みんなの畑の日記~農業実践教室

フォトシンセシスが運営する農業実践教室の講義の内容、様子を公開。週末を活かして野菜作りを学びたい方に。

農業実践教室第2期4回目~”へぇ~”が多いジャガイモの手入れ

2007-04-29 13:09:47 | Weblog

農業実践教室では色んなジャガイモの種イモを植えてみましたが、もうそろそろ品種による違いが見えてきます。

品種によっては、芽がフサフサに伸びてきたもの、出揃わないもの、とばらつきがあります。その違いを発見するのも楽しいです。

4回目では、ジャガイモの手入れをしました。

小学校の時に確か学校でジャガイモを育てた覚えがありますが、種芋は適当にカットし、そのあと適当に地面に植えて、その後は収穫!という超大雑把な栽培方法でした。収穫状況は、小さなイモがコロンコロン。。。という感じだったでしょうか。

あの時子供達に教えていた先生は全く何も分かっていなかったな、と今になって思います。ジャガイモは、無農薬・有機で育ててきちんと収穫しようとと思うと手入れが必要です。

ええ!?そうなの?と思われえる方。それは先入観ってヤツです。

見てくれがブコツなジャガイモは、とっても強そうに見えますが、実はイロイロな病気にかかりやすい超デリケートな野菜なんですよ。だから、「種イモ」ってヤツが売っているわけですしね。

 

ジャガイモやりますよ~と、ジャガイモ畑のエリアに移動中の様子が下の写真です。

ジャガイモより隣の葉物野菜を観察している人、溝口さんが説明するより先にしっかりジャガイモを観察している人、いろいろです。とても緩い雰囲気ですが、この後、この時期のジャガイモの手入れの仕方をしっかり説明して、しっかり手入れをしていきます。

途中途中で、あれ?と思うと「溝口さぁ~ん!」と畑のあちこちから声があがります。

ジャガイモの苗は、もちろん一つ一つ状態が違います。

特に今年は、暖かくなったなーと思ったら急に寒くなり、連日の気温差と一日の朝と昼の気温差が激しかったため、苗もダメージを受けていて、判断に迷うものもたくさんあります。

ある程度の数を見てしまえば、原因と対策をだいたい自分で判断できるのでしょうが(それがプロフェッショナルなんですよね)、受講生はまず苗自体に初めてご対面!という方が多いので、これは何だ?とかどういう原因でこーなったのだろうか?こうなったらどーしたら良いのだろう?と疑問もたくさん出てきます。教室ではそのプロセスを大事にしているので、そうした疑問・質問には溝口さんが丁寧に答えていきます。

受講生の方も観察力が鋭い方が多く「見てみて~、こんなのがありましたぁ!」と色んな発見を教えてくれます。

今回は、ジャガイモの地下茎の色や、地下茎に早くもポチポチと出来たチビイモの存在を教えてもらいました。本当にイロイロな方がいらっしゃって、それぞれのアンテナが全く違うので、様々な発見があります。 

そんなわけで、さっさと作業をこなすのではなく、あえて立ち止まりながら楽しく深く農業している農業実践教室なのでありマス。

 


農業実践教室第2期4回目~葉物野菜は順調です

2007-04-27 13:24:53 | Weblog

農業実践教室で葉物野菜をいくつか育てていますが、とっても順調です。

葉物野菜は、一年中ご家庭で活躍する野菜ですよね。

最初に播いた小松菜。なんとなく小松菜っぽいけど、名札がなければ分からないかも。。。

 

 

ミズナはいっちょまえにミズナっぽい形になっています。

 

わさび菜です。これはワタシは初めて見ます。わさび菜というだけにわさびっぽい味なんでしょうね、きっと。

そういえば、この前の教室の時に間引いたベビーリーフ状の葉物野菜、ワタシは帰りの時にはすっかり忘れていたんですけれど、どなたかお持ち帰りになったのでしょうか?

