年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

『地中海バール TOKYO Mar Mare』 マリンブルーの外観からも連想できる、港を意味する店名の魚貝バルでランチ

2019-08-16 21:39:36 | 関東
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八重洲ブックセンターの裏手にある『俺のイタリアン YAESU』
そこが先月からお昼の営業を始めたとのことで、一度お邪魔してみようと出掛けたのでありますが…
いつもは近くにお勤めの女子で賑わう『マルマーレ』に空席があるではないですか



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ならば窮屈な店内で立ち食いするよりもと、マリンブルーの外観ががかわいいこちらへお邪魔することにいたします
フロアには50席ほどが並べられていまして、ワイワイガヤガヤと楽しめる雰囲気を感じます
また、1Fの奥と2Fには個室の用意もあるそうですから、ちょっとしたパーティーなんかにも使えそうですね


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いつもだと店頭に置かれるメニュースタンドに週替わりのメニューが挟まれているのですが、今日はどうしたことかそれが無く…
店内でいただいたメニューに書かれた6種のお料理から「自家製ツナとケッパーのトマトソースパスタ」を選びます
魚貝をメインとするお店でありブイヤベースが〝ウリ〟となっているようではありますが、さすがにこの暑さの中では躊躇してしまいます
使われるのはスパゲッティよりも少し細めであることからフェデリーニもしくはスパゲッティーニでありましょう
細い麺であることからムチッとした食感を味わうことは出来ませんが、アルデンテに茹でられた麺はソースとの絡みが良く…
フレッシュなトマトソースにはケッパーのピクルスに使われる酢を合わせているのでしょうか
ほど良い酸味とともにピリッと辛味もあって、この時期においしいお料理ですね

オニオンスライス、オクラ、コーン、かぼちゃローストなどとサラダバーも充実していますし、今日用意されていたスープはシメジの和風スープと満足いくものでありまして…
フォカッチャまでもをいただくことができることからお値打ちを感じます



【地中海バール TOKYO Mar Mare】
東京都中央区八重洲2-5-12 プレリー八重洲ビル1F
03-6262-0715





『BURDIGALA CAFE』 オープンから12年経っても人気が衰えることのないカフェでクロックムッシュ

2019-08-15 22:09:13 | 関東
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9連休という長いお盆休みを過ごされている方も多いのでしょうが、送り火を前に仕事が始まっている方も少なく無いようで…
八重洲にはIDカードを首から下げた人たちがランチを求めて溢れていたのであります



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そんな雑踏から逃れるように大丸にある『ブルディガラ カフェ』へと向かいます
ブルディガラは広尾に本店を構え、自然酵母で作られるこだわりのパンやケーキなどが人気であるベーカリーでありまして…
おいしいパンをいただくことができるカフェとしてブックマークしておいたのですが、婦人服を扱うフロアにあるためにお店の前を通りがかることもなくすっかり失念していたのであります
ご婦人方で賑わう店内は想像よりも遥かに広く、80席ほどがゆったりと並べられていることで居心地の良い空間となっていますし、一面がガラス張りとなっていることから八重洲側の景色を臨むことができるのですが…
そこは古い雑居ビルばかりであることから、決して美しい眺めではないことが残念ですね


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人気のパンがお替わりができるというプレートランチがお昼のメイン商品ではあるようですが、芳ばしく焼かれたチーズの魅力に勝ることはなく「クロックムッシュ」をいただくことにいたします
添えられたサラダにはグリーンリーフレタスやフリルレタスなどなどとフレッシュなホワイトマッシュルームが使われていて、酸味が効いたドレッシングがかけられます
そしてクロックムッシュは2枚の食パンでベシャメルとロースハムを挟み、たっぷりとチーズとともにオープンで焼かれていまして…
カリッと焼かれたチーズの芳ばしさと塩味や、中央部分のトロッととろけた滑らかな舌ざわりを楽しみます


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今日のスープは「牛肉と玉ねぎのトマトカレー」であるそうで…
香辛料の香りに食欲が掻き立てられるものでありました



