みんなの畑の日記~農業実践教室

フォトシンセシスが運営する農業実践教室の講義の内容、様子を公開。週末を活かして野菜作りを学びたい方に。

農業実践教室~ビニールハウスの解体

2008-01-30 21:15:24 | Weblog

先日、しげさんの畑のビニールハウスの移築の手伝いをしてきました。

この日は解体の日。

 

結構シッカリしたビニールハウス。

 

本当に解体できるのかなあ???とおもったのですが、案外できますね。

 

 ビニールハウスのビニールをベロンとはがすと、中からモワンと熱風が出てきます。中で暖房をつけているわけではないのにすごい効果です。

 

ビニールハウスの構造の中で、感動した存在がコレ↓。

このウネウネがすごいのです。

特許をとっているらしいですよ。

 

 

 

 

最近は、ビニールハウスのパーツも値上がりが激しいそうです。

 

 

 

ほとんど骨組がなくなりました!

解体はだいたいのところ完了!です。

 

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 第4期農業実践教室は、おかげさまで定員に達しましたので、お申し込みを締め切らせていただきました。 たくさんのご応募をありがとうございました。

2月9日の説明会は、第5期に向けた説明会とさせていただきます。こちらについては、引き続きお申し込みを受け付けておりますので、ドシドシお申し込みください。


農業実践教室~3期生新年会

2008-01-27 21:46:03 | Weblog

もうお正月気分はすっかりさめた今日この頃ですが、

農業教室では3期生の有志で新年会を開催しました。

 

場所はもちろん、生徒Nさんの神楽坂のお店です。

 

こんな参加者も・・・。

Yさんのツレです。

 

この日は、溝口さんも遠路はるばる教室で育てた野菜の残りを持参で参加してくれました。お店では、その場で野菜を料理して出してくれました。

スティックブロッコリーはサラダに、カブはガーリック風味のパスタに、ルッコラはピザに、ホウレンソウはオムレツになって登場しました。

これはサプライズプレゼントでした。

 ありがとーございましたっ溝口さん!

 

そうそう。

教室ではルッコラをたくさん育てましたが、Kさんは「教室ではルッコラにもっとも感動した」とおっしゃっていました。

買うと結構なお値段になるルッコラ。あれだけ心行くまで食べられることにいたく感激したとのこと。

 

それにしても約1ヶ月ぶりの再会でしたが、まあ話が弾むこと弾むこと。

なんだか、いろんな話が飛び交いました。

農業教室のこと、音楽のこと、世の中のこと、オトコのハナシ、オンナのハナシetc・・・。皆さんそれぞれがシッカリした意見をお持ちなので、どんな分野のハナシになっても面白いのです。

 

最後まで残っていた皆さんが店を出たのは午前1時。

ワタシはクルマを運転するため1滴もアルコールを飲んでいなかったのですが、それでも夕方18時30分~午前1時までしゃべりっぱなしだとちょっと意識モウロウ。。。

酒をたらふく飲んで、午前1時まで元気におしゃべりしていたみなさま、敬服いたします。。。。


農業実践教室~我が家のミニニンジンは本当に小さい。。

2008-01-24 19:49:22 | Weblog

 

日当たりがとても悪く、特に冬は殆ど日が当たらない小さな我が家の庭で、この秋からミニニンジンをプランターで育てていました。

「ミニニンジン」なので、もともとそんなに大きくならないから、と思ってプランターにいっぱい種を播きました。もちろん間引きもしてきちんと育てていたのですが・・・。

 

 

最近収穫したニンジンは、本当にミニサイズ。

ミニニンジンの中でもかなりミニ。でも、しっかり甘かったです。

とはいえ、うーん、やっぱり野菜はきちんと環境を整えてあげることがとっても大事ですね。

我が家の庭の日当たり、何とかしたいところです。。。

 

でもこのニンジン、「マイクロニンジン」と名前をつけて売ったら、「小さくて可愛くて食べやすい」とそれなりに人気が出るかもしれません。

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農業実践教室~雪の日には暖炉です

2008-01-23 07:23:22 | Weblog

東京も今、雪が降っています。

この冬、東京で雪がちらついたことは何度かありましたが、こんな風に「明らかに雪が降っています」って感じで降ったのは、初めてではないでしょうか?