ベビーリーフって、成長した野菜より割高で高級品ですからね。忘れずに持って帰らないともったいないです。

次回は、ベビーリーフというより、ある程度の大きさに育った葉物野菜をもしかしたら「収穫」できるんじゃないでしょうかね。楽しみですね。


農業実践教室第2期4回目~イチゴがもう赤いです

2007-04-25 13:46:15 | Weblog

農業実践教室では、イチゴをおまけで栽培しています。

4回目の講義の合間に、イチゴを観察された受講生も多いかと思います。

 

さて、このイチゴ、もう甘~い香りがしてきているそうです。

今日は雨が降っていたので、溝口さんが朝、畑に苗の様子を見に行ったついでに

イチゴの様子をチェックしてきてくれました。

寒さでエダマメが心配・・・と、受講生の方からいただいたメールに書いてありましたが、溝口さんからの報告ではエダマメの様子は書いておらず、イチゴのことだけ書いてありました。

さて、今朝溝口さんが撮ってくれた写真です。

この前教室で見たときより、ずーっと赤いでしょう?

さすがに次回の講義まではもちません。あしからず・・・。

一粒溝口さんが食べてみたそうですが、「味は一言で言うと「さっぱり」です。最近のものすごく甘い品種に慣れてしまうと少し物足りないかもしれませんが、ちゃんと酸味もあってなかなかだと思います。」とのことです。

 

 

ただ、この赤いイチゴは順調なのですが、一部病気が発生しているとのこと。

病気のイチゴの写真は悲しいので小さめに。。。。。

病気の原因と対策は溝口さんに後日聞いてみましょう。


農業実践教室第2期4回目~クワ大好き!

2007-04-24 11:35:54 | Weblog

農業実践教室では、普通の農家さんが機械を使う作業を敢えて手作業でやります。この手作業での作業の中でも、おそらくもっとも受講生の皆さんに好評なのがクワで畑を耕す作業です。

ワタシも今回はクワで畑を耕す作業に加わりましたが、結構疲れます!でも、これがさわやかな疲れなんですね~。受講生の方から「クワを使うと”仕事した~!”って感じがします」と翌日にメールをいただきましたが、まさにそんな感じです。自分の体を使って食べ物を作っている喜びがあります。

 

 

一人でやると孤独な作業ですが、みんなで作業するのでなんだかクワを使った運動のように見えます。

 

ガンガン体を使って作業をした後、畑で食べるお昼ゴハンは美味しいです。

おにぎりって、大人になると飲み屋のシメで食べるかオフィスの中でささっと食べることが多いかと思いますが、青空の下で食べるおにぎりの方が断然おいしい!

農業教室の時には、いつも自分で作ったおにぎりを持っていくのですが、なんて美味しいおにぎりなんだろう♪といつも自画自賛しながら食べています。


農業実践教室第2期4回目~家のエダマメと畑のエダマメ

2007-04-22 23:17:16 | Weblog

農業実践教室第2期4回目は、なかなかの良い天気でしたが、ものすごーい風の中での講義となりました。

久しぶりの畑です。毎回、野菜たちの変化が楽しみなわけですが、

今回楽しみにしていたことの一つが我が家で教室と同時平行に育てているエダマメの様子です。

教室のエダマメがどんな感じなのか、確認しました。

ワタシと同様に、エダマメの苗を持ち帰って家で育てている方も多いので興味シンシンです。

教室のエダマメと我が家のエダマメを早速比べてみました。

成長の度合いはさほど変わりませんでした!うーん、予想外!

ただ、教室のエダマメはこのところの寒さと風のせいで一部少し変調をきたしておりまして、ちょっと心配です。逆に、苗を持ち帰った人でなかなか移植せず家の中に置いておいた人は、この数日間の寒さにあたることがなかったので苗は絶好調!とのこと。

予想外の気温の上下は、人間の体にも結構シンドイものがありますが、野菜たちにとっても同じで、健康状態に大きな影響を与えます。野菜たちの生きやすい環境をできるだけ整えてあげるのが有機・無農薬での農業だと思うのですが、どこまで対応してあげられるか・・・・。

万が一、病気などの事件(!)が発生した場合の適切な対応もまた重要で、今回の講義でエダマメを前にそんなお話も溝口さんから聞きました。


農業実践教室第2期3回目~家で育てている野菜の様子

2007-04-20 13:37:55 | Weblog

我が家でも野菜を育てています。教室で育てた苗や種を少しもらって帰って育てているのです。

 

今ようやく我が家では旬を迎えました!スティックブロッコリーです。

先ほど写真を撮りました。教室の収穫時期に遅れること3ヶ月。やっと収穫時期を迎えました。

 

そして、ニューフェースはエダマメ。

少し本葉が出てきました。エダマメを置いている場所は、日光が一日に数時間しかあたらないので、成長が遅い方なのではないかと思います。畑のエダマメは、もっと成長しているんだろうなあ。そのギャップを見るのがある意味楽しみです。

教室の皆さんがご自宅に持ち帰った苗はいかがでしょうか?

