第2回目の教室では、ニンジンの追い播きをしました。
追い播きというのは、単純に「芽が出なかったところに追加で播き直す」ということです。
今年の夏は、本当に雨が降らず、酷暑で、ニンジンにとっても非常に厳しいものとなりました。
部分的に発芽しないエリアが出てきてしまったり、発芽しても弱いものは焼け死んで消えてしまったり・・・。
追い播きしていただいてから1週間。
チョコチョコと新たに芽が出始めていますよ。
せっかく出てきた芽を大切に大きくしていきましょう!
第2回目の教室では、ニンジンの追い播きをしました。
追い播きというのは、単純に「芽が出なかったところに追加で播き直す」ということです。
今年の夏は、本当に雨が降らず、酷暑で、ニンジンにとっても非常に厳しいものとなりました。
部分的に発芽しないエリアが出てきてしまったり、発芽しても弱いものは焼け死んで消えてしまったり・・・。
追い播きしていただいてから1週間。
チョコチョコと新たに芽が出始めていますよ。
せっかく出てきた芽を大切に大きくしていきましょう!
2回目のランチタイムには、焼きナスをお出ししました。
「焼きナス」は、いつもお手伝いしてくれているぽnちゃんの提案です。
「焼きナス」という言葉で思い浮かべるイメージは人によってマチマチなのではないでしょうか。
ワタシもぽnちゃんに「ナスを焼きましょう」と言われて、どんな「焼きナスになるのか・・・・ドキドキしながら当日を迎えました(ごめんなさい、ぽnちゃん!)。
実は、バーベキューの時に網の上で薄切りにして焼く「焼きナス」、焼き肉屋で薄切りにされて出されるナス・・・あれも一応「焼きナス」ですよね・・・そーゆー系の焼きナスってワタシは苦手なんです。
だって、あんな風にしたら、ナスを焼いている間に水分がどんどん蒸発して、食べる頃にはナスが味のしないドライフルーツみたいになってしまうではないですか。水分が完全に抜けたナスを焼肉のタレをつけて・・・焼肉のタレ味が強烈なグニっとした食感の得体の知れない物を食べている感じ、あれが苦手なのです。
で。
ランチタイム。
ワタシの心配は全くの杞憂でした~!
ぽnちゃんは、とてもワイルドな行動をとり始めました。
ナスを丸ごとカセットコンロの上に乗せました~!
あっという間に中まで火が通ります。
皮ごと丸焼したアツアツのナスの皮をぽnちゃんが丁寧にむいてくれました。
一皮むけた青ナスはこんな感じ。
目にも鮮やかな黄緑色!
これを食べやすい大きさにカットして、醤油をタラ~リ、かつおぶしとすりおろした生姜をトッピングして出来上がり~。
美味しそうでしょう~!
このワイルド系焼きナス、青ナスと大きくなりすぎた千両ナスの両方を焼いて食べました。
こーやって食べると大きくなりすぎたナスでもとろ~りとろける美味しさを楽しめます。
千両ナスも美味しかったですが・・・特に青ナスの美味しさときたら・・・・それはそれは絶品!
ナスの甘みと口の中でフワっととろけるような食感、そして甘い中にショウガがピリっとスパイシーな感じで入ってきて、口の中でうま味が幾重にも重なり、深い味わいです。
あまりにも美味しかったので、翌日も畑で同じようにナスを焼いて食べたくらいです。
こんな風に、畑で野菜を収穫できる時期にはアウトドア料理をしてみなさんに召し上がっていただくことが教室の定番になってきました。これを楽しみにしてくださる受講生も少なくないようです。
ぽnちゃん、美味しいアウトドア料理、これからもどうぞよろしくお願いします!
第9期第2回目の講義日。
空にはところどころ雲が固まっている部分ありましたが、雨が降ることもなく、とても良い天気となりました。
ぜいたくを言えば、もう少し気温が下がってくれて、近々「優しい雨」が降ってくれると良いのに・・・という感じですけど。
2回目の講義では、堆肥と肥料についての説明をいたしました。
作物の作り方は本当に色々で、堆肥も肥料も入れない栽培方法もありますが、本教室では堆肥も肥料も使います。
まずは実物を見て・・・
触って匂いを嗅いでいただいて・・・
イメージをつかんでいただきました。
実物を見ていただきながら、堆肥、肥料を入れる目的、堆肥や肥料にはどんなものがあるのか、入れる量の目安はどのようにして決めるのか・・・などなど、理屈部分をお話いたしました。
堆肥と肥料って、分かりにくい分野だと思っています。
なので説明に力が入り、予定時間をオーバーして・・・。
炎天下の中、皆さんすみませんでした。。。。。
続いて、堆肥ふり・肥料ふりの実践です。
大規模農家はこれらの作業を機械で行いますが、教室では当然手作業!
