和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

冴返る/今日の俳句 ≪第2039号≫

2016年03月18日 04時10分50秒 | 今日の俳句


≪2016年(平成28年)2月7日(日)≫(旧暦12/29)


 
 虚子さんは艶福俳人冴え返る
        坪内稔典

 見直して又見直して冴返る
        稲畑汀子

 壁を貼る手さばき密に冴返る
       相沢有理子

 冴返るひときわ白いねこの耳
    わたなべじゅんこ

 冴返るすまじきものの中に恋
       鈴木真砂女



※ 冴返る→凍返る・寒戻る。
そろそろ暖かくなりかけたと思うと、また寒さが戻ってくるのをいう。寒さがぶり返すと、ゆるんだ心持ちが再び引き締まり、万象が冴え返る感じをもつ。「凍返る」は寒さがぶり返して大地の凍てが再び戻ること。

→余寒・春寒・冴ゆ(冬)。

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】


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       ※☆*わが友に贈る*※



 広宣流布とは
 友情を広げること。
 励まし励まされる
 心の交流こそが
 平和を築く直道だ!


         2月7日


       ※☆*寸 鉄*☆※



創価の三代会長は人類救う平和闘争を展開ー博士(アルゼンチン)。後継の青年よ立ち上がれ
          ◇
全国で御書講義。「仏になるみちは善知識にはすぎず」。生涯、学会と共に
          ◇
朝食を抜く人ほど脳出血の危険性高まるー研究。健康は生活習慣改善から
          ◇
2月は省エネ月間、空調の設定温度、無駄な電気等確認。無理なく工夫を
          ◇
公明党は女性目線の政策提言が光るー識者。平等社会の実現へ全力挙げよ


【聖教新聞:2016年(平成28年)2月7日(日)付】



      ※☆*名字の言*※


選ぶことのできる選択肢が多く、自由度が高まるほど、幸福感は増す。この「幸福」と「選択」の関係を論じた好著に、米コロンビア大学・アイエンガー教授の『選択の科学』(櫻井祐子訳、文芸春秋)がある

同書に、高齢者介護施設での心理学実験が紹介されていた。ある階では、職員が選んだ鉢植えを入居者に配り、水やりも職員が行う。施設で見る映画の予定も職員が組んだ。別の階では、入居者が好きな鉢植えを選び、水やりもした。映画を見る曜日も、入居者自身で決めた

驚いたことに、3週間後の調査では「選択権なし」のグループの70%以上に健康状態の悪化が見られた一方、「選択権あり」のグループの90%以上に改善が見られた

人生全般にも同じ見方ができよう。“運命は決められている”と考えるより、“自分の運命は自分で変えられる”と考えるほうが、前向きに生きられる。海外の新会員に入会動機を聞くと、特に、運命は変えられないとする宗教文化圏において、一つの傾向がある。日蓮仏法の「宿命転換」の法理が、新鮮で魅力的だったという人が多いのだ

幸福は与えられるものではなく、自分でつかむもの。選択権は全て、自分にある――この「限りない希望」の哲学を、地域で世界で、語り広げよう。(敬)


【聖教新聞:2016年(平成28年)2月7日(日)付】


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