和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

広宣譜16/新・人間革命

2014年12月05日 19時19分35秒 | 今日の俳句
      小説「新・人間革命」

【「聖教新聞」 2014年 12月5日(金))より転載】

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【広宣譜16】

 山本伸一の満腔の期待が込められたあいさつに、万雷の拍手が沸き起こり、いつまでも、いつまでも鳴りやまなかった。

 ここで、合唱団による「広布に走れ」の合唱となった。

 力強く、さわやかなコーラスが会場にこだました。それは、平和の長征へと旅立つ英知の友への讃歌であった。

 合唱が終わると、伸一は言った。

 「上手だね。もう一回!」

 再び歌声が響いた。そして、さらに、アンコールの拍手が鳴り続いた。

 「では、もう一度だね」

 合唱は、何度も続けられた。

 「最後に、参加者全員で大合唱しよう!」

 伸一が、こう提案した時、場内にいた一人の青年が叫んだ。

 「先生! みんなでスクラムを組んで歌っては、どうでしょうか!」

 すかさず、伸一が皆に諮った。

 「みんな、どう? スクラムを組んで歌うのも、学生らしくていいんじゃない」

 賛同の拍手が起こった。

 「それじゃあ、今、発言したあなたが、歌の指揮を執ってください」
  

 ♪広き曠野に 我等は立てり
  万里めざして 白馬も堂々……
  

 若人の情熱のスクラムが、大波のように、右に左に揺れた。それは、滔々たる新時代の潮流を思わせた。伸一は、皆の顔を眼に焼きつけるように視線を注ぎ、身を乗り出して、盛んに手拍子を打った。

 学生たちは、誓った。

 使命の曠野に、敢然と挑み立つことを! 世紀の勇者となって、新時代の舞台に躍り出ることを! 革新の英知光る、慈悲と哲理の学徒となることを! 正義の対話を展開し、恒久平和の人類史を創造しゆくことを!

 新しき歌は、新しき世代を鼓舞し、新しき時代を開く力となるのだ。


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水鳥/今日の俳句 ≪第.1612号≫

2014年12月05日 07時20分03秒 | 今日の俳句
水鳥/今日の俳句 ≪第.1612号≫

    ☆水鳥/今日の俳句☆  

☆★☆*≪第1612号》☆彡★……☆★☆
 2014年(平成26年)12月5日(金)
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     アルゼンチンの名門国立トゥクマン大学で法華経展
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【聖教新聞:2014年12月4日(木)付】
http://www.seikyoonline.jp/news/headline/2014/12/1215773_4448.html


 東洋哲学研究所が企画・制作した「法華経――平和と共生のメッセージ」展が11月22日から同29日まで、アルゼンチン共和国のサン・ミゲル・デ・トゥクマン市にある名門、国立トゥクマン大学で行われた(主催=同研究所、同大学哲文学部地理学科アジア・アフリカ研究所、アルゼンチンSGI〈創価学会インタナショナル〉)。22日の開幕式には、同大学のアリシア・バルドン学長をはじめ大学関係者らが出席。法華経が人類に残した不滅の精神遺産を観賞した。

 2006年の香港を皮切りに、これまでネパールやインド、イギリスなど世界12カ国・地域で開かれてきた〝法華経展〟。今回は、9・10月に行ったアルゼンチンのサルバドール大学での同展を観賞した、トゥクマン大学アジア・アフリカ研究所のリリアナ・パラシオス・デ・コシアンシ所長の要請で実現したもの。 

 アルゼンチンの人々にとって、地球の反対側にあるアジアで生まれた法華経。

 会場には、ロシア科学アカデミー東洋古文書研究所が所蔵する貴重な写本の複製や『インド国立公文書館所蔵 ギルギット法華経写本――写真版』をはじめとする「法華経写本シリーズ」、また仏教芸術の品々など、人類の至宝が並ぶ。