【BURDIGALA CAFE】
東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店5F
03-3287-1808



『Vietnam Alice』 モチモチとした食感がおいしい蒸し春巻きと酸味がある辛さのビーフン麺

2019-08-14 20:50:10 | 関東
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バターを使った重めなソースが主体であったフランス料理の世界にヌーヴェルキュイジーヌを取り入れたことでも知られる『Queen Alice』のオーナーシェフである石鍋裕氏が手掛けたベトナム料理店『Vietnam Alice』でありますが、運営企業に経営破綻の噂もあることからこの先はどうなることか…



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2007年にマロニエゲートが開業してから12年
多くのお店が入れ替わる中で『ヴェトナム アリス』の人気は絶えることが無いようで…
お邪魔した12:00過ぎには満席であったことから、店頭に置かれた椅子に座り席が空くまでの時間を待つことにいたします
いただくことができたのは入口に近い2名掛けのテーブルであったのですが、奥の席からは東京駅周辺までもが見渡せるそうですし、差し込む陽射しに開放感もあって…
ニューヨークにあるベトナムレストランをイメージしたという内装はオシャレなものでありますし、そこに集うお客さまもオシャレな女性が中心であるようですね


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17:00までいただくことができるというランチメニューには春巻きがセットになっているとのことで、生春巻きや揚げ春巻き、そして蒸し春巻きと3種類が提供されます
2段に重ねられる籠にセンスを感じますし、魚醤、チリソース、味噌ソースと3種の調味料が入れらる焼物もオシャレなものでありまして…
モチっとした食感が堪らなくおいしい蒸し春巻きには魚醤を、そして生春巻きにはチリソース、揚げ春巻きに味噌ソースとお店の方のお勧めに従いいただいたのですがどれも納得なおいしさでありました


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メインとなるお料理はフォーをはじめとして、ビーフン麺のお料理やグリーンカレーなど6種から選ぶことができまして…
シンプルにフォーをいただくことも考えましたが、辛いものに目がないワタシは、このあと汗が噴き出すことも忘れて「ブン・ボー・フェ(牛スジ肉入り辛口スープビーフン麺)」をチョイスいたします
程よい辛さと酸味、このバランスが見事なスープは暑い日は最適な爽やかさでありますし、牛すじがとっても軟らかく煮込まれているなど期待以上に満足いくものでありました


そんなお料理の中で一番のお気に入りが蒸し春巻きでありまして…
あのモチモチっとした食感をまた味わいたいと思います



【Vietnam Alice】
東京都中央区銀座2-2-14 MARRONNIER GATE GINZA1 11F
03-5250-0801



『TAVERNA UOKIN』 新橋の名店『魚金』が手掛けるイタリアンバルでいただく週替わりランチ

2019-08-13 22:01:29 | 関東
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オーナー自らが目利きし買い付けた鮮魚をお値打ちに提供していたことから人気となった魚金グループ
新橋駅前で始まり今では都内全域に支店を構えるまでに拡大されていまして…
京橋エドグランにある『タベルナ ウオキン』も、そんなグループが手掛けるイタリアンバル業態のお店なのであります



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ってことで開業から3ヶ月ほど経ちオープン景気も落ち着いたであろうころにお邪魔させていただいたのですが、そのときの印象があまり良くなかったことから長くご無沙汰していたのであります
とはいえお店は繁盛しているようで、お昼時にお店の前を通りますと満席で賑わう様子を見ることも少なくなくて…
お盆期間中ってことでか空席が見えますので、久しぶりにお邪魔してみることにいたします


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オープン当初には〝魚金〟らしく魚料理の提供もあったのですが、ニーズに流されたのか、今では定番として提供されるランチメニューはボロネーゼスパゲティ、ハンバーグ、オムライスの3種とのことでありますし、週替わりとして提供されるものもお肉が中心であるようで…
今週の週替わりである「豚肩ロースの厚切りステーキ 赤ワインソース」をいただくことといたします