体を使って、さっそく実践していただきました。
堆肥・肥料を振った後にはクワの使い方の練習です。
最初は「体とクワとの間の距離が遠すぎる」など、ぎこちなかった方も、ちょっと一言アドバイスさせていただくだけで、作業しやすそうなフォームに早変わり。
勘の良い器用な方が多いようです。
農作業って、「畑の表面を平らにする」「畝をまっすぐに作る」等、些細なことをキチンと確実に出来ることがとても大切です。
ルーズにやっていると、風雨による被害が発生しやすくなるんです。
次回は、クワを使う場面がぐぐっと増えますので、たくさん実践で練習できますよ。どうぞお楽しみに!
朝晩は大分涼しくなったとはいえ、先日は練馬で38℃を記録・・・今年の夏は過酷ですね。
我が畑の友もこの暑さはたまらないらしく、遮光ネットの裏で涼んでいます。
そんな暑すぎる夏、一部の野菜は少し元気を失っていますが、元気いっぱいなのが大豆。楽しみアイテムとして栽培中です。
第8期に枝豆を育てた時には、芽が出るのにも大きくなるのにも時間がかかりましたが、今回は芽が出るのも大きくなるのも速い!
その速さは、第8期から継続受講されている皆さんは特に感じると思うのですが・・・・
もう花芽をつけました!
大豆の花を見たことがある人は、少ないと思います。
明日の教室でジックリと本物をご覧ください!
秋冬のコースは、初回から採れたての野菜をランチタイムに味わうことができ、その上たくさんの夏野菜をお持ち帰り出来てしまう嬉しい特徴があります。
第1回目のランチタイムの採れたて野菜は、採れたてのトマトを氷で冷やした冷やしトマト。
そして、ゴーヤのナムル。
ゴーヤは畑の隅でオマケ野菜として育てていたものです。
ゴーヤは、ご存知の通り苦みが特徴です。あの苦味が好きという人と苦手という人がいますので、教室では、ナムルにしてお出ししました。ちなみにこのナムル、最後に酢を入れるとさらに味がマイルドになります。
今回のお持ち帰り野菜はこちら。
南国のフルーツの盛り合わせのように見た目が鮮やかで、テンションが上がります。
全員分を一人で仕分けたら大変ですが、皆さんで分担してやるとちゃちゃっと片付きます。
次回もまた、突発的な事件が起こらなければたくさんの野菜をお持ち帰りできますので、スーパーの袋持参で参加してくださいね!
第1回目にみなさんが種まきをしてくださったニンジンは、その後雨に恵まれたこともあり、続々と発芽しています。
ニンジンの発芽した様子は、生まれたての赤ちゃんのように見えるとこの前ブログに書きましたが「特定保健用食品」のマークに見えたりもします。・・・見えません?
第1回目の講義に先駆けて播いた種たちは、一足お先にこんな感じ。
畑の中にはいろんな作物が植えてありますが、ニンジンエリア付近はニンジンを最優先で育てていくため、適当に生えていたノラ大葉などは撤去しました。大葉好きのワタシとしても残念無念なのですが、ニンジンにとってできるだけベストなコンディションを作り上げるためには仕方がありません。
畑から一つまた一つと夏の気配が消えていきます。。。。
このところ、朝晩の暑さがだいぶ柔らいできていますし、日が落ちる時間も早くなってきています。秋がヒタヒタと近づいてきていることを肌身で感じる今日この頃。
畑も秋冬に向けて少しずつ模様替えです。
第1回目の講義では、キャベツとブロッコリーの種播きをしました。
キャベツやブロッコリーのような大型の葉物野菜は、畑では苗から育てるのが一般的です。
で、その苗を育てることを「育苗(いくびょう)」といいまして、畑とは別の場所で種から苗を作っていきます。
家庭菜園の場合、店で苗を買ってそのまま育てることが多いと思いますし、大規模な農業経営者もまた苗は購入することが多いのですが、ここは教室。「種からの栽培方法」をきちんと知っていただくことは大事だと考えていますし、「発芽させる面白さ」もぜひとも味わっていただきたいと思いまして、敢えての種まきです。
まずは育苗に使う土について、そして土の詰め方から説明します。
で、実際にやってみていただきまして・・・。
水のやり方、その後の管理の方法までお教えして種まき編の講義は完了!