 

さて、明日はこれを教室の畑のスミの方に植えたいと思います。

ラベンダーです。

基本的に植物は食べられるモノが好きなのですが、ラベンダーは別枠。モワーっと生えているとキレイだなあと思いまして。香りも良いですしね。

もちろん農場ではメインではないので、控えめに増殖してくれるといいなあと思います。


農業実践教室第2期~いつの日か溝口野菜のご指名がワンサカくるようになるといいな

2007-04-18 15:35:06 | Weblog
最近、食に関する不祥事が多いせいか、食の安心・安全に対する「保証」を求める動きが強まってきているようですね。

この間、卸売業をされている方とお話していたのですが「一昔前はただモノが店に着けばよかったけれど、この数年の間に求められるモノが大分変わって、取引先が安全ということにものすごく敏感になってきたし、情報を求められるようになってきている」としみじみおっしゃっていました。
そう、少し前までは食品を作る生産者、特に大手企業や老舗企業に対する信用は「普通にあった」ので、店頭に並んでいる食品の安全性について疑問に思うことは一般的ではありませんでした。
ところが、雪印、BSE、豚肉口蹄疫、鶏インフルエンザ、産地偽装、とまあいろいろな事件や不祥事があり、安全である証拠を求める動きがグーっと高まってきたわけです。

特にBSEは強烈なインパクトのある出来事だったようで、BSE後は食品メーカーでは原材料に関する問い合わせを受けることがものごぉーく増えたそうです。

そして、BSEをきっかけに日本では食品の「トレーサビリティ」という仕組みが注目されました。
トレーサビリティとは、一言で言うと生産履歴・流通履歴の遡及・追跡を逐次可能にすること、という意味です。

生産履歴と流通履歴は全く性質の異なるもので、生産履歴は原材料の内容や農薬、肥料の使用履歴、流通履歴はどのような経路をたどって商品が店頭に並んだか、という意味です。
トレーサビリティの仕組みを構築すれば、いつでも生産履歴・流通履歴を検索できる、という理屈になります。


トレーサビリティがきちんとなされていることが安全の証拠、みたいに解釈がなされているようですが、トレーサビリティそのものは安全を担保するものではありません。トレーサビリティの最大の効果は、何か事故が発生した場合に原因を特定し、流通した商品を回収しやすくなる、ということです。
ただ、安全性を意識して生産した商品について情報を公開して、安全性をPRしたり、品質維持の仕組みとして利用していることも多いので、結果的に安心できるという一面はあります。

もともと、トレーサビリティなんて騒がれる前から工業の世界では品質管理の一貫として製造固有番号をふり、事故発生時にはナンバーに基づき回収を呼びかけるということはやっていました。ただ、トレーサビリティはもっと細かいレベルまでの管理を求めるので、真剣に考えるととても奥が深くて難しい話になります。いろいろと複雑で高い文章力が必要となってくるので、字で書くのであれば有料・・・というのは冗談で、対面方式でないと誤解を生じやすいので、機会があれば教室で雑談レベルでお話しましょう。

このトレーサビリティの概念が農産物に適用され始めています。
大抵、価格が少し高めのこだわり野菜のシリーズに適用されていることが多く、トレーサビリティというより、小売業業者の作った規格に沿った契約栽培野菜とその生産者の公開、という意味合いが強いと思います。
別に批判をしたいわけではなく、これまで「量と値段」しか関心を持たれなかった農産物に対して、もう一歩踏み込んだ段階まで大手小売業者が関心を持ったことは画期的なことなのではないかと思います。

こういったシリーズの野菜は、パッケージにプリントされた2次元バーコードを携帯電話でピッとやったり、パソコンでコード番号を入力すると、生産者の紹介等を読むことができます。
でも、この情報をしっかり読む方はとても少ないだろうし、これを読んで「ああ!安心した!じゃ、買おう!」という人は少数派ではないでしょうか。
それより、そうした仕組み、取り組みに対する信用で購入されるのではないかと思います。
人によっては「その情報ホントかどうか分からない!」とか「その情報では何も分からない」と思うこともあるかもしれません。そう、突き詰めると際限がありません。

