年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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JR山手線東京駅:「リッチョマニアキッチン」   ウニ屋さん経営 板うに1枚が使われるパスタがいただけます

2014-01-27 19:36:55 | 関東
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美味しいだけでは繁盛しないのが今の時代の飲食店でありまして、何らかの特徴と持たせることが重要なのであります
そんなことを勉強しようと、クライアントさまを連れ店舗視察ツアーを行っていたときのこと、フカヒレ料理で有名な筑紫楼が出店している、ふかひれ麺とふかひれ飯の専門店である「頂上麺」を視察していたら…
以前はイタリア料理の巨匠である片岡シェフがプロデュースした「ドン アルポルト」ってお店が撤退し、そのあとに“うに”と言う食材に特化したパスタ屋さんがオープンしているではありませんか
まさに美味しいだけではダメってことを象徴したような出来事であります



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長崎県の壱岐にあるウニ屋が手掛けていると言うこちらのお店
店頭には『決め手は板うに。』と書かれたタペストリーが掲げられていて、それにあるウニたっぷりのパスタの画像がとても美味しそうであります
ご馳走感がある“うに”を、しかも板うに目玉にしたコンセプトも面白そうですので早速お邪魔して参りました


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店内は大きな改装がされることも無く、上手くデコレーションを変えることで雰囲気を新たにしてるようですね
もともと立派な店づくりがされていたこともありますが、お店への投資を抑えることで商品にコストを掛けることが可能となりお客さまへ価値を提供することも出来るんですよね
これも今の時代に合った出店の仕方と言えましょう


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クリームソースで作られたウニのパスタをいただこうと思っていたのですが、残念ながらお昼の時間にはクリームソースの販売が無いとのことで…
ウニとトマトソースの相性は如何なものかと、ペペロンチーノをいただくことにいたします
ペペロンチーノに板うにの半分ほどが乗っていまして、そのウニには火を通されていないモノ
ウニ屋さん経営ってことで鮮度にも自信があるのでしょうし、何よりその形のままに提供されることでご馳走感が増すと言うモノでありましょう
折角だから、たっぷりウニをいただくことにしようと、板うにを一枚追加してみたら…
なんと板一枚がそのまま提供されるのですね これにはテンション上がりまくりであります

が…
実際にそれをいただいて見ますと、冷たく冷やされているウニを乗せているのでありますから、パスタの温度が下がり、ワタシの場合一枚追加していますので更に…
何ごとにも程よいってことがあるのですね
ゴロっとしたウニが乗せられているのもテンションが上がりますが、それはほどほどにして、あとはソースとして調理していただいた方が美味しくいただけそうですね
次回はウニクリームのパスタをいただくことにいたしましょう



【Riccio Mania Kitchen】
東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅八重洲北口キッチンストリート
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