和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

クリスマス/今日の俳句 ≪第.1631号≫

2014年12月24日 07時06分15秒 | 今日の俳句
■<2014年(平成26年)12月24日(水)>■


     ◆読書で心の復興を、宮城・山元町の小学校に図書贈呈◆
    
 
【聖教新聞:2014年 12月23日(火)付】
http://www.seikyoonline.jp/news/headline/2014/12/1216032_4448.html

 本年で40周年を迎えた創価学会の図書贈呈運動。離島など教育環境に恵まれない地域や、自然災害の被害を受けた地域の子どもたちに良書を贈ってきた。

 40周年の掉尾を飾る図書贈呈式が22日、宮城・山元町立山下第二小学校で行われ、優良図書300冊が贈られた。東日本大震災からの“心の復興”を支援するもの。

 同小学校は、大震災の津波で校舎1階の天井まで浸水し、被災の翌月に移転。同町内の山下小学校と併設され、授業を行っている。隣接する角田市や亘理町からの通学を余儀なくされる児童や、仮設住宅で生活を送る児童も少なくない。

 贈呈式では、葛西総宮城長から図書目録が手渡され、児童の代表が「いただいた本を、勉強に生かしていきます」と語った。

 山下第二小学校の太田一江校長は、「本校では本年、国語教育に力を注いでおり、読書の推進を行っています。児童の“考える力”を養う図書をいただけたことは、大きな喜びです」と述べた。

 同校には、今後5年間にわたって毎年20冊の図書が追加贈呈される予定。


     ※今日の俳句※


  

  へろへろとワンタンするクリスマス
         秋元不死男


  七面鳥の青きゆふぐれ降誕祭
         柿本多映
  

  この出逢ひこそクリスマスプレゼント
         稲畑汀子



※ クリスマス・降誕祭・聖誕生節・聖樹・聖夜・聖歌・聖菓。
 12月25日、キリストの誕生日。ただし実際にいつ生まれたかは不明。ヨーロッパにおいて土俗の冬至の祭と習合したもの。
前夜をクリスマスイブといい、子供たちはサンタクロースに贈り物を入れてもらう靴下を枕元に吊り下げて寝る。
翌25日、協会では聖樹を飾り、聖歌を歌ってキリストの生誕を祝う。家庭でもクリスマスツリーを飾ったり、カードを交換したりする。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2014年12月24日(水)付】


  「仏教の四恩とは

  一には父母の恩」

  青年よ 親孝行で引かれ!

  それが人間としての

  偉大な成長の証しだ。
  

      2014年12月24日



     ※名字の言※
【聖教新聞:2014年12月24日(水)付】


「3人の平和指導者は、一人の人間が本当に決意すれば、社会を、世界を変えていけることを訴えています」インド・ニューデリーのマントフォート学園で今月初め、「ガンジー・キング・イケダーー平和建設の遺産」展が開かれた



会場では、展示内容を学んだ同学園の生徒たちがパネル横に立ち、来場者に熱心に説明した。事前の学習会にはボランティアとして80人の生徒が参加してくれたという。暴力を前にただ立ちすくんでいるだけではいけない、との若者たちの心が尊い



マハトマ・ガンジーは、一つの夢を抱いていた。それは、紛争を阻止し、和解を進めていく「平和部隊」を各地に結成するというもの。これからの時代に必要なのは、非暴力という信念を堅持し、全ての宗教を尊敬し、慈愛と誠実をもって人々に奉仕していく「平和部隊」であると



「真の非暴力は、真の勇気なくしては不可能である」とガンジーは言う。(『私にとっての宗教』新評論)。どこまでも対話を手放さない勇気。相手の善性を信じ抜く勇気である



憎悪の連鎖を断ち切り、差別や貧困のない世界のために、わが身をささげたガンジーとキング博士。その未完の夢の実現へ、池田SGI会長と共に進む、私たち創価の友に託された使命は限りなく大きい。(進)



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★

広宣譜30/新・人間革命

2014年12月23日 19時19分43秒 | 今日の俳句
      
【「聖教新聞」 2014年 12月23日(火)より転載】


【広宣譜30】

 山本伸一は、電話に出た関西総合長の十和田光一に、弾んだ声で言った。

 「できたよ。『関西の歌』を作ったよ」

 そして、歌詞を読み上げていった。

 それを書き取った十和田は、「ありがとうございます」と、感極まった声で応えた。

 伸一は、率直な意見が聞きたかった。

 「もし、ここを直してほしいという箇所があれば、遠慮なく言ってください。関西の皆さんの歌だもの、皆さんが心から納得して歌えるものにしたいんです。どうだい?」

 十和田は、申し訳なさそうに口を開いた。

 「二番の一行目に『我等の誇り 金の城』とございますが、この『金の城』を、『錦州城』にしていただけないでしょうか」

 伸一が「金の城」としたのは、皆の目に鮮やかな色彩が浮かぶような歌にしたかったからだ。だが、関西の同志にとって、「錦州城」という言葉には、格別な思いが詰まっていた。

 一九五六年(昭和三十一年)二月、大阪の戦いの指揮を執っていた伸一は、大勝利への決意を託した歌を詠んだ。そして、戸田城聖の誕生日である十一日に、この歌を贈った。

  

