和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

Fw:広宣譜35/新・人間革命

2014年12月29日 20時22分21秒 | 今日の俳句
【「聖教新聞」 2014年 12月29日(月)より転載】


【広宣譜35】

 関西の記念幹部会は、やがて、山本伸一のあいさつとなった。

 彼は、懇談的に話を進め、二十一年前に、選挙違反という事実無根の容疑で逮捕・勾留された折、関西の同志が共に悔し涙を流しながら、さまざまな面で真心の応援をしてくれたことに対して、深く感謝の意を表した。

 伸一の着替えや食事に心を砕き、差し入れをしてくれた人もいた。かなわぬ面会を願い出て、大阪拘置所に通った人もいた。単身、抗議に出向いた人もいた。

 「私は、皆さんの真心を、終生、忘れません。その健気な姿を思うにつけ、感謝で胸がいっぱいになります。そして、庶民を苦しめる権力の魔性とは、永遠に戦い続けることを、愛する関西の皆さんに宣言しておきます!」

 次いで、二十一世紀への展望を語った。

 六月度の本部幹部会で伸一は、明一九七九年(昭和五十四年)に「七つの鐘」を打ち終えたあと、二〇〇一年から、再び二回目の「七つの鐘」を打ち鳴らし、二十一世紀の新たな前進を開始する旨、発表していた。

 彼は、それを再確認し、二十一世紀の「七つの鐘」を鳴らしていくのは、男子部、女子部、学生部、未来部の友であると述べ、後継の人材育成に心血を注いでいくなかに、永遠なる「常勝」の大道があることを力説した。

 また、「一人ひとりが、仏法の正義と力を証明しゆく人に」と呼びかけ、「世界模範の関西であれ!」と訴えて指導としたのである。

 関西は、雄壮なる広布の歌声とともに、二十一世紀の大海原へ雄々しく船出したのだ。

 八月上旬、伸一は、「関西の歌」に、「常勝の空」という題名をつけた。祈りを託して。

 ――“常勝の空”は、晴れやかである。そこには、苦悩の暗雲を突き抜けた、大歓喜の光彩が満ちあふれている。勝つのだ! 断じて勝ち続けるのだ! 常勝ありてこそ、崩れざる自他共の幸福があるからだ。常勝ありてこそ、広宣流布があるからだ。

 「常勝の空」は各地で歌われ、歓喜の歌、前進の歌、団結の歌となっていくのである。



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