オニオン ベーコン シメジなどが入ったミネストローネはおいしくいただくことができたのですが…
メインとなるステーキは商品名通りに厚切りでボリュームあるものではありますが、注文が入ってら焼き上げたものではないようで、しっかりウェルダンになってしまったお肉は固く締まっていて硬さが際立っていますし、今時では珍しく嫌な豚肉臭を感じるものでありまして…
そんなことを隠そうとしているのか赤ワインソースの味は濃く、ご飯がススムというよりも半分ほどお肉をいただいた時点で飽きてしまうほどでありました



【TAVERNA UOKIN】
東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン1F
03-6262-6585



『かに福』 1970年創業 名物「御かにめし」をメインに様々なかに料理がいただけます

2019-08-12 22:36:46 | 関東
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美人女将がいることで有名な八重洲の老舗割烹でお昼をいただこうと出かけたのでありますが、残念なことにお盆休みだということで…
界隈のお店も同様にお休みでありましたし、東京駅は人でごった返したために日本橋へと歩きます



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"和"なものがいただいただきたい気分だということで『かに福』へお邪魔することにいたします
日本橋川沿いにある本店はお休みでしたので、COREDO室町にある支店へ
待ち客はひと組のみでありましたので、これならばさほど待つことはないだろうと並んでいますと、5分も待つことなくカウンター席へ案内していただくことができました
30席ほどと思っていたよりも小さなお店でありましたが、居心地の良い空間でありますね


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たっぷりとかに身が盛られた「御かにめし」も魅力的なのですが、あまりの暑さにお昼のメニューにあった〝そうめん〟に惹かれてしまいまして…
そうめんの上にたっぷりとずわい蟹のほぐし身が散らされた「かにそうめん」にすべきか、かに身の天ぷらとのセットになった「天ぷらそうめん」と散々迷った挙句に選んだのは「天ぷらそうめん」であります
ツルツルっとそうめんを啜るのは夏の風物詩でもありますし、サクッと揚がった天ぷらにはレンコンやナスといった野菜のほかキス、海老、かに身と満足いくものでしたし、小丼に乗せられたうなぎも柔らかく煮てありまして…
何よりおいしかったのはカニクリームコロッケでありまして、滑らかな舌ざわりのベシャメルにはかに身もしっかりと入っていたのであります


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昆布、キャベツの漬物、切り干し大根が入った3壷は前のお客さまの使用感などを感じることなく…
自分のために準備されたのだという優越感が、ご馳走感を高めてくれますね



【かに福】
東京都中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町1 3F
03-6265-1577



『盤古殿』 ムチッとした歯応えがおいしく大きな海老がゴロゴロと入った海老チリには贅沢感を感じます

2019-08-11 22:04:09 | 関東
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第一試合から見ていた高校野球があまりにも緊迫した好試合であったために目を離すことができず…
出掛けるタイミングを失ったために、すっかり遅くなってしまったお昼をいただこうとコレド日本橋へと向かいます



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かつては維新號系列のお店があったところに、1年半ほど前にオープンした『盤古殿』ってお店
火鍋や北京ダックをウリにいしているお店であることから、これまでお邪魔する機会がなかったのでありますが…
遅くなってしまったお昼をいただこうと、17:00までランチメニューをいただくことができるこちらにお邪魔させていただきます
店内はゆったりとしたテーブルが並べられるオシャレな空間でありまして、木の温かみを感じるテーブルだけでなく赤いシートが鮮やかなソファ席が置かれますし、個室もあるようで…
いろんなシチュエーションで利用させていただくことができそうですね


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最近では麻婆豆腐や担担麺を押し出すお店が多いのですが、こちらでは「海老チリセット」の大きな看板がお店の入り口に置かれていまして…
お昼の時間でのイチオシが海老チリなのだろうと、それをいただくことにいたします
最初にサラダが提供されたのですが、そのレタスが冷たく冷やされているだけでなくパリッとした歯ざわりとみずみずしさを感じる素晴らしいものでありまして…
これからいただく海老チリへの期待が高まります