 

とっても寒いので、しげさんのおうちの暖炉の火でも見て、気持ちだけでもあったまってくださいな。

 

 

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農業実践教室~自給率というコトバ

2008-01-22 09:20:38 | Weblog

 

最近、農業といえば出てくる話のひとつが食料自給率です。

 

 

食料自給率の計算方法には3つの種類があります。

「重さ」で計算する方法と「カロリー」で計算する方法と「生産価格」で計算する方法です。

 

重さで計算する方法は、品目別の自給率を出すときに使います。

→計算式は簡単!

国内の生産量(重さ)÷国内の消費量(重さ)

 これで計算すると、たとえば小麦の自給率は平成18年度概算で18%、野菜は79%、果物は39%。

みかんは93%。ちなみにみかんのH17年度自給率は103%なんですよ。

大豆は5%、牛肉はH18年度概算で43%。

品目によって、すごくバラバラなんです。

 

品目別の自給率ではなく、日本全体の総合的な自給率を計るのに使われているのが「カロリーベース総合食料自給率」です。

総合的な自給率を計る場合、たとえば肉と野菜では全く重さが違いますので、「重さ」を足しこんで計ってもあまり意味がありません。そこで、食料のカロリーに着目して計算するわけです。

この指標は、日本に供給されている食料のカロリー合計のうち、国産でどのくらいまかなわれているかを意味します。

計算式は

国民一人1日あたりの国産熱量÷国民一人1日あたりの供給熱量

平成18年度概算値では 996kcal÷2548kcalで計算されていて39%です。

供給熱量とは、一人が一日食べる食料を品目ごとにカロリー計算して足しこんだものです。

国産熱量というのは、供給熱量に対して国産自給率をかけたものです。国産自給率は、全体のうち国産が占める割合ですが、家畜の場合には国産の比率にさらに飼料自給率がかけあわせられて計算されます。たとえば豚肉の中で平成17年度(確定値)では国産豚の割合が全体の50%、豚の飼料自給率が11%なので、50%×11%=約6%が国産自給率です。

ちなみに、牛、豚、鶏など家畜全体の飼料自給率は、H18年度概算で25%。

ただし、飼料の中でも粗飼料(=草または草から作られたエサ)自給率は77%、濃厚飼料(トウモロコシ、大豆、綿実、麦など)の自給率は10%。細かく見ていくと、内訳にとっても差が出てきます。

 

こんな風に、「39%」の数字の裏には、色んな数字が潜んでいるわけでして、ちょっとややこしいのです。

  

さいごに、総合自給率の計算でカロリーの代わりに価格を使って計算したものが「生産額ベース自給率」です。

 計算式は

食料の国内生産額÷食料の国内消費仕向け額

これを使うと、低カロリーだけれど健康を維持、増進する上で重要な役割を果たす野菜やくだものなどの生産がより的確に反映される、といわれています。日本の生産額ベース総合食料自給率は平成17年度で69%です。→といいながら、コレは正直まだピンときていないワタシです。

 

でも、自給率ってコトバは、39%という全体の数字だけでなく品目別の数字の両方見ていくと、もうちょっと今の食料事情が具体的に見えてくるような気がしています。

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農業実践教室~稲を食べる牛

2008-01-19 20:21:04 | Weblog

 

ちょっと前に牛を見に行ってきました。

 

「稲を食べる牛」です。

稲といってもワタシたちが食べているコシヒカリとかそーゆーのではなく、飼料用のイネです。

ある地域で、休耕田の活用を目的として始められた取り組みなのですが、経過は順調のようです。

 

 

こんな風に基本的に放牧されています。

ただ、一生放牧して育てているというわけではなく、一定期間の放牧だそうで。。。

でも、放牧して育てている間、牛は顔つきが違うそうですよ。

もちろん ワタシには分かりませんけれどね!

