の業者さんがかわいそうで仕方ありません。

生キャラメル協奏曲をよそに、トップを走る「花畑牧場」は、
「生キャラメルホワイト」に「生キャラメルチョコレート」、
など次々と、「生キャラメル」の新商品を生み出しています。
さらに新千歳空港の直営店には「生キャラメル」がセットでついてくるカフェも。
画像の「生キャラメル クリーム」も、新製品の一つです。

相方さん「田中義剛って、いやらしいよね。こんなのたくさん出しちゃって。」

田中義剛さんは、タレントを始める前から牧場を経営したかったらしく、
そのころ、ギターひとつで成功をつかんでいた松山千春に倣い、
シンガーソングライターからタレントになり、
ある程度手元に資金がたまったところで、
自分で農場を開き、ヒット商品を生み出して、だんだんと大きくしていったのだとか。

そーいう意味では、努力が実を結んだ美談だし、
サクセスストーリーじゃないですか。
でも、その努力が、心地よく聞こえないのは、
田中義剛ってイメージが、良くないんだなあ。
ほら、週刊誌とかでたまに書かれてしまう記事だとか、
バラエティ番組のトークのしゃべり方だとか、しゃべる内容だとか。

これ以上書くと、見たわけでもなんでもないので、
言いがかりと同じなので書きませんが、
とにかく、サクセスストーリーとは別の、金にがめついイメージだとか、
田中義剛の牧場経営について回っているのです。

とはいえ、ここまで見事に、どこの北海道の観光地の土産物屋でも
「花畑牧場」の商品を扱っていて、そのどこでも「生キャラメル」だけは
売り切れという人気の前に、
自分も、何か一つ買ってためしに食べてみようじゃないかということで、
常温でお持ち帰り可能な「生キャラメルクリーム」を買ってみました。

画像では、蓋のところだけ映っているので分かりにくいですが、
小さな瓶に入っていて、ちょっと見た目は、瓶詰めのベビーフードのよう。
高いのでもったいないけど、ちゃんと味が楽しめるくらいの量を塗って、
スプーンについたクリームも丁寧にパンに塗りたくります。

そして、パクリ。


くまぞー「ヤバイ!うまいじゃないか!」

この瞬間、今まで田中義剛にネガティブなイメージを
持っていた自分は、深い罪悪感を感じずにはいられません。

練乳のような乳脂肪分の高い甘さに、蜂蜜の風味が深く煮詰められ凝縮された、
これまでに体験したことのない異次元のスプレッド。
これが、生キャラメルクリームか!まさに、究極です。

これはきっと「生キャラメル」もうまいに違いない!
きっといつか、生キャラメルの行列の最後尾につく日が
自分にやって来るでしょう。

そして、田中義剛さん、ごめんなさい。

「好きなものだけ『北海道大物産展』」チャプター1/「あまとう」のクリームぜんざいトースト

2008年10月12日 02時10分44秒 | 食べ物の話
えーとですね、画像は、北海道小樽市稲穂2丁目「あまとう」で、
クリームぜんざいトーストセット。

ん、なんだっ、この名古屋チックなスイーツは!
でも、この「あまとう」さん。
小樽で、昭和四年から町の人たちに親しまれている老舗の洋菓子屋で、
地元では3世代に渡ってファンという家庭も多いのだとか。
クリームぜんざいとマロンコロンという名前の
チョコサンドサブレが人気のこのお店。
画像のセットは正式なメニューとは別に
紹介していたメニューです。


店員さん「ぜんざいはトーストに塗ってお召し上がりください。もちろんそのままいただいても結構ですよ」

塗る!塗る!塗る!あたりまえじゃないか!
溶けて垂れそうなソフトクリームに気をつけながら、
トーストの上に乗っけます。

そして、パクリ。


くまぞー「!!!」

バターのしょっぱさとソフトクリームとぜんざいのベストマッチ!

