歌舞伎座の裏通り
偶然にもこのお店の前を通りがかったときに、その店構えからおいしいものがいただけそうだと直感した『花山うどん』ってお店
群馬館林で1894年に創業したという老舗店でありまして、ここ東銀座へ出店されたのは1年ほど前のことであるようです
ってことで今日は、こちらのお店を目的として銀座へ出掛けることにいたします
お店へと近づくと、そこに人だかりができているのを見つけまして…
何事かと思ったのですが、それはこのお店の席を待つ人たちだったのですね
日曜日ということからでしょうか
とっくにお昼の時間は過ぎているのに、30人近い人が待っているとは驚きであります
30分ほど待ったでしょうか
ようやくワタシの順番となり店内へと案内されますと、小上がりとなった席が2つとテーブル席が8つほど
それにワタシがいただくこととなった8人ほどが座れる大テーブルと合わせて40席ほどがあるようで…
和食店かと思わせるような上品な造りには落ち着きを感じることから、ついつい長居してしまいそうであります
いただくのはこちらの名物商品である「鬼釜」
陽射しに照らされていたこともあり、冷たいおうどんをいただくことにいたします
群馬名物だという幅広なうどんは40mmほどの幅がありますので、啜り上げることはできそうにありませんがツルッとした舌ざわりとモチッとした食感を楽しむことができるものでありまして…
名古屋のきしめんほど柔らかくもなく、幾分かコシも残っているようであります
さらに麺の風味を損なわないようにと、冷やし過ぎることなく提供していただけるのですね
お料理の提供までの時間にいただくもよし、うどんをいただいている際の箸休めとしていただくもよし
テーブルに置かれた二種類のお漬物もしっかりとしたものでありまして…
ワタシは大根のお漬物を2回ほどお替りさせていただきました
濃いめのタレ
つけ過ぎないようにとに言葉が添えられるのですが、この濃さこそが群馬の味ということなのでしょうかね?
やはりワタシにはちょっと抵抗がありましたので、温かいおうどんがおいしくいただける季節になった時に再訪してみることにいたしましょう
【五代目 花山うどん】
東京都中央区銀座3-14-13 第一厚生館ビル1F
03-6264-7336