  関西に 今築きゆく 錦州城

     永遠に崩れぬ 魔軍抑えて

  

 そこには、大阪城の別名の「錦城」と、中国遼寧省の難攻不落の都城「錦州城」を掛け、関西に金城鉄壁の民衆城を築き上げようとの誓いが込められていた。

 戸田は、即座に返歌を認めてくれた。

  

  我が弟子が 折伏行で 築きたる

       錦州城を 仰ぐうれしさ

  

 伸一は、この歌を心に刻み、関西の同志と共に戦い、大勝利した。したがって、彼らには、“関西は創価の師弟が築き上げた広布の錦州城だ!”との強い共戦の誇りがあった。

 だから、十和田は、「錦州城」という言葉を入れてほしいと、要請したのである。



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琵琶の花/今日の俳句 ≪第.1630号≫

2014年12月23日 07時30分42秒 | 今日の俳句

■<2014年(平成26年)12月2日(火)>■


     ◆農家の経営安定に全力◆
    
 
【公明新聞:2014年12月21日(日)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20141221_15817


【写真】北海道秩父別町の農家から話を聞く稲津氏(中)


     ※北海道秩父別町の農家から話を聞く稲津氏

 稲津久氏は16日、北海道秩父別町のコメ農家を訪れ、北海道の基幹産業である農業の振興について意見を交換しました。

 「米価下落は深刻で、収入が安定するようなシステムをつくってほしい」との要望に稲津氏は、「国政の場でさまざまな支援策を提案していきたい」と応じ、地域農業の経営安定へ全力を尽くすことを約束しました。

 関係者は、「当選後すぐに農業現場に足を運んでもらえてありがたい。このスピード感は頼もしい限りです」と、期待を寄せていました。



     ※今日の俳句※


  

  あんまりな言ひ方枇杷の花は花
        中原道夫

  子ら寝しかば妻へのみやげ枇杷を出す
        篠原 梵
  

  爛々とをとめ樹上に枇杷すゝる
        橋本多佳子



※ 琵琶はバラ科の常緑高木。11-12月、枝先に円錐花序をなして白色五弁の花を多数開き、芳香を放つ。中軸・花柄・萼片(がくへん)ともに淡褐色の絨毛に包まれた、目立たない花である。
→琵琶(夏)。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※
【聖教新聞:2014年12月23日(火)付】

  


  会場提供の皆様

  支えるご家族の方々に

  感謝と御礼の言葉を!

  尊き宝城ありて

  地域広布は大発展!
  

      2014年12月23日



     ※名字の言※
【聖教新聞:2014年12月23日(火)付】



世界初個人向けコンピューターが発売されたのは40年前という。画面やキーボードもなく、スイッチのオン・オフで計算処理をさせる、大型の電卓のようなものだった。



今では、多彩な機能を持ち、携帯電話というより“携帯コンピューター”に近いスマートフォンが普及する。さらに、双方向の交流が可能なソーシャルメディアの広がりもあり、どこでも、いつでも、世界の人々とつながる時代になった



だが、意思疎通の技術の発達に比例して、人々の絆も強まったかといえば、そうでもない。近くにいる人にさえ、会話をせずにメールで済ませたり、メールを送れば相手が理解したものと錯覚してしまったり、技術に頼りすぎることで、コミュニケーションへの人間の感性が退化してはいけないか



インターネット検索サイトの最大手が、経営の考え方をまとめていた。「会話はいまでも最も重要かつ効果的なコミュニケーション手段である」と「『ハウ・グーグル・ワークス』日本経済新聞出版社)



話の内容に加え、表情、目線、しぐさ、声の抑揚ーー直接、会話することで得られる情報量は、いまだに、他の意思疎通手段を圧倒的にしのいでいる。年末年始の貴重な時間を有意義に、会って語り合うことに割きたい。(聖)



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:朱欒/今日の俳句 ≪第.1629号≫

2014年12月22日 06時06分38秒 | 今日の俳句
朱欒/今日の俳句 ≪第.1629号≫


■<2014年(平成26年)12月22日(月)>■


     ◆有権者比4%、3%相次ぎ突破◆
    
 
【公明新聞:2014年12月20日(土)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20141220_15810


     結党50年掉尾飾る快挙
     対話重ね、圧倒的な部数拡大
     党大阪の豊中第10、第8支部
     12月度公明新聞実配


 結党50年の節目の今年、大阪府豊中市の南部で奮闘する公明党豊中第10、同第8支部は12月度の公明新聞実配部数で、有権者比4%、3%をそれぞれ超える圧倒的な拡大で、今年の掉尾を飾る快挙を成し遂げた。

 党豊中第10支部(酒井哲也支部長=市議)は、12月度の公明新聞の実配部数を585部に伸ばし、支部内有権者数(1万3640人=12月2日現在)に対し、購読率4.29%を達成。これまで3%突破を4回成し遂げてきた同支部。こうした過去の記録を塗り替え、今回の4%突破は、過去最高の成果となった。

 老人会で幹事を務めるなど地域貢献に率先し信頼の輪を広げてきた党員の小嶋京子さんは、地域の友人に6部を推進。支部新聞推進委員として先駆を切ろうと奔走した野崎叡子さんは、20部を拡大した。また、「約30年ぶりに挑戦した」と語るのは、壮年党員の横峯幸雄さん。普段から友人付き合いを大切にしていることもあり、今回1部を推進した。

