雨がいよいよ強くなって来る中で、今度はしげさんへの質問タイムです。
生徒さんがおっしゃっていましたが「晴耕雨読」ならぬ「晴耕雨勉」です。
さあ、質疑応答の時間です!しげさんへ何か聞きたいことがある人~、
なんて聞いても、なかなか質問しにくいもの。
なので、最初の質問がワタクシがさせていただきました。
「輪作ってどーなの?」
超大枠な質問です。
有機農業でうまく畑をまわしていく場合、連作障害(同じ作物を同じ場所で作っていると病気になりやすいとされていて、そのことを連作障害と言います)を避けるために輪作をするべし、という話がもっぱらです。輪作っていうのは、同じ作物を連続して作らず、色んな作物を順番に作付けしていくことを言います。
輪作って、「これが輪作でござる!」とその様子を一目で見せられるようなものではないので、教室ではどこかのタイミングで質問しないと教えてもらえません。
なので、敢えて質問してみました。
まずは輪作って何?って話をしてもらってから、本題に入ります。
連作障害って、よくよく考えてみると変ですよねぇ~って話が続きます。
実は、これはワタシにとっては予想外の切り返しでした。
だって、自然界では、植物の種は動物や風で遠くに運ばれることはもちろんあるけれど、植物の根元にポトリと落ちて、次の年もそこで同じ植物が育つのは決して珍しいことではなく、むしろよくある出来事です。だったら、畑だって同じ場所で同じ品目を連続して作ることは、言われるほど自然の摂理に反していないのでは??でも・・・・・・・・・・・。と話は続きます。
有機農業を試行錯誤しながら続けてくる中で見聞きする色んな話について、しげさんなりの考えを色々と話をしてくれました。
一旦口火を切ると、次々に質問が出てきます。
有機農業の中でもある種伝説的というか一種神秘的な域に達している(とワタシは思っている)農法について、植物工場について、しげさんの食やライフスタイルへのこだわりについて、これから先の目標について、食品の添加物について、味覚について、などなど話は次々に広がって面白い展開となりました。
ちなみに。
この日は、賑やかなことが大好きな一生徒さんが、「寒いだろうと思って・・・・」ということでポップコーンを差し入れてくれました。ポップコ-ンといっても、既に出来上がっているスナック菓子ではなく、火であぶって破裂させるタイプのポップコーンですよ。
もちろん、こういうノリは大歓迎なので喜んでポップコーンを爆裂させました。
マジメに話を聞きながら、でも実はポップコーンをチマチマつまみながらの座学です。
黒コショウ味のポップコーン、楽しかったし美味しかったです。
一生徒さん、ありがとうございました!!
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪農業実践教室第5期 説明会開催のお知らせ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
8月から農業実践教室では第5期がスタートします。
そこで、第5期スタートに向けた説明会を6月21日(土)に開催することにいたしました。
→説明会に関する詳細はこちら
説明会では、農業実践教室の畑の場所や雰囲気等直接ご確認いただけますので、ご参加を検討くださっている皆さん、どうぞお気軽にご参加ください。
※第5期は、秋冬野菜を作付けします。第5期の内容、参加要領ともにアップが完了しました!よかったらご覧ください!