千葉市では初霜がおり、寒さも大分深まってきました。
秋冬野菜の手入れもそろそろひと段落です。
落ち葉が舞うこの時期。
落ち葉は、スバラシイ堆肥になりますので、この時期、やっぱり落ち葉拾いをしてそれを積み込んで堆肥化したい。
収穫した野菜の残渣もそろそろたまってきたので、これもやっぱり堆肥化したい。
落ち葉も残渣も捨てればゴミ、積み込めば堆肥。
秋野菜の管理が一段落してほっとする間もなく、晩秋~冬にかけて、土づくりのための作業が待っています。
循環型の農業は、その仕組みを知れば知るほど不思議で面白いので、第8回目の講義では、落ち葉と野菜残渣の堆肥化をすべく、積み込み作業をしました。
先週集めておいた落ち葉は、とりあえず仮置きで山積みしておいたのですが、それだけで既に発酵が始まっており、フォークでかき混ぜるとモワモワ~っと発酵熱が上がります。
野菜の残渣。
今回はナス、サトイモ、サツマイモ、ショウガの残渣が中心です。
スバラシイ堆肥になりますように!!
堆肥化のための積み込みは、大人数でやると楽しいし、楽(ラク)です。
ちなみに、稲わらの堆肥化も順調に進んでいます。
土づくりも野菜づくりも、自分の思ったとおりにはなかなかなりませんが、こうやってより良い状態に持っていくための前向きな努力はとても楽しいプロセスです。
土曜日に皆さんが積み込んでくださった落ち葉の山、残渣の山を日曜日に確認したところ、両方とも発酵が順調で、熱くなっていました。
やったことの結果がきちんと目に見えるのも野菜づくりの面白さの一つですね。
来週、また状態を確認しましょう~。
農業実践教室からのお知らせ
農業実践教室第10期教室について、詳細をホームページにアップしています!!
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農業実践教室では、全く農業を知らない、野菜をよく知らない、という方が無農薬での野菜づくりについて、無理なく理解出来るカリキュラムを構築しております。
農業は初めて、という方、ぜひお気軽にご参加ください。
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平成23年3月から始まる第10期教室の説明会を開催します!
◆ 説明会日程 ◆
平成22年11月27日(土)
平成22年12月25日(土)
平成23年1月15日(土)
説明会は、畑のある場所・アクセス方法、そして内容その他について直接ご確認いただくために開催いたします。
ご参加いただいた方には、教室または卒業生の活動の場であるハーベストクラブ の採れたて野菜をお持ち帰りいただけます(参加費を野菜代として500円頂戴いたします)。
農業実践教室にご興味のある方は、ぜひ説明会にご参加ください。
→説明会ページはこちら
皆さんのご参加をお待ちしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
(有)フォトシンセシス 高橋有希
好気性発酵の場合に熱がでる → 大気中の酸素を吸収 → 炭水化物の酸化反応 → 二酸化炭素+水に分解し有機物が残る。 → その時の分解エネルギーとして熱を放出。 化学反応的に説明するならこれで良いのかもしれない。でも生物学的に見るとそこには発酵と微生物が登場していない。 いったい発酵とは何なか、微生物が炭水化物を食べて分解することを発酵と呼ぶのか? ならばそのとき微生物自身が熱くなるのか? うーん人生最大の疑問にぶち当たってしまった。 農とはこんなに奥深いものだったのか。この教室に参加してから自然現象の奥の奥までしっかり見るクセがつきました。
コメントありがとうございます。
農の世界は理科・生物の世界から宇宙まで、そして家庭科にもつながり、人によっては哲学の世界までつながり、なんとも裾野が広くそして奥が深いものですね。発酵については、それだけで本が何冊も出ているくらいですから、知れば知るほど深みにはまっていくのではないでしょうか?楽しみながら人生最大の疑問を解きほぐしていくのもいいですよね!