 こうした党員の奮闘について、野崎支部推進委員は「今回の“拡大戦”では初めて、または久しぶりに挑戦した人が多く、推進を実らせた党員の2割に上る」と、笑顔で話していた。

 一方、党豊中第8支部(児島政俊支部長=市議)は、12月度の公明新聞の実配部数が506部となり、有権者数(1万6603人=同)に対する購読率を3.05%に。昨年に続き、2回目の3%突破を達成した。

 同支部では、個人で35部の推進を勝ち取った、前支部新聞推進委員の阿瀬カツ子さんを中心に運動を展開。守野諄子さんは、普段から公明市議との「語る会」に誘っている友人ら7人に購読を実らせた。

 こうした新聞推進の活動から、先の衆院選へ勢いよく支援活動のスタートを切ることができた豊中市では、比例区での投票率が61.46%から52.63%に落ち込む中(投票総数2万6571票減)、公明党は得票率を2.06ポイント伸ばし、得票数も上積みした。



     ※今日の俳句※
  

  日輪も朱欒も黄なる国に来し
        橋下鶏二


  空港に朱欒輝き雨上る
        高橋悦男
  

  町なかを真清水走り朱欒の実
        木村里風子



※ 朱欒・うちむらさき・文旦。
 マレー原産のミカン科の常緑低木。実も葉も柑橘類中最大。果皮肉が3-4センチと厚く、砂糖漬けにする。薄黄色の実は生食するが、「うちむらさき」と呼ばれ薄紫色を呈する実もある。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※今週のことば※
【聖教新聞:2014年12月21日(日)付】   


  年末年始のあいさつが

  心を開き一年を開く。

  近隣を大切に!

  旧友を大切に!

  信頼の縁(えにし)を幾重にも。
  

      2014年12月21日



     ※社 説※
【聖教新聞:2014年12月21日(日)付】


    広布の躍進支える奮闘に感謝 あす「統監部の日」   

 創価学会は今年も、晴れやかな前進・勝利の一年を飾った。「世界広布新時代 開幕の年」の本年、全国では創価青年大会や各地の総会などが開催され、それに符合して、広布拡大の勢いも増した。新しい人材や新入会者が陸続と誕生し、創価の陣列はますます盤石となった。

 同志の奮闘の結果である。同時に、その伸展を陰で支えた多くの友の労苦があったことを忘れてはならない。

 あす22日は「統監部の日」。日々、広布の拡大を支えている功労者こそ、統監部の方々である。あらためて、心から感謝したい。

 1952年(昭和27年)12月22日、統監部は設置された。当時の学会は、会員数が飛躍的に増加していた。その広布伸展の状況を正確に把握し、確実な活動を展開するため、戸田第2代会長のもと“拡大の要”として同部が結成されたのである。

 56年(同31年)、若き池田名誉会長(当時、青年部の室長)の指揮によって、圧倒的な拡大を成し遂げた「大阪の戦い」においても、その躍進を支えたのは統監部員の奮闘だった。

 日を追うごとに増す弘教の勢い。それに伴い、統監部の動きも慌ただしくなった。

 当時の様子が『関西広布史』(本社刊)に描かれている。

 「夜ふけともなれば、各拠点から関西本部へ報告に来る幹部やその報告を受ける統監部員、戦い切って帰ってくる派遣幹部等々。狭い廊下や階段では行き交う人々が体をぶつけそうになるほど。関西本部は五月というのに、第一線の闘士達の熱気で真夏のようにむせかえり、まさに軍艦のように揺れ動いた」

 当時の統監に携わった、京都の壮年部員は語った。

 「『常勝関西』の礎は、私たち統監部の手で築いたものだと自負しています」

 学会の統監は、単なる組織実態の掌握ではない。それは、一人一人の「幸福・勝利」の実証を記録する作業である。

 名誉会長はかつて綴った。

 「統監が扱う数字は、単なる『数』ではありません。創価の同志は、皆、最極の『妙法の当体』であり、崇高な広宣流布を成し遂げゆく『地涌の菩薩』です。ゆえに、統監カード一枚、また統監シートに記入する『一』は、このかけがえのない同志の生命としての『一』であります」

 陰で奮闘する統監部の友に心から感謝しつつ、明「世界広布新時代 躍進の年」へ、新たな「幸福・勝利」の実証を示しゆく挑戦を開始したい。




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蜜柑/今日の俳句 ≪第.1628号≫

2014年12月21日 06時37分31秒 | 今日の俳句

蜜柑/今日の俳句 ≪第.1628号≫


■<2014年(平成26年)12月21日(日)>■


     ◆介護職の処遇改善へ◆
    
 
【公明新聞:2014年12月20日(土)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20141220_15810



【写真】介護報酬改定の検討状況を聞いた党推進本部=19日 衆院第1議員会館



     党包括ケア本部 報酬改定の現状聞く

 公明党地域包括ケアシステム推進本部(桝屋敬悟本部長=衆院議員)は19日、衆院第1議員会館で厚生労働省老健局の担当者から、来年度に実施される介護報酬改定の検討状況を聞き、意見を交換した。

