もうすぐ7月も終わりです。
そして、休む間もなく農業実践教室は、8月から秋冬野菜コースが始まります。
夏野菜を収穫し、手入れし、除草しつつ、この時期は、土壌分析と施肥設計と施肥(堆肥や肥料を畑に入れること)と太陽熱養生処理のセット作業に追われます。
去年の施肥内容と天候と野菜の出来栄えを思い返しつつ、よりベターになるよう、去年とは少し施肥の内容を変える部分があります。
きっとこれで今までよりもさらに美味しく、そして農薬不使用なのに虫害被害もより一層減る!!・・・・・予定なのですが、結果はいかに。
さて。
今年の春夏は、トマトで色々と比較実験を行いました。
トマトハウスを4棟まで増やしたので、万が一どこかのハウスで失敗しても、他でリスクヘッジできる!
と思いまして。。。
なので、これまで学んできたBLOF理論を取り入れて、かつ4種4様の環境条件を設定して栽培してみました。
そーしましたら、見事に結果が分かれました。
植物は、与えられた環境にホントに正直に反応しますね。
4つのハウスのうち、1つは、BLOF理論講座でこれまで学んだことを総合するとこんな感じかな?というハウスにしてみました。
このハウスは、水加減の調整が一番難しく思えましたが、そこをクリアすれば、とても味が良く、病気にもなりにくく、収穫量も多いと感じております。
来年からは、このハウスでのやり方をベースにトマトを作っていこうと思います。
ところで、水加減の調整。
これは、なかなか難しいです。
これまで、トマトは、できるだけ水をやらないようにして育ててきました。
しかし、今年は一転して、積極的に水やりをしています。
もちろん、水をやり過ぎると、超水っぽくなりますので、ジャバジャバやるわけではありませんよ。
土壌中の水分量を確認しながら、 梅雨の間も水やりをし、曇天の時も水やりをして・・・。
それでも、たとえば昨日のミニトマトの糖度は9.8です。
ミニトマトの糖度は8以上あると、ああ~甘いって思える甘さです。
この暑い時期の千葉で9.8あれば、まずまずでしょう。
で、そんなトマトたちですが、
7/9(金)夕方頃から、房の駅さんがJR津田沼駅の期間限定ショップで販売して下さる予定です。
お近くにお住まいの方はもちろん、そうでない方も、良かったら、JR津田沼駅で降りて、ぜひご購入ください!
ミニトマト、ミディトマト、大玉トマト、を販売しています。
ミニトマトが甘くて人気のようなので、ミニトマトをたくさん出しておりますが、実は、個人的に好きなのはミディトマトです。
前向きな酸味と舌に残る甘さの余韻が、なんとも濃厚なミディトマトなのであります。
爽やかな酸味を感じる大玉トマトも気に入っています。中身がギッシリ詰まっていて、プリップリです。
大玉なのに、美味しいトマトソースが作れちゃいますが・・・もったいないので、そのまま食べてください。
なお、農業実践教室のトマトは、明日だけでなく、8月いっぱい、出荷できるトマトがある限り、毎週金曜日の夕方頃から、津田沼駅の房の駅期間限定ショップで、販売していただく予定です。
どうぞよろしくお願い致します!
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 農業実践教室からのお知らせ ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
フォトシンセシスでは、
の参加者を募集しております。
①2016年秋冬野菜コース受講生の募集
2016年8月~12月開催の秋冬野菜講座の受講生を募集しております。
水曜コース:第1・第3水曜日開催/土曜コース:第1・第3土曜日開催
詳細はこちら
※教室見学会・現地説明会も開催しております。
7/27(水)10:45~12:00 現地説明会
7/30(土)10:45~12:00 現地説明会
7/31(日)10:45~12:00 現地説明会
②BLOF理論入門講座
日程:8/13・14・27・28
開催場所:フォトシンセシス圃場
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