 

稲で牛を育てる場合、イネをまるごと刈り取って一つのかたまりにして、それをラップして発酵させたものをエサとして与えたり、じかに生えているものを食べさせたりしています。

 

じかに食べさせる場合には、牛があちこち食い散らかして、食べたエリアと食べてないエリアが混在しないように、イネを食べるために牛が頭をかがめる位置のすぐ上の辺りに電気が走る線を引いています。そうすると、牛はそこから首を伸ばして食べられるエリアしか食べないので、端から順にイネがなくなっていくのです。

 

 

この写真は結構面白い写真なんですよ。

写真向かって右側に点在しているのが牛です。イネを食べています。

真ん中が牛が食べる前のイネ。その左側は機械でイネを刈り取った跡です。

見学者に説明するために、敢えてこんな風にしてくれたみたいですが、機械でイネを刈り取るとこのように根っこが残ってしまって後で後処理が大変なのだそうですが、牛がこんな風にイネを食べてくれると根こそぎ食べてくれるので、後処理がラクチンなんですって。

稲で牛を育てることのメリットの一つに「飼料用作物の自給率の向上」があります。

そんなことに何の意味があるかって?

それは次回にゆっくりご説明しましょ。

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漬物から日本の偉大なる発明まで話は広がります

2008-01-17 08:57:17 | Weblog

最近、漬物をよく食べます。

材料はもちろん、教室の畑で採れた野菜。

12月24日に収穫したハクサイは、まだイケます。

 

教室のハクサイは、特に今年は虫が潜んでいることが多いので、一枚ずつバラして、よーく洗ってつけました。

 

 

このところ出番の多い我が家の浅漬け製造器はこんな感じ。

上から圧力をかけて漬けるこの容器はすごく優秀です。

よーく洗ったハクサイとダシ昆布、タカノツメを入れて、蓋をして圧力をかけます。

 

すると、一日でこんなにハクサイの水分が出てきます!

これで出来上がり!

 

 

日々漬物を作る中で、実験をしてみました。

昆布使用バージョンと昆布不使用バージョンではどっちがどのくらい美味しいか。

 

 

やっぱり昆布を入れたほうが100倍くらい美味しかったです。

この違いの原因がグルタミン酸「うま味」なんですね、きっと。

 

ちなみに「うま味」という言葉は、1908年に東京帝国大学の池田センセという人が、昆布からグルタミン酸を取り出すことに成功し、その味を「うま味」と名づけたことからメジャーになった言葉だそうです。

 このグルタミン酸の発見後、かつお節に含まれるイノシン酸、干ししいたけに含まれるグアニル酸も「うま味」の一種ということが分かり、1985年には「第一回うま味国際シンポジウム」っていうものが開催されたとか。今でも続いているのでしょうか、このシンポジウムは。。。

 あ、それと、この「うま味」という言葉、今では英語表記で「UMAMI」と表されて、国際的に公式に使用されているそうです。「タンピンカンリ」「カンバン」と一緒ですね♪

カッコイイ!

 

さらにさらに・・・・。

ちょっと調べてみると、「うま味」は、実は日本の十大発明の一つに指定されていることが分かりました。

なお、日本の十大発明っていうのは以下になります。

 

①アドレナリン抽出方法の発明 by 高峰譲吉

②ビタミンB1の発見 by 鈴木梅太郎

③写真電送方式の発明 by 丹羽保次郎

④養殖真珠方法の発明 by 御木本幸吉

⑤木製人力織機の発明 by 豊田佐吉

⑥MK磁石鋼の発明 by 三島徳七

⑦邦文タイプライターの発明 by 杉本京太

⑧KS鋼の発明 by 本多光太郎

⑨八木アンテナの発明 by 八木秀次

⑩うま味(グルタミン酸ナトリウム)の発見 by 池田菊苗

 

・・・中身を見て、意外に思った方が多いかもしれないですね。

この10個が指定されたのは1985年。日本で産業財産権制度が100周年を迎えたことを記念して、特許庁で選定したものです。

もうそろそろ、次の10大発明を決めてもらってもいいかもしれませんね。

そーなったら何になるんでしょうねぇ。

 

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農業実践教室~出荷作業の様子

2008-01-15 07:50:50 | Weblog

 土曜日にお邪魔したとき、 しげファームでは、しげさんの奥さん「美香さん」が出荷作業をしていました。

 

このブログで美香さんを大々的なご紹介するのは初めてですね。

コチラが美香さんです↓

 

 美香さんは可憐な感じですが、実はとってもしっかりしている素敵な奥さんです。

出荷のために、野菜をキレイに整えています。

 

 周りにある野菜を見ると、中には個性的なものがあります。

 

これはカブ。

あれ、実が小さいっ!

