みんなの畑の日記~農業実践教室

フォトシンセシスが運営する農業実践教室の講義の内容、様子を公開。週末を活かして野菜作りを学びたい方に。

農業実践教室第10期5回目~雨があがった瞬間にネット張り

2011-04-28 10:04:14 | Weblog

雨があがった瞬間を狙って、エンドウ豆の虫除けネット張りをしました。

つるが伸びていく豆類は、ネットを張ってネットにつるを絡ませて上へ上へと大きくしていきます。

ネット張り方にはいくつかパターンがあります。植え方が違えばネットの張り方も違ってきます。

今回はネットを1枚、地面に垂直に張るパターンです。

 

ネットを張る際には、その途中途中を支柱で支えます。

そして支柱自体の強度を上げるために支柱同士を丈夫な紐でつなげていきます。

 

 

で、紐の結び方の学習です。

ロープワークは、得意な人と苦手な人がいます。

見ているだけではなかなか分からないので、全員で自主練です。

実際にやってみると、ナルホド~って思いますね。

 

支柱間を紐で結んだら、ネットを引き延ばしていきます。

皆さんがネットを張ってくれた翌日には、ツルがしっかりとネットに絡んでいましたよ。

早く大きくなぁれ!です。

 


農業実践教室第10期5回目~雨でしたが教室は開催しました

2011-04-26 10:49:33 | Weblog

第5回目の教室は、雨が降ったりやんだりの一日となりました。

あ~あっ!これにてワタシの晴れ女伝説も破れたり、です。

 

 

この日は、雨でもできる内容を一通りやっていく一日となりました。

 

まずは、ナス苗たちのご紹介。。。

そう、ホントはこの日に植える予定だったナスの苗。

さすがに雨の中での定植はやめた方が良いので、苗の定植は中止にして、苗を作ってくださった関口さんから苗についてご紹介と定植方法についてのレクチャーをしていただきました。

こちらの苗は、今週末の補講で定植しますよ~。今週末の予報は晴れ!

ご都合の良い方はお越しくださいね!

 

雨のあがっている時間を狙って、野菜たちの生育状況を確認していきました。

第4回目の講義で皆さんに種を播いていただいた枝豆。

 

丁寧に播いていただいたおかげでバッチリ発芽です。

スバラシイ~!

 

トマトは、ポチポチ花を付け始めました。

このところの暖かさでまさに「一回り」大きくなった感じです。

 

 

ジャガイモの生育スピードも速いです。

土寄せしたっけ?って感じの様子になっています。

この他、キュウリやズッキーニ等ウリ科たちも根がしっかり張った様子が見られ、ズッキーニ、キュウリあたりは定植直後に比べるとずいぶんシッカリした姿になっていました。

 

今回の一雨は、教室的には残念な感じでしたが、この一雨でまた野菜たちはグンっと大きくなっていくことでしょう。

まだまだ朝晩は冷え込みますが、一雨ごとに暖かくなってきています。

春夏野菜達がのびのびと大きくなっていく季節は、もうすぐそこです!

 

 


農業実践教室第10期4回目~葉物間引きとショウガの植えつけ

2011-04-21 11:39:55 | Weblog

4回目の講義では、ショウガの植えつけも行いました。

 

ショウガは、皆さんすごく使うアイテムですよね。

なので、お楽しみアイテムとして栽培します。

 

収穫は秋冬になりますので、ほしい方はぜひ秋冬コースを(笑)!

 

でもって、今週。

チューリップは満開に。

 

野菜たちも一層勢いがついてきました。

だんだん思い描いていた畑の形に近づいていきます。

 

ズッキーニは、しっかり根を張って小さな葉がどんどん出てきています。

 

カボチャも。

キュウリもだいぶしっかりしてきました。

一雨降った後のジャガイモ畑。

春の畑は、次第に緑色に、そして立体的になっていく変化が嬉しいものです。

土曜日、また天気予報が思わしくないのですが、天気予報がコロリと変わることに期待しましょう!

 


農業実践教室第10期4回目~みんな大好きエダマメの種まき

2011-04-19 10:14:54 | Weblog

第4回目の講義ではエダマメの種播きをしました。

エダマメはあまりにも身近な食べ物のせいか、シンプルな外見のせいか、栽培は簡単!と思う方が多いようですが、甘く見てはいけません。エダマメは、肥料が多すぎたら葉ばかりが茂り、肥料が少なすぎても実のつきが悪くなる、ちょっと面倒くさい作物なのです。

今回、肥料の量も一応計算して入れてみましたが、どうなるかしらん。

皆さん、実が膨らむまで一緒にドキドキしましょう。どーかタワワに実りますように!

