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みんなの畑の日記~農業実践教室

フォトシンセシスが運営する農業実践教室の講義の内容、様子を公開。週末を活かして野菜作りを学びたい方に。

農業実践教室第9期8回目~落ち葉、野菜残渣の積み込みで堆肥化

2010-11-16 00:47:31 | Weblog

千葉市では初霜がおり、寒さも大分深まってきました。

秋冬野菜の手入れもそろそろひと段落です。

 

落ち葉が舞うこの時期。

落ち葉は、スバラシイ堆肥になりますので、この時期、やっぱり落ち葉拾いをしてそれを積み込んで堆肥化したい。

収穫した野菜の残渣もそろそろたまってきたので、これもやっぱり堆肥化したい。

 

落ち葉も残渣も捨てればゴミ、積み込めば堆肥。

秋野菜の管理が一段落してほっとする間もなく、晩秋~冬にかけて、土づくりのための作業が待っています。

 

循環型の農業は、その仕組みを知れば知るほど不思議で面白いので、第8回目の講義では、落ち葉と野菜残渣の堆肥化をすべく、積み込み作業をしました。

先週集めておいた落ち葉は、とりあえず仮置きで山積みしておいたのですが、それだけで既に発酵が始まっており、フォークでかき混ぜるとモワモワ~っと発酵熱が上がります。

 

野菜の残渣。

今回はナス、サトイモ、サツマイモ、ショウガの残渣が中心です。

スバラシイ堆肥になりますように!!

 堆肥化のための積み込みは、大人数でやると楽しいし、楽(ラク)です。

 

ちなみに、稲わらの堆肥化も順調に進んでいます。

土づくりも野菜づくりも、自分の思ったとおりにはなかなかなりませんが、こうやってより良い状態に持っていくための前向きな努力はとても楽しいプロセスです。

 

土曜日に皆さんが積み込んでくださった落ち葉の山、残渣の山を日曜日に確認したところ、両方とも発酵が順調で、熱くなっていました。

やったことの結果がきちんと目に見えるのも野菜づくりの面白さの一つですね。

来週、また状態を確認しましょう~。

 

 

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皆さんのご参加をお待ちしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

(有)フォトシンセシス 高橋有希



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
発酵するときなぜ熱がでるのだろう? (生徒T)
2010-11-16 21:07:38
こんな素朴な疑問を考え出したら大変なことになってしまった。

好気性発酵の場合に熱がでる → 大気中の酸素を吸収 → 炭水化物の酸化反応 → 二酸化炭素+水に分解し有機物が残る。 → その時の分解エネルギーとして熱を放出。 化学反応的に説明するならこれで良いのかもしれない。でも生物学的に見るとそこには発酵と微生物が登場していない。 いったい発酵とは何なか、微生物が炭水化物を食べて分解することを発酵と呼ぶのか? ならばそのとき微生物自身が熱くなるのか? うーん人生最大の疑問にぶち当たってしまった。 農とはこんなに奥深いものだったのか。この教室に参加してから自然現象の奥の奥までしっかり見るクセがつきました。
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理科の世界は大人になってから面白くなるのでしょうかね (高橋有希)
2010-11-17 23:59:31
生徒Tさま
コメントありがとうございます。
農の世界は理科・生物の世界から宇宙まで、そして家庭科にもつながり、人によっては哲学の世界までつながり、なんとも裾野が広くそして奥が深いものですね。発酵については、それだけで本が何冊も出ているくらいですから、知れば知るほど深みにはまっていくのではないでしょうか?楽しみながら人生最大の疑問を解きほぐしていくのもいいですよね!
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