クライアントさまとの打ち合わせに向かう前にランチをいただこうと八重洲地下街へとやって来ます
これまで平日のランチタイムのココへ来ることが無かったのものですから、その激込である様子にビックリさせられたのでありますが、どこかでいただかないとお昼を逃してしまうことになると、ちょっと焦りながらもお店を探します
ちょうどグループ客が退店したばかりのお店を見つけて、ココなら待たずに入れるに違いないと、暖簾を潜ります
「酔心」と言う屋号から、てっきり広島の会社が瀬戸内の鯛を使った料理を提供しているのかと思いきや…
ココはそことは別の会社だったのですね
お店の中央にあるカウンター席をいただいたのですが、そこからは厨房を臨むことが出来まして…
そこで調理をしている方は見るからに職人と言った風貌でありまして、きっと経験豊富な方なのであろうと想像させてくれます
調理場とカウンター席を隔てる棚の上にはマグロが置かれていて、それが美味しそうでありまして…
業務の都合で置かれているだけなのでしょうが、コレがちょっとした販促にもなっていますね
いただいたのは“天丼御膳”
この天丼がしっかりしたモノでありまして、衣の加減などはまさにプロが揚げたモノと言う感じで、かなりレベルが高い天ぷら屋さんでいただくソレのようなサクッと感があるのです
タレをかけていただきますので、ごはんはちょっとだけ硬めに炊かれていまして… タレの味も甘すぎること無く、辛くも無く…
ご飯とタレの相性が抜群でありまして、実に満足できるモノなのであります
が、3本も乗っている海老は殻を剥かれて保水されているモノでありまして…
チェーン店であるならまだしも、ココでそれが使われているのは、かなり残念なことでありますね
ワタシ的には2本にしても良いから、キチンとお店で殻を剥いた美味しい海老を使っていただいたほうが満足度も高まると思うのですが…
お刺身もかなりしっかりとしていまして、コリッとした歯応えから新鮮さを感じるモノであります
特にマグロは、全く水っぽさを感じることが無く、舌にまとわるようなしっとりとした食感と旨みを感じさせれるものでありました
と、料理に対する満足度は高いお店でありましたが、接客面ではちょっと…
まぁ、あまり期待してもいけないのかも知れませんね
【お食事処 すいしんたい乃家】
東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下街南1号
03-3274-4317