和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

広宣譜27/新・人間革命

2014年12月18日 10時57分28秒 | 今日の俳句
      
【「聖教新聞」 2014年 12月18日(木)より転載】


【広宣譜27】

 山本伸一は、練馬の友に支部歌「北町広布」を贈ったこの七月八日、さらに学会歌の作成に取り組んでいた。方面歌「関西の歌」である。

 関西広布の歩みは、疾風怒濤と絢爛たる勝利に彩られてきた。

 一九五六年(昭和三十一年)五月には、伸一の指揮のもと、大阪支部一支部で一万一千百十一世帯という弘教を成し遂げ、広宣流布の“不滅の金字塔”を打ち立てた。また、同年七月、伸一が支援の責任者となった参院選では、当選は不可能との大方の予想を覆し、一般紙が「“まさか”が実現」と報じるほどの、奇跡的な大勝利を果たしたのである。

 しかし、翌五七年(同三十二年)四月、参議院大阪地方区の補欠選挙では、学会が推薦した候補者が惜しくも敗れた。この支援活動では、選挙法の知識に乏しく、熱心さのあまり選挙違反をした会員が出てしまった。支援の責任者であった伸一は、七月三日、大阪府警の求めに応じて任意出頭し、公職選挙法違反という無実の容疑で捕らえられたのだ。

 逮捕・勾留は十五日間に及んだ。過酷な取り調べが続き、検事は、遂に脅迫まがいのことまで言い始めた。伸一が罪を認めないのならば、会長の戸田城聖を逮捕すると言うのである。五七年の七月といえば、戸田の逝去の九カ月前であり、衰弱は既に激しく、逮捕は死にもつながりかねなかった。伸一はやむなく、ひとたびは一身に罪を被って、法廷で真実を明らかにしようと、心を決めたのだ。

 民衆勢力の台頭を恐れる権力の魔性が、獰猛なる牙をむいて、学会に襲いかかってきたのである。正義は勝つ。いや正義なればこそ、断じて勝たねばならなかった。

 七月十七日正午過ぎ、大阪拘置所から彼は釈放された。夕刻、戸田を迎え、中之島の大阪市中央公会堂で、大阪府警並びに大阪地検に抗議する大阪大会が開催された。川の対岸には、大阪地検のある建物が見える。

 諸天の憤怒か、慟哭か、稲妻が雲を引き裂き、雷鳴が轟き、大粒の雨が降りだした。



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寒木瓜/今日の俳句 ≪第.1625号≫

2014年12月18日 07時10分47秒 | 今日の俳句


寒木瓜/今日の俳句 ≪第.1625号≫


☆★☆*≪第161925号》☆彡★……☆★☆
 2014年(平成26年)12月18日(木)
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    震災から地域経済の復興へ
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【公明新聞:2014年12月17日(水)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20141217_15786


【写真】おさかなセンターを視察する党日立市議団(右側5人)


   リニューアルした「道の駅」が好評
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      公明が一貫して推進
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       (茨城・日立市)
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茨城県日立市で先ごろ、「道の駅 日立おさかなセンター」がリニューアルオープンし、好評を博している。同センターは既存の施設に機能を加え、「道の駅」として認定されたもので、全国でも珍しいという。東日本大震災後の市の経済発展、風評被害の払拭を目的に推進してきた市議会公明党(助川吉洋幹事長)のメンバーはこのほど、同センターを視察し、担当者に現状を聞いた。

   風評被害の払拭に一役
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   2カ月で集客が15万人超
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茨城県東海村から国道245号で日立市へ北上すると見えてくる「道の駅 日立おさかなセンター」。1992年に完成してから、日立市の“玄関口”として、にぎわいを見せていた。

それが東日本大震災後、福島第1原発事故による風評被害で同市の観光客は、例年の約半数にまで激減。同センターも打撃を受け、地域経済に甚大な被害が及んだ。

こうした事態を受けて公明党の額賀俊彦市議(当時)は、以前から主張していた道の駅の整備を強く求めた。その後も、市議会公明党が経済面における復興対策として、2012年度の予算要望などで引き続き訴えた。

その結果、同センターは今年4月、駐車場(109台駐車可能)や24時間利用可能なトイレの完備、道路・観光情報を発信する情報提供施設の整備を行い、「道の駅」として認定を受けた。

さらに9月下旬には、リニューアルオープンして集客数は大幅に増え、11月末までの約2カ月間で15万人を超えた。

同センターでは、風評被害を払拭するため、地魚の放射性物質の分析結果を発信し、安全性をアピールするなど、海産物による地域経済の復興に取り組んでいる。センター内の各店舗では地魚の販売促進に努め、中でも、海鮮丼の「味勝手丼」や、買った海鮮食材を敷地内で焼いて食べられる「海鮮浜焼き」などの売れ行きが好調だ。市の担当者は「新鮮な海産物を、その場で食べられるので需要が多い」と話す。

市は今後、県内にある他の道の駅にパンフレットを置き、リニューアルされたホームページなどでも周知を図っていく。

視察後、助川幹事長は「各地に日立市の魅力を伝え、集客が増えるように情報発信をさらに推進していきたい」と語った。



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  ■※今日の俳句※■
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  寒木瓜の蕾に色や明通寺
        森田公司


  寒木瓜の吹きさらされつ色深む
        久保みどり
  

  寒木瓜の刺の鋭き女坂
        増田栄子



※ 寒木瓜。
 木瓜は中国原産のバラ科の落葉低木。普通春咲きだが、早咲きや四季咲きもある。ことに、寒中に咲くものは赤い花が多く珍重され、冬枯れの庭園に鮮やかな色を添える。時には白花もある。
→木瓜の花(春)
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】


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    ※わが友に贈る※
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  大雪・暴風に厳重警戒。

  焦らず無理せず

  安全第一の行動を!

  配達員はじめ全同志の

  絶対無事故を祈る!
  

      2014年12月18日



    ※名字の言※
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東京の都心で14日に初雪を観測した。雪といえば、今年2月に首都圏を襲った記録的大雪は、記憶に新しい



「しばらくぼうぜんとして、夢を見ているようでした」と振り返るのは、山梨で観光ブドウ狩り園を営む婦人。彼女の背丈ほども降り積もった雪はビニールハウスを倒壊させ、観光農園のブドウ棚を押しつぶした



雪をかき出し、倒壊したハウスを片付けた。雪の重みで折れたブドウの枝を切り、傷ついた枝には「頑張ってね」と声を掛けながら手当てをした。無我夢中で動く彼女の心を支えたのは、家族であり、名誉会長が示した「地域の灯台たれ」との指針だった。「絶対に負けない」と決め、題目を唱えては自らを奮い立たせた



再建計画が立たない農家も少なくない中、いち早く再起。収穫期を迎えたブドウはたわわに実り、毎日、観光客でにぎわった。雪害に屈しない姿は、テレビなどで大きく報道された。「これからも絶対に負けません!」と彼女は語った



「冬は必ず春となる」(御書1253頁)ように、自分で自分を諦めない限り、必ず人生にも春は訪れる。それを思うと、寒風が肌を刺す冬も楽しい。同じように、“苦難こそ人間革命のチャンス”と勇気が湧く。信仰者とは、たくましき楽観主義者のことである。(側)

【聖教新聞:2014年12月18日(木)付】
http://www.seikyoonline.jp/index.html


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