≪2016年(平成28年)3月21日(月)≫(旧暦2/13)
※ 振替休日
高々と雨意の木蓮崩れけり
日野草城
白木蓮に雲厚き風つのるなり
長田喜代子
木蓮に日強くて風定まらず
飯田蛇笏
木蓮のつぼみのひかり立ちそろふ
長谷川素逝
木蓮に大風のやまぬ日なりけり
木下夕爾
※ 木蘭(もくれん)・白れん・木蓮
モクレン科のやや大型の落葉低木で、コブシ・タイザンボク・ホオノキ等と同じ属。古く中国から渡来し、各地に観賞用として広く植えられている。
四月上旬、枝上に大型で暗紫色の花を開く。花は六弁で長さ一〇センチに達し芳香があり、肉質で蓮の花に似ている。
モクレンには白色花はなく、白れんというのは、白木蓮のことで、これは落葉高木で、高さ五メートルに達し、花も大きく芳香も強い。はかに唐木蓮(姫木蓮)があり、俳句ではこれらをも木蓮としてつくる。
【新訂「現代俳句歳時記/石田波郷・志摩芳次郎編」主婦と生活社より抜粋】
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※☆*今週のことば*☆※
進学・就職・転居など
新出発の友にエールを!
変化は好機到来なり。
人生は勝つためにある。
桜梅桃李で自分らしく!
2016年3月21日
※☆*寸 鉄*☆※
優れた人間は徳の働きによって全てに打ち勝つ―哲人。人格光る幹部たれ
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九州の日。新たな凱歌の歴史を今こそ!弾ける勢いで先駆の拡大劇を頼む
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「一華を見て春を推せよ」御書。妙法は幸福開花の大法。春風広げる対話を
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ネット上の人権侵害が過去最多と。デマは精神の害毒。真偽見抜く眼鋭く
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国際人種差別撤廃デー。らゆる差異越える社会へ生命尊厳の視座さらに
【聖教新聞:2016年(平成28年)3月21日(月)付】
※☆*名字の言*※
同じ日に没した故人名が、隣り合う墓石のそれぞれに彫られていた。また別の一つの墓石には、同じ日に亡くなった3人の青年の名があった。「平成二十三年三月十一日」。宮城県の東北池田記念墓地公園で目にした情景だ。同墓園は、蔵王連峰の名峰「不忘山」のふもとにある
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震災から5年が過ぎ、東北にも再び春の彼岸が訪れた。家族や同志との別れは、今もつらい出来事として刻まれる。だが妙法で結ばれた絆は、生死を超えて永遠である。この仏法哲理を繰り返し語る池田SGI会長の励ましに支えられ、友は歩み続ける
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大震災で母を失った青年部員がいる。同志の励ましにも無表情のままだった。無理もない。だが、ある壮年の言葉に、青年はすっと涙を流した。「お母さんは亡くなった後も、ずっと君のことが心配で、心配で仕方がないんだ。それが親子だよ」。実はこの壮年も、年老いた母を亡くしていた
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日蓮大聖人は「この功徳は、あなたの父母や祖父母、さらに無量無辺の衆生にも及んでいくでしょう」(御書1231ページ、通解)と仰せだ
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恩を返すべき人が亡くなったとしても、その恩を忘れず、報いようとする信行の挑戦が自身を磨く。そして、三世にわたって一家一族をも福徳で包みゆくことを確信しよう。(代)
【聖教新聞:2016年(平成28年)3月21日(月)付】
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