今週は、メーリングリストで続々と写真付きの発芽報告のメールをいただき、盛り上がっております。発芽ってちょっと感動しますよね。
誕生したての小さな命は、ちょっとほったらかしにしておいただけで簡単にダメになってしまいます。できるだけマメに様子を見てあげてくださいね!
いよいよ第9期の農業実践教室が始まりました!
この日もお天気はピカピカの晴天。
暑~い一日となりました。
第9期の受講生は20名です。
最初に、皆さんに自己紹介をしていただきました。
皆さん、お住まいも職業も年齢も参加動機も様々ですが、なんとなく最初からまとまりのある雰囲気がします。
フォトシンセシスの農業実践教室では、この雰囲気をとっても大切にしています。今期も参加者全員がしっかりと学べて、かつ楽しく作業できるよう気を配って運営していきますので、皆さんどうぞよろしくお願い申し上げます!
第9期最初の講義は、恒例の「ぼかし肥料づくり」です。
ぼかし肥料というのは、生の有機物を発酵させて作る肥料です。有機農業では、使われることが多い肥料ですので、農業実践教室では毎回このぼかし肥料を作っています。
この時間帯の畑はとっても暑いので、太陽光を90%カットする遮光ネットをかけた休憩スペースで、理論を説明させていただきました。
理論といっても、そもそも堆肥とか肥料とかなにソレ?という方が多いので、堆肥、肥料という言葉の意味、からの説明になります。
よく「土作りは大事」というけれど、土づくりって何なのか、堆肥、肥料はその中においてどういう役割を果たすのか、肥料ってどんなものなのか、有機肥料と化学肥料って何なのか・・・・。という長~い前置きの説明をしてから、ぼかし肥料のお話をいたしました。
ロングストーリーだったので、忘れちゃった方も多いと思います。
今回お話したことは、だいたいテキストに書いてありますので、もう一度お時間のある時にテキストを眺めてみてくださいね!
理論を聞いていただき、ぼかし肥料について少しイメージを持っていただいた後は、実践です。
今回使った材料はこちら。
基本的には、タダで入手できるものか、ホームセンターで買える材料になります。
これに全員で手を加えて、ぼかし肥料にしていきます。
このブレンドをキッチリやらないと出来上がりの品質に影響が出ますので、ムラが出来ないよう何度も確認していただきながら丁寧に作業をしていただきました。
大勢人数がいると色んな知恵が出るもので、作業途中で素晴らしいKAIZENが次々に実施され、材料はかなり均一にブレンドされました。
しっかりブレンドされた後に、水を投入!
冷たい井戸水が気持ちいい~♪
発酵するのにちょうどよい水分量になるまで水を入れて、あとは袋に密閉して出来上がりを待ちます。
この色、そしてあの匂いが、数週間後には変わっています。
その様子を確認すると、発酵ってこういうことか!ということがなんとなくイメージ出来てくると思いますので、楽しみに待っていてくださいね~。
暑いですね~。
こう暑いと・・・そして、雨の降る量が少ないと、野菜の生育に問題が出てきます。
トマトは割れやすくなりますし、水っ気が大好きなサトイモの葉は、この干ばつに近い降雨量の少なさで、枯れかかってしまいますし・・・。土曜日が終わったら(教室ですからね!)、たっぷりと一雨欲しいところです。
さて。
世の人が暑い暑いといっている最中に秋冬野菜の準備は始まっています。
こちらはブロッコリー。
種を播いてから2日目で発芽し始めました。
皆さんにも明日、種を播いてもらいますよ。
頑張って良い苗に育て上げてくださいね~。
明日は、酷暑の中ですが、予定通り教室は開催します。
暑さ対策、万全にしてお集まりください!
畑で皆さんとお会いできるのを楽しみにお待ちしております!
トマトが大豊作中なので、トマトソースを大量に作り、パスタにしてみました!
大玉トマト、中玉トマト、ミニトマト、マイクロトマト、調理用トマト、全部入れて、水を一滴もいれずにトマトだけを煮込んだソースです。
煮込んだ・・というと、なんだかリキを入れて作った感じですが、夜中にテレビを見ながら弱火でチビチビとテキトーに煮て冷蔵庫に入れておいた脱力系トマトソースです。
で、このトマトソース。
トマトそのものの甘味と酸味、トマトらしいコクを感じる美味しいソースとなりました。我ながら絶品!
出来たてよりも、冷蔵庫で2~3日寝かしておいた方が美味しいような気がします。
というわけで、第9期生の皆さん、たくさんトマトを持ち帰ったら、テレビを見ながら、電話をしながら、アイロンをかけながら・・・トマトソースを作ってみてくださいね。