和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

政治を知るきっかけに

2016年03月07日 06時51分31秒 | 今日の俳句
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公明党の高瀬ひろみ女性局次長(参院選予定候補=福岡選挙区)は5日、福岡市内で開催された、夏の参院選同選挙区の立候補予定者による公開討論会(「高校生のための模擬選挙実行委員会」主催)に出席した。これには、同市内の高校生約500人が来場した。

同実行委は、夏の参院選で「18歳選挙権」が実施されることから、昨年12月に発足。メンバーは福岡工業大学付属城東高校(同市東区)と博多高校(同)の2年生約40人。政治を知るきっかけにしてもらおうと、来年度18歳となる高校生が模擬選挙などを体験する、今回のイベントを企画した。

立候補予定者は、同実行委の調査で高校生の関心が高かった「社会保障」や「教育・子育て」などのテーマについて見解を説明。この中で高瀬さんは、「給付型奨学金の創設や、無利子の奨学金制度の充実を強く訴えていく」と強調。さらに、「(非正規労働者の)正社員化の促進や、子育て世代の負担軽減など、若い人が希望を持てる政策の実現に取り組む」と力説した。

討論会の後、高校生による模擬投票が行われた。参加した高校2年生の女子生徒(17)は、「政治に興味が持てた。もっと自分で調べてみたい」と語っていた。


【公明新聞:2016年(平成28年)3月6日(日)付】


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      ※☆*名字の言*※


「杖」または「ステッキ」とも。言い方で違った感じがするのは不思議だが、その専門店を見つけた。素材からデザインまで実に多彩なものが並ぶ。聞いてみると、最近は女性のお客も増えたという

ウオーキングや山歩きのブームで、「抵抗感が薄れているのでは」とのこと。一昔前までの、高齢男性の専有物というイメージも払拭されつつある。「でも」と続けて、「ずっと使っていても、正しい長さや持ち方を知らない人が多い」となげく

歩くことの補助器具としての杖の長さの基準は、靴をはいた状態で(1)地面から大腿骨の付け根のでっぱりまで(2)杖の先を持ち手と同じ側のつま先から20センチ前についた時にひじが30~40度に曲がる―の2つ。おおむね同じという

握りの形状や、材質・重さも大切なポイント。安心して体重をかけられ、しっかり保持できるものを選びたい。できれば手にとって

最近は街中で杖を手にした人をよく見かけるようになった。福祉用具としての市場規模も20年前の3倍以上という推計もある。高齢化の進展を感じさせる。ファッションや足腰の状態に合わせて、適切な製品を選び、より快適な生活をおくりたいものだ。春は近い。家に引きこもってはいられない―そう自分にも言い聞かせる。恥ずかしがらずに「転ばぬ……」の通りに。(繁)


【公明新聞:2016年(平成28年)3月1日(火)付】


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柳鮠(やなぎはえ)/今日の俳句 ≪第2068号≫

2016年03月07日 05時39分03秒 | 今日の俳句
≪2016年(平成28年)3月7日(月)≫(旧暦1/29)


 山こえてきてわたる瀬や柳鮠
      飯田蛇笏

 柳鮠さらす楮になじみをり
      島崎秀風

 鮠透けり富士湧水を雲流れ
      山本陽子

 水門に少年の日の柳鮠
      川端茅舎

 山下りて逃げゆく水や柳鮠
      清水基吉



※ 柳鮠・桜鮠
 春先、芽吹いた柳が青々と細長い葉に育つころこの魚が目立つようになり、体長七、八センチになった鮠が、その葉に似ているところから柳はえと呼ばれる。形は鮎に似ているがそれより小さく敏捷な動きをする。各地の川にいてたやすく釣れるため、親しまれている釣魚のひとつ。 

【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】





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       ※☆*今週のことば*☆※


  全世界の希望と輝く

  東北の負けじ魂に続け!

  「妙とは蘇生の義なり」

  不屈の学会精神で

  社会に勇気の福光を!