 このうち、介護職員の処遇改善加算に関して厚労省は、「雇用管理の改善などをさらに進める事業所を対象に、月額1万円程度の新たな上乗せを検討している」と報告。併せて、中重度の要介護者や認知症高齢者への対応強化なども進めていくと説明した。さらに会合では、介護の人材確保やサービスのあり方などをめぐり、参加者が活発に議論した。





     ※今日の俳句※
  

  蜜柑を焼いて喰ふ小供と二人で居る
        尾崎放哉


  帰郷して蜜柑山でもやりたまへ
        藤後左右
  

  蜜柑山ま白聴く雲の夜も満つ
        加倉井秋を



※ 蜜柑・蜜柑山・蜜柑狩。
 ミカン科の常緑低木で普通その実をさす。代表的なものは鹿児島県原産の温州蜜柑で、暖地に広く栽培される。早いものは秋から収穫され、冬の果物の王座を占めている。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





     ※わが友に贈る※
    

  年末年始のあいさつが

  心を開き一年を開く。

  近隣を大切に!

  旧友を大切に!

  信頼の縁(えにし)を幾重にも。
  

      2014年12月21日



     ※名字の言※



先日、こども音楽コンクールを鑑賞した。小学生の器楽部門だったが、高い技術力、息のあった演奏、豊かで美しい響き……。“これが小学生のレベルか!”と、耳を疑った



このコンクールは60年以上続く。その理由を、主催者は「音楽を愛する人がいるから」と端的に述べていた。そして東日本大震災が起きた直後、あるラジオ局に被災者から寄せられた要望を紹介した。一番多かったリクエストは、「音楽を流してほしい」と言うことだった



ドイツの文豪ゲーテは、死の危機を脱した後に手紙に、こう書いている。時に文豪は73歳。「何よりも奇跡的なことは、ここ数日、私に働きかけた音楽の恐ろしいばかりの力だ!」「(音楽は)固く握りしめたこぶしのようだった私の心を優しく解きほぐしてくれる」(柴田翔訳)



この秋、音楽隊、しなの合唱団が、全日本合唱コンクール全国大会で、「金賞」に輝いた。この躍進の背景の一つとして、団員たちは、東北の被災地で復興コンサートを重ねてきたことを挙げていた。「心で歌う」原点、そして「心と心をつなぐ」使命を、あらためて自覚しました、と



原点を忘れない人、使命を自覚した人は強い。音楽は、心を豊かに耕すだけでなく、強さをも与えてくれるものである。(川)


【聖教新聞:2014年12月21日(日)付】



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★

Fw:広宣譜29/新・人間革命

2014年12月20日 07時28分26秒 | 今日の俳句
      
【「聖教新聞」 2014年 12月20日(土)より転載】


【広宣譜29】

 山本伸一が、「『関西の歌』を作ってはどうか」と提案したのは七月初めであった。

 関西の方面幹部は大喜びし、早速、青年部が中心になって歌の制作を開始した。出来上がった案を、関西長の西淵良治らで推敲し、練馬区北町の代表との懇談会が行われた七月八日の午前、伸一のもとに届けられた。

 「友と舞う」との題名がつけられたその歌詞には、皆の苦労が偲ばれたが、残念なことには斬新さに乏しく、関西らしさがあまり感じられなかった。関西の首脳にとっても、満足のいくものではなかったようだ。

 そこで伸一は、自分が歌詞を作って関西の友に贈ろうと、この日の午後から、作詞に取りかかった。自身の胸中にほとばしり出る思いを、率直に歌詞にし、口述していった。それを妻の峯子がメモしてくれた。

 「今再びの 陣列に……」

 冒頭は、この言葉しかないと思った。

 “私と共に、無名の庶民がスクラムを組み、前人未到の歴史を開き、広布の金字塔を打ち立てた関西である。自分と同じ心で、魔性の権力の横暴に憤怒し、血涙を拭って挑み立ち、常勝の大城を築いた関西である。関西には黄金燦たる誇り高き原点がある。なれば、常にその原点に立ち返り、いよいよ「日々新生」の決意で立ち上がるのだ。

 また、関西の同志との絆は、決して偶然でもなければ、今世限りのものではない。広宣流布を誓願して躍り出た地涌の菩薩として、久遠の使命に結ばれたものだ”

 伸一は、心の底から、こう感じた刹那、「君と我とは 久遠より 誓いの友と 春の曲」との歌詞が口をついて出ていた。

 峯子が、瞳を輝かせて言った。

 「『春の曲』。いい言葉ですね。そこには、幸せも、歓喜も、躍動も、勝利も、すべてが凝縮されていますもの」

 北町の代表との懇談が一段落した午後七時ごろ、伸一は席を外した。そして、「関西の歌」に推敲を加えたあと、関西総合長の十和田光一に電話を入れた。



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青木の実/今日の俳句 ≪第.1627号≫

2014年12月20日 06時33分40秒 | 今日の俳句

☆★☆*≪第161927号》☆彡★……☆★☆
 2014年(平成26年)12月20日(土)
彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆★☆


    
    ◆福島産業拠点実現へ始動◆
    
 
【公明新聞:2014年12月19日(金)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20141219_15796




