最近、漬物をよく食べます。
材料はもちろん、教室の畑で採れた野菜。
12月24日に収穫したハクサイは、まだイケます。
教室のハクサイは、特に今年は虫が潜んでいることが多いので、一枚ずつバラして、よーく洗ってつけました。
このところ出番の多い我が家の浅漬け製造器はこんな感じ。
上から圧力をかけて漬けるこの容器はすごく優秀です。
よーく洗ったハクサイとダシ昆布、タカノツメを入れて、蓋をして圧力をかけます。
すると、一日でこんなにハクサイの水分が出てきます!
これで出来上がり!
日々漬物を作る中で、実験をしてみました。
昆布使用バージョンと昆布不使用バージョンではどっちがどのくらい美味しいか。
やっぱり昆布を入れたほうが100倍くらい美味しかったです。
この違いの原因がグルタミン酸「うま味」なんですね、きっと。
ちなみに「うま味」という言葉は、1908年に東京帝国大学の池田センセという人が、昆布からグルタミン酸を取り出すことに成功し、その味を「うま味」と名づけたことからメジャーになった言葉だそうです。
このグルタミン酸の発見後、かつお節に含まれるイノシン酸、干ししいたけに含まれるグアニル酸も「うま味」の一種ということが分かり、1985年には「第一回うま味国際シンポジウム」っていうものが開催されたとか。今でも続いているのでしょうか、このシンポジウムは。。。
あ、それと、この「うま味」という言葉、今では英語表記で「UMAMI」と表されて、国際的に公式に使用されているそうです。「タンピンカンリ」「カンバン」と一緒ですね♪
カッコイイ!
さらにさらに・・・・。
ちょっと調べてみると、「うま味」は、実は日本の十大発明の一つに指定されていることが分かりました。
なお、日本の十大発明っていうのは以下になります。
①アドレナリン抽出方法の発明 by 高峰譲吉
②ビタミンB1の発見 by 鈴木梅太郎
③写真電送方式の発明 by 丹羽保次郎
④養殖真珠方法の発明 by 御木本幸吉
⑤木製人力織機の発明 by 豊田佐吉
⑥MK磁石鋼の発明 by 三島徳七
⑦邦文タイプライターの発明 by 杉本京太
⑧KS鋼の発明 by 本多光太郎
⑨八木アンテナの発明 by 八木秀次
⑩うま味(グルタミン酸ナトリウム)の発見 by 池田菊苗
・・・中身を見て、意外に思った方が多いかもしれないですね。
この10個が指定されたのは1985年。日本で産業財産権制度が100周年を迎えたことを記念して、特許庁で選定したものです。
もうそろそろ、次の10大発明を決めてもらってもいいかもしれませんね。
そーなったら何になるんでしょうねぇ。
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