そもそも、生産者の想いとかコダワリって伝えるのは難しいです。
一言で「土にこだわっている」って言われても、その背景の考え方を知らなければ「はあ。皆さんそういいますよね」って感じで、よく分かりません。
そうかといってダラダラと説明されても読むのが面倒だし・・・・。
というわけで、生産者と消費者のつながりって難しいなあと想うわけですが。。。


農業実践教室では、折に触れて溝口さんの作り方や考え方を聞きます。
土作りの仕方、使う資材等、なぜそれを選択したかという話まで教えてくれることも多く、そこから溝口さんの考え方を伺い知ることができます。
もちろん、溝口さんの作り方や考え方が全てではありません。世の中にはいろんな作り方や考え方がありますし、もちろん他にも美味しくて安心して食べらる野菜はたくさんあります。

ただ、ワタシは教室での講義や雑談を通じて、溝口さんの基本的な考え方や作業の仕方を知っているので、世界中の野菜の中で、自分達が作った野菜以外であれば(!)溝口さんが作った野菜が一番安心して食べられるし、美味しい野菜だと思うし、愛着があります。受講生の皆さんもきっとそうに違いない!

最近、先に紹介したトレーサビリティの仕組み以外にも、農産物の安全や品質を保証する認証制度のようなものがいろいろと出てきています。大手流通業者等は、こうした制度を積極的に取り入れていくような流れがあり、そういった意味で今後「美味しくて安全」という謳い文句の付いた野菜が流通する比率は増えていくでしょう。

数ある美味しくて安全な野菜の中で、自分なりに「安全で美味しい」についての信念を持って生産し、その考え方を教室で一生懸命伝えている溝口さんの野菜が、多くの皆さんから信頼されて、選ばれるようになっていけばいいなと思っています♪

農業実践教室第2期3回目~ニンジンがまだまだ残っているので

2007-04-17 09:50:01 | Weblog

農業実践教室にご参加の皆さんのお宅では、ニンジンはまだ残っていますか?

我が家では、まだまだたくさんのニンジンが残っています。

そこで、今回はニンジンのパウンドケーキを作ってみました。

パウンドケーキといっても、ホットケーキミックスを使う超お手軽なものです。意外なほどオイシイのでお試しあれ!

 ■材料(小さめのパウンドケーキ型1個分)

ホットケーキミックス100g

卵1個

牛乳小さじ2杯分くらい

バター40gくらい

砂糖大さじ1杯くらい(甘いもの好きはもう少し入れてもいいかも)

ニンジン好きなだけ(中1本くらい入れてもまだまだ入れられる余地あり)

■作り方

 1.バターを室温で戻し、グニャグニャになるまで柔らかくします。柔らかくなったら砂糖を入れて、またグニャグニャにします。

 2.卵をとき、少しずつ1.に入れて混ぜます。

 3.さらに牛乳を少しずつ混ぜいれ、さらにすりおろしたニンジンを入れてまぜます。

 

すりおろしたニンジンを至近距離から撮ってみました。

 

4.最後にホットケーキミックスを入れてサックリ混ぜて、パウンドケーキの型に入れます

5.オーブンで焼きます。180度くらいに設定して、45分くらいです。

この45分間にちょこっと仕事をしたり、掃除をしたり本を読んだりすると得した気分になります。

さて。

竹串をさして何も付かなければオッケー!

 

このニンジンのパウンドケーキはモチモチしておいしいです。時間が経っても美味しくいただけます。


農業実践教室第2期3回目~苗の定植

2007-04-15 11:25:55 | Weblog

農業実践教室第2期3回目では、苗の定植を行いました。

教室では、野菜を種を播くことからはじめます。ですから、ひとまずきちんと苗になった段階で、1つめの関門はクリア!

次のステップは苗の定植です。

畑に苗を植える場所を作り、苗を植えていきます。

 

農業実践教室では、講義の準備は念入りにしますが、「農作業」はできるだけたくさん受講生の方にしていただきます。定植だったら、土に苗を植える行為だけでなく、その前の畑の準備から体験していただくわけです。

そうすることで、野菜を作るトータルの流れが見えてきます。 

 

 

できあがり!

 このところ暖かい日が続いているので、グングン成長していることでしょう。

春夏野菜はこの後の手入れが肝心です!

 


農業実践教室第2期3回目~ラディッシュの葉を使ってみよう!

