染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

登園拒否

2007年06月05日 09時36分55秒 | Weblog
子供が登園拒否です。
保育園に行くようになって一年にもなるのに、最近は全く行こうとしません。無理矢理連れて行くと園で大泣きしてしまいます。中に入ればそれなりに楽しんでいるようですが、連れて行くまでに大変な作業です。
毎日なだめすかして連れて行きますが、だんだん登園時間が遅くなっています。
我が家は染織工房なので、僕が毎日家にいるようになって家にいたいのは解りますが、それだと僕の仕事になりません。相方には僕程なついていないので、それなりに仕事はできます。相方は現在妊婦さんなので、子供と関わらないようにしている節はあります。
園のある日はぎりぎりまで寝ています。休みの日には早起きします。
さらに、ここ数日は家にいると保育園に連れて行かれるので、隣の母屋でじいさん家に家出しています。祖父母も仕事があり、保育園に連れて行かれるのは確実ですが、こっちよりはましらしいです。祖父母は、あまあまなので、楽しいばかりなのでしょうが、そんな事ばかりではないのよ、社会は。
「父ちゃんも仕事、あんたも保育園に行って社会生活を身につけるのも仕事です。」
といっていますが、「いやだぷー」とか言いやがった。
相方は涼しい顔をしていますが、一応保育園に行ってもらわないと自分も大変らしいので、行かせようとしています。

子供は保育園でいじめられているどころか、意外と人気者です。
連れて行くと、数人の園児が集まって「今日は僕と遊ぶ?」「私と遊ぶの」とか言われて本人を取り合っています。父ちゃんはそんな事無かったぞ。何が不満だと、悔しい思いもしました。
保育園がいやなのも解ります。僕も嫌だったから。
小学校や中学の思い出はほとんどないけど、学校行ったら燃えてなくなっていないかなあと、思った事は数知れません。集団生活にとけ込めない事も解るけど、やっとかないと色々困るのよ。個性個性と世間は言うけど、社会生活からはみ出た個性を持つと、精神的に問題があるんじゃ無いかと思われます。
つまりね独創的で個性的な芸術家って少ないのですよ。有名どころには殆どいないかもしれませんね。多くの人に共感できる物は既に社会なんですよ。個人の思想や、発想ではないのです。個性は年輪です。感性は知識です。それらを育む環境や道具は揃えてあります。後は自分で世界や社会を切り開く力です。それは集団生活の中で多くの人と出会う事でしか身につけられません。
と、諭しているのですが、全く通じません。
これをどうしたら解決できるだろうかと頭を悩ませています。家にいられると仕事もできないので、かなり頭が痛いのです。