【写真】イノベーション・コースト構想推進会議の初会合であいさつする高木座長(中央左)、内堀知事(同右)ら=18日 福島市


【写真】イノベーション・コーストのイメージ



   先端技術集積し、浜通り再生
   高木副大臣を座長に構想推進会議が初会合
  

 イノベーション・コースト構想のイメージ東京電力福島第1原発事故で雇用が失われた、福島県沿岸部の浜通り地域に原発廃炉やロボット開発など多様な先端産業を集め、地域の再生をめざす「イノベーション・コースト構想」が実現に向けて動き出した。高木陽介経済産業副大臣(公明党)を座長とした国、県、市町村、有識者でつくる同構想推進会議は18日、福島市で初会合を開いた。

 推進会議では、構想の実現へ省庁や有識者が技術的な課題を話し合う検討会や、市町村ごとの議論内容を共有・調整。地域特性を生かしながら、浜通りが一丸となって構想を具体化するのが狙い。内堀雅雄県知事や、市町村長らが出席し、活発に意見を交わした。

 参加者からは、浜通りで盛んな農林水産業の復興が道半ばであるとの指摘が相次ぎ、「特に水産業は、いまだ試験操業の状態だ。関係者が将来を見通せるような取り組みが必要だ」(相馬市)など、1次産業に目配りして同構想を進めるべきとの意見が出た。

 また、「各市町村が産業の誘致合戦に陥らないよう、全体観に立って進めてほしい」との声や、「産業振興を進めるのと同時に、地域の未来を見据えて若手人材の育成を進めてはどうか」という提案もあった。

 終了後、高木座長は、「これまでの復興事業は、マイナスをゼロにすることばかりだったが、今後はイノベーション・コースト構想でプラスに転換していく。それが被災者の希望につながる」との考えを示した。

  イノベーション・コースト構想は、赤羽一嘉経産副大臣(当時、公明党)を座長とした研究会が今年6月に全体像を取りまとめたもの。すでに着手している事業もある。第2次安倍改造内閣発足に伴い、高木副大臣へとバトンをつないだ9月には、廃炉用ロボットの実証試験施設が着工した。来年度予算概算要求では、関連費用として200億円が計上されている。

 同構想について公明党は、先に行われた衆院選の重点政策で「早期具体化に向けて、政府一体での取り組みを推進する」と明記し、強く推進している。



     地域復興へ希望の光

        ◆福島県知事 内堀 雅雄氏



 イノベーション・コースト構想は、浜通り地域の「産業振興」「雇用創出」に向けたエンジンとなるものであり、まさに“希望の光”とも言えるものである。

 赤羽前経産副大臣が設置した研究会で検討が始まり、現場の声を踏まえ6月に報告書が取りまとめられた。そして、高木経産副大臣が座長の推進会議で、いよいよ構想の早期具体化に向けた議論が始まった。

 この構想を通じて、浜通り地域が世界から注目される復興を成し遂げることが、県全体の復興再生につながる。政府・与党と連携しつつ、構想を現実のものとし、福島の明るい未来を切り開いていく決意だ。






  ■※今日の俳句※■
  

  青木の実朱をこぞりたり家低く
        志摩芳次郎


  磐座(いわくら)は常濡るる石青木の実
        山田みづえ
  

  みささぎの木立かくれに青木の実
        岡本虹村



※ 青木の実。
 青木はミズキ科の常緑低木で普通その実をさす。代表的なものは鹿児島県原産の温州蜜柑で、暖地に広く栽培される。早いものは秋から収穫され、冬の果物の王座を占めている。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





    ※わが友に贈る※
    

  火災に厳重注意!

  可燃物は整理整頓し

  暖房器具やコンロ等の

  消し忘れに気を付けよ。

  多忙な年末を無事故で!
  

      2014年12月20日



    ※名字の言※


東京駅といえば、赤れんがの「丸の内駅舎」を思い浮かべる人も多いだろう。JRだけでも一日平均100万人もの人が行き交い、“利用され続ける国重要文化財”が、きょう開業100年を迎える



2年前まで同駅では、創建当時の姿に戻す復元工事が行われていた。だが、姿形を元通りにするだけではない。創建時の意匠を生かしつつ、現代が求める利便性や、災害時の安全性を満たす未来性も重視した



「原点を忘れない」ことと、「未来を志向する」ことは、矛盾するようだが決してそうではない。東日本大震災で被災し、今も、元の生活には戻れない避難生活を送る多宝会の先輩が言っていた。「悩みに負けない人生を築けるなら、と入会した。信心して50年。ああ、願いの通りになったなという感謝の毎日です」



信心に巡り合えた喜びと決意の「原点」を胸に、希望の未来へと歩んでいく。その生き方が揺るがなければ、人世という旅の途中の試練も、“難こそ誉れ”の確信に変わる。そんな確かな一歩一歩を進んでいる気高さを、先輩の言葉に感じた



先日、東京駅で列車の起点となる標識「0キロポスト」を見た。しみじみと思った。常に原点から出発する日々を営々と重ねる中に、偉大な歴史は築かれる、と。(代)


【聖教新聞:2014年12月20日(土)付】



彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★

12月19日(金)のつぶやき

2014年12月20日 01時52分20秒 | 日本

ブログを更新しました。 『韓国自民党安倍政権圧勝に親韓派も打つ手なし : 頭抱える朝日新聞元主筆も末期の最終警告』
ameblo.jp/hirokiwai/entr…