 

ところで、そんなエダマメは、品種によって味がだいぶ違います。

コレが美味しいアレが美味しいというのはもちろんありますが、収穫したてのエダマメをその場で茹でて、そしてその茹でたてを即食べれば、品種ごとの美味しさだなんてどーでもよくなっちゃいます。どれも旨いっ!!

でも、その美味しさを知ってしまうと、逆に、家に持ち帰って食べた時に「あれ、こんな味だったったけ?」とちょっとガッカリしたり、居酒屋の突き出しで冷凍のエダマメが出た日には一気にテンションが下がる等不幸な一面もあります。世の中で美味しいモノを一つ知ると、もしかしたら美味しくないものも同時に一つ増えてしまうのかもしれません。

 

で、そのエダマメの種播き。

畑の準備からスタートです。

キッチリカッチリと作りこんでいくフォトシンセシスの農業実践教室では、メジャーは必須アイテム。

しっかり計測して畝を作ってもらいます。

パリッとキレイにマルチを張ることが出来ました。 

作付けしないで、このまま美しい表面を見つめていたい出来映えです。

 

色んな準備をして、やっと種まきです。

 豆菓子のような可愛らしいまん丸の種を丁寧に播いていただきました。

 

なんだかんだで結構な量の種を播いていただきました。

美味しく実りますように!


農業実践教室第10期4回目~天気予報がコロコロ変わり・・・

2011-04-17 14:03:10 | Weblog

第4回目の教室は、教室開催1週間前から毎日少しずつ天気予報が変わり、結局晴れて無事開催となりました。

いい天気を通り越して、夏日のような体感温度。

雨が降らなくてよかったのですが、3月21日以来まとまった雨が降っていないので、教室開催の2日前くらいに雨が降ってほしいです。お天気のカミサマ、よろしく!

 

第4回目の教室。

まずは色々確認から。

この2週間の間の変化などを色々とご説明いたします。

皆さんが種を播いてくれたトウモロコシは、ガッツリ大きくなってきています。

葉物野菜たちも、発芽スピードに差はありますが、無事全種類発芽をしています。

 

ジャガイモは日に日に大きくなっています。

そんなジャガイモ、今回は1回目の土寄せをしました。

土寄せって何ということで、作業する目的や作業方法などをご説明した後、皆さんで一斉に作業です。

土寄せのスタイルは、皆さん色々のようです。

 

この土寄せ作業は、第10期で初めての「管理作業」でした。

これから夏野菜は色々と管理作業が入っていきます。皆さんのキッチリとした作業が豊作に結びついていきますので、丁寧にしっかりやっていきましょうね!!

 


農業実践教室第10期3回目~春らしさがやっと・・・

2011-04-15 10:20:27 | Weblog

教室の畑があるエリアは、東京に比べると春が少し遅いです。

東京より遅れること数日、先日やっと桜が満開に・・・・。

 

休憩スペースの近くに密かに植えていたチューリップも咲き始めました。

 

ジャガイモもチョボチョボと芽が出てきて・・・。

ジャガイモは、出芽さえすれば後はすっごい勢いでおーきくなってくれるのでまずは一安心。

それにしても今年は、出芽まで長かったぁ。。。

 

先日の補講で種を播いていただいたハーブその他類も暖かさにつられて次々に発芽しました。

 

こちら↓はカモミール。驚くほど小さな芽です。

 

やっと春っぽくなってきました。

作業着も、ずいぶん軽いものになりました。

花粉症の花粉もスギからヒノキに移り・・・これがまた強烈で、朝は自分のクシャミで目が覚めます。

でも、畑のあたりでは、まだ霜が降りる可能性あります。

ついでに言うと、昨年は4月16日夜に雪が降っています。おお、「去年の明日」・・・ですね。去年の明日は雪が降っていましたが、今年の明日は朝雨が降ってそのあとは天気が回復することになったようです。

ですので、明日は予定通り土曜日に教室を開催いたします。

皆さん、よろしくお願いします!


