≪2016年(平成28年)3月11日(金)≫(旧暦2/3)
妻も吾もみちのくびとや鰊食ふ
山口青邨
日毎食ふ鰊や蝦夷に済みつくか
相馬遷子
鰊来る気配に曇る雄久岬
岡本昼虹
坑夫くる青く大きな鰊ぶらさげ
高橋葦男
鰊焼く焔が皮に移り燃ゆ
田川飛旅子
※ 鯡(にしん)・鰊(にしん)・かど・かどいわし・走り鰊・中鰊・後鰊・鰊群来・群来汁・群来鰊。
ニシン目ニシン科の代表的な回遊魚。前兆三〇センチほどになる。背部は青暗色。腹部は白色。三月からの産卵期に北海道西岸などの沿岸に大群で寄ってくる。これを鰊群来といい、漁期にあたり、かつては三度あった。ほっかいどう近海に鰊が回遊してくるころの曇り空を「鰊曇」とよぶ。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
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※☆*わが友に贈る*☆※
我ら創価家族には
変毒為薬の信心がある。
「悲哀」を「勇気」に
「宿命」を「使命」に
自他共の幸福を開け!
2016年3月11日
※☆*寸 鉄*☆※
大震災から5年。全犠牲者の冥福と東北の大復興を祈念。希望の春を必ず
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小樽問答記念日。創価の正義決した師の師子吼。青年よ声の力で歴史開け
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この世に悩みのない人間は一人もいない―恩師。煩悩即菩提の仏法こそ光
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隠れメタボ患者、971万人と。聡明な食生活と適度な運動が鍵。改善、即座に
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彼岸の供養狙う日顕宗。「猫の鼠を伺うが如し」。泥棒猫の強欲坊主は撃退
【聖教新聞:2016年(平成28年)3月11日(金)付】
※☆*名字の言*※
池田SGI会長は、東日本大震災の翌月、何度も何度も、爛漫と咲く東京の桜をカメラに収めた。後にその写真は、被災地の同志のもとへ贈られた
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多くの花や木が、大津波によって根こそぎ押し流され、人々の“心の春”も奪われていた。愛する東北の友への思いを託し、届いた桜の写真――。花は心を映す。写真を目にした友の胸には、苦難に立ち向かう勇気と、未来への希望が芽生えた
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宮城のある婦人部員は、津波で自宅が高さ2メートルまで浸水した。塀や物置は流された。だが、水が引くと花壇の跡が残っていた。“この地に踏みとどまって復興しよう”と決めた彼女は、震災の年から再び花を育て始めた
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1年目に花を付けたのは数輪だった。その種を増やし、地域住民のほとんどが避難した地で、今も花を育て、咲かせ続けている。「年ごとに、咲く花の種類も数も増えました。そのおかげで花を見に来る人の数と、皆の笑顔も増えました」
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きょうで大震災から5年。詩人リルケはうたった。「記念の碑を建てるな。ただ年々に かれのためにばらを咲かせよ」(生野幸吉訳)と。創価の友は、人々の心に希望と幸福の種をまき、根付かせ、ともどもに花を咲かせてきた。地道にして偉大なその歩みは、明日へと続いていく。(城)
【聖教新聞:2016年(平成28年)3月11日(金)付】
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