これは小さい品種というわけではなく、ヤングな段階で出荷しているだけです。

農協の出荷組合→市場経由だったら当然思い切り規格外ですし、理解がありそうな消費者向け宅配ですら、たぶん規格外の大きさでしょう。でも、このサイズの出荷はレストランにはすごく喜ばれているそうです。

 

 

すごく長いニンジン。

名前は忘れましたが、実が長い品種だそうで、すごく甘いとか・・・。

 

白いニンジン。

これも小さめで出荷。

しげさんの野菜を使ってくれているレストランでは、このニンジンを丸ごとローストして「ニンジンでござる。。。。」と1品料理として出しているとか。ニンジンとして生まれてきた甲斐のあるシアワセなニンジンですね。

しげファームの野菜を大切に料理してくれるそのお店には一度、教室の皆さんをお連れして行ってみたいと思います。

 

真ん中のショッキングピンクの物体は赤ダイコンだそうです。

 

今はちょっと野菜が品薄な時期ですが、それでもたくさんのかわいい野菜たちが色々と揃っています。

しげファームでは珍しい品種の野菜だけでなく、普通出回らないけれど実は使いやすいサイズのものを出荷してくれたりするので、レストランの中には、自分で発注する野菜を決めるのではなく「しげさんのチョイスにおまかせ」という感じで定期購入してくれているお店もあるとか。

遊び心のある農家さんと遊び心のあるレストランのいい関係ですね。

 

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農業実践教室~第4期の準備中!

2008-01-13 13:04:13 | Weblog

昨日は久々にたくさんの雨が降った一日でした。

そんな中、農業実践教室はお引越し作業をしました。

 

昨日は、久々に雨が降り、そして久々に気温も低い一日でした。

引越し作業をするには最悪のコンディションです。。。。。

 

 

屋外はとってもとっても寒かったので、、焚き火をしながら作業しました。

焚き火って、お寺のニオイがしますね!

 

火のそばでワタシがサボっている間に、チャクチャクと片付けが進んでおりまして・・・。

 

 

ジャーン。

「クワかけ」が出来ました!

 

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農業実践教室~地球温暖化の影響で

2008-01-09 10:34:55 | Weblog

このところ、テレビや新聞で地球温暖化のことが話題に出ることが多いですね。

農業、漁業に携わっている方は、屋内で仕事をしている人よりもずっとそのことを体感されているかと思います。

今日の日経新聞に「このまま地球温暖化が進めば、21世紀末における日本の平均気温は、20世紀末に比べて最大4.7度上昇するとの試算を環境省がまとめた」という記事が載っていました。

地球上ではマンモスが凍り付いていた時代もあったわけでして、長い目でみると気温の変化は珍しいことではなく、4.7度という数字もそれほど驚くことではないのかもしれません。

でも!

現在の環境を前提に生きているワタシたちにとってはやっぱり大問題です。

今年は「夏がより暑く、そして長くなっている」ことを実感しました。暑さの影響で、苗が害虫にやられ、出来たダイコンの味は軒並み辛く、半結球タイプのハクサイの葉の数はすごく少なくなり、そうそう、例年通りの対応をしたらハクサイの葉は焼けたよな・・・。でも、北軽井沢で仲間と耕している畑では、例年あまりうまくいかないトマトが今年は豊作だったり。。。

新聞によると、農水省では「高温に強い作物」の栽培を農家に呼びかけており、九州では、このところ高温が原因で米の不作が続いているため、既に高温に強い品種を開発し、試験栽培結果も良好だったとのこと。

きっとこれ以外にも、個々の農家さんレベルで、品種の選択や作付け時期の工夫、管理方法の工夫など色んな試行錯誤が続けられているんでしょう。第4期からのセンセであしげさんも、昨年は苗を害虫にひどく食われてしまい、種を3回播き直したっておっしゃっていました。

農業分野でも「いつもどおりの商品」をお客さんに提供するために、お客さんの目に見えないところでものすごい努力がなされていることを改めて考えた今朝の新聞でした。

 

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