農業実践教室第10期3回目~堆肥・肥料入れと開墾クワ再び

2011-04-13 21:04:27 | Weblog

農作業は、何度も繰り返していくうちに体がコツを覚えます。

農業実践教室は、農業の体験という非日常を楽しんでいただくという一面ももちろんありますが、野菜づくりを学ぶ楽しさ、そして作業工程をできるだけ連続的に体験していただくことで「野菜を作り上げていく」達成感を味わっていただきたいと考えております。

そんなわけで、皆さんに作業していただく内容は、天候と皆さんの慣れ等ご様子、そして毎期見直している「アイテムごとの魅せ場」というのでしょうか、それらを勘案して考えております。

第3回目では、堆肥と肥料ふり、そして開墾目的でクワをふるう、という「畑づくりの最初の段階に必要な作業一連」を皆さんにやっていただきました。

堆肥&肥料ふり、開墾グワのセットをやっていただくのは2回目です。今回は、最後に「整地」というおまけ付きです。 

1回目は、まずはクワと畑に慣れていただくことが最大の目的でしたが、2回目である今回は、作付け前の準備作業として一連の流れとしてとらえてもらうことを目的としています。

 

振り上げて~、という感じで気持ちよさそうなIさん。

 

 

今回は、クワ以外の道具も使っていただきました。

作付け前の一連の流れは、あんな感じです。

種まきや苗を植える前に、余裕を持ってやっておきましょう~。

 

さて、皆さんがしっかり耕して整地してくださったこの場所では枝豆を育てます。

枝豆もちょっとした比較をしながら育てていきますよ。

 


農業実践教室第10期3回目~高畝づくり

2011-04-11 09:06:30 | Weblog

第3回目の教室では、「高畝」といって、高さが通路より高めになる畝を作っていただきました。

 

高畝をしっかり作ろうとすると、畝部分に新たに土を盛らなければなりません。

前回、平畝(通路とほぼ同じ高さの畝)を作っていただきましたが、高畝は、土を盛る分平畝より少し難しく、そして手間がかかります。

一人で手作業でやると少しシンドイかもしれませんが、大勢でやればきっと楽しくキレイにできるでしょう。

 

この10期からご参加くださった皆さんは、まだクワに慣れていない中、一生懸命作業をしてくださいました。

この作業、足先まで上手に使うとキレイにマルチを張れます。

農作業は、作業できる手足の数が多いほど効率が上がります。自分の手足の数は大抵の場合限られていますので、使えるパーツは余すところなく使います。

 

 

丁寧に作業をしてくださる皆さん。

とてもキレイに張れました。

お疲れ様でござました!

 

 


農業実践教室第10期3回目~定植

2011-04-07 23:52:23 | Weblog

第3回目の教室は、カボチャ、ズッキーニ、キュウリの定植を行いました。

今回の講義では、植物の生育の仕組みを考えた肥料の使い方をご紹介しました。

有機農業というと、昔ながらの知恵を活かした農業というイメージがあるかもしれませんが・・・もちろんそうした部分もたくさんありますが・・・新しい資材を活かした効率的、効果的な栽培方法もありますし、非常に独創的な新しい栽培方法もあります。どちらがいいかということは、考え方、そして生き方によりけりでしょう。

伝統的な手法も新しい手法も、どちらも奥が深いなあ~と思います。

 

 

 

ウリ科野菜は、深く植えすぎないよう定植していただきました。

この後、夏野菜は追加で肥料を与えていく「追肥」ということを繰り返しやっていきます。

この追肥、作物を生産して出荷をする農家にとっては間違いなく負担の大きな作業なのですが、家庭菜園では、もしかしたらこの追肥こそ、野菜を作っている感があって楽しいのかもしれません。

この追肥は、何日に1回追肥する、と暗記した回数をキッチリ守って原則的にやったってちっとも楽しくありません。

教室では、追肥がより楽しくなるような理論と実践をセットにして、このあと学んでいただこうと思います。


農業実践教室第10期3回目~発芽のヨロコビ!

2011-04-04 11:03:59 | Weblog

農業実践教室第10期第3回目の教室。

 

この日は、なんとも春らしい景色があちこちで見られました。

 

そして。

畑にも春が訪れました!

第1回目の講義で植えつけたジャガイモの芽が出始め、そして、第2回目の講義で皆さんが種を播いてくださったトウモロコシも無事発芽しました。

発芽でひとまずホっと一息です。

ただ、この後、温度、天候とのバランスをしっかりと見ていかなければなりません。

春先の強風も気になるところです。

でも、たぶん皆さんが丁寧にキッチリと作ってくださったトンネルであれば大丈夫でしょう。

雑な作業と丁寧な作業とでは、イザという時にホントーに違いが出てきます。

春夏野菜は、これから先支柱を立てたりネットを張ったり・・・野菜に対して色々な資材を使って生育環境を整えていきます。

こうしたものも、トンネル張りやマルチ張りと同様、キッチリ丁寧に頑張っていきましょうね!