農業実践教室の畑では、今年は韓国唐辛子を栽培してみました。
唐辛子系は、農業実践教室で言うと「お楽しみアイテム」に位置付けてる作物です。
テキストを作りこんでガッチリと栽培管理するというより、苗の植え付けやちょっとした管理を基本アイテムの合間にやっていただき、収穫を楽しんでいただくものになります。
唐辛子系は、色々と個性的で面白く、これまでに、ハバネロよりも辛いジョロキュアも作ったことがありました。
が、しかし、ジョロキュアは、皆さん怖がって持って帰ってくれなくて・・・・・。
受講生の方が知り合いの取扱業者に利用方法を確認してくださったところ、「痴漢撃退用」の用途で使われているとのことでした。
なもんで、使い道のある唐辛子系として、今年度思い立ったのが韓国唐辛子です。ナチュラルライフコースでキムチを作ることもあって作ってみました。
生育している姿を見たことがなかったので、どんなものかと思っていましたが、こんな感じで莢がつきました。
栽培ポイントがよく分からなかったので、かなり雑に育てたのですが、それなりに実ってくれました。
水分がある程度あり、収穫したものを適当に置いておくとカビが生えてしまうので、乾燥必須です。
パウダー化して使った方が使いやすそうなので、
①収穫したものをそのまま食品乾燥機にかけてパウダー化
②天日干しにしてカラカラにした後食品乾燥機にかけてパウダー化
の2つのやり方でパウダー化してみました。
天日干しは、このところ好天続きで乾燥しているので、なかなかいい感じです。
で、どちらもこんな風に乾燥機に並べて乾燥!
生のままですと、パウダー化に適したカラカラ状態になるまで、20時間くらい熱風を当てていきます。
20時間熱風を当てると、かなりどす黒くなってしまいます。
天日干しを十分にした後乾燥機をかけると、熱風を当てる時間は8~10時間程度で十分です。
カラカラになった唐辛子をパウダーにする機械にかけて・・・。
何回か、蓋をあけて状態を確認するのですが、その時に目と鼻とノドをちょっとやられますが、ガマンガマン。。。。。
で、がんばった結果がこんな感じです↓↓
20時間乾燥させたものは、20時間も乾燥させたのに、まだ少しベトっとしていて粒子が荒く、色は長時間熱風に当たったせいでどす黒いです。
一方、天日干しを経た方は、色は鮮やかな朱色で、同じくらいの時間しかパウダー機にかけていないのに、粒子はとても小さくサラサラでした。
というわけで、天日干しはエコな観点だけでなく、実務的にもプラスだということが分かりました♪
パウダー化した韓国唐辛子は、受講生の皆さんに少~しずつおすそ分けしますね!
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