広宣譜28/新・人間革命

2014年12月19日 19時16分33秒 | 今日の俳句
      
【「聖教新聞」 2014年 12月19日(金)より転載】


【広宣譜28】

 大阪大会の会場となった大阪市中央公会堂は、場外も参加者であふれていた。雷雨のなか、多くの人は傘も差さずに、特設されたスピーカーから流れる声に耳を澄ました。

 場内では、ひときわ大きな拍手が高鳴り、山本伸一が登壇した。

 「皆様、大変にしばらくでございました」

 堂々たる、力強い声であった。

 兄とも慕う伸一が、二週間余にわたって過酷な取り調べに耐え、今、元気に、自分たちの前に姿を現したのだ。関西の同志は、感涙を抑えることができなかった。また、広宣流布の道は、権力の魔性との熾烈な闘争であることを痛感し、憤怒のなかに、一切の戦いへの勝利を誓った瞬間であった。

 「最後は、信心しきったものが、御本尊様を受持しきったものが、また、正しい仏法が、必ず勝つという信念でやろうではありませんか!」

 伸一の師子吼に、皆、心を震わせながら、大拍手で応えた。

 関西の同志は、深く生命に刻んだ。

 “負けたらあかん! 戦いは、勝たなあかんのや!”――ここに、関西の“不敗の原点”が、燦然と刻印されたのである。

 伸一の法廷闘争は、四年半に及び、一九六二年(昭和三十七年)一月二十五日、無罪判決が出された。検察の控訴はなく、遂に無罪が確定した。共に戦い、涙し合った関西の同志は、わが事のように喜び、歓喜をバネに破竹の勢いで常勝の躍進を開始したのだ。

 広宣流布の“不滅の金字塔”を打ち立てた、あの大阪の戦いから二十二年を経て、二十一世紀まで、あと二十二年余となった。伸一は、まさに新世紀への折り返し点に立った今こそ、関西の同志に、永遠不滅の常勝の城を築き上げてほしかったのである。

 ゆえに彼は、関西の後継の勇者たちが、“関西魂”を永遠に受け継ぎ、新しき飛躍を期す誓いの歌として、「関西の歌」が必要であると考えたのである。

 歌は、魂を鼓舞し、勇気を呼び覚ます。



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枯扶養/今日の俳句 ≪第.1626号≫

2014年12月19日 07時52分13秒 | 今日の俳句

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 2014年(平成26年)12月19日(金)
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    まん延防止へ対策強化
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【公明新聞:2014年12月18日(木)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20141218_15788

【写真】搬出制限区域の消毒ポイントを調査する秋野氏(右から2人目)ら=17日 宮崎・延岡市

   宮崎・延岡市の鳥インフル 秋野氏が現場調査
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宮崎県延岡市北川町の養鶏場で高病原性の鳥インフルエンザが発生した問題で、公明党の秋野公造参院議員は17日、延岡市の消毒ポイントを調査するとともに、関係者から話を聞いた。

これには、党宮崎県議団の河野哲也議員と党延岡市議団も同行した。

初めにJA延岡を訪れた秋野氏は、山本照弘副組合長らと意見交換。16日に発生した鳥インフルエンザを受けて、養鶏場で飼われている約4000羽の鶏を殺処分し、防疫措置を行った現状を聞いた。

山本副組合長は「まん延防止のために防疫処理に精通した人材の確保が不可欠」と訴えた。これに対し、秋野氏は「専門的な組織であるJAの活用は重要」と応じた。

続いて秋野氏は、延岡市役所を訪れ、首藤正治市長と懇談。首藤市長は「県と協力し、鳥インフルエンザの感染ルートの解明に力を注ぎたい」と話した。

調査を終えた秋野氏は「宮崎県にとって養鶏業は重要な基幹産業。家畜伝染病予防法のもとで支援を働き掛ける」と述べた。




  ■※今日の俳句※■
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  扶養枯れ麻の書斎に運河の日
        木村蕪城


  芙蓉の実枯れてはなやぐことありぬ
        安住 敦
  

  芙蓉の実業平寺に裂けにけり
        石田勝彦



※ 枯芙蓉・芙蓉の実。
 芙蓉はアオイ科の落葉低木。葉が落ちたあと、枝先に黄色がかった球形の実が残り、やつれた姿となる。華道の花材として使われる。
→芙蓉(秋)
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】





    ※わが友に贈る※
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  受験生よ負けるな!

  悔いなき挑戦が

  勝利への土台となる。

  周囲は温かな励ましと

  こまやかな配慮を!
  