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メインである海老チリとともにセットとなるスープや点心などが提供されます
2種がいただけるという点心は肉シューマイと海鮮シューマイ
どちらもがムチっとした食感と旨味が感じられるものでありますし…
ゴルフボールほどの大きさにクルッと丸まった海老が8つも入った海老チリのビジュアルも圧巻であります
もちろんそれは保水加工されたようなものではなく、そのムチっとした歯ざわりが実に素晴らしいのであります
そんな歯ざわりとともに、最初は甘みを感じるもののじわっと辛さがひろがるチリソースも抜群なのでありまして…
お店のイチオシに恥じること無いクォリティーとお値打ち感の虜になってしまいました



【盤古殿】
東京都中央区日本橋1-4-1 コレド日本橋4F
03-6281-9991



『Le Nougat』 落ち着いた大人な雰囲気の中でいただくお料理はどれも満足なものでありました

2019-08-10 21:48:30 | 関東
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GINZA SIX の裏手にあるフレンチビストロ『ヌガ』ってお店
何度となくお店の前を通ったことはあるのですが、外から覗く店内は狭く窮屈な印象があったためにお邪魔することがなかったのですが…
気になるお店があるからと、お盆休みに入った友人からお誘いを受けたのがこのお店だったのであります



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予約することもなく12:00の開店に合わせてお邪魔したところ2階へと促されまして、2階があったことに驚きながら階段を上りますと…
そこは天井が高いことで狭さを感じることがありませんし、アンティークなシャンデリアの優しい明かりに大人な雰囲気を感じるものと1階とは全く異なるステキな空間であります
店内のいたるところにピンクの象があることを不思議に思い尋ねてみますと、店名の由来にもなっているシャンソンの歌詞でマリファナでハイになったときに幻覚で見るのがピンクの象とあることから、そのくらい楽しい時間を過ごして欲しいとの想いであるとのこと
マリファナはさておきシャレたストーリーですね


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メニューの説明を受けていますと、今日のデザートが桃のコンポートだということで…
前菜と主菜、それにデザートまでいただけるランチコースをいただくことにいたします
アミューズとして提供されたのは人参のムースにオレンジのジュレを合わせたものでありまして、人参の甘味とオレンジの酸味を合わせる発想が斬新であると感じます
パンはお替わりが出来ると言うことでたっぷり目なバターが添えられていて…
最近ではバターを出してくれるお店が少なくなったことから、バター好きなワタシにはありがたいことであります


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プリフィックスであることで、前菜として選んだのは本日の鮮魚として用意された「サーモンのタルタル」
たっぷりなお野菜もうれしいことでありますし、10mmほどのサイコロにカットされたサーモンにジェノベーゼが香りがアクセントとなっておいしくいただくことができました


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そしてメインは「短角牛のステックアッシェ フレンチフライ添え」をチョイス
日本人にとって馴染み深いハンバーグでありますが、フランスでもステックアッシェはポピュラーなものであるそうでスーパーなどで気軽に冷凍になったパティを買うことができるのだとか
粗挽きにされていることでお肉を噛みしめる歯応えが良く、シンプルな調味だけで焼き上げられることで赤身肉の旨みも十分に感じることができます
そこに掛けられるのがグリーンマスタードソースでありまして、そのツンとくる香りがおいしさに華を添えているようですね


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そしておいしい食事を締めくくるのは「桃のコンポート」
乗せられるのは梅のシャーベットでありましょうか その酸味がとっても爽やかで…
歯ざわりを残した桃の果肉とともにいただきます



どのお料理もおいしくいただけますし、気さくなサービスもあって楽しい時間が過ごるステキなレストランでありました



【Le Nougat】
東京都中央区銀座 6-12-2 東京銀座ビル1F
03-6254-5105





『ぐりる てる』 夜は肉バル、昼は洋食屋 ランチメニューはリーズナブルでボリュームたっぷり

2019-08-09 22:07:18 | 関東
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今日も炎天下のなか、お昼を求めて京橋へ
毎日のことながら何をいただこうかと迷うところでありますが、久しぶりに『ぐりる てる』へお邪魔することにいたします



