和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

広宣譜28/新・人間革命

2014年12月19日 19時16分33秒 | 今日の俳句
      
【「聖教新聞」 2014年 12月19日(金)より転載】


【広宣譜28】

 大阪大会の会場となった大阪市中央公会堂は、場外も参加者であふれていた。雷雨のなか、多くの人は傘も差さずに、特設されたスピーカーから流れる声に耳を澄ました。

 場内では、ひときわ大きな拍手が高鳴り、山本伸一が登壇した。

 「皆様、大変にしばらくでございました」

 堂々たる、力強い声であった。

 兄とも慕う伸一が、二週間余にわたって過酷な取り調べに耐え、今、元気に、自分たちの前に姿を現したのだ。関西の同志は、感涙を抑えることができなかった。また、広宣流布の道は、権力の魔性との熾烈な闘争であることを痛感し、憤怒のなかに、一切の戦いへの勝利を誓った瞬間であった。

 「最後は、信心しきったものが、御本尊様を受持しきったものが、また、正しい仏法が、必ず勝つという信念でやろうではありませんか!」

 伸一の師子吼に、皆、心を震わせながら、大拍手で応えた。

 関西の同志は、深く生命に刻んだ。

 “負けたらあかん! 戦いは、勝たなあかんのや!”――ここに、関西の“不敗の原点”が、燦然と刻印されたのである。

 伸一の法廷闘争は、四年半に及び、一九六二年(昭和三十七年)一月二十五日、無罪判決が出された。検察の控訴はなく、遂に無罪が確定した。共に戦い、涙し合った関西の同志は、わが事のように喜び、歓喜をバネに破竹の勢いで常勝の躍進を開始したのだ。

 広宣流布の“不滅の金字塔”を打ち立てた、あの大阪の戦いから二十二年を経て、二十一世紀まで、あと二十二年余となった。伸一は、まさに新世紀への折り返し点に立った今こそ、関西の同志に、永遠不滅の常勝の城を築き上げてほしかったのである。

 ゆえに彼は、関西の後継の勇者たちが、“関西魂”を永遠に受け継ぎ、新しき飛躍を期す誓いの歌として、「関西の歌」が必要であると考えたのである。

 歌は、魂を鼓舞し、勇気を呼び覚ます。



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枯扶養/今日の俳句 ≪第.1626号≫

2014年12月19日 07時52分13秒 | 今日の俳句

☆★☆*≪第161926号》☆彡★……☆★☆
 2014年(平成26年)12月19日(金)
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    まん延防止へ対策強化
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【公明新聞:2014年12月18日(木)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20141218_15788

【写真】搬出制限区域の消毒ポイントを調査する秋野氏(右から2人目)ら=17日 宮崎・延岡市

   宮崎・延岡市の鳥インフル 秋野氏が現場調査
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宮崎県延岡市北川町の養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザが発生した問題で、公明党の秋野公造参院議員は17日、延岡市の消毒ポイントを調査するとともに、関係者から話を聞いた。

これには、党宮崎県議団の河野哲也議員と党延岡市議団も同行した。

初めにJA延岡を訪れた秋野氏は、山本照弘副組合長らと意見交換。16日に発生した鳥インフルエンザを受けて、養鶏場で飼われている約4000羽の鶏を殺処分し、防疫措置を行った現状を聞いた。

山本副組合長は「まん延防止のために防疫処理に精通した人材の確保が不可欠」と訴えた。これに対し、秋野氏は「専門的な組織であるJAの活用は重要」と応じた。

続いて秋野氏は、延岡市役所を訪れ、首藤正治市長と懇談。首藤市長は「県と協力し、鳥インフルエンザの感染ルートの解明に力を注ぎたい」と話した。

調査を終えた秋野氏は「宮崎県にとって養鶏業は重要な基幹産業。家畜伝染病予防法のもとで支援を働き掛ける」と述べた。




  ■※今日の俳句※■
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  扶養枯れ麻の書斎に運河の日
        木村蕪城


  芙蓉の実枯れてはなやぐことありぬ
        安住 敦
  

  芙蓉の実業平寺に裂けにけり
        石田勝彦



※ 枯芙蓉・芙蓉の実。
 芙蓉はアオイ科の落葉低木。葉が落ちたあと、枝先に黄色がかった球形の実が残り、やつれた姿となる。華道の花材として使われる。
→芙蓉(秋)
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





    ※わが友に贈る※
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  受験生よ負けるな!

  悔いなき挑戦が

  勝利への土台となる。

  周囲は温かな励ましと

  こまやかな配慮を!
  

      2014年12月19日



    ※名字の言※
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きょうも列島のどこかで、ベートーベンの「第九」が鳴り響く。年末の集中的な演奏は日本独特の風習だ。ルーツの欧州では、第九は「欧州連合賛歌」になっている。今年25周年を迎えた東欧革命を象徴する歌でもあった



1989年12月、チェコのプラハではチェコ・フィルハーモニー管弦楽団による祝賀の第九演奏会が行われ、万雷の拍手が鳴りやまなかったという



このチェコ「ビロード革命」を象徴するもう一つの歌が、ビートルズの「ヘイ・ジュード」をチェコ語にアレンジしたもの。もとは68年の「プラハの春」の後、女性歌手マルタ・クビショヴァが、自由への願いを託して歌った。レコードは爆発的に売れたが、当局に危険視され発禁処分に。彼女も音楽界から永久追放の処分に遭う



だが、彼女の歌声は人々の心に残った。ひそかに「ヘイ・ジュード」は歌われ続けた。第九の演奏会と同じ89年12月、広場に集まった30万人を前に、彼女は約20年ぶりの歌声を披露。人々はVサインを掲げ、革命の勝利を祝福した



歌は苦しみを半分にし、喜びを倍にする。各地で開かれる、本年の掉尾を飾る集い。この一年を勝ち抜いた歓喜も、苦闘の中で挑戦を続ける誓いも、いろいろな思いを込めて、われらの学会歌を高らかに歌おう。(芯)


【聖教新聞:2014年12月19日(金)付】



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