        2016年3月7日



       ※☆*寸 鉄*☆※


 韓国・京畿道から会長に「名誉道民証」。対話で懸けた友誼の橋は万代に
      ◇
 境遇を嘆いたり怠けているうちに黄金の時は過ぎる―恩師。闘争の時は今
      ◇
 「日蓮が如く」「我が如く」直結の学会が世界広布を実現。192カ国・地域の連帯
      ◇
 あらゆる成長の源泉が諸君の内部にある―哲人。無限の可能性開く祈りを
      ◇
 普段から積極的に行動する人、がんの死亡率低く。健康人生をはつらつと!


【聖教新聞:2016年(平成28年)3月7日(月)付】



      ※☆*名字の言*※


「リーダーシップ」は日本語としても定着しているが、最近は「フォロワーシップ」の重要性が叫ばれている



「フォロワー」とは、リーダーを支え、補佐する人のこと。リーダーに、とかく周囲の注目が集まりがち。だが実際には、リーダーの力量以上に、受け身でなく主体的にリーダーを支えようとするフォロワーの存在いかんで組織の発展が決まる、との認識が広がってきた。広布の運動においても、「フォロワーシップ」を発揮し、中心者を献身的に支える経験豊かな「副役職」の方々こそ、宝の存在である



各地の壮年部が今、ブロックに5人の「広布の勇士」を育てる「ブロック5勇士」運動に、活発に取り組んでいる。本紙・壮年部のページにも、全国の支部から続々と集合写真が寄せられ、うれしい悲鳴だ



兵庫・尼崎総県では、既に半数の支部が“5勇士”を達成した。その要因を、総県のリーダーは「副役職の先輩たちが、存分に力を発揮してくださったから」と語る



役割に「副」はあっても、信心に「副」はない。皆が広布の主体者として、リーダーと同じ責任感に立つ。それぞれが自分の持ち味を出しながら、異体同心の団結で進む。この“呼吸”があるところ、広布前進の勢いは、一段と増していく。(芯)


【聖教新聞:2016年(平成28年)3月7日(月)付】


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常楽55〈小説「新・人間革命」〉

2016年03月07日 05時28分49秒 | 今日の俳句
【常楽55】 法悟空 内田健一郎 画 (5743)

 山本伸一は、懇談的に話を続けた。
 「皆さんの奮闘のおかげで、創価学会は大発展し、社会的にも大きな責任を担う存在になりました。それにともない、当然、学会の運動も大きく変化していきます。それが、人間とともに、時代とともに生きる宗教であることの証明ともいえます。
 草創期の学会を、モーターボートにたとえるならば、今の学会は、大型のタンカーのようなものです。タンカーが湾のなかを、猛スピードで進めば、大波が立ち、周囲の小舟も大きく揺れてしまう。ゆえに、静かに、細心の注意を払って、周りを気遣いながら進んでいく必要がある。これが道理です。
 急いで進もうとして、社会性を軽視するようなことがあっては絶対にならない。いかなる団体よりも、社会性を尊重する学会であり、皆さん方であってください。
 これは、今後の、恒久的な学会の在り方を考えるうえでの基本です。
 また、そのためにも、家庭を盤石にし、しっかりと足元を固め、地域に信頼の根を深く張っていくことが、ますます大事になります」
 社会は、家庭の集合体である。家族が仲良く、はつらつとして明るく、温もりに満ちた家庭は、それ自体が仏法の実証となる。そして、幸の航路を照らす“地域の灯台”となる。
 伸一は、堺文化会館での勤行、指導のあと、泉佐野市の泉州文化会館へと急いだ。
 大阪には何度となく来ていたが、なかなか泉州を訪れることはできなかった。それだけに今回は、大阪の南の要衝たる泉州方面の激励に力を注ぎたかったのである。
 明年には、「七つの鐘」が鳴り終わり、新出発の時を迎える。ゆえに、今こそ、あまり訪問できなかった地へ行き、一人でも多くの同志と会って励まそうと、固く心に決めていたのだ。
 新しい一歩を踏み出し、新しい人と会う。その行動のなかに広宣流布の広がりがある。
 一人の同志が使命に燃え立つならば、その火は、次々と人びとの心に移り広がり、燎原の火となって燃え輝く。


【「聖教新聞」2016年(平成28年)3月7日より転載】


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