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赤坂エリアで2店舗を構えるイタリアンレストラン『SABOU』が京橋エドグランの開業に合わせて出店したお店でありまして…
お昼どきには近隣にお勤めの方たちで40席ほどの店内は埋め尽くされているのですが、その忙しさも終えたタイミングだったのか店頭に置かれたランチメニューを眺めていますと店内から出てきたスタッフに「どうぞお入りください」と声をかけていただけました
店内に掲げられた黒板には食の安全基準が世界一とも言われるニュージーランド産の牛肉を使っているというステーキメニューやイタリアンの商品が並んでいて、夜にはワインを楽しむことができるお店であるようですね


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ハンバーグやメンチカツ、更にはステーキと言った商品が並ぶ魅力的なランチメニューから選んだのは「昔ながらのポークジンジャー」でありまして…
思わず〝しょうが焼き〟をお願いしますと言ってしまったものですから、注文を聞いてくれていた男の子は何を言われているのかわからなかったのかキョトンとして様子でしたので、慌てて〝ポークジンジャー〟と言い直しました

そんな「ポークジンジャー」がこれ
50gほどにスライスされた豚ロースが3枚
オニオンの甘味を感じる和風ソースに生姜が加えられたようなソースが掛けられていて、メニューにあった〝昔ながら〟とは何を指して言っているのかはわかりませんが、これはこれでご飯とよく合うものであります
たっぷりのキャベツとゴロゴロっとしたじゃがいもが入ったポテトサラダが添えられていることもありがたく、おいしくいただくことができました



【ぐりる てる】
東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン1F
03-5205-1129



『中国酒家 大天門』 辛シビ×高タンパク低カロリー+パクチー 酸味を上手く使った夏にうれしい冷麺でありました

2019-08-08 22:14:47 | 関東
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暦の上では立秋となる今日
変わらず陽射しは厳しいものの、日陰に入れば心地良い風が流れているように感じるのは気のせいでしょうか?
お昼に何をいただこうかと迷いながら、八重洲から銀座へと向かって歩きます



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京橋にあるマリオットホテルの裏手となる柳通りにある『大天門』ってお店
階段の降り口近くにお昼のメニューが並べられていることから何度も足を止めたことがあるのですが、お店の雰囲気を察することができない地下と言う場所であることから躊躇していたのでありますが…
今日はそんなメニューの中にある「よだれ鶏冷麺」に惹かれて、それほど広くない階段を下ります
恐る恐る扉を開けてみますと60席ほどのフロアが広がっていまして、その雰囲気はカジュアルで居心地が良さそうなものでありますし、いわゆるお昼どきは過ぎていながらも多くのお客さまがいらっしゃることでの活気を感じることができます


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お店の看板料理であろうと思われる麻婆豆腐や人気の担々麺なども提供されていますが…
いただくお料理は「よだれ鶏冷麺」
高タンパク低カロリーであることから注目されている蒸し鶏を使ったお料理でありますし、最近の辛シビブームにもピッタリな一品であることから餃子の王将でも販売されている一品であります

白色な鶏肉に赤いソース、そして緑のパクチーと美しい盛り付けもおいしさのひとつ
食欲が掻き立てられます
ソースと麺が絡み合うように全体を丁寧に混ぜ合わせていただきますと…
期待ほどではないもののほどよい麻辣味が楽しめますし、ちょっと多めに使われているであろう酢の酸味が爽やかで、パクチーの香りもあって夏らしい一品に仕上げられていますね



そしてこのお店
築地にある予約が取りづらい人気店『東京チャイニーズ 一凛』と同じ系列なんですね



【中国酒家 大天門】
東京都中央区八重洲2-4-10 第一幸田ビルB1F
03-3272-6701




『三河開化亭』 丁寧に摂ったとんこつスープとこだわりの本ダレの相性が良い「黒しょうゆらーめん」をこってりで!