2007-04-13 10:58:49 | Weblog

今回は、収穫したラデッシュのレシピ紹介です。

受講生の皆さんの中でまだ収穫したラディッシュが残っている方がいらっしゃったらぜひ試してみてください!

そう、第3回目の教室では講義終了後、ラディッシュを収穫しました。

これは教室の受講生の皆さんが育てたのではなく、溝口さんが育てたものです。ありがとうございます、溝口さん♪ 

ラディッシュってこんな感じ。

実はこのラディッシュという野菜、ワタシは今回初めて食べました。あっ!もしかしたら、レストラン等のサラダで知らず知らずに食べているかもしれませんが、ラディッシュと認識して食べるのは初めてです。買ったコトはもちろんありません。

赤い実の部分は、長さ5cmくらいでしょうか。とっても小さくて可愛げのある野菜だと思います。最近はミニサイズの野菜が喜ばれているようなので、こんな感じの野菜はこれから人気が出てきそうな予感です。

我が家では、土曜日の教室で収穫したラディッシュの葉を翌日の日曜日の晩にすき焼きに入れ(シュンギクの代わりのつもり)、月曜の朝にラディッシュの実を食べました。

教室の受講生が早速ラディッシュの葉で「菜飯」を作り、レシピをメールでお知らせしてくださいました。メールによるととても簡単そうだし、美味しそうです。

なので、ワタシも早速作ってみました♪

ジャーン

どーです!

受講生の方に教えてもらったレシピとアドバイスをもとに作りました。

作り方は簡単♪

■材料

ごはん、ラディッシュの葉、じゃこ、梅干、ゴマ

■作り方

1.ラディッシュの葉を塩茹でする。ギュっと絞って水気を切り、みじん切りにしておく。

2.1.にジャコを加えてしょうゆをほんの数滴たらして、混ぜておく。

3.ホカホカのごはんに2.を加え、さらに叩き潰しておいた梅干を加えて、サックリ混ぜ合わせる

4.最後にお好みで白ゴマをかけて出来上がり。

簡単なのに、見た目ゴージャスなごはんが出来上がりました~♪

 

もちろん、とってもおいしいです。

無農薬で作ったラデイッシュなので葉も躊躇することなく全部キレイに食べられます。

教室で野菜を作って食べていると、野菜の中で食べられる部分が結構捨てられていることが多く、もったいないなあと思います。

収穫の時につくづく思いますけれど「普通は捨てられている部分」まで入れると、野菜って実は結構大きいんですよね。ラディッシュや小カブなんかは、葉付きで売られていることも多いでしょうが、ダイコン、ニンジンなんかは探さないと葉付きをなかなか入手できません。ブロッコリーは、葉付きは見たことがありません。

捨てられてしまうのはいくつか理由があります。

一つは「おいしくないから」。

たとえばブロッコリーは、食べる部分に比べて、葉や茎がホントに大きい!コレを食べないなんてすごいもったいないのですが、今のところワタシの味覚ではおいしいとは思えません。でも栄養はありそうなので、健康食品っぽいモノをどこかの会社が作ってくれたら!と思います。

 

理由その2として「捨てたほうが流通の都合上効率がよいから」ということもあります。

野菜の姿が大きければ大きいほど物流経費がかさむし、売場面積を必要とします。単価があがらないのであれば、できるだけいろんなモノをトラックに積み込みたいし売場もいろんなモノを陳列したいですよね。

さらに「管理の問題」もあります。

たとえばダイコンは、根の水分を葉がどんどん吸収していくので、葉を切って保存した方が鮮度を維持できます。また採れたては葉もシャキーンとして見栄えがよいですけれど、しばらく放置しておくとしんなりと元気がなくなり、そのうち黄色くなってきます。葉がついていないダイコンは見た目では鮮度があまり分かりませんが、葉が黄色ければ、少し古そうだなと誰もが思いますよね。店頭でそれをやってしまうと買ってもらえなくなります。

ダイコンやニンジンを葉付きで売ったり、エダマメを枝ごとうるには鮮度管理がとっても大事なんです。「鮮度の良いうちに売り切るぞ!」という覚悟と売り切る努力が必要になってくるわけです。

ま、そんなわけで、いまや野菜の葉はオプション的な存在となっているようですが、農業実践教室ではその存在感はメインと張っています!普通は売っていない部分を何とか工夫して食べようというところも、楽しみの一つですね。