 民族や文化などの差異を超え、人類は必ず一つになれる――〝諸経の王〟が放つ力強いメッセージに触れ、観賞した人々に深い感動が広がった。

 同国屈指の総合大学として本年、創立100周年を迎えたトゥクマン大学。アリシア・バルドン学長は、今回の展示の意義を次のように語った。

 「法華経が教え、SGIが基盤とする平和と共生の精神は、人類が求めてやまない永遠の発展への極めて重要な道標となるものです。私どもの大学では、これまで数多くの展示を行ってきましたが、創立100周年の意義深き佳節に、このような展示を開催できることは、名誉であり、誇りです」

 開幕式では、晴れやかにテープカット。大学関係者は展示を観賞した後、次のように語った。

 「法華経は、私どもに豊かな智慧を与えるだけでなく、それを実践する中で、日々の前進への糧となるものであると学びました」(哲文学部のサンティアゴ・ブリス副学部長)

 なお、11月29日の閉幕式では、サルバドール大学東洋学部のカルロス・マヌエル・ルア学部長が講演。混迷する現代世界に法華経を実践し、広めてきた池田SGI会長の功績について語った。



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  ■※今日の俳句※■
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  山かげや水鳥も無き淵の色
         原 石鼎


  水は息つめて水鳥をねむらする
         瀧 春一
  

  雪のせて軽くゆれをり浮寝鳥
         堀 葦男


【季語の解説】
※ 水鳥(みずとり)→浮寝鳥。
 水辺に棲息する鳥の総称。川、水田、湖沼、湿原、海岸などに棲息する。指の間に水かきをもち、水上、または水中での行動に適した体形に進化しており、陸上や樹上での敏捷性にかけるものが多い。
羽毛は断熱と撥水のため多くの空気を含む性質を有することから、防寒着や寝袋などの中綿に利用されている。
 俳句では冬の季語になり、冬の水上の鳥を総称していう。鴨、鳰、千鳥、都鳥、鵞鳥などが入る。また、水に浮いたまま眠っている鳥を浮寝鳥という。

【「ウィキぺディア・フリー百科事典」より転載】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E9%B3%A5


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   ※わが友に贈る※
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 風邪や流感に注意!

 帰宅後のうがいや

 手洗いの徹底

 防寒対策も万全に!

 健康が勝利の土台だ!


      2014年12月5日




   ※北斗七星※
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日本経済再生と家計の行方を決める大切な衆院選。いよいよ舌戦も熱を帯びてきた。街頭演説を目にして、近く発売の公明グラフ冬季号、山口那津男代表との対談の取材の際、佐々木信夫・中央大学教授が語った言葉が浮かぶ



「公明党以外で、国会議員と地方議員は選挙の互助組織としてはつながっていますが、政策でつながるのは意外とない」と指摘。しかし、人々が生活している現場にこそ政治的課題はある。国の視点だけでものを見て政治・行政に携わる限界がそこにあるのだと



その限界を打ち破るのは、「現場から問題を拾い上げ、地方議員から国政レベルまで政策としてつないでいく」作業であり、「この回路を一つのモデルとして作り上げたのが公明党」だという。そこに「公明党の50年間の努力の結晶」と「公明党の強み」がある、と



山口代表は、1993年の細川政権参加を皮切りとした与党経験を通して、地方議員と国会議員の連携による「政策実現のサイクル」が生まれた、と述べる。庶民の暮らしを一歩でも前に進めようと、支持者とともに、努力してきた公明党の歩みがそこにある。



14日の投票日まで、あとわずか。しかし、有権者の多くはいまだに迷っている。その行方を決めるのは、真摯で自信にあふれた、一対一の語りかけでしかない。(繁)



【「公明新聞」2014年(平成26年)12月5日(金)より転載】
https://www.komei.or.jp/news/



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12月4日(木)のつぶやき

2014年12月05日 02時07分36秒 | 日本

ブログを更新しました。 『鷦鷯(みそさざい)/今日の俳句 ≪第.1611号≫   』
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