2019-08-07 22:45:50 | 東海
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豊橋での夜ごはんを久しぶりに『三河開化亭』でいただくことにいたします
10数年前に豊川市で開業した当時は、出張で来豊する度にお邪魔させていただいたのですが…
ここのところご無沙汰をしていたのであります



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今では創業店のほか豊橋市内にも4店舗を構えていて、かつてのような行列にはならないものの変わらぬ人気であるようで…
今夜は豊橋市郊外にある岩田店を訪ねたのですが、カウンター席をメインとするラーメン専門店でありながらもファミリー客を含めたお客さまで賑わっています
開店当時はカフェとして営業してもおかしくないような明るいお店だったと記憶しているのですが、10年という年月がいぶし銀のように味のあるお店に変えていて…
これはこれでステキな雰囲気でありますね


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創業メニューである『白とんこつ」と「黒しょうゆ」
そのいずれにも〝あっさり〟と〝こってり〟があるのですが、一番人気は黒しょうゆのこってりであるとのことで、それをいただくことにいたします
自店でだき出す豚骨スープと、造リ醤油屋にまでこだわったというたまり醤油をベースとした元ダレの甘み
そして博多のラーメンとはまた異なった低加水のストレート麺との相性も良く…
細部にまでこだわり抜いた一杯はスープまできれいに飲み干すことができました



【三河開化亭】
愛知県豊橋市東岩田1-11-8
0532-62-8775



『HANDS EXPO CAFE』 ロカボなメニューをいただきたくって…

2019-08-06 22:28:18 | 関東
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東急プラザ銀座の7階にある『ハンズ エキスポ カフェ』
東急ハンズが手掛けるお店でありますし、ショップに併設されたカフェだってことで、これまで見向きもしていなかったのですが…



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ちょっと買いたい商品があってHANDS EXPO にお邪魔したついでにお昼をいただこうと訪ねてみますと、想像以上に広々とした店内にはゆったりと掛けることができる客席が並べられていますし、窓から差し込む陽射しに開放感もあって、居心地の良い空間であると感じます
しかも提供されるお料理はふわっふわなスフレパンケーキだけではなく、バーガーや肉料理も充実していて、カフェとしてだけでなくレストランとしても利用することができるステキなお店でもあったのですね


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パスタを中心としたランチメニューの中から、巷で話題になっている〝ロカボ〟を体験してやろうと「平日ローカーボ ランチセット」をいただくことにいたします
お料理の内容は月替わりであるようで、8月にいただけるのは「バイエルディ」
なぜこんなに暑い盛りにオーブン焼きのお料理なのかと思いながらもいただいいたのですが、薄くスライスされたナスやズッキーニがトマトの酸味とガーリックの香りでおいしくいただけたのであります
とろけたオニオンの甘みもありますし、10mmほどのサイコロにカットされた鶏肉もコロコロと入っていて…
ライ麦のパンにトマトソースを付けていただいてもおいしいですね




【HANDS EXPO CAFE】
東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座7F
03-3572-2285



『宗家 藪蕎麦』 駅の高架下にある蕎麦屋はビジネスパーソンの聖地

2019-08-05 22:13:16 | 関東
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久しぶりに吉川市へと出掛けることとなり…
これまでは日比谷線からの乗り換えで向かっていたのですが、今日は気分を変えて有楽町線からの乗り換えで移動することといたします



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それで、乗換駅となる新木場でお昼をいただこうと…
駅近にはコーヒーショップや丼、ハンバーガーにうどんとチェーン店が集まるなか、古くからやっているのであろうと思われるお蕎麦やさんを見つけて…
暖簾を潜りますと50席ほどの店内はお客さまの入れ替わりでバタバタとしていましたが、そこタイミングが功を奏したのでありましょう
相席になることもなく、4名掛けのテーブルをゆったりと使わせていただくことができました