      2014年12月19日



    ※名字の言※
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きょうも列島のどこかで、ベートーベンの「第九」が鳴り響く。年末の集中的な演奏は日本独特の風習だ。ルーツの欧州では、第九は「欧州連合賛歌」になっている。今年25周年を迎えた東欧革命を象徴する歌でもあった



1989年12月、チェコのプラハではチェコ・フィルハーモニー管弦楽団による祝賀の第九演奏会が行われ、万雷の拍手が鳴りやまなかったという



このチェコ「ビロード革命」を象徴するもう一つの歌が、ビートルズの「ヘイ・ジュード」をチェコ語にアレンジしたもの。もとは68年の「プラハの春」の後、女性歌手マルタ・クビショヴァが、自由への願いを託して歌った。レコードは爆発的に売れたが、当局に危険視され発禁処分に。彼女も音楽界から永久追放の処分に遭う



だが、彼女の歌声は人々の心に残った。ひそかに「ヘイ・ジュード」は歌われ続けた。第九の演奏会と同じ89年12月、広場に集まった30万人を前に、彼女は約20年ぶりの歌声を披露。人々はVサインを掲げ、革命の勝利を祝福した



歌は苦しみを半分にし、喜びを倍にする。各地で開かれる、本年の掉尾を飾る集い。この一年を勝ち抜いた歓喜も、苦闘の中で挑戦を続ける誓いも、いろいろな思いを込めて、われらの学会歌を高らかに歌おう。(芯)


【聖教新聞:2014年12月19日(金)付】



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広宣譜27/新・人間革命

2014年12月18日 10時57分28秒 | 今日の俳句
      
【「聖教新聞」 2014年 12月18日(木)より転載】


【広宣譜27】

 山本伸一は、練馬の友に支部歌「北町広布」を贈ったこの七月八日、さらに学会歌の作成に取り組んでいた。方面歌「関西の歌」である。

 関西広布の歩みは、疾風怒濤と絢爛たる勝利に彩られてきた。

 一九五六年(昭和三十一年)五月には、伸一の指揮のもと、大阪支部一支部で一万一千百十一世帯という弘教を成し遂げ、広宣流布の“不滅の金字塔”を打ち立てた。また、同年七月、伸一が支援の責任者となった参院選では、当選は不可能との大方の予想を覆し、一般紙が「“まさか”が実現」と報じるほどの、奇跡的な大勝利を果たしたのである。

 しかし、翌五七年(同三十二年)四月、参議院大阪地方区の補欠選挙では、学会が推薦した候補者が惜しくも敗れた。この支援活動では、選挙法の知識に乏しく、熱心さのあまり選挙違反をした会員が出てしまった。支援の責任者であった伸一は、七月三日、大阪府警の求めに応じて任意出頭し、公職選挙法違反という無実の容疑で捕らえられたのだ。

 逮捕・勾留は十五日間に及んだ。過酷な取り調べが続き、検事は、遂に脅迫まがいのことまで言い始めた。伸一が罪を認めないのならば、会長の戸田城聖を逮捕すると言うのである。五七年の七月といえば、戸田の逝去の九カ月前であり、衰弱は既に激しく、逮捕は死にもつながりかねなかった。伸一はやむなく、ひとたびは一身に罪を被って、法廷で真実を明らかにしようと、心を決めたのだ。

 民衆勢力の台頭を恐れる権力の魔性が、獰猛なる牙をむいて、学会に襲いかかってきたのである。正義は勝つ。いや正義なればこそ、断じて勝たねばならなかった。

 七月十七日正午過ぎ、大阪拘置所から彼は釈放された。夕刻、戸田を迎え、中之島の大阪市中央公会堂で、大阪府警並びに大阪地検に抗議する大阪大会が開催された。川の対岸には、大阪地検のある建物が見える。

 諸天の憤怒か、慟哭か、稲妻が雲を引き裂き、雷鳴が轟き、大粒の雨が降りだした。



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寒木瓜/今日の俳句 ≪第.1625号≫

2014年12月18日 07時10分47秒 | 今日の俳句


寒木瓜/今日の俳句 ≪第.1625号≫


☆★☆*≪第161925号》☆彡★……☆★☆
 2014年(平成26年)12月18日(木)
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    震災から地域経済の復興へ
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【公明新聞:2014年12月17日(水)付】
https://www.komei.or.jp/news/detail/20141217_15786


【写真】おさかなセンターを視察する党日立市議団(右側5人)


   リニューアルした「道の駅」が好評
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      公明が一貫して推進
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       (茨城・日立市)
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茨城県日立市で先ごろ、「道の駅 日立おさかなセンター」がリニューアルオープンし、好評を博している。同センターは既存の施設に機能を加え、「道の駅」として認定されたもので、全国でも珍しいという。東日本大震災後の市の経済発展、風評被害の払拭を目的に推進してきた市議会公明党(助川吉洋幹事長)のメンバーはこのほど、同センターを視察し、担当者に現状を聞いた。

   風評被害の払拭に一役
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   2カ月で集客が15万人超
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茨城県東海村から国道245号で日立市へ北上すると見えてくる「道の駅 日立おさかなセンター」。1992年に完成してから、日立市の“玄関口”として、にぎわいを見せていた。

それが東日本大震災後、福島第1原発事故による風評被害で同市の観光客は、例年の約半数にまで激減。同センターも打撃を受け、地域経済に甚大な被害が及んだ。

こうした事態を受けて公明党の額賀俊彦市議(当時)は、以前から主張していた道の駅の整備を強く求めた。その後も、市議会公明党が経済面における復興対策として、2012年度の予算要望などで引き続き訴えた。

その結果、同センターは今年4月、駐車場(109台駐車可能)や24時間利用可能なトイレの完備、道路・観光情報を発信する情報提供施設の整備を行い、「道の駅」として認定を受けた。