…死にそうにうまい!いや、死んではだめですが、
「北のシロノワール」と言いきってよいでしょう。
名古屋に、コメダ。小樽に、あまとう。
とにかく、そういう感じです。

そんなわけで、先週、紅葉シーズンが始まったばかりの札幌・小樽で
食べてきたもの、買ってきたものを、感想を交えながら、
書いていきたいと思います。

「好きなものだけ『北海道大物産展』」…こっそり開催です。

ずっと、おいしいメロンパンが食べたかった。

2008年10月07日 03時05分00秒 | 食べ物の話
今日は、半分仕事で、半分部屋でごろごろ。
暇な日に遊び相手になってくれる地上波テレビは、
改編期を迎えて、特別番組や新番組が続々始まって賑やかな感じです。

少し前の話題になりますが、
NHKが4-9月の上半期のゴールデンタイムで
視聴率が民放を抜いて1位になったとかならないとか。
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20080930-414167.html

特に北京オリンピック関連の放送での視聴率が伸び、
また「篤姫」などのドラマや報道番組の視聴率が安定的だったとか。

昔と違ってNHKって随分と放送の内容が変わってきましたよね。

こないだも、NHKの音楽番組で、番組独自の集計の
「好きなグルメレポーターランキング」を発表していたんですね。

かつて、松本伊代が歌ったセンチメンタルジャーニーで
「♪伊代はまだ、16だから~」の歌詞の部分が
NHKでは個人宣伝につながるという理由で、歌えなかったことを考えると、
どーでもいいような、個人の人気ランキングを、音楽番組という
まったくその番組内容とかけ離れた内容を放送するとは、
ずいぶんとNHKも変わったなあと、隔世の感です。

その反面、テレビコマーシャル広告という
巨額の宣伝費を企業からいただいて、
その効果を最大限にしなければならない民放が、
NHKに視聴率の後塵を拝すというのも、
なんだか、情けないというか、残念というか。

昨今の海外ドラマの流行なども、
民放の番組がつまらなくなっている証拠なのかな。

時代の空気を読んで、常にみんなが見たいと思うような番組を
作っていかなくちゃいけないのが民放の存在理由だと思うのだけれど、
だんだん、読みにくい時代になってきてるのか、
それとも、制作能力が落ちてきつつあるのか。

とはいえ、あれこれテレビに文句言っても、自分は所詮、メディアの受け手。
テレビがこれからもずっと僕を楽しませていてくれる存在で
いてほしいのは間違えありません。

そんなわけで、全く関係ない前振りに続いて、画像は、
杉並区西荻南3丁目「メローネ」で、メロンパン。
オープンは2004年ということで、テレビでも紹介されたことがあるので
知っている方も多いかも。

このお店、メロンパンの専門店で、
期間限定でロールケーキなんかも売っているようです。
JR中央線西荻窪駅の南口すぐのところに
店を構えていて、店の奥から、
甘い香りが漂ってきます。

この日、研修の昼休みで、同じ西荻窪で昼飯を食ったのですが、
その昼飯が、ちょっとイマイチだったので、
このメロンパンでリベンジです。

数人の行列の最後尾につくこと、約3分。
メロンパンを注文すると、ほんのり暖かい
焼きたてのメロンパンをゲットです。

画像からお分かりでしょうかねー
パン生地の上にかかっているクッキー生地が、とってもおいしい!

メロンパンって、それほど好きじゃないのですが、
その理由の一つに、クッキー生地のところに
グラニュー糖が振ってあったりするじゃないですか。
あの甘さとか、べとつく感じが、僕はちょっと苦手です。

その点、ここのクッキー生地は、叩くとコツコツ音がしそうなくらいな
カリッとした焼きあがりです。あのグラニュー糖も振ってない、直球勝負。
でも、サクッ!としていて、軽い食感。
バターリッチでふんわりと甘い香りが漂います。
パン生地は、もっちり、やわらか!
そーなんです、
サクッ、もちっ、サクッ、もちっの官能的な食感の連続に
つい2個、3個は軽く食べられちゃいます。
新宿高野の高級メロンパンもおいしいけれど、
画像のように、街歩きしながらでも食べられるような
手軽で「駄」な感じがgood。
こんなにおいしかったら、最初から、
ここのメロンパンで昼飯を済ませればよかった!
でも、失敗なしには、おいしい店は見つけることはできぬと、
自分に一生懸命言い聞かせるポジティブな昼休みでした。

コストコグルメの深慮遠謀2

2008年10月04日 00時14分46秒 | 食べ物の話
今日、フォルクス(ファミレスですね)で昼飯を食べたのですが、
ここは、サラダバーとパンの食べ放題があるんですね。
よもぎパンやホテルブレッド、レーズンブレッドなど、
5種類くらいのパンが、バスケットの中に並べられて、
食べたいだけ皿にとるわけですが、
なんと言っても、ランチタイムは回転が速いので、
次から次へと、焼き立てパンが運ばれてくるんですね。