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次から次へと入って来られるお客さまに、これは期待できそうだと〝日替わりセットメニュー〟からカツ丼ともりそばのセットをいただきます
カツは揚げ置きされていたものですが、丼タレで煮込まれることで温かくいただけますし、身が締まることもなくしっとりとした歯ざわりを楽しむことができますし、ちょっと辛めな関東風のタレもキレが良くて良い感じであります
〝打ちたて〟〝茹でたて〟を提供するために、毎日お店で製麺をされているというお蕎麦は色艶も良く…
喉越しを楽しむこともできました



5分ほどで商品が提供されることからお客さまの入れ替わりも早く…
12:00から13:00までの1時間で2回転はするであろう繁盛店でありまして、時間にゆとりのないビジネスパーソンにとっては素早く提供することもサービスの1つでありますね



【宗家 藪蕎麦】
東京都江東区新木場1-6-1 メトロセンターB-F-1
03-3521-3041



『TRATTORIA del PACIOCCONE』 〝サルメリア〟をコンセプトにしたトラットリアで休日のランチ

2019-08-04 21:53:32 | 関東
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1993年に新潟・上越市で開業
その5年後には東京進出を果たし、さらに4年後にはローマまでもを果たし…
今では新潟県内に7店舗と東京・神奈川に6店舗、ローマに1店舗を展開する勢いに乗るイタリアンレストランでありまして…
新潟食材を活用することに努めるだけでなく、イタリアで専用ぶどう畑を契約し、オリジナルワインづくりにも取り組んでいるというから驚きであります



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そんな興味深いお店が〝KIRARITO GINZA〟にあるというので訪ねてみることにいたします
ピザ窯が置かれる入り口から客席までのアプローチには生ハムのイミテーションが飾られているのですが、それは〝サルメリア〟と呼ばれる生ハムやサラミなどを専門に扱うお店をイメージしているのだそうで…
客席は60席ほどでありましょうか
カジュアルなクロスがかけられていることでトラットリア感もあり、気軽にプロシュートをツマミにワインを楽しみましょうってことであるようですね
ってことでお昼どきではありながらも、今日は日曜日だということでワインを楽しまれるアラフォー世代の奥さま方が多いように感じます


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そんなお店でありますのでランチだけをいただくのじゃつまらないと…
「ひとりで軽くプロシュートがいただけるようなアンティパストはできませんか?」とのわがままなお願いにも笑顔で対応してくださっただけでなく、おひとりでも大丈夫なようにハーフサイズでご用意いたしますねとの嬉しいお言葉
今ではお店都合で定めた商品しか提供しないところが多いように感じますが、こうやってお客さまの要望に応えるのもレストランの仕事ですよね


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ホリデーランチということで、前菜にパスタやピッツア、それにセコンドまでを楽しめるランチコースも用意されていましたが、最もシンプルなランチセットをいただき…
最初に提供されたサラダにはモルタデッラやパルメジャーノが乗せられていて、みずみずしいレタスとともに、濃厚な旨みや柔らかい食感を楽しみます


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そしてメインとなるピッツア
定番にはマルゲリータやクワトロフォルマッジなどの定番もありましたが
本日のおすすめのピッツァが「マッシュルームとルッコラのピッツア」であるとのことでそれをチョイスしたのであります
フレッシュなブラウンマッシュルームがたっぷりと乗せられているだけでなく、最もおいしくいただけるというミディアムな状態に火が入っているのであります
勝手にルッコラがたっぷり乗ったサラダピッツアを想像していただけに彩り程度に置かれたルッコラは残念でありましたが、サクッと焼かれていながらもモチッとした食感もあって…
ガス窯で焼かれたとは思えないクォリティーをおいしくいただきました



【TRATTORIA del PACIOCCONE】
東京都中央区銀座1-8-19 KIRARITO GINZA 7F
03-6264-4567




『GRILL CHATEAU』 depuis 1961 60年近く続く八重洲の老舗レストラン 

2019-08-03 21:55:10 | 関東
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八重洲さくら通りから脇に入った路地裏にある1961年創業の老舗レストラン『グリル・シャトー』
平日のお昼どきには行列ができるほどの人気店であるのですが、今日は土曜日と言うことでか待つことなく入店できそうでしたのでお邪魔させていただくことにいたします



