≪2016年(平成28年)3月14日(月)≫(旧暦2/6)
飯蛸をめでたきものとして厨(くりや)
高野素十
飯蛸の飯のゆたかに祝(ほ)ぎの膳
宮下翠舟
夕澄みて飯蛸泳ぐ舟のうち
堀口星眠
飯蛸の飯詰まりしもの選び買ふ
赤木日出子
飯蛸をつかめば夢のごと逃ぐる
澤本三乗
※ 飯蛸。
タコの一種。体長は足を加えてニ五センチ位の小型。
三月頃産卵するがこの頃のものの胴には卵が飯粒のように詰まっているのでこの名がある。
「・・・・・・播州高砂の産は頭中の飯多し・・・・・・」『和漢三才図会』。
「・・・・・・腹内に白米飯のごときものありて充満す。味佳なり。腹足ともにこれを食ふべし」『本朝食鑑』(元禄八年)。
北海道南部以南の日本近海に広く分布する。
→蛸・真蛸・麦藁蛸(夏)。
【「新版・俳句歳時記/第四版/監修・桂信子ほか」(雄山閣)より転載】
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※☆*今週のことば*☆※
従藍而青(じゅうらんにしょう)の3・16だ!
大願に生きる「情熱」
壁を破る「勇気」
歴史を創る「連帯」
創価の青年力を社会へ!
2016年3月14日
※☆*寸 鉄*☆※
「臨終只今にありと解りて信心を致して」。若人よ青春の勝利史を今こそ!
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京都婦人部の日。人間共和の楽土築く母、万歳!正義の対話を威風堂々と
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仏法の魂は「人の振る舞い」に脈動。大誠実の行動で信頼と友情の絆結べ
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「生きている限り、生命を大切に」詩人。多忙な時こそ健康管理に留意を
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昨年の振込詐欺、1件当たり約373万円。高齢者狙うと。呼び掛け絶やさず
【聖教新聞:2016年(平成28年)3月14日(月)付】
※☆*名字の言*※
全国の幼児・児童を対象にしたアンケート「大人になったらなりたいもの」(本年1月、第一生命)。「電車・バス・車の運転士」「食べ物屋さん」等々、子どもたちが挙げた「なりたいもの」を見ると、心がほのぼのとしてくる
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人には「持つ人生」と「なる人生」がある――医師の日野原重明さんが、ドイツの心理学者エーリッヒ・フロムの言葉を紹介しながら、子どもに語っている。「持つ人生」とは、ほしいものを手に入れて満足する生き方。「なる人生」とは、「もの」でなく「自分が何になるか」を目標に、自分を磨き、なりたいものになる生き方だ、と(『明日をつくる十歳のきみへ 一〇三歳のわたしから』冨山房インターナショナル)
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日野原さんは単に、周囲の評価が高い職業を目指せと言いたいのではない。「なりたい」自分を決め、それに向かって努力し、挫折しても、その挫折から学び、また努力する――得られた「結果」よりも、こうした過程そのものに人生の価値があると伝えたいのだ
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日蓮大聖人は、「蔵の財」「身の財」よりも「心の財」すなわち信心が第一と教えられた
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「心の財」を積みゆく人生に、これでいいというゴールはない。限りない向上の道を生きる、その人こそ、幸福に輝いている。(申)
【聖教新聞:2016年(平成28年)3月14日(月)付】
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