いやー、クロワッサン、おいしかったなあ。
どのパンもすごく柔らかく膨らんでいるんだけれど、
あれはどうやって焼くんだろうなー
ふわふわだから、あんなにたくさん食べられるんだろうな。

くまぞー「一体、俺、今日いくつ食べた?」
相方さん「えーとね、最初3個でしょ。その次に4個、4個、1個僕のを食べて…」
くまぞー「15個か!…でも、そんなたくさんでもないね。
     こないだ、コストコのクロワッサン、買って帰ってきた日の夜に
     全部食べちゃったからね。」

そんなわけで、画像は、コストコ入間店で「ミニクロワッサン」。
24個入って、680円です。
コストコには、インストアベーカリーがあって、
焼いたパンをあいかわらず、大量に詰めて売っているのですが、
クロワッサンとミニクロワッサン2種類あって、
ミニクロワッサンのほうにしか、
「発酵バター使用」のシールが貼られていません。
どっちを買おうか迷って、「発酵バター」に魅かれて、ミニクロワッサンに決定。

「発酵バター」っつーものに対して不勉強だったのですが、
クリームに乳酸菌を入れて発酵させて作っているんですね。
昔、ちょっと食べたことがあるのですが、
ちょっと酸味があって、思っていた味のイメージとちょっと違ってがっかりした記憶も。
ただ、無発酵よりも、発酵バターのほうがコクがあっておいしく、
ヨーロッパでは、発酵バターが基本なのだとか。

24個を一晩で一気に食い負かすだけのパワーを呼び起こす、
黄金色の焼き色と、香り。
たぶん、パンの中で一番好きなのは、
クロワッサンかもしれません。
これで1個あたり約28円とは、お買い得と言わざるを得ません。

ひとりラーメン博物館44

2008年10月02日 01時27分51秒 | ラーメン
最近、ラーメン業界では、カレーラーメンが流行っているとかいないとか。
カレーラーメンっつーと、自分はカップラーメンのイメージが強くて、
「醤油」「塩」「みそ」「とんこつ」「冷やし中華」と言った
ラーメンの定型には、これまでなかったと思いますが、
カレーチェーン店の「CoCo壱番屋」が、カレーラーメン専門店を出店したりして、
「期間限定」の変わり種扱いから、
少しずつ認知されているということなのでしょう。


画像は、豊島区東池袋3丁目「俺の出番」で、うまとろ豚カレーラーメン(南蛮風)。
場所はサンシャインシティプリンスホテルに近いところ。
ちょっとお腹がすいた時に、ふらふらと歩いていて見つけたお店です。
「俺の」という店名に目に飛び込んできた「カレー」の文字と、
手作りのメニュー表などの店構えが、いい感じ。
通り過ぎてから、入ろうかどうしようか悩んで、
また戻って入ってみました。

ごらんのとおり、カレースープには、ねぎやコーンがたっぷり!
そして炙った豚バラ肉や卵が食欲をそそります。

もともと、基本の和醤油ラーメンが魚介系ということもあり、
スープは、まさに蕎麦屋の「カレー南蛮」。
ラーメン屋にいることを一瞬忘れてしまいそうな、
スープから香る、かつおとカレースパイスの香りが、食欲をかきたてます。
一口飲めば、魚介のだしのこくに、とろみとぴりっと辛さがたまりません。
闘いのゴングがカンカンカンと鳴り響きます。

ずるずるとすする麺は、ちぢれ中太麺。スープがよく絡んで、
大盛りにした選択は大正解。安心して麺とスープを楽しみます。

スープと麺との戦いの間に、アクセントになるのが、
たくさんのねぎとコーン!しゃきしゃきとした食感とねぎの香り。
しかも、ねぎは小ねぎと長ねぎ二種類で、味わいが深い!
コーンの甘さとねぎのからみは、
飽きてしまわず最後までおいしく食べるためのマストアイテムです。

ちょっと炙られた豚バラ肉と玉子も香ばしく、
食べてしまうことがもったいない!
気がつけば麺はすでになく、スープが残るのみ。
それならば、あれですよ、あれ。

くまぞー「すいません!ごはんください!」


運ばれてきたご飯をどんぶりに入れて、
ずるずるとレンゲで汁と一緒に食べます。
それはそれは、至福の〆。
遠くで「マドンナたちのララバイ」が聞こえてきます。
こうして、カレーラーメンとの戦いに幕が下りるのでした。