さらに9月下旬には、リニューアルオープンして集客数は大幅に増え、11月末までの約2カ月間で15万人を超えた。

同センターでは、風評被害を払拭するため、地魚の放射性物質の分析結果を発信し、安全性をアピールするなど、海産物による地域経済の復興に取り組んでいる。センター内の各店舗では地魚の販売促進に努め、中でも、海鮮丼の「味勝手丼」や、買った海鮮食材を敷地内で焼いて食べられる「海鮮浜焼き」などの売れ行きが好調だ。市の担当者は「新鮮な海産物を、その場で食べられるので需要が多い」と話す。

市は今後、県内にある他の道の駅にパンフレットを置き、リニューアルされたホームページなどでも周知を図っていく。

視察後、助川幹事長は「各地に日立市の魅力を伝え、集客が増えるように情報発信をさらに推進していきたい」と語った。



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  ■※今日の俳句※■
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  寒木瓜の蕾に色や明通寺
        森田公司


  寒木瓜の吹きさらされつ色深む
        久保みどり
  

  寒木瓜の刺の鋭き女坂
        増田栄子



※ 寒木瓜。
 木瓜は中国原産のバラ科の落葉低木。普通春咲きだが、早咲きや四季咲きもある。ことに、寒中に咲くものは赤い花が多く珍重され、冬枯れの庭園に鮮やかな色を添える。時には白花もある。
→木瓜の花(春)
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】


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    ※わが友に贈る※
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  大雪・暴風に厳重警戒。

  焦らず無理せず

  安全第一の行動を!

  配達員はじめ全同志の

  絶対無事故を祈る!
  

      2014年12月18日



    ※名字の言※
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東京の都心で14日に初雪を観測した。雪といえば、今年2月に首都圏を襲った記録的大雪は、記憶に新しい



「しばらくぼうぜんとして、夢を見ているようでした」と振り返るのは、山梨で観光ブドウ狩り園を営む婦人。彼女の背丈ほども降り積もった雪はビニールハウスを倒壊させ、観光農園のブドウ棚を押しつぶした



雪をかき出し、倒壊したハウスを片付けた。雪の重みで折れたブドウの枝を切り、傷ついた枝には「頑張ってね」と声を掛けながら手当てをした。無我夢中で動く彼女の心を支えたのは、家族であり、名誉会長が示した「地域の灯台たれ」との指針だった。「絶対に負けない」と決め、題目を唱えては自らを奮い立たせた



再建計画が立たない農家も少なくない中、いち早く再起。収穫期を迎えたブドウはたわわに実り、毎日、観光客でにぎわった。雪害に屈しない姿は、テレビなどで大きく報道された。「これからも絶対に負けません!」と彼女は語った



「冬は必ず春となる」(御書1253頁)ように、自分で自分を諦めない限り、必ず人生にも春は訪れる。それを思うと、寒風が肌を刺す冬も楽しい。同じように、“苦難こそ人間革命のチャンス”と勇気が湧く。信仰者とは、たくましき楽観主義者のことである。(側)

【聖教新聞:2014年12月18日(木)付】
http://www.seikyoonline.jp/index.html


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広宣譜26/新・人間革命

2014年12月17日 16時40分15秒 | 今日の俳句
      
【「聖教新聞」 2014年 12月17日(水)より転載】


【広宣譜26】


 広宣流布の道は、烈風が吹き荒れ、怒濤が猛る険路である。

 山本伸一は、覚悟を促すように語った。

 「学会の前途には、常に嵐が待ち受けています。それは、創価の道は、正義の道だからです。一部のマスコミによる誹謗・中傷も繰り返されるでしょう。民衆が目覚め、新しい力が台頭し、改革の担い手となることを恐れる、あらゆる勢力が、学会を狙い撃とうと、さまざまな謀略を巡らしてくるでしょう。

 しかし、支部長・婦人部長が、全支部員の皆さんと、強い信頼の絆に結ばれていくならば、学会は盤石です。最後は人と人との結びつきです。いかなる悪意の流言飛語も、真実の人間の絆を壊すことはできません。支部長・婦人部長が、支部の皆さんから、友人たちから、『あなたのことは信頼できる! 私はあなたを信じる』と言われるようになれば、すべては盤石です。

 つまり、自分のなかに創価学会がある。自分への信頼の輪が、広宣流布の広がりであるとの確信に立ってください」

 懇談会では、「今日、七月八日を『北町広布の日』にしたい」との要望も出た。

 伸一は、この日を原点として、毎年、新しい成長の節を刻んでいこうとする、メンバーの心意気が嬉しかった。

 「大賛成です! 『7・8』という今日の誓いを永遠に心に刻み、支部の模範といったら『北町』と言われるような、日本一の『北町』各支部をつくっていってください。

 私は、歌詞の最後を、『共に築かん 北町広布』としました。常に皆さんと共にいるとの心を託しました。皆さんのことは忘れません。題目を送り続けます。師弟不二です。師弟共戦です。皆さんもまた、いつ、いかなる時も、心は私と共にあってください。

 また、『共に築かん』とは、同志の団結です。どこよりも仲良く、楽しく、団結を誇る支部にしてください」

 伸一が贈ったのは、単に支部歌ではなく、永遠に崩れざる“創価の闘魂”であった。



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