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入り口にある数段の石段を降りて店内へ入りますと、重厚な雰囲気を感じる客席がL字に広がっていて…
テーブルに掛けられた白と赤のクロスを照らすシャンデリアや壁に飾られる絵画など中世ヨーロッパをイメージさせるレトロ感溢れる内装は開業時から変えられてないとのころですが、キレイに磨かれていることで一段と味があるものとなっているようですね


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一番人気だというハンバーグをいただこうと思ったのですが、20食限定だというそれは残念なことに先客のオーダーで売り切れとなってしまったそうで…
今日は「チーズとトマトを乗せたポークグリル」だという日替わりに魅力を感じながらも、先ずは定番である「オムカレー」をいただくことにいたします
ベーコンとマッシュルーム、それにスライスオニオンが浮かんだコンソメスープとフレンチドレッシングがかけられるミニサラダが提供されまして、うつくしく澄んだ琥珀色に丁寧な仕事が窺えます
商品名から勝手に想像していたカレーソースがかけられたオムライスとは異なり…
カレーライスにオムレツが乗せられてものでありましたが、そのオムレツがトロトロとは言いませんせんがふんわりと巻かれる優れたものでありまして、オニオンたっぷりな昔風でありながらもスパイシーなカレーと合わさることで円やかさを出してくれるのであります



次回こそは、今日食べられなかったハンバーグか、こだわりのカニクリームコロッケか
はたまた開業期からあるという人気メニュー「シャトー風スパゲッティ」か…
楽しみは尽きませんね



【GRILL CHATEAU】
東京都中央区八重洲1-6-14 八重洲会館MBF
03-3271-7665



『美家古寿司』 大将亡きあと、娘さんに引き継がれた路地裏の寿司屋さん

2019-08-02 21:36:38 | 関東
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日本橋高島屋の裏手にある『美家古寿司』
まだブログやSNSがメジャーになる前にお邪魔したことがあるのですが、その後すっかりご無沙汰をしてしまいまして…
大将がお亡くなりになられたことで閉店してしまったとの噂を数年前に耳にしたこともあって、わざわざでないと近づくことのない裏路地にあるお店を覗くことも無かったのであります



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それが先日、おいしい〝まぐろ丼〟をリーズナブルにいただけるお店が日本橋にあると聞き…
調べてみますと、なんとそれが『美家古寿司』だったのであります
となればお邪魔しない手はないと、一昨日のお昼に伺ってみたのですが残念なことに品切れとなっていましたので、午前中の仕事をバタバタと仕上げリベンジすることにいたします
暖簾を潜り引き戸を開けますと、変わることのない白木のカウンターが迎えてくれます
一枚板で作られたそれは一点のシミも無いほどに磨かれていて…
これこそが由緒正しい寿司店のおもてなしであると感じます


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大将が健在だったころにはおいしい江戸前の〝にぎり〟をいただくことができたのですが、お嬢さま(?)が後を継いでからは、かねてより評判が高かったまぐろにこだわった丼メニューのみとなっていまして…
●生本マグロ丼
●まぐろ丼
●あなごまぐろハーフ丼
●本マグロ・インドマグロ丼
●ホタテ・インドマグロ丼
と5種が用意されていましたので「生本まぐろ丼」をお願いしたのですが既に売り切れてしまったそうで…
「まぐろ丼」をいただいたのですが、赤身以上に中トロがたくさん乗っていますし、その中トロの中には大トロと言ってもおかしくないものまで入っていたのであります
かつては市場があった日本橋であるだけに、良い仲買とのお付き合いがあるのでしょうね



帰り際に、本まぐろが切れてしまってて申し訳ございませんでしたと気遣っていただけたのですが、まぐろ丼に十分満足させていただきましたし、楽しみを次回に残しておけたということで…



【美家古寿司】
東京都中央区